(短編集)
夢からの脱走
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 | 1976年01月01日 夢からの脱走 (新潮文庫 こ 8-6) ※あらすじは登録されていません |
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| 小松左京さんの作品を好きな方には、是非読んでいただきたい！ 小松さんは長編だけではないです！ 【召集令状】 時代感覚は僕世代にはわかりませんが、SF要素もあり、 オチも面白いです！ 【ホクサイの世界】【海底油田】【午後のブリッジ】 こういうショートは好きです。今ではよく見るパターン。こういう終り 笑いも誘われて好きです。 【愚行の環】 これも、今では王道パターンですが、オチが分かっていても 非常に面白いです。小松さんの文体は読みやすい。 【秘密製品】 なんとなく想像通りのオチでしたが、気持ちの機微の表現の上手さを 感じました。小松さんの作品に出てくるキャラは魅力的です。 【おやじ】 徐々に事実が明るみになっていくパターンの作品。 どんな終りになるのかが楽しみでした！ 【交替】 ちょっと怖い！ 【ゴキブリ退治】 とてつもなく面白い作品でした！！ この作品を読むために、この短編を引っ張り出したりもします。 自分の好みドンピシャの作品。 【夢からの脱走】 自分も非常によく似た夢を見たことがあったので、ゾッとしました。 夢なのか現実なのか…… 【三本腕の男】 この話も短編なのに濃密な内容で好きです。 小松さんの短編のこういう終わり方がツボのようです！ 短編にも全力を注いでいるように感じるぐらい設定も深い話。 小松さんの社会に対する知識の量に圧巻です。 【穴】 最後の作品にふさわしく、終わりが爽快な作品。 こういう世界観の話がどうやって頭から出てくるのか！ この短編集知らないのはもったいないと思いレビュー書かせていただきました！ 最近の国内の作家さん（小川一水さん、上田 早夕里さん等）も好きですが、 小松左京さんの作風は誰も真似できない確信があります。 | ||||
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