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刑事マルティン・ベック ロセアンナ
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刑事マルティン・ベック ロセアンナの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全19件 1~19 1/1ページ
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「刑事マルティン・ベック」シリーズ第1作。若い女性の遺体が発見されるが、そもそも被害者の身元すらなかなか判明しない。序破急という感じの物語の展開。最初は遅々として進まない捜査が、次第にスピードを上げていくあたりがスリリングである。 訳者あとがきや解説によれば、本シリーズはチームとしての警察、普通の人間としての刑事を描くとともに、執筆された時期(1960~70年代)のスウェーデン社会を批判的に描いているのだという。訳者の柳澤由実子は、特に女性の描き方について「自立心が強く、正直で、装うことを嫌い、経済的に独立していて、自立と自由を重んじる。性的にも解放されていて、性生活イコール結婚とは考えない」被害者女性ロセアンナと、「子育てから手が離れるようになっても働こうとしない」ベックの妻(固有名詞すら与えられていない)が対比されているとする。その背景には著者の2人が結婚しないペア(当時としては珍しかっただろう)であったこともあろうという。 なるほどそういう読み方もできるのかと思う。そうするとロセアンナ殺しの犯人は、因習的な社会の歪んだ拡大像と言えるのだろうか。 しかしまあ、この時代の人は本当によく煙草を吸っていたんだなと思う。 | ||||
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最後に読み残したマルチンベックでしたが、ようやく読むことができました。おもしろかったです。 | ||||
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レビューが不当に結合されているが、2014年、柳沢由美子=訳(スウェーデン語より)へのレビュー 後半1/3 を一気読みして読了。この取り調べ・尾行・おとり捜査部分はとりわけスリリング。しかし本作を傑作たらしめているのは、ロセアンナの身元がわれ、その足取りが判明するまで。この部分にベック刑事、アールベリら捜査陣の心の動き、刑事を刑事たらしめている契機や過程が大袈裟になることなく誠実・リアルに綴られている気がする。この女性は誰なんだ。そして名前が判明してから彼女という人物像が浮き上がってくる。捜査というものは、犯人を突き止める前に、犠牲者の人物像を知ることなのか、と思う。ロセアンナはどんな女性だったのかと。本作の題名が「ロセアンナ」というのは重要だ。 読みどころを幾つか挙げよう。この身に沁みついた刑事魂ともいうべきものが彼の家族に落とすネガティブな側面。捜査と共にこの家庭生活がうまく挿入され、ベックのプロフィールに深み・奥行きを与えて。そして触れなければならないのはこの本に流れている時間。事件発覚から解決にいたるまで半年。遅々として進まない事件。何も起こらない期間。この「時間」描写がさらに本作に現実味を与える。さらに(これはシリーズを読んでいけばわかることだが)60年代以降のスウェーデン社会の空気。行政、警察改革が描かれ、 また当時「フリーセックス」などと呼ばれた北欧の女性の、そして女性への価値観も匂わせる。そして個人的に面白かったのが、地図、ストリートビュー、写真などを使いなが読むこと。ここがロセアンナと「彼」が下ったイェータ運河か、とかここがベックらが車を飛ばした街道なのか、ここが犯人の勤めていた界隈かとか、非情に面白く読み進めることが出来た。「ミレニアム」シリーズ(「映画「ドラゴン・タトゥーの女」なども」、北欧ミステリの原型がここにある。寒々と自然豊かな、しかし他の国と同様に諸問題を抱えた国。映画「ドラゴン・タトゥーの女」はこの国の女性の立ち位置を改めて示し、その「復讐」ともいうべきものを中心に置いていた。北欧ミステリの嚆矢とも呼ぶべき「ロセアンナ」はすでにこの点を鋭く提示していたと言えよう。 肉厚の筆致と空気、そして人々と社会の息遣い。謎解きがとか、伏線がとか、ひねりが、オチがとか、犯人の異常性とか・・そんなものミステリにおいても、小説の出来に関係ない。 なおこの「マルティン・ベック」シリーズは75年に角川文庫より高見浩による英語からの訳本が全10作刊行され、2014年には「ミレニアム」人気からか、原著からの訳による柳沢由美子の翻訳が5作品同じく角川文庫より刊行された。しかし6作品目以降の出版の予定はきかない。この「ロセアンナ」はごく一部に名前の誤訳があるがとても読みやすい。スウェーデンとストックホルムにいってみたくなる。 本シリーズはそれぞれ別の事件であり、単体で読むことができるが、ベックと家族、同僚刑事ら、そしてスウェーデンを描く10作の連作とみることもできる。読むのであれば「ロセアンナ」からが望ましい。 Roseanna(65年)。 自身のレビューを他サイトと共有しています。 | ||||
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マルティン・ベックのシリーズを超える警察小説は読んだ事がありません。 30年以上前に読んで以降、自宅療養の際に読む事が複数回ありました。 これをKindleで読めるのは幸せでした。 角川書店の版権の購入額は驚愕だと思います。 | ||||
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携帯電話もない。デジカメがなく、8ミリを巻き戻さず何度も見る。 だけれども、全く現代性を失っていない。 楽しかった。 | ||||
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高見浩氏の翻訳のマルティン・ベック・シリーズは、『バルコニーの男』 を始めとして1970年代に全10作品が刊行されていたことを評者も知っていた。 が、なんとなく北欧ものを読む気にならなかったので読む機会を失したままでいた。 10年ほど前になんとなく北欧ものに興味が向かったのはヘニング・マンケルの作品であった。 本書の巻末でヘニング・マンケルが「献辞」を書いていたので興味深く読んでしまったのです。 ヘニング・マンケルを何作か読み、最近、ユッシ・エーズラ・オールスンの「特捜部Qシリーズ」が本当に面白かったので翻訳版の全作品を読み終え、この二人の作家に影響を与えたスウェーデンのマイ・シューヴァルとペール・ヴァールーの警察小説「マルティン・ベック シリーズ」は、やはり読まなければならないと思い、遅まきながら第1作の『ロセアンナ』(柳沢由実子訳)から読むことにした。 物語は、今から55年前の1964年7月8日、スエーデンのボーレンスフルト閘門で作業中の浚渫船が全裸の女性死体を見つけるところから始まる。 スエーデン警察本庁刑事殺人課犯罪捜査官マルティン・ベックは、部下のレナート・コルべリとフレデリック・メランダーの3人で死体の見つかったモーラータ警察の応援捜査に行くことになる。 マイ・シューヴァルとペール・ヴァールーのコンビで創作されたこの警察小説は、日本では東京オリンピックを開催している同じ年の小説だと思うと、作者二人のプロット構成や登場する人物描写などの緻密さで、この物語が斬新な作品に仕上がっていることがよく判る。 古臭い殺人事件捜査の物語などととは少しも感じることなく、一気に読み進むことを強いられてしまうような優れた警察小説でした。 ’70年代に、高見浩氏訳で全作品翻訳出版されているから、とりあえず『笑う警官』(高見浩氏訳)を、Amazonで注文しました。 このシリーズの何作かを必ず読もうと思いながら本書『ロセアンナ』を、期待しなかっただけに本当に面白く読み終えたのです。 | ||||
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若い時に何度も読み返しました。 誤って捨ててしまい、後悔の涙を流したものです。 電子書籍は邪魔にならず、物を増やしたくない私にとってありがたい存在です。 | ||||
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2018年、俺が好きな(高村薫)が毎日新聞に今書いてる(我らが少女A)と同じくらい。 | ||||
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ハードボイルドな文体の中に浮かび上がる刑事たちの執念。 後のシリーズに登場する人物たちのキャラクターが静かに描かれながら物語は進行し、最後にはスピード感溢れる展開も用意されている。 | ||||
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有名な「笑う警官」を読みたかったのですが、他のレビュアーさんの推奨を 見て先ずは本作を読んでみました。 50年以上も前の作品なのですね。でも、違和感なく楽しめました。 しかしながら解説にあったようにベトナム、ウーマンリブ、性の解放といった キーワードや時代背景を意識すべき作品なのですかね・・・ まだ一作しか読んでいませんので何とも言えませんし、そこまで単純な表現は なかったと思いますが、もし、性に奔放なロセアンナ=英雄、それに嫌悪感を 持つ犯人=異常といった思想がシリーズで展開されるなら、やはり時代を感じて しまうかもしれません。 ともかく、これでいよいよ「笑う警官」に突入です! (第2、3作はスキップですが・・・) | ||||
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少しづつ犯人に迫って行く、後半がスリリングでした。クセのある刑事の性格描写も楽しめました。 | ||||
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スウェーデンの川で身元不明の女性の死体があがり・・・というお話。 昔の訳で以前、シリーズ全てを通読した記憶がありますが、その頃と比べても遜色のない面白さで、逆にその新しさに驚きました。このシリーズは第一作の時点でほぼ完成されていたのですね。 犯罪の動機がイマイチ判りにくいという意見がありますが、評論家の人のよると、スウェーデンが性に関して開放的なお国柄で、そこに性に対して開放的な女性が来て、犯罪に巻き込まれるというのがキモだそうです。書かれた時代が世界的に性的に開放され始めた時期だったので、そういう社会事情が反映されているのかも。 献辞で故・ヘニング・マンケル氏が色々書いてらっしゃいますが、やはりマンケル氏も影響をうけていたのですね。というか、スウェーデンはもとより全世界で警察小説を書いているひとで、このシリーズに影響を受けていない人を探す方が難しいかも。 今回の新訳は上述のマンケル氏のクルト・ヴァランダーシリーズを手掛けた柳沢さんなのが嬉しいです。頑張って全作翻訳してほしいです。 ☆の数は5つでもよかったのですが、そうすると最高傑作の「笑う警官」が星の数が足りなくなるので、一応こうしておきました。すいません。 偉大なるシリーズ第一作。機会があったら是非。 | ||||
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これは新訳で新たに刊行された角川文庫です。商品にも包装にも満足しています。 実は高見浩訳の旧刊は全10冊すべて持っているのですが,読み直そうとしたら活字が小さくて読むのに苦労しました。新訳版は活字がやや大きいのでAMAZONで『笑う警官』『煙に消えた男』と共に計3冊購入した次第です。しかし全10冊のうち残り7冊が購入した3冊と同様に活字が大きめなのかどうか分からず悩んでいます。この点について情報があれば教えてください。 | ||||
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本屋で綺麗な表紙を見かけて、最近のものだと思って買いました。50年近くも前に書かれたものだとは・・・。 実際読んでみても、文章はスッキリしているし、人物描写などはあまり古い感じがしませんでした。 容疑者の尾行や尋問のシーンでは、読者は刑事とともに「シロ!」と「クロ!」の間を何度も揺れ動くことになりますが、それが非常にリアルで引きこまれました。 サイコキラーと女性虐待は現代北欧ミステリの必須要素のような感じになってる気がしますが本書にもちゃんとそういう要素があって、昔から北欧はこうだったのか、それともこの人達が先駆者だったのか、気になるところではあります。 | ||||
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かのマルティン・ベックシリーズの記念すべき第一作目です。 「推理小説で社会の雰囲気を掬い取る。」「最低限の描写で臨場感を持たせる。」 この二つの手法が成功しているからこそ、本シリーズは現在でも名作足りえているのではないでしょうか。 本書では身元不明の全裸女性の死体発見から事件解決までが三部構成でつづられています。 被害者の身元捜査と一言で言っても、名前はどうにか分かっても、その人物像、目撃者の証言集めは スムーズにはいきません。ともすれば中だるみしがちな話の進み具合ですが、筆者の力量のおかげで全くそんなことはなく、 読者は先へ先へと気が急いて仕方なくなります。 ベックをはじめとする刑事たちの人となりをうかがわせる描写は、最小限にとどめられています。 推理小説での家族の描写等は本筋から脱線するようで好きではないのですが、本書では全編を貫く荒涼感は全く損われません。 容疑者への張り込みから犯人逮捕までにみなぎる緊張感。まさに手に汗握りました。 また最後の取り調べのシーンで、犯人から犯行動機の自白を引き出すやり取りは見事の一言でした。 最後に一つ。このシリーズの四作目であり、名作の誉れ高い『笑う警官』の前に本書を読むことを強くお勧めします。 より味わい深い読書になるものと思います。 私は残念ながら逆の順番で読みましたが、『笑う警官』を思い出すと胸が詰まります。 | ||||
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このところ北欧ミステリーばかり読んでいます。 刑事マルティンベックはおもしろいです。 淡々と調べていくんだけど飽きさせない。 アメリカ イギリスものとはまた違う面白さです。 ドロシーギルマンなどを訳している柳沢由美子さんの訳です。 柳沢さんの訳だったので読み始めました。 暗くて寒い冬に読むのに最適です。 | ||||
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何が面白かったって、犯行動機でしょう。 1960年代の作品なのに、ひじょうに現代のミステリーにありそうな動機なのがよかった。 あと、このころスウェーデンにベトナム人観光客がどれほどいたのだろう、と冒頭ひっかかっていたんですが、解説によるとベトナム戦争を意識してとみられるところにも、好感。 | ||||
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昨年、先に再販された「笑う警官」を読んでから、マルティン・ベックシリーズの第一話をずっと読みたいと思っていました。Kindle版で見つけて即買いしました!予想通りというか、なんというかもう本当に面白かったです!これが70年代に発売されていたんですね! 元々、マンケルのファンなので彼が絶賛していた「ロセアンナ」をようやく読めて幸せでした。 これは電子版ならではの早さではないかと思います。一度、廃版になってしまった小説をそれも海外ものはとくに再販が難しいように思われます。でも電子版なら、印刷代がかかりませんものね!(きっとそれだけではないはずですが、私の足りない知識ではこの程度です) 初めてと言っていいほど、電子書籍っていいなぁ!と思いました(笑) この調子で、マルティン・ベックシリーズをどんどん再販&新刊を出してほしいです! | ||||
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めでたい。 『ロゼアンナ (角川文庫 赤 520-4) マイ・シューヴァル、ペール・ヴァールー、 高見 浩 (1975/3)¥ 100 中古品 (16 出品)』 以来の新訳である。内容も翻訳もすばらしい。 解説はマンケル。すばらしい。いわく「47年前に登場した第一作『ロセアンナ』の衝撃は今も忘れられない。それまでに流行っていた単なる謎解きのミステリとは全くちがっていた。人間を描き、政治を批判していた」 ヴァールー(※)、マンケル(※)という土壌があって、2008年『ドラゴン・タトゥー』シリーズのラーソン(※)という花が咲くわけだ。 --------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ※ペール・ヴァールー(Per Fredrik Wahlöö, 1926年8月5日-1975年6月22日)はスウェーデンの小説家。 ※ヘニング・マンケル(Henning Georg Mankell、1948年2月3日 - )は、スウェーデンの推理作家、児童文学作家。 ※スティーグ・ラーソン(Stieg Larsson、本名:Karl Stig-Erland Larsson カール・スティーグ=アーランド・ラーショーン、1954年8月15日 - 2004年11月9日)は、スウェーデンのジャーナリスト及び作家。反人種差別主義者として知られている。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------ ちなみにスウェーデンは ・エリクソンの携帯電話、 ・ボルボ (VOLVO) の車 ・イケア - 世界最大の家具チェーン。、 ・H&M-世界22カ国で展開する衣料品チェーン ・ノーベル財団のノーベル火薬 など、優秀だ。教育ありきか。。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 第二次世界大戦前のスウェーデンの探偵小説はイギリスとアメリカの小説を手本にしていたが、第二次世界大戦後、独自の進化を見せる。 1960年代にマイ・シェーヴァル(Maj Sjöwall)(1935年-)とペール・ヴァーレー(Per Wahlöö)(1926年-1975年)の合作による国際的に賞賛された探偵小説「マルティン・ベック」シリーズが書かれ、他の作家もこれに続いた。 推理小説で最も成功したのはヘニング・マンケルの「クルト・ヴァランダー」シリーズである。 同シリーズは37の言語に翻訳され、特にスウェーデンとドイツでベストセラーになった[42]。マンケルの推理小説は、移民や人種差別、ネオナチズムなどがスウェーデンのリベラル文化にいかに影響したかを検証するもので、その社会学的なテーマは広く称賛を集めている。多数の作品が3度にわたって映像化されており、2度はスウェーデンの会社によるシリーズ、直近のものはKenneth Branagh主演の英語版のシリーズである。マンケルは他にも、マプト市で遺棄されたストリートチルドレンについて書いたComédia Infantil(1995年)など、いくつもの評価の高い本を書いている[43]。 そのほか海外、特にドイツで人気のあるスウェーデンの推理作家には、リサ・マークルンド(1962年-)、ホーカン・ネッセル(1950年-)、オーサ・ラーソン、Arne Dahl、Leif G. W. Persson、ヨハン・テオリン、カミラ・レックバリ、Mari Jungstedt、Åke Edwardsonらがいる。 近年では故スティーグ・ラーソンが『ミレニアム』で世界的なセンセーションを巻き起こした。 スパイ小説のジャンルでもっとも成功した作家はヤン・ギィユー(1944年-)で、『カール・ハミルトン』シリーズがベストセラーになっており、シリーズの多くの作品が映像化されている。ギィユーの他の作品のうち最も特筆すべき2作は、テンプル騎士団の一員「アルン・マグヌッソン」シリーズと、隠喩的なタイトルを持つ半自伝的小説「Ondskan」(「悪魔」の意。邦訳タイトルは『エリックの青春』)である。 | ||||
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