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イノセント・デイズ



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【この小説が収録されている参考書籍】
イノセント・デイズ
イノセント・デイズ (新潮文庫)

イノセント・デイズの評価: 3.44/5点 レビュー 226件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.44pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全226件 41~60 3/12ページ
No.186:
(3pt)

心理描写や構成がよかったと思います

某芸人さんがオススメしてらして、レビューも良かったので読みました。
なるほど、それぞれの立場の人の心理描写とかは、なかなか鋭いな〜と感心しました。
けど、物語の筋は絶望的で(ここから若干ネタバレ)、刑務官の1人語りだけで終わってしまってるのは筆者の狙いとは思いますが、尽力した友人らのその後などが気になって、個人的には消化不良な感じです。
他の人物は物語途中でそれ以上出さないのは計算なんでしょうけども。
イノセント・デイズ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:イノセント・デイズ (新潮文庫)より
4101206910
No.185:
(4pt)

未読の方は閲覧注意して下さい

読み応えがある本だと思います。

しかし多数の人間の描写が細かく長い割に
主人公が亡くなってからの後が殆ど書かれてないので、読後とても気持ちがもってかれました。
10代のイジメや家庭内暴力などが繊細に生々しく書かれていて記憶に残る本になると思います。
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4101206910
No.184:
(1pt)

ブックパス要注意

値段表がべったり付いてはがれません。
無理にはがそうとすると本体も合わせてめくれる感じです。ブックパスにはもう注文しないと思う
イノセント・デイズ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:イノセント・デイズ (新潮文庫)より
4101206910
No.183:
(5pt)

ありがちな犯人像の真実に迫るミステリー

世の中の有りがちな事件に疑問を感じている方、社会派ミステリー好きの方におすすめです。
内容は、ありがちなストーリーでありがちな犯人像に仕立てられた主人公を複数のストーリーでその真実を浮かび上がらせるものになっています。また、目次の使い方と構成が逸品で、文章も読み易いので、1日で読み切ってしまう小説です。
面白いのが主人公視点での話は少なく、周りからどう見えているかを主軸に主人公を描いているので、本人がどう考えていたのか、また周りも本当の所どう考えていたのか曖昧な部分もあり、それが更にありがちを助長しています。
それぞれの登場人物の深掘りが足りないという声もありますが、恐らくそこが曖昧だからこそ、自分達に置き換えた時にどうなのかを考える余地を作っており、絶妙な情報量なのでは無いかと思いました。
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4101206910
No.182:
(1pt)

ワイドショーだね

良い評価をしている人は、ワイドショーを追うような野次馬根性を挑発されて読み、楽しかったのだろうなと思う。

薄っぺらな内容で文学としての厚みはない。
最後も真実が分かり助けられると思わせといて、そうはならない。意図が丸見えな展開なのに衝撃を受ける人がいるから帯の「3日ほど寝込んだ」になるのか?

私には読み返したくなる言葉が一つもない小説だった。一度読めば充分です。
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4101206910
No.181:
(1pt)

どこで3日も寝込む衝撃を⁇(ネタバレありです)

読んでいる間中、とにかくイライラしっぱなし。
以下ネタバレ含みます


凶悪な事件で、報道される犯人像と、ヒロインの真実の姿が真逆、という話で人を表層的に捉えて理解した気になるのは愚かだ、とかそういうことがテーマなのかな?

出てくる人、全員の言動に何一つ共感できず、読み進めるほどに、どんどんイライラして仕方なかった。

唯一、最初と最後に出てくる刑務官の女性がまともかなぁ。
タイトルの「イノセントデイズ」も全然ピンと来ないし。

解説まで読んで、「3日寝込む衝撃」ってそういう意味だったの?って初めて気が付いて、それなら余計に意地悪な煽りじゃん!って思いました。

別にこういう小説があってもいいと思うんですけど、手書きタッチの帯に騙されたのが悔しくて更に時間を無駄にして感想を書きました。
もう、帯では判断しないように気をつけます。
イノセント・デイズ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:イノセント・デイズ (新潮文庫)より
4101206910
No.180:
(5pt)

ゆっくり読むつもりが2日で読了

映画でも小説でも、どんなに感動しても名作!神作!と思っても、レビューなんて書きたいと思ったことのなかった私が突き動かされて、今これを書いている。
そういう力のある小説でした。

普段ニュースを見ていて、凶悪事件やその犯人、被害者の話を聞く度に、憤り、同情、悲しさ、つらさといったシンプルな感情を抱く。どうかこれからも自分とは無縁の世界でありますようにと願う。
その一方で、この人たちの人生は本当にこんな内容なんだろうか?とも考える。別の角度から見れば全く違う見え方をするのに、決して報じられない‪(悪意があって伏せているわけではなく、単に知らない・情報がない)面も存在しているんじゃない?とも。

結局は実際のことなんて分からないから受け流すし、ニュースは毎日変わっていくけど、そう考えることだけでも、受け取る情報をすべて鵜呑みにしないことだけでも大切にした方がいいんじゃないか?…と、日々なんとなく感じていたものが具現化されたようなお話でした。私にはとても迫り来るものがあった。

例えば身近な人間関係でも、一つの事象に対する捉え方が人によって真逆で、またどちらも嘘ではない場合がある。
例えば戦争はどちらも自分が正義と疑わずに始まる。
物事は立体的であり、平面的な情報は物事のごく一部を表すものでしかない。

久しぶりに貪るように読んだ小説でした。
どんなに悲しいニュースを見聞きしようと、安易に「いかにも」なんて思わないように、これからも生きていきたい。
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4101206910
No.179:
(1pt)

ネタバレあり お涙頂戴のお話

現実には,ありえない話ですね。読んでいて腑に落ちないところがあります。それも,この小説の核心部分です。まず,なぜ,幸乃は,他人の罪を被って犯罪者になったのでしょう。どこかに明確に書いてありますか?もしそれが,自分の家族や愛する人をかばうためであったらまだ納得できます。しかし,ぜんぜん,見ず知らずの非行グループの犯行の代わりをしたことが不思議です。不遇な少女自時代に心を病んだからと言ってそこまでやることはないでしょう。つぎに,警察の捜査も適当ですね。人が3人も亡くなっているのに,回りをうろついていただけで幸乃を容疑者とするでしょうか。幸乃が石油缶を川に投げ捨てたところを目撃したとか,ただ書きゃいいってもんではないですね。こういうところが嘘っぽくて,描写が荒くて,最も肝心な放火事件の詳細についての筋が曖昧なので,話に入っていけません。途中で涙をさそうような記述がぽつぽつありますが,それもとってつけたような感じです。もっと理路整然とした小説を読みたいです。
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4101206910
No.178:
(4pt)

面白い

登場人物が多く、ややこしいところもありますが、内容は非常に面白い。
人間関係が複雑に絡み合い、展開が読めないところが良い。
イノセント・デイズ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:イノセント・デイズ (新潮文庫)より
4101206910
No.177:
(2pt)

もっと深い心理描写が欲しかった

ネタバレになりますので未読の方は飛ばしてください。

私はハマれませんでした…
読解力の問題かもしれませんが。
最後まで読んで、とてもモヤモヤしました。
そして誰を庇って逮捕されたのかも展開がすぐ読めてしまいました。
主人公がなぜあんなふうに思い込みの激しい自己犠牲に陥る性格になってしまったのか全く理解できませんでした。
母親が事故で亡くなるまで、母はとても愛情深く育てていましたよね。
血はつながらなくとも父親ともうまくいっていた。
母の死後、あの父親の一度の暴力と必要ないという一言だけでそこまで思い詰めるだろうか?
事故にあったのは主人公のせいでもないのに、継父の豹変ぶりも理解不能。

いらないエピソードと登場人物も多かった気がして。
産婦人科医とその孫とか。

慎一との幼少期の特別な絆のようなものも書かれてませんよね…?
なぜそこまで主人公に固執したのかわかりませんでした。
慎一が母親に暴力ふるっていたということだけで、DV彼氏と同列に感じました。

唯一理子が堕ちていくところはリアルに思えました。
(強姦されたところは軽く流されすぎに感じましたが)

寝食忘れて没頭できるかと期待して読みましたが読了までに結構かかりました。
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4101206910
No.176:
(3pt)

ストーリーに引き込まれるほどではなかった

文章は読みやすく謎解き要素も楽しめる。ただ、人物描写が今ひとつ表層的でステレオタイプで、ストーリーに引き込まれるほどではなかった。もう少しコンパクトな方が話が締まるように思う。
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4101206910
No.175:
(5pt)

一気に読んでしまった

とても悲しい話 最後の最後 ギリギリまで光が見えない。光が見えても救われる話ではないけど、一気に読みました。
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4101206910
No.174:
(5pt)

救いようのない闇

幸乃の闇は、救いようのない深い深い闇だった。 
何度も何度も、裏切られ続けた幸乃。

全部リセットできたらいいのにな
ゲームみたいに。

愛した人に言われた言葉。
もしかすると、本当は幸乃が一番望んでいたのかもしれない。

必要とされる人間になるために、
皆んなの罪を背負い、
その道を全部、選んだのは私だと、
誰のせいにもせず、
ただただ、死を待っている。

早く、この世からいなくなりたいと。

我々人間は脳が発達し過ぎたのだろうか…

人間、つまりホモサピエンスは、優れた脳を持ち生き残り、進化を遂げた。
だからこそ、想像もつかないような未来を構築する。
そして、人間ならではの感性を持った。
感性というのは素晴らしいものだ。
しかしその感性は、
暗黒面をも、より強くする。

野生の世界で、草食動物が肉食動物に食べられるところをみて、可哀想だと思う人間。
いや、それより人間の方がずっと残酷だ。
虐待、差別、拷問、いじめ…

そしていつからか、人間は自ら命を絶つようになった。
弱さ、孤独、怖さ、感情で人間は死を選択する。

私は思う。
人間こそ、どんな生物よりも、
常に死と隣り合わせなのではないかと。
様々な問題を抱える現代社会。
生き残るためには、より抽象度を上げていくことが重要だと改めて考えさせられた。
さもなくば、明日我が身を殺すのは、
自分自身になるかもしれない。
イノセント・デイズ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:イノセント・デイズ (新潮文庫)より
4101206910
No.173:
(4pt)

主人公に共感できなかった。

この作家さん、初読みです。
竹内結子さん主演でドラマを制作と聞き、読んでみました。

祖母に引き取られてから劣悪な環境で 成長せざるを得なかったのは確かに可哀そうだと思う。子供時代は大人に従うしかないでしょうし。

ただ、中学生になれば善悪の判断はついているはず。親友といえども罪を被るとか、やってもいない放火殺人罪で死刑になるとか、田中幸乃は 生きる事に楽しみを見いだせない 不幸な女です。

そして、その他の登場人物も ほとんどがクズばかり。特に幼なじみの慎一が、古本屋の事件で出頭していれば、事態は変わったかもしれないと思うと、イライラしました。

でも、生きる事を あきらめてしまった幸乃には、翔や 慎一や 刑務官の佐渡山が いかに奔走しようとも救えないのかもしない。

的外れかもしれないが、DV彼氏の啓介が、病気に負けそうな幸乃を『根性を見せろ!』と殴ります。
そう、逆境に抗い、生き抜く根性があれば幸乃にも幸せが訪れたかもしれないと思うと残念な結末でした。

最後に竹内結子さんの ご冥福を お祈りいたします。
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4101206910
No.172:
(5pt)

今見えている物は果たして真実か

息が詰まりながらも一気読みした。させられてしまった。手垢のついた言葉ですが「真実って何だろう?」と。主軸となる幸乃の物語だけでなく、それを取り巻く登場人物たちに対しても。頼もしく正しいキャラクターのように思えた人物が、他の人物視点では酷く白々しく感じたり。幸せの形も正義の形も角度によって…なんなら角度は同じでも心持ち一つで変わってしまう、そんな危うさを実感しながら読みました。イメージ、先入観、思い込み、固定概念。そういった物にまみれた社会や自分自身についても考えさせられる作品でした。
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4101206910
No.171:
(5pt)

ショックを受けた作品

こんな運命もあるのか、という作品です。すごく引き込まれました。
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4101206910
No.170:
(3pt)

伝えたいことはなんだったのか

オチは見えているとはいえ、作者の文章力によってそこそこ楽しめました。ただ作品の主題が分散してしまって、この本を通して作者が何を言いたいのかわからなくなっていることが残念でした。(メディア批判、死刑の是非、正義論など)
この本をドラフトとして、作者さんにはもう1回このような題材で小説を書いて欲しいと思います。
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4101206910
No.169:
(5pt)

あっという間に読めました。

いつも寝る前に本を読み、あまり話がつまらないと3行くらいで寝落ちしますが、先が気になりあっという間に読めました。
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4101206910
No.168:
(5pt)

歯痒さ。

警察、検察、裁判官の仕事の杜撰さを、マスコミの無責任な報道の在り方を、あるいは人間という生き物の冷酷さを思い出させてくれる作品です。
起訴に対して有罪率99%というこの国の恐ろしさは、ともすれば北朝鮮のごとし。

日々を安穏と生きている私にとって、幸乃のような人物は奇異に映るが
実際にはそう珍しくもないことは解っているつもりである。
私のような、比較的恵まれた環境に産まれ育った人間が、そうでないご家庭を腐すような真似はしてはいけないし、ましてや子ども達にその陰を落としてはいけない。
しかし生きていくうえで警戒心は絶対に必要であるし、付き合ってはいけない人種というのはいつの世にもある。
子を守り育てるというのは凄まじいジレンマを持つ大仕事だ。
大人は子どもを、自らを愛し、律し、心優しく、適切な判断力や行動力を備えた、強くしなやかな魂に導かねばならないと言ったら、
それは途方もない話だ。
それでも…作中の彼ら彼女らが、比較的正しい親に比較的正しく育てられて居れば。あるいは自らを育てられて居たら。
そんな無茶なことを考えてしまうほど、登場人物の歪さに、その数奇な運命に、胸が締め付けられた。
イノセント・デイズ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:イノセント・デイズ (新潮文庫)より
4101206910
No.167:
(5pt)

こんなに心をゆさぶられるとは。

安易なハッピーエンドにならなくて感謝します。しばらく頭から離れないでしょう。
イノセント・デイズ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:イノセント・デイズ (新潮文庫)より
4101206910

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