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イノセント・デイズ



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【この小説が収録されている参考書籍】
イノセント・デイズ
イノセント・デイズ (新潮文庫)

イノセント・デイズの評価: 3.44/5点 レビュー 226件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.44pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全226件 221~226 12/12ページ
No.6:
(5pt)

ryuu watanabe

最近あまり面白い本に遭遇することが無かったが、久しぶりに考えさせられる本に出会った感があった。死=生 願ってやまない物 生きている人間には他人がはかり知れない感情で一杯であり、みんな解ったような気持ちになっているだけだと思う。一人一人の登場人物は、今生きている人間を縮小しているだけだ。小説としてより以上に人間それぞれに感情移入してしまった。単に小説としても面白いし、哲学的にも考えることが出来て良かったと思う。人生は難しすぎる。ハッピーエンドだけが人生でも無い。一度読んで見る価値あり、人生に疲れている方癒されるかも
イノセント・デイズ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:イノセント・デイズ (新潮文庫)より
4101206910
No.5:
(2pt)

「整形シンデレラ」である必要は不明のまま

本作はミステリーである。

なのに、主人公が「整形」した事が、真相とリンクしない。

また謎解きを、「整形シンデレラ」が心のうちをあかす場面は少なく、

第三者が主人公の過去を調査・事実を積み上げ、クライマックスに真相をあかす展開は、

宮部みゆき作品のマネにとどまった。

新しい試みはない。
イノセント・デイズ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:イノセント・デイズ (新潮文庫)より
4101206910
No.4:
(4pt)

ちょっとだけ残念・・・

面白い本ではあった、久しぶりに半日で読み切った。
けど、途中で結末がだいたいわかった。
目の付け所は面白いし、構成も描写も素晴らしい、稀有な作品であるとは思う。
けど、無垢で薄幸な美少女が自殺願望を死刑で果たしただけだった。(実はモテモテでそれほど薄幸ではないし)
この本の中のユキノは、「生まれてきて、すみませんでした」、そう言わねばならない人間ではなかった。
ストーカーや自殺をしてしまう人間の内面を描ききれていなかったと思う。
けっきょく、彼女は綺麗なままで、死を望まねばならなかった理由・苦悩の部分が希薄だった。
いい作品であるだけに、そこが残念。
イノセント・デイズ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:イノセント・デイズ (新潮文庫)より
4101206910
No.3:
(5pt)

「イノセント」の意味

映画化もされた「ひゃくはち」や「僕たちの家族」の早見和真さんの新作です

 放火によって昔の恋人の妻とその子どもたちの命を奪った確定死刑囚が主人公
 鬼女と呼ばれた凶悪犯罪者の一生を、その時々に近くにいた者たちが解き明かしていきます

 各章のタイトルは裁判の判決文から引用されています
 「一章 覚悟のない17歳の母のもと」「二章 養父からの激しい暴力にさらされて」・・・・
 そこで輪郭をなぞられるのはよく見聞きする犯罪者の姿です

 読んでいる最中は常に何かを問われているような感覚でした
 本当か?本当か?と問われ続けているうちに、自分も実在する誰かにとっての登場人物のように思えてきました

 一回目の時は一気に読みたくなる気持ちを抑えて読みました
 二回目は赴くままに読み進めました
 最初の時に気づかなかった発見も多く、二回目は一日で読み切りました
 一気読みできるのに、体力を必要とする読書でした

 傑作です。この小説によって救われる人はいると思います
 その人はこの小説の読者ではなく、読者の近くにいる誰かなのだという気がしました
イノセント・デイズ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:イノセント・デイズ (新潮文庫)より
4101206910
No.2:
(5pt)

面白かったです。

難しいテーマを過剰な演出なしに最後まで一気に読ませるってすごいことだなと思いました。
イノセント・デイズ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:イノセント・デイズ (新潮文庫)より
4101206910
No.1:
(3pt)

一気に読めるが、読後感はわるい。

好きな〇潮社の方が、テレビでオススメしていたので、すごく興味を持って3時間ほどで読みました。
結論が最初に出ているのですが、読み進めるごとに自分の中に「ある期待」が沸いてしまい、一気に読んでしまいます。しかし、結果として、結論がくつがえることはありません。
宮部みゆきさんの模倣犯に、話の進め方が似ているのですが、あちらの読後感はよいのに対し、こちらは、あまりよくありません。しかし、だからこそ、より現実的なようにも思います。
1800円(税抜)は、読みごたえはあるのだけれど、少しもったいなかったかなあと思っています。
イノセント・デイズ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:イノセント・デイズ (新潮文庫)より
4101206910

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