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星降り山荘の殺人
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星降り山荘の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全123件 1~20 1/7ページ
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私にとって倉知淳の最高傑作であり、かつ今まで読んだミステリの中でもかなりお気に入り。そのフェアプレイぶりは、読後に思わず読み返して確認してしまうほど笑 なかなかにデフォルメされた登場人物同士の軽妙なやり取りのお陰で読みやすいが、これがキャラ倒れせず、作品の筋展開の中で上手く回収されていくのも良い。出来の悪いミステリは、キャラの個性がストーリーから浮き上がったまま終わるが、この作品は登場人物と筋の絡みが絶妙。すぐに再読したくなる。 | ||||
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1996年初版とのことで、スマホどころか携帯電話もまだ出始めたばかりの頃の作品。時代の流れを感じられたのはよかったです。 私は数年に1度、ミステリーが読みたくなります。しかし、がっかりしてしばらく熱が冷める。前回は、2018年の“屍人荘の殺人”という、各方面で高評価だった驚愕の作品を読んで数年冬眠しました。今作はキャラも良く、序盤が楽しかったのでこれは期待できると思ったのですが… 本作は“メタい”作品だと思います。セリフや状況設定による錯誤が、作中の登場人物に対してではなく、読者に向けられていることを強く感じました。読み手を一時的に騙すことができれば目的達成で、ロクに伏線の回収なされなかったり、事の真相が判明しません。特に犯行の動機が弱弱しく、ドタバタと幕引きが図られ、読後の納得感が得られなかったです。 トリックは大味です。結末に大して関係ない“ヤカン警報装置”のことを長々と述べていますが、かなり不自然です。犯人が糸を結び直すわけないじゃん。元々ピンと張ってあったものを結び直すと、さらに短くなるためそれ自体が困難です。さらに、その短い糸がヤカンに繋がっているのだから、ほんのちょっと引っ張っただけで「ドンガラガッシャン!」と大騒ぎになるでしょう。普通は触ろうとも思わない。ありえん。 小説は一人で作ると思いますが、一人で作ったものって、そこかしこに穴があるのですよね。チームで作ればもっといい作品が生まれると思うのですが。 | ||||
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なんか展開読めてしまったので | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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面白かったです。 | ||||
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タイトルに書いてある章の初めに(主人公の登場犯人ではない。これから事件が起こる。)など最初に解説あるのでこの先何が起こるかある程度わかって面白かった。 やっぱり閉ざされた雪山という舞台はテンションがあがる。タイトルも星降り山荘の殺人とシンプルでいい。 ここからネタバレというか不満 あまり推理が得意ではない自分でも犯人の目星がすぐについた。 おそらくのあの一文でほとんどの人が犯人に気づくかも。そこをもう少しだけぼかしてくれたらよかった。 もう少し突っ込んで書くとピッケルに触れようとしたらどうでもいい話で遮ったのがあからさま過ぎてもう少しうまいことぼかして欲しかった。その後もミステリーサークルは関係ないよと言い切ったり誤魔化してる感じがすごくでてた。 | ||||
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早い段階で真犯人がわかりました。推理云々ではなく、そういう「仕掛け」なんだろうな、と。 発売当時に読んでたなら騙されたとは思いますが、今現在まで色々なミステリーを読んできた人達にはバレバレだと思います。 | ||||
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序盤から中盤までは読みやすくスイスイ読めたのですが、終盤推理ショーから雲行きが怪しくなります 推理小説のメインは謎解きにこそあると思うのですが、その謎解きが理屈っぽくすっと入ってこない。 !!注意 ここからネタバレ含みます↓ しかも、この作品の肝となる部分、 ミスリードの探偵役と思う役が、おおかたの推理があった後、 別の探偵役が真犯人の指摘と推理。 じゃあいままでの理屈っぽく分かりにくい推理ショーを頑張って読んだ意味は・・? 伏線めいたセリフも結局のところ伏線ではなく、ただのご都合セリフだし 真の探偵役はポッとでてペラペラと推理.. ミスリードの探偵役の推理も、真の探偵役の推理も全部か想像で言っている感じで、なるほどと思えるような証拠や根拠がないです。 ヤカンに雪を入れるのに円を描く..?はて?? 何より真犯人の動機も薄く、変な逆恨み.. あの故郷の復讐うんぬんも真相は闇のみたいな、えー、そこは掘り下げないの、、、? とにかくすべてのキャラクターが色んな意味でとっ散らかった印象 最後のUFO研究科の突然の覚醒も意味わからん.. 恋愛要素も中途半端で寒い 中盤までワクワクしてた反面、最後の肩透かしが腑に落ちませんでした... | ||||
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本作は都筑道夫の「七十五羽の鳥」と林完次の「宙の名前」という名作ミステリーをパロディーした作品なので推理を楽しむというよりパロディーを楽しむ人向けの作品かと思います。でも少しミスリードがありますが推理が出来ないわけではないです。 終盤の展開は面白かったですがこの内容だったらもっと短くできたのでは?犯人には驚きましたが動機が薄すぎますね。それに2人も殺す必要があったのかと思いました。 本格ミステリーではなったので期待外れでしたが終盤は楽しめたので星3つ。 | ||||
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冒頭から堂々と宣戦布告され、章が変わるごとに煽られ、もうこれは絶対に犯人を当ててやると意気込みつつ読み進め、いよいよまとめに入りかかる頃に勝ったなこれはと自信満々だったにも関わらず、最終章で足の裏が天を向くくらいひっくり返された時の衝撃よ | ||||
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**雪に閉ざされた山荘で繰り広げられる殺人ミステリー** この作品は、雪に閉ざされた山荘を舞台に、UFO研究家などの個性的な登場人物たちが巻き起こす殺人事件を描いた傑作ミステリーです。 山荘には電気も電話も通じず、外部との連絡が遮断された孤立した世界。そこに集まった人物たちの中に、次々と死者が出始めます。一体誰が犯人なのか、読者を翻弄する驚きの展開が待っています。 作者の倉知淳は、ミステリー小説の巨匠として知られ、本作品も彼の代表作の1つです。緻密な設計と巧みな描写で、読者の心を掴む傑作となっています。 ぜひ、この「星降り山荘の殺人」をお手に取って、雪に閉ざされた山荘で繰り広げられる驚きの展開をお楽しみくだされば。 https://www.amazon.co.jp/dp/4062937018/ref=cm_sw_r_as_gl_api_gl_i_V7QDSGYVNKHS15Z3DN2X?linkCode=ml2&tag=shika0b-22 | ||||
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トリックやキャラクターに細かい突っ込みどころは無限にあるものの、舞台設定は状況描写は面白く、結末直前までは概ね楽しみながら読み進めていました。 しかし…終盤で明かされた犯人を知ってから改めて前半部をチラッと読み直して唖然としました。中立な立場である著者(もちろん本編には登場しない)からの章頭のメモ自体がミスリード(どころか、嘘の表記)して読者を騙すミステリーなんてあり得ないでしょ!!! 推理小説として成立していないと思います。 他にも看過できない点が山ほどあり、登場人物たちのあまりにもクサすぎる台詞("あえて"なキャラクターの台詞に関してではなく、普通の会話のやり取りが中学生の考えたようなレベルで鳥肌が立ちます)や、ラストに唐突に現れる謎の同性愛差別的な表現、不必要に回りくどい割には芯を食ってない状況設定など、、挙げ出すとキリが無いです。 古い小説なので致し方ない部分もあるとは思いますが、ここまで肩透かしを食らったミステリーは初めてでした。途中まではハラハラしながら読んでたのですが、非常に残念です。 | ||||
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当てるつもりもなく読むと、一応「そうなるのかー」とはなったし、セリフが多いのですらすらとは読める。 しかし、色んな部分がいまいちで、ストーリーも面白いかと言うと…うーん。 一応著名人を集めた設定なのに、舞台がまさかのオンボロ、想像して読むほうとしてはがっかりする。 動機は立派な伏線があったのだからそっちでよかったのに。 被害者も弱い。なぜこの人が!?っていうのが全くなくて入り込めなかった。 | ||||
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星印4だったので迷わず購入したが、結末はどうかなと思う。問題は動機。二人も殺さなければならない程の動機かなと思う。ただ久しぶりにわくわくする進行の本に出合うことができた。孤立した雪の山荘。登場人物の少なさ。探偵と助手の存在。なかなか真相に辿り着けないワクワク感。結構楽しめたのだが・・・ 結末の感想は人それぞれだから、購入しても損はないと思う。 | ||||
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「探偵役」に魅力が無いのが致命的。物語に入り込めないまま終わってしまった。残念。 | ||||
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丁寧に丁寧に進んでいくミステリー。 章の冒頭のサゼスチョンも、読み手に挑戦しているようで、面白い造りだと思います。 私はyoutuberの評価を参考にして購入したのですが、皆さん評価が高過ぎませんか?読んで面食らいました。 終盤びっくりって、あのことかしら?私はあれ、ギャグかと思いましたよ。 | ||||
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面白かったです。 ミステリですので内容については多くを言えませんが、大筋としてはミステリではよくありがちなクローズドサークルもので、季節外れの雪積もるオートキャンプ場が舞台です。節目節目に作者が入れてくるミステリとしての公平性を保つためであろう場面の解説、注釈がこの作品の大きな特徴です 作者?出版社?が称する通りジャンルとしては本格で良いと思いますが、それ一本ではなくその他色々な要素も含まれています。 包括的にミステリを愛する雑食系の方はまず満足出来ると思いますが、一貫した作風を求める方やミステリーのジャンルの好き嫌いがハッキリしてる方は気に入らない事と言うことがあるかもしれません。 タイトルにもある通りおすすめです | ||||
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時々突っ込みどころあり、 ここ読まなくてもいいかなって部分も多いものの、 それほど重くなく、あまり考えずに気楽に読める密室ものとしていいと思いました | ||||
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文句ばっかり言ってる魅力的でない主人公とかミステリーサークルの件とかイロイロ言いたい事はありますが、とにかく完璧に騙されました 注意深く読んでいたつもりなのですが、各所に散りばめられたミスリードに釣られまくって最期はポカーンとしてました もうこの手口は覚えたので二度と騙されないぞ! | ||||
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ラストで意外な犯人が明かされます。 なるほどよく考えられたトリックだと理解はしました。 が、感情的には、それほど驚愕したわけではありません。 思うに「意外な犯人」というのはもう限界なのではないでしょうか。 容疑者はどうしたって五人。 そのなかのだれが犯人だって、読者を驚かせるのに限界があると思うのです。 とりわけ、特別に本格推理ファンでない読者を驚かせるのは無理ではないかなあ。 | ||||
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