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星降り山荘の殺人
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星降り山荘の殺人の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.24pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全131件 101~120 6/7ページ
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| 著者はなかなか長編を発表しないが、たしか本作が長編第一作だったはずである。登場する探偵が古のテレビドラマの探偵を彷彿とさせるが、今の若者たちにはピンとくるだろうか(しばしば再放送もしてはいるが)。 いわゆるクローズド・サークル物という、本格ミステリのガジェットを踏襲している。都筑「七十五羽の烏」を模倣したような作品スタイルだけではなく、詳しくノベルわけにはいかないが同氏の「黄色い部屋はいかに改装されたか」における名探偵論を意識した設定など、明らかにミステリ作家都筑道夫にチャレンジした作品といえよう。そのチャレンジは成功したのか?実は都筑ファンの私は、まんまと騙された。そういう意味では、チャレンジは成功したようである。 ちりばめられた伏線とそのきれいな回収は、本作がまぎれもなく本格ミステリであることを示しており、著者が最もこだわったと思われる解決部分のロジックも、大変きれいに決まっている。本作をものした著者のが長編ミステリがまほろ市とミステリーランドを除くと本書と「壺中の天国」しかないのは、実に残念である。 都筑なき後に都筑の衣鉢を継げるのは、著者しかいないと思っている。猫丸シリーズは、「なめくじ長屋シリーズ」にも似たオーラを持っている。本作のテンション、いや、著者の短編作品のテンションで、ぜひとも新作長編を発表してほしい。 | ||||
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| …と思った。 第一最初からあからさまにこいつじゃん犯人って普通に解る。 別に凄いオチがあるよと前から聞かされていたわけでもなく、物語上こうなれば一応フェアだし話的には面白いかも…と思っていたらまさにソレてきな。 なんかオチが古い。 って言っても読んだのがつい3年前の中3の時なんで読むのが遅すぎたのかも… いまでも覚えてるけどこの中学最後に読んだ本なんだよなぁ しかも僕が真相を当てた数少ないうちの一つだったりする | ||||
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| 本書の一人称はワトソン役となる『和夫の視点』から書かれているが、其れともう一つ、太字で書かれている俗に言う『神の視点』の部分があり、この部分には一切の嘘が含まれていないという、作者からの配慮による徹底したフェア・プレイ精神の元に作られている。私自身も之は最初に読んだミステリ小説であるが、本書は現代のミステリの教科書的作品だと思う。ミステリ小説に於いて作家と、その読者が其々「何を」求めてミステリを書き、読んでいるのか?という事を理解してもらうにはちょうど良いっ教材であり、今までミステリ小説を読んだ事がない様な読者にこそ呼んで欲しい作品である。 | ||||
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| 各章冒頭に作者からのヒント・メッセージなどがあり、これが面白さのポイントです。また、星園のキザなキャラクターが最高です。彼はこの一作にしか出ていませんが、スターウオッチャーという職に就いた理由でもある、彼が冤罪と信じている故郷の事件のことなど、ぜひ前日譚として執筆していただきたいです。また、この推理小説は連続ドラマとして放送すればかなり面白いものになると思います。どんでん返しもありますしね。ぜひ、星園役は唐沢寿明さんでお願いします(笑)。 | ||||
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| 都筑道夫『七十五羽の烏』の趣向にならい、各章 の冒頭に作者からの注意書きが掲げられた本作。 《吹雪の山荘》という舞台設定やステロタイプな登場人物たち、そして事件を 不可思議に装飾するオカルト要素など、あくまで本格ミステリの「型」に徹し、 その上でフェアな犯人当てを志向した作品……ではあるのですが、正直作中 に配された手がかりだけで、読者が犯人を特定するのは厳しいと思いますし、 探偵役を務める人物が展開する推理にも、ちらほら穴があるのもたしか。 むしろ、作者には、本作を“端正なパズラー”という体裁に擬態することによって、 真の狙いであるメイントリックをカムフラージュする意図があったのだと思います。 さて、以下は本作で起きる連続殺人事件について、少し雑感を。 第一の事件では、現場にミステリーサークルが作られていたのです が、捜査の攪乱という動機はあまりに必然性に乏しく、不自然です。 また、事件の根幹をなす、ワトソン役の“思い違い”が何であるかを 推理するために必要な手がかりが不足しているのもいただけません。 とまあ、この他にもいくつか突っ込み所はあるものの、手がかりをもとに犯人の条件を導き 出し、容疑者を絞り込んでいく本作の消去法推理は、折り目正しい正統派ではあります。 推理に多少の不備があったとしても、本作のメイントリックによって うやむやにされてしまうというのがズルいといえばズルいのですがw | ||||
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| 本書を読むきっかけは、ネットで何かと評判が高かったこと。 日本ミステリで傑作と言われる作品は、 かなり読んできましたが、1996年発表の本書は未読でした。 本書の特徴は、本格ミステリの王道とも言うべき手法に則り、 フェアな手がかりを提示して、 犯人当てを楽しんでもらおうという 意図のもとに書かれていることです。 会社で上司を殴ってしまうという失敗を演じた杉下和夫は、 配置換えで、スターウォッチャー、星園詩郎のマネージャー見習いに。 二人は、不動産開発会社社長岩下豪造の手引きで、 開発中の秩父の山奥にある山荘に泊まることになります。 この山荘には、作家やUFO研究家など、 計9名が一夜を明かすことになるのですが、 果たして翌朝、宿泊をしたうちの一人が死体となって発見される・・・。 そして、雪に閉ざされてしまったこの山荘で、 犯人捜しが始まるわけですが、 この作品の最大のポイントは、 各章の冒頭に、作者からのものと思われるメモが提示されている点です。 そこには、「ワトソン役」は「事件の犯人では有り得ない」とか 「(この章には)ひとつ重要な伏線が張られている」といったように、 読者に挑戦するような内容が記されているのです。 作者からの挑戦に対し、あなたは犯人を当てることができますか−− そんなメッセージが聞こえてきそうな本書には、 これまでの本格ミステリでは体験したことのない、 斬新な仕掛けが待っています。 なかなかの快作、という印象を受けました。 ただ、惜しむらくは、これまでにない仕掛けなのに、 不思議と驚きが余りなかったということでしょうか。 こうした趣向(その内容は書けませんが)の作品って、 出尽くしてしまっているのかも、 などという感想を抱いてしまったのでした・・・。 | ||||
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| 読者に真っ向勝負を挑む本格推理小説です。わざわざキャプションがあって、読者に注意を促す親切さ?! とにかく読み進んで、最後にこれはないよ〜とか、ふざけてる、と批判する人もいると思いますが、たかが推理小説・されど推理小説。僕は素直に読んで、素直に騙されました。 文章はとても読みやすいですし、次々にいろんな事がおきるので飽きません。 ちょっと反則っぽい感じもしますが、これはこれで十分楽めました。 今の世の中に山荘に閉じこめられる設定自体無理がある訳ですから、そこを理解して素直にドキドキしながら読みましょう。 | ||||
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| 本作は各章の冒頭に、その章の要約を 兼ねた注意書きが掲げられているのが特徴。 たとえば、一番最初の文章では、語り手(ワトソン役)が 事件の犯人でないことが、はっきり明言されます。 登場人物はわずか九人。 しかも、先のワトソン役に加え、何人かは 被害者となるため、容疑者の枠から外れていきます。 よって「意外性」という観点から残った人たちをふるいに かけ、犯人を推定することは、比較的容易だといえます。 しかし、犯行の方法や経緯を含めた事件の全容を、あくまで論理的に 解明しようとするなら、細部までしっかり読み込む必要があります。 その点で作者は実にフェア。 作中のあるシークエンスまでに解明に必要な材料をすべて提示する だけでなく、注意書きにおいて、伏線の場所まで明示しています。 まさにパズラーとしての条件を、余す所なく そなえた正統派ミステリといえるでしょう。 読者を幻惑する変化球や魔球、あるいはバットを振ることも許さない剛速球といった作品は 数あれど、本作のように、打ちごろのストレートで読者を空振りさせるような王道作品は、 現在では希少なのではないでしょうか。 | ||||
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| 作者の解説(ヒント)付きの推理小説。 物語は、きわめて平凡、推理の部分は、うーん....。 赤川次郎っぽい、お手軽推理小説と思い、お楽しみください。 | ||||
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| こういった娯楽小説になにを期待して読むか?によって評価は変わってくると思う。 倉知淳のこの作品は、本格探偵小説、青春ドラマ、サスペンス… などの、いずれの要素も中途半端で、期待が大き過ぎると その反動による批判も出てくると思う。 しかし、正月の特番や、トレンディ連ドラ(古っ!)気分で楽しむ娯楽小説としては、最高の部類に属するのではないか? こういう小説を書いてみたいものだ。 | ||||
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| 雪に閉ざされた山荘で起きる殺人事件。 内容的にはよくある話だが、この小説の変わっているのは各章の始めに「主人公が登場する」だの「探偵役が登場する」だのとその章がどういった章なのかを簡単にまとめた但し書きの様なものがある点だ。 読者にフェアに挑戦した作品ということで、かなり細かく読んだのですが、最後の最後でどんでん返しが待っています。 ラストまでくると「あれ?」と思った後に「ああなるほど、そういうことね」と妙に納得してしまいました。 叙述トリックではありませんが、そっち系が好きな人にはお勧めの一冊です。 | ||||
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| 倉知氏の作品を読むのはこれが初めてだったんですが、面白かったですね。 見事に騙されてしまいました。 探偵役が犯人を指摘したときは、やられたと思いましたね。僕は思い違いをしていたようです。「探偵役が犯人であってはならない」まさに筆者のおっしゃるとおりです。 意味のわからない方は是非とも一読を。 | ||||
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| まず、この作家について他のレビューでは、やれ文章が下手だとかキャラが魅力ないとか 行っている向きもあるが、そいつらには一言「じゃあ読むな」である。僕に言わせれば、 文章は面白いし、キャラも魅力あるしで、全く正反対になるトコが面白いといえる。 特に今回のような、おとなしタイプの主人公には特に感情移入しやすく、飽きることなく 読み進められる。確かに最後では「こんなのあり?」と思わずにいられないが、それにしても星園詩郎である。キャラとしての完成度はパーフェクトに近い。できればシリーズで読みたかったが、そうはいかないのが残念だ。 | ||||
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| 1996年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。 パロディ作家としての著者の技量が存分に発揮された一冊。 良く出来た作品だとは思うが、やっぱりちょっと結末には納得がいかないような気もする。とはいえ大仕掛けなトリックで、まあ先例はあるものの、ここまでの大作に仕上げるとは。すっかりだまされてしまった。 どんでん返し好きな人におすすめ。 シリーズ化されるものと思って読んでいたが、どうもそういう感じではないようだ。そのあたりもちょっと残念。 | ||||
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| この作品、前知識一切無しで読めばそれなりに楽しめると思いますが、「大仕掛けがあるよ」「ドンデン返しがあるよ」と知っていて読んでいれば間違いなくメイントリックには気づいてしまうと思います。露骨に怪しい書き方をしていますので。もう少しわかりにくく書いても良かったような…あともう一回思いっきり話をひっくり返してみるとか… この手のトリックが個人的に好みでない、ということで厳しめの評価です。 | ||||
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| 代打逆転サヨナラ満塁ホームラン。 世の中のミステリーがすべて本書のようになったら困るが、たまにはこういうのも面白い。 また、犯人指摘のための論理過程もなかなかよくできていると思う。 キャラクターに魅力が乏しいのはご愛敬。 | ||||
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| 最後に分かるどんでん返しは、特筆すべきものではないのでは?「探偵役の推理」に隠されたコトバの意味は大きい。その探偵の推理を読んでガッカリした。主人公の台詞に、「他のメンバーは、探偵の理論についていけない」とあった。それは、小説の探偵と作者倉知の敗北では? 分かり易い説明を読者に心がけるのが、作者としてのウデではないか?なんだあの文章、推理の雑さは!ニセモノ本格はやはり読む価値がない! 島田、綾辻を見習え! よって、逝ってよし。 | ||||
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| 作者は、ほのぼのタッチのミステリを得意とする作風である。ところが、本作では本格ミステリに挑戦したらしい。実際、山荘に集められた人間たちの中で殺人事件が起きるという典型的パターン。 しかし、私の感覚では事件発覚後、事件が起きた晩に語り手が探偵役の所へ訪れた事を思い出した時点で話は終っているのである。それ以上は引き伸ばせない。しかし、話はその後も続いて最後は予定調和で終るのである。このアイデアでは短編にするのがちょうど良く、それも作者本来のほのぼのミステリにするか、あるいは逆に思い切ってサイコ・ホラー風にした方が成功したと思う。それとも、更に思い切って探偵役を"猫丸先輩"にするとか。それくらいしないと、読者は騙されませんねぇ。 | ||||
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| (;'Д`)ハァハァ ミステリーってのは取り上げられた時点で・・・ 何かある・・なんて疑ったら・・すぐに分かってしまう。 これも同じ・・・・。 普通のミステリーに埋もれていれば・・・驚くやうな真相も・・・ 取り上げられれば・・・すぐに分かる。 意外性ってのは・・・何も取り上げられていないミステリーを読んでいて・・・わっと驚かされるやうな形でなきゃ 最初から注意してしまった時点で・・・分かります。 葉桜も・・・星降り山荘も分かりやすい。 殺戮にいたる病は・・最初に読んだだけあって驚かされたが・・・。 この作者・・・文章は驚く程、下手クソなんだが何故だらう? キャラの魅力もない。 | ||||
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| ミステリを読んで楽しむには二通りあると思います 真相及び犯人を予想しながら読む方法 ストーリー展開を楽しみ情景や会話を想像して楽しみむ方法 で、この作品は前者向きで尚且つ 騙されて 「ああっ!そうなのか」と感心できるタイプには受け入れるものである あと各節のコメントはミスリードのためなので、あれを卑怯というのは間違いです(内容的にも嘘は無いし) | ||||
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