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星降り山荘の殺人
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星降り山荘の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全123件 101~120 6/7ページ
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作者の解説(ヒント)付きの推理小説。 物語は、きわめて平凡、推理の部分は、うーん....。 赤川次郎っぽい、お手軽推理小説と思い、お楽しみください。 | ||||
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こういった娯楽小説になにを期待して読むか?によって評価は変わってくると思う。 倉知淳のこの作品は、本格探偵小説、青春ドラマ、サスペンス… などの、いずれの要素も中途半端で、期待が大き過ぎると その反動による批判も出てくると思う。 しかし、正月の特番や、トレンディ連ドラ(古っ!)気分で楽しむ娯楽小説としては、最高の部類に属するのではないか? こういう小説を書いてみたいものだ。 | ||||
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雪に閉ざされた山荘で起きる殺人事件。 内容的にはよくある話だが、この小説の変わっているのは各章の始めに「主人公が登場する」だの「探偵役が登場する」だのとその章がどういった章なのかを簡単にまとめた但し書きの様なものがある点だ。 読者にフェアに挑戦した作品ということで、かなり細かく読んだのですが、最後の最後でどんでん返しが待っています。 ラストまでくると「あれ?」と思った後に「ああなるほど、そういうことね」と妙に納得してしまいました。 叙述トリックではありませんが、そっち系が好きな人にはお勧めの一冊です。 | ||||
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倉知氏の作品を読むのはこれが初めてだったんですが、面白かったですね。 見事に騙されてしまいました。 探偵役が犯人を指摘したときは、やられたと思いましたね。僕は思い違いをしていたようです。「探偵役が犯人であってはならない」まさに筆者のおっしゃるとおりです。 意味のわからない方は是非とも一読を。 | ||||
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まず、この作家について他のレビューでは、やれ文章が下手だとかキャラが魅力ないとか 行っている向きもあるが、そいつらには一言「じゃあ読むな」である。僕に言わせれば、 文章は面白いし、キャラも魅力あるしで、全く正反対になるトコが面白いといえる。 特に今回のような、おとなしタイプの主人公には特に感情移入しやすく、飽きることなく 読み進められる。確かに最後では「こんなのあり?」と思わずにいられないが、それにしても星園詩郎である。キャラとしての完成度はパーフェクトに近い。できればシリーズで読みたかったが、そうはいかないのが残念だ。 | ||||
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1996年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。 パロディ作家としての著者の技量が存分に発揮された一冊。 良く出来た作品だとは思うが、やっぱりちょっと結末には納得がいかないような気もする。とはいえ大仕掛けなトリックで、まあ先例はあるものの、ここまでの大作に仕上げるとは。すっかりだまされてしまった。 どんでん返し好きな人におすすめ。 シリーズ化されるものと思って読んでいたが、どうもそういう感じではないようだ。そのあたりもちょっと残念。 | ||||
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この作品、前知識一切無しで読めばそれなりに楽しめると思いますが、「大仕掛けがあるよ」「ドンデン返しがあるよ」と知っていて読んでいれば間違いなくメイントリックには気づいてしまうと思います。露骨に怪しい書き方をしていますので。もう少しわかりにくく書いても良かったような…あともう一回思いっきり話をひっくり返してみるとか… この手のトリックが個人的に好みでない、ということで厳しめの評価です。 | ||||
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代打逆転サヨナラ満塁ホームラン。 世の中のミステリーがすべて本書のようになったら困るが、たまにはこういうのも面白い。 また、犯人指摘のための論理過程もなかなかよくできていると思う。 キャラクターに魅力が乏しいのはご愛敬。 | ||||
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最後に分かるどんでん返しは、特筆すべきものではないのでは?「探偵役の推理」に隠されたコトバの意味は大きい。その探偵の推理を読んでガッカリした。主人公の台詞に、「他のメンバーは、探偵の理論についていけない」とあった。それは、小説の探偵と作者倉知の敗北では? 分かり易い説明を読者に心がけるのが、作者としてのウデではないか?なんだあの文章、推理の雑さは!ニセモノ本格はやはり読む価値がない! 島田、綾辻を見習え! よって、逝ってよし。 | ||||
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作者は、ほのぼのタッチのミステリを得意とする作風である。ところが、本作では本格ミステリに挑戦したらしい。実際、山荘に集められた人間たちの中で殺人事件が起きるという典型的パターン。 しかし、私の感覚では事件発覚後、事件が起きた晩に語り手が探偵役の所へ訪れた事を思い出した時点で話は終っているのである。それ以上は引き伸ばせない。しかし、話はその後も続いて最後は予定調和で終るのである。このアイデアでは短編にするのがちょうど良く、それも作者本来のほのぼのミステリにするか、あるいは逆に思い切ってサイコ・ホラー風にした方が成功したと思う。それとも、更に思い切って探偵役を"猫丸先輩"にするとか。それくらいしないと、読者は騙されませんねぇ。 | ||||
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(;'Д`)ハァハァ ミステリーってのは取り上げられた時点で・・・ 何かある・・なんて疑ったら・・すぐに分かってしまう。 これも同じ・・・・。 普通のミステリーに埋もれていれば・・・驚くやうな真相も・・・ 取り上げられれば・・・すぐに分かる。 意外性ってのは・・・何も取り上げられていないミステリーを読んでいて・・・わっと驚かされるやうな形でなきゃ 最初から注意してしまった時点で・・・分かります。 葉桜も・・・星降り山荘も分かりやすい。 殺戮にいたる病は・・最初に読んだだけあって驚かされたが・・・。 この作者・・・文章は驚く程、下手クソなんだが何故だらう? キャラの魅力もない。 | ||||
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ミステリを読んで楽しむには二通りあると思います 真相及び犯人を予想しながら読む方法 ストーリー展開を楽しみ情景や会話を想像して楽しみむ方法 で、この作品は前者向きで尚且つ 騙されて 「ああっ!そうなのか」と感心できるタイプには受け入れるものである あと各節のコメントはミスリードのためなので、あれを卑怯というのは間違いです(内容的にも嘘は無いし) | ||||
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とにかく騙されてみて下さい。 騙されれば悔しさ以上に心地よい快感があるはずです。 とことんフェアプレイに拘り、伏線も提示された中での 犯人当て。そこで騙されたら、作者に快哉を送らずには いられません♪ | ||||
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素直に読んでみてください。ネタバレになるから内容は秘密。登場人物も個性的で、倉知さんは、人間の書き方が本当に上手いなぁ、と思います。 | ||||
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騙しの結果だけ見れば今となっては良くある手ですが、そこに至るプロセス、ミスリードの方法は、斬新なのではないでしょうか。汚い手を使われたように錯覚しますが、実は見事なフェアプレイです。本格慣れしている人ほど「なるほど」と納得すること請け合いです。能天気な主人公と濃いキャラクターたちが織り成す、リズムのいいストーリーもいい感じです。読み易さも特筆すべきものがあります。 | ||||
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これはミステリーの初級でしょう。いいえミステリーといっては何かもしれません。いわば人だまし、人を欺くための本です。主人公もまんまとだまされています。たくさんのミステリーを読んでいる人には楽勝でしょう。このだまし方はよくありますので、わかっている人にはなあんだということになります。おかげで、他の点が霞んでしまい、たいそうもったいないです。ほのぼのとした主人公の性格が救いです。伏線を楽しむなら「壺中の天国」のほうがよいでしょう。 | ||||
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各章の頭につけられたコメントの意味がわからない、とかずるい、というのは本作をきちんと読んでいない証拠である。コメントは本作が成立する上で必要不可欠なものである。またずるい、というのはどこをとってのずるいなのか、全くもって理解不能である。作者はきちんとフェアプレイ精神を貫いているし、どこにも地の文に嘘は見当たらない。ミスリードしている、とは推理作家にとって誉め言葉である。誤った方向に導く、という意味なのだから、読者を誤った方向に導けばそれは作者の勝ちなのである。それも、地の文等に嘘はない。だが本作はそれだけが主眼ではない。これぞ本格推理といった論理的な解決も後半にある。見せ掛けの派手さだけにとらわれず、是非論理のアクロバットに酔いしれてもらいたいものである。見せ掛けにとらわれているならまだ初心者、本作の論理を理解し、素晴らしいものだと認識して玄人の域に達しているのではないかと思う。 | ||||
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各章の始めに起こること、言うなればミステリの舞台裏が説明されて、それから本編を読み進めるという形式で、この章では伏線張ってあるだの、出し惜しみせず全てを曝け出す。これはもう“ミステリ入門書”とでも呼ぶべき代物ですね。ミステリの楽しみといえば、フェアに騙され、自分の思考力を疑い(笑)、酩酊に入ることだと思う。そういった意味では酩酊レベルMAXでした。注意すべきは、表向きのミステリ(ストーリー)だけを読まないこと。大事なのは作者が施した仕掛け!“ヤラれた”と思った時に気付いて下さい。“フェアだ”と思えたら、立派なミステリ読者!? | ||||
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楽しみかたを間違えなければ、充分におもしろいと思う。人間の関係を描いたドラマとか、心理描写とか、登場人物に対する感情移入とかを求めているかたには読むことをすすめない。かなりの確率で、「怒り」を感じるはずだからだ。いろんな意味で作者を全面的に信頼して、素直な気持ちで読むこと。こころを充実させることや、物語の意味などに意識を向けてはいけない。なめるように文字をおい、状況を頭のなかで映像化し、あたたかい気持ちで作者と作品と探偵をみまもること。 | ||||
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長編でも読ませる作者ですね。超古典的な背景を持ってきていながら、最後まで読ませる筆力はたいしたものです。先ず、事件がなかなか起こらないのも良い。中盤から後半にかけて、一気と言う按配ですね。また、伏線もあちこちにたっぷり用意してありました。 難が二点あります。一つは、被害者側と犯人側を繋ぐリングを登場人物の二人だけが知っていて、最後まで読者に知らされていない事。二つ目は、犯人の二重性格なところを、前半に匂わせてもいないと言う点ですね。これは、アンフェアですよ。でも、作者の将来性に免じて、片目を瞑ります。 | ||||
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