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星降り山荘の殺人
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星降り山荘の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全35件 1~20 1/2ページ
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1996年初版とのことで、スマホどころか携帯電話もまだ出始めたばかりの頃の作品。時代の流れを感じられたのはよかったです。 私は数年に1度、ミステリーが読みたくなります。しかし、がっかりしてしばらく熱が冷める。前回は、2018年の“屍人荘の殺人”という、各方面で高評価だった驚愕の作品を読んで数年冬眠しました。今作はキャラも良く、序盤が楽しかったのでこれは期待できると思ったのですが… 本作は“メタい”作品だと思います。セリフや状況設定による錯誤が、作中の登場人物に対してではなく、読者に向けられていることを強く感じました。読み手を一時的に騙すことができれば目的達成で、ロクに伏線の回収なされなかったり、事の真相が判明しません。特に犯行の動機が弱弱しく、ドタバタと幕引きが図られ、読後の納得感が得られなかったです。 トリックは大味です。結末に大して関係ない“ヤカン警報装置”のことを長々と述べていますが、かなり不自然です。犯人が糸を結び直すわけないじゃん。元々ピンと張ってあったものを結び直すと、さらに短くなるためそれ自体が困難です。さらに、その短い糸がヤカンに繋がっているのだから、ほんのちょっと引っ張っただけで「ドンガラガッシャン!」と大騒ぎになるでしょう。普通は触ろうとも思わない。ありえん。 小説は一人で作ると思いますが、一人で作ったものって、そこかしこに穴があるのですよね。チームで作ればもっといい作品が生まれると思うのですが。 | ||||
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序盤から中盤までは読みやすくスイスイ読めたのですが、終盤推理ショーから雲行きが怪しくなります 推理小説のメインは謎解きにこそあると思うのですが、その謎解きが理屈っぽくすっと入ってこない。 !!注意 ここからネタバレ含みます↓ しかも、この作品の肝となる部分、 ミスリードの探偵役と思う役が、おおかたの推理があった後、 別の探偵役が真犯人の指摘と推理。 じゃあいままでの理屈っぽく分かりにくい推理ショーを頑張って読んだ意味は・・? 伏線めいたセリフも結局のところ伏線ではなく、ただのご都合セリフだし 真の探偵役はポッとでてペラペラと推理.. ミスリードの探偵役の推理も、真の探偵役の推理も全部か想像で言っている感じで、なるほどと思えるような証拠や根拠がないです。 ヤカンに雪を入れるのに円を描く..?はて?? 何より真犯人の動機も薄く、変な逆恨み.. あの故郷の復讐うんぬんも真相は闇のみたいな、えー、そこは掘り下げないの、、、? とにかくすべてのキャラクターが色んな意味でとっ散らかった印象 最後のUFO研究科の突然の覚醒も意味わからん.. 恋愛要素も中途半端で寒い 中盤までワクワクしてた反面、最後の肩透かしが腑に落ちませんでした... | ||||
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トリックやキャラクターに細かい突っ込みどころは無限にあるものの、舞台設定は状況描写は面白く、結末直前までは概ね楽しみながら読み進めていました。 しかし…終盤で明かされた犯人を知ってから改めて前半部をチラッと読み直して唖然としました。中立な立場である著者(もちろん本編には登場しない)からの章頭のメモ自体がミスリード(どころか、嘘の表記)して読者を騙すミステリーなんてあり得ないでしょ!!! 推理小説として成立していないと思います。 他にも看過できない点が山ほどあり、登場人物たちのあまりにもクサすぎる台詞("あえて"なキャラクターの台詞に関してではなく、普通の会話のやり取りが中学生の考えたようなレベルで鳥肌が立ちます)や、ラストに唐突に現れる謎の同性愛差別的な表現、不必要に回りくどい割には芯を食ってない状況設定など、、挙げ出すとキリが無いです。 古い小説なので致し方ない部分もあるとは思いますが、ここまで肩透かしを食らったミステリーは初めてでした。途中まではハラハラしながら読んでたのですが、非常に残念です。 | ||||
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当てるつもりもなく読むと、一応「そうなるのかー」とはなったし、セリフが多いのですらすらとは読める。 しかし、色んな部分がいまいちで、ストーリーも面白いかと言うと…うーん。 一応著名人を集めた設定なのに、舞台がまさかのオンボロ、想像して読むほうとしてはがっかりする。 動機は立派な伏線があったのだからそっちでよかったのに。 被害者も弱い。なぜこの人が!?っていうのが全くなくて入り込めなかった。 | ||||
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「探偵役」に魅力が無いのが致命的。物語に入り込めないまま終わってしまった。残念。 | ||||
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クローズドサークルものでそこそこの出来あれば一定の評価(売上)が得られそう、という推理小説ファンを侮辱したような作品に感じました。 「どんでん返し」というのが傑作のメルクマールだというのは大間違いです。 最後に納得の行かない真実を提出されても、それがどうした程度の感想しか持てません。 | ||||
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話が冗長すぎて読むのが疲れる。 | ||||
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評価が低いのは、章となるであろう最初に必ず太字で四角で囲った説明文が入るところ。例え本書の対象が中高生だとしても、この説明文は不要だろう。 本書はタイトルと表紙絵でわかる通り、王道である大雪によって外界と隔離された山荘で起こる殺人事件で有り、当然その山荘に滞在する人の中に犯人と探偵役が同居する内容。 本書の初版が1996年。個人が携帯電話を持ち始めた頃。本書のミステリを解くのに必要な情報が、実はこれ。 自分はミステリを読む際は、すっかりだまされる方を好む。探偵役が犯人を名指しした次点で「え~、この人が犯人だったのか!?」と驚く方が、読み応えがあったと感じるタイプだ。 なので、読書中も手がかりや言動に全く注意を払わず、犯人捜しは最後までしない。 それなのに、冒頭に書いた太字で四角で囲った文のせいで、否応にも犯人の目ぼしを付けざるを得ない読み進め方になってしまう。それが評価を下げた理由の一つ。 そして、一番最初に出て来た太字の囲い文で、一人だけ犯人では無い事を明言してしまっている。その事によって山荘に閉じ込められた9人のうち、最後の殺人が行われた時点で犯人となり得る人物は2人。しかし最初の太字囲い文のせいで2人引く1人は1人となり、犯人がわかってしまう。 動機については探偵役以外の人物から発せられるが、それだったら二番目の殺人は防げたのでは無いかとも思う。 中高生向けの軽いミステリとしては及第点かも知れないが、大人の読者を満足させられる内容では無いのと、殺害方法や二番目の殺人に関する動機など、疑問を挟む余地が多いのも気になる。 しかし、女子大生の甘ったるいセリフや、ストーリーテラーと秘書とのラブコメ要素など、他のミステリには無い軽快さがあって良かった。 | ||||
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事件が起こるだいぶ前から、真犯人と作者が仕掛けたトリックがわかってしまった。 騙されたと評判の作品だったが、残念。 | ||||
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まさか自分の犯人予想が当たるとはね なんかすっきりしない | ||||
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最初の方で探偵が誰だかわかると、犯人も自ずとわかってしまう。そうなんだろうな、と読み進めたせいか緊迫感も無く、あまり楽しく感じなかった。 作者の注意書き?みたいなものがない方が良かったと思う。 | ||||
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・密室殺人といいながら、密室は出てこない。 ・推理小説というよりは、ただの小説。フーダニット、ハウダニットはあるが、ホワイダニットがない。 ・携帯電話の普及率などがわからず、時代設定があいまい。 ・事件発生までの前置きが長すぎる | ||||
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キャラクターに魅力がない。主人公の語りも鼻につく。小物感は否めない。 トリックも微妙。穴が多いように感じる。いやそれ以前にトリックの説明が長い。トリックはあっと驚くから面白いのであって、どんなに凝っていても、説明を何ページもながながとやられるともういいよってなる。 何よりも、作者のやり方があくどい。褒められたやり方じゃない。アリスミラー城の方がまだまし。 会話も語りも冗長。 確かに最後まで誰が犯人かわからない。だけどそれがイコール面白いになるんだったら誰でも面白いミステリーがかけるんじゃあありませんか? | ||||
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サイコーにつまらない読み物です。 これが面白いと思える人はなんの小説でも面白く感じられるのではないでしょうか。 | ||||
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各章の初めの文章で騙そうとするのは汚いな てか、 主人公がワトソン役なら、探偵は星園であり、麻子ではないはず。 各章の初めの文章が嘘だな。 それ信じて、いつ、最後のドンデン返しがあるのか読んでたら、そのまま終わってしまった。 フェアを装った記述自体で騙そうとするのはやめてほしいね。 | ||||
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推理小説は、推理というオマケがついた物語でなければならない(物語のほうこそがオマケだという意見もあるだろうが)。だからこそ、良い推理小説は1粒で2度美味しい。しかしこの作品はクイズでしかない。冒頭の会社での出来事も、山荘を売り出す話も、犯人の狙いも、なにもかも中途半端に放置して終わらせてしまった。味のしないガムを、ずっと噛み続けさせられたみたいな。 | ||||
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なんとなく読んでるうちにこの展開だったらいやだなあと思ってはいたのですが まさかその通りでした 確かに嘘はついてないですが、かといって帯の通り「フェア」かと言われれば 少し首を傾げてしまう本でした 本格ミステリーをさがして購入した本ではあったのでそこらへんが消化不良でした と、モンクばかりあげつらってはいますが、文体もよく読みやすく作者には興味が湧きました ぜひ他の本も読んでみたいです | ||||
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レビューが良かったから読んでみたけど… 『ハアッ?』って感じです。 文章も読みづらかったし、納得のいかない結末にガッカリ | ||||
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叙述物でも、本格ミステリでも、本書より良い物が多くあるので、そちらを読まれることをお勧めします。 以下ネタバレ注意 ○本書は”探偵”の役回りの人物を誤認させるという叙述トリックが使われていて、終盤でそれに気づく仕掛けになっているのですが、「だから何?」という感じです。 叙述トリックが使われているのが話の”中”ではなく、各章の前書きの中でしか活きないもので、 作者の注意書きを読まなければまったく引っかからないトリックなので、叙述として真っ向勝負していない感じが強いです。 綾辻行人氏の「十角館の殺人」のような叙述物を期待して読むとがっかりするでしょう。 ○星園の動悸がお粗末すぎます。とってつけたような設定を急に出してこられて愕然、せめてそれらしい伏線を張るとか、何かなかったのでしょうか。星園の「目的」を、麻子が「嘘をついてた」と流してしまうのも気になります。だったらまだ、実は岩岸は星園の因縁の事件の真犯人で・・・という展開の方がしっくりきます。 ○和夫が幼稚すぎる気がします。特に序盤の描写は、事情があるとはいえ自分の責任で左遷されたのに、新たな職場でその態度は社会人としてどうなのか、と若干イライラしました。星園が”目的”を打ち明けると急に態度を変え星園を好意的に見だしたかと思えば、星園が犯人だとわかると「そんなに関わりがなかったから星園が犯人でもどうとも感じない」のようなことを言い出し、麻子とキス・・・呆れます。人がひとり殺された後だと言うのに、下心満載で麻子の部屋を見はったり・・・。 ○これはただの愚痴ですが、和夫は作中で一体何回星園のことを「彫刻みたいな顔」と言えば気が済むのでしょうか? 似たような表現が何度も出てくるので平易します。 嵯峨島のUFO談義も、事件に何も絡んでこないので、読むのが苦痛になります。 | ||||
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※ネタバレ含みます。 私は推理モノのミステリー小説の読書量は10冊もいかないのでミステリー初心者と言えるでしょう。 まず、章の初めに作者の説明書きがあるタイプのものは初めてでした。 「今から登場するのは探偵役でもちろん犯人ではない」 というものです。 まずワトソン役登場の章では登場人物が1人しか出てこなかったのに対して、探偵役の場合は数名が出てきた時に既に違和感があり、上司に固有名詞がついていたのに主な登場人物ではなかったのと、ぶつかった人とのフラグをなぜ探偵登場シーンに出したのかという違和感が既に気になり「もしかして」と思いました。 確信に変わったのは、推理のシーンです。 注意書きで探偵役ではなく、固有名詞を使ったところで確信しました。 ただ、社長殺害の携帯電話などの推論は難しいというか、あの情報からたどり着くのは無理があるような気がしました。 他のレビューでもあるように、女子大生が携帯を持っていないような時代を想像させられてしまっていたからです。 所々無理な設定があったように感じましたが、最後まで読めたので一応☆2 | ||||
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