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星降り山荘の殺人
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星降り山荘の殺人の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.24pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全131件 81~100 5/7ページ
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| ミステリー界では有名な本作ですが、おそらく本作を100%楽しめるのはミステリー初心者且つ作品全体に仕掛けがあると知らずに読んだ方でしょう。 私は仕掛けがあるとは知りませんでしたがある程度ミステリー小説を読んでいたため「あれ?なんだかこれはおかしいぞ」とだいぶ序盤から違和感を感じました。 それでも最後のどんでん返しには驚きましたが、あーこれは…アンフェアと言う人の感想もわかるなと。 本作は章の冒頭にゲームのチュートリアルかというくらい懇切丁寧なナレーションが入り、読者が大切な部分を見落とさず推理できるようフェアに徹した作りになっています。ところがこれが曲者でアンフェアだと言われる原因もそのナレーションにあるわけですが、私はアンフェアとまでは思いませんでした。でもギリギリセーフかな(笑) 本作はその仕掛け一本で勝負してるようなところがあり、正直それ以外は片手落ちな出来になっています。出てくる登場人物にさほどの魅力や共感できるエピソードはなく、事件のトリックも無理やりで粗が目立つものが多いです。 本作を支えている仕掛け自体も今となってはありふれたカテゴリの仕掛けなのでミステリーをかなり読み込んでいる方には目新しさがないかと。そしてその仕掛け以外で本作を評価できる部分は正直ないので、そういう意味で初心者向けです。 あとやっぱり時代を感じさせるなぁ(笑) 種明かしの一つが現代でも通じるものではないので、これは今より少し古い時代に書かれたものなんだと念頭に置いて読まないと少し混乱するかもしれません。 | ||||
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| 卑怯すぎる展開にがっかり 冒頭の文に騙されます。 犯人はただのナルシストホモだし 犯人→星園の故郷の伏線は回収されず・・ UFO研究家は面白かったw | ||||
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| 孤島ものが読みたくて、レビューが高かったので読んでみました。なかなか事件が起こらなくて、主人公の描写がやけに長くて。でも事件が起こったらきっとそこからわくわくするのかな~と読み進めて、ラストは、ん~~~なんじゃこれ・・・それぞれ感じ方は違うので好きな人ももちろんいると思いますが、私的には「残念!」 | ||||
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| 長編のわりに登場人物が少ないので、途中から犯人が見えてしまいました。 | ||||
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| ”叙述トリック 傑作”でググって知った作品(笑)。 このメンバー・流れでどう返されるのか、不安を覚えつつページを繰り続けましたが・・・。 ”著者の前置き”には騙されましたが、これを叙述トリックとは言わんでしょうよ・・・。 これならむしろ、主人公がホシで、作品そのものが崩壊してしまう方が斬新で良かったかも。 「そこで本編の探偵役が登場する (中略)事件の犯人ではあり得ない」 あーまー「確かにね」。 一風変わった感じの小説が読みたい人には(もしかしたら)おすすめ。 | ||||
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| 久しぶりに読みごたえのある推理小説で、一気に(と言っても3日ほどかかったが)読破した。 論理が二転三転する小説では、往々にしてその論理的な追求のために、小説そのものが無味乾燥なものになりがちだが、この小説はとても読みやすく、主人公に感情移入しやすい小説で、それが高い論理性を併せ持つ、というのは、なかなかできることではないと思う。 章の冒頭に、「まず本編の主人公が登場する」とか、「探偵役が登場する。探偵役は犯人ではありえない」などの、プロット(粗筋?)が紹介される。実はこれが曲者である(なぜ曲者かは読めばわかるが)。 これはいわば、「広義の叙述トリック」になっていて、大半の読者は騙されること必定だが、私は実は、早い段階で、「これは作者が仕掛けた罠ではないか?」という感じがしていた。最後のどんでん返しで、なるほど、と合点した次第。作者は嘘はついていないが、ストライクゾーンぎりぎりの球は投げているので、要注意!? 感心した謎のひとつが、犯行現場に、なぜミステリーサークルが作られたのか、ということ。その解釈が二通り示されて、その論理の構築に、思わずうなってしまった。他にも文中で、さりげなく伏線が張られていて、よく考えぬかれた小説である。 また西澤保彦氏の解説は、ユーモアに富んでいて、なおかつ含蓄に富んでいて、一粒で二度おいしい本になっている。 推理小説好きとしては、不覚にも作者の小説を読んだのはこれが初めてで、ほかの作品も猛烈に読みたくなってしまった。 | ||||
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| 第1ページは、こう始まる。 「まず本編の主人公が登場する 主人公は語り手でありいわばワトソン役 つまり全ての情報を読者と共有する立場であり 事件の犯人では有り得ない」 このような、栞のような「解説」が、大きく場面が変わるごとに挿入される。 読み進んでいくと、登場人物は少ないし、「意外な犯人」なんて有り得るのだろうかと心配になってくる。 意外な犯人といえばこの人だが、この人だけは犯人であってほしくないという願いも切実になってくる。 結末を恐れながら読んでいくと、物語は意外な方向に展開していく。 最終盤に至っては「!」の一言で、前の方のページを読み返さずにはいられない。 読後感も爽やか(?)で、著者の他の作品も読みたくなった。 | ||||
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| 各キャラが、とても個性的で立ってて面白かったと思います。 各節の冒頭で作者が簡単に要旨を書いていて わかりやすくて珍しいですね。 | ||||
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| 紀伊国屋の電子書籍にて読了 推理小説を電子書籍で読むと 『登場人物一覧や、建物見取り図などをブックマークしてすぐに確認できる』というメリットがあるが 今回は、残念になことにデメリットもあった。 通常、本には裏表紙や帯などがあって 裏表紙にはあらすじ、帯には宣伝文句が書かれてたりする。 しかし、電子書籍にはそれらがなく今回、そのことがとても残念だった。 それらを読んだ上で本書を読んだらもっと楽しめたと思うので ネットで拾ってきた裏表紙のあらすじを引用します。 =================== 「雪に閉ざされた山荘。そこは当然、交通が遮断され、電気も電話も通じていない世界。集まるのはUFO研究家など一癖も二癖もある人物達。突如、発生する殺人事件。 そして、「スターウォッチャー」星園詩郎の華麗なる推理。あくまでもフェアに、真正面から「本格」に挑んだ本作、読者は犯人を指摘することが出来るか!?」(講談社、裏表紙あらすじより) =================== ミュージシャンのアルバムが、音源だけではなくジャケットや歌詞カードを含めて作品であるように 映画が映像本編だけでなく、ポスターや予告編などを含めて作品であるように、 小説、装丁や帯、全て含めて作品なんだなぁって改めて思いました。 その意味で、推理小説家もまだまだ 伏線を張る領域を広げられるんだなぁ、って思いました。 この小説、大掛かりなワンアイディアのみの作品で 事件の内容は、あまり面白くないです。 クローズドサークルものですが閉塞した中での緊迫感といったものは ほとんど感じません。 ただ、そのワンアイディアは素晴らしく、それだけで読む価値があると思うし こういうアイディアはもっとマネて発展させていいと思う。 *マンガやテレビ、映画でも使えると思う。 最後に1点、小さなことですがリクエスト この小説、後半に登場人物たちの 『犯人当て』推理で色んな角度の条件から、 消去法で犯人を除外していくシーンがある。 ただ、このところが文章のみで判り難い。 登場人物が、 ”こう言ってホワイトボードに次のように図示した”なんて注釈して 各登場人物と、それぞれの条件で除外される人物を一覧表にして欲しかった。 こういうところは図解していいと思います。 そもそも、推理小説って見取り図やら地図やら図解が多いのだし。 楽しめる作品でしたし、このアイディアはどんどん発展させて 他の作品でも応用してもらいたいって思いました。 | ||||
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| 優れた推理小説は再読されるのを待っている。作者がこっそり隠した手掛かりを、通常の読者はそれとは知らず読み飛ばしてしまうものである。そして大団円になって、それまでうっかりと読み飛ばしてきたものの多さに気付き、待てよ、あの時かなと思って頁を戻す。あるいは、最初からもう一度慎重に再読して、作者の巧妙な仕掛けの一つひとつを味わうことになる。 「星降り山荘の殺人」の最大のトリックは作者の叙述トリックである。表面だけをなぞるように読めば、凡百の推理小説なので、多読、濫読、速読を得意とする人には、隠された作者の意図をどこまで汲んで理解したのかと忖度してしまう。 各章の冒頭に作者のメッセージが挿入されている。例えば、――本編の主人公の登場である。主人公はワトソン役であり、全ての情報を読者と共有する立場だから、犯人ではありえない。あるいは、――探偵の登場である。探偵はこの事件に偶然巻き込まれたので犯人ではありえない。 これらは事実であるが、こう云った叙述で固定観念が形成されていき、最後にドンデン返しを目にする。このトリックを創作した作者に、素直に拍手喝采をおくりたい。 | ||||
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| この小説は本格ミステリではありません。詳しく書くとネタがばれてしまいますので書けませんが、本格を期待して推理に挑戦した私にとって、読後の不快感がぬぐえません。 本格ミステリとは、作中に解決に至る全ての手がかりが示されており、地の文に虚偽を含まないことだと思っています。私にとってこの本は本格ミステリの定義を満たしていません。 他の方のレビューを見て、この本が本格だと思ってウキウキしながら犯人当てに興じましたが、それこそが作者の意図せぬ壮大なミスディレクションでした。 この小説をどうか本格と呼ばないでください。不幸な人が発生します。 ただし、単なる推理小説としてこの本に接していたら、首をかしげる甘い部分もありますが、結末の面白さには引き込まれると思います。 | ||||
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| 正直言って「微妙」という感じでした。これは結構、評価が分かれるかも。 では、以下、感想。(多少ネタバレ的かも……) *********** ○ はっきり言って長すぎると思う。描写がダラダラと多く、全体の4分の3もあればページ数的には良いのではないかと感じた。 ○ 章ごとの始めに著者からの断り書きのようなものがあるが、その内容には疑問。犯人を当ててやろうと意気込む読者には良いかも知れないが、純粋に物語を楽しもうとする読者にはどうだろうか。結局、あれこれと想像を巡らして楽しむのを阻害してしまうようなものだから。 まぁ、実際には後になって、この断り書きに騙された事に気づくのだが、これをミスディレクションの一つと取るかどうかで評価が分かれると思う。読み終わった大抵の人が「あれ?それじゃ、あそこの断り書きの内容は矛盾するんじゃないか?」と疑問を覚え、確認してみると、そこで「あっ、こういう事なのか」と、騙されていた事に気づくと思う。 ただし人によっては、契約書の隅に小さく書かれている、業者にとって都合の良い約款のように感じるかも知れない。客から文句を言われた業者が「ほら、ちゃんとここに書いてあるでしょ?」と言い訳できるような。 ○ キャラクターの役回りを誤解させるようにしているのだが、今まで読んだ推理小説から考えると「あれで、その役回りと言えるのか?」と疑問を持たない事もない。 ○ 真犯人が正体を暴露されてから取った行動の伏線が無いような気がする。やっぱりあれだけの事を最後に言ったりやったりするのであれば、それなりの予兆があった方が小説的には良いと思うのだが。 ○ 犯人の動機に関する部分が最終的には明らかになるが、それに対する伏線がよくわからない。動機の解明に重要な事実を特定のキャラクターが元々知っていた事になっているのだが、唐突感が否めないのだ。何故ならこの小説は、動機が最後までわからず、それがもっとも重要な事柄になっているからだ。 ○ もし動機となる真相がそうならば、主人公は今回の事件に巻き込まれなかったのではないか。主人公が何故いまの仕事に就いたかの説明と矛盾する気がする。「それはあの人物の言った事が、本人の勝手な思いこみだったから」「その人物もある人物に、そうだと思い込まされていたから」と言われればそれまでだが、様々な状況からそれは考えづらいし、そうだという確実な示唆がない。そこは結構不満なところ。根本に関わる部分だから。 *********** 推理小説の中にはあっと驚くトリックを仕掛けるものもあるし、その動機に驚愕するものもあります。この小説は「章ごとの著者の解説が一見フェアでありながら、実は……」というのがミソだとは思うのですが、結局それだけであり、トリックや動機はいささか安易に見えました。ただ、変型じ○○ゅ○トリックに騙されたい人にはおすすめです。 | ||||
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| これを全くの先入観なしで読んだら→ころっと騙されて笑うor騙し方が汚いと怒る。 そして「あっと驚く・どんでん返し」という評価を知って読んだら。→展開読める。 といいますか、どんでん返し以外が印象薄いです。 トリック、キャラ立ち、話の内容、文章力などのまずい点をカバーしているのがこのどんでん返しだけというのも、お粗末に感じますね。 とりあえず、それだけは機能していたので星は2です。そうじゃなきゃ前評の期待を悪い意味で裏切られた個人的な怒りで1どころか0つけたいところです。 これが評価の高い本格に選ばれているのか……。 | ||||
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| ネタバレしないように慎重にレビューします。 雪山の山荘に隔離される形になった登場人物たち。 その登場人物たちに連続殺人が降りかかる。 というオーソドックスな設定。 場面が切り替わる各章の頭には、ナレーションのような説明が入ります。 そのおかげで、やみくもに手がかりを探しまくる必要はなくなっています。 例えば、ある場面のそれは偶然だったり、この順番は犯人の意図とは関係ない、 ということが予めナレーションの形で章の頭に告げられます。 本書には推理物の定番である、ワトソン役の主人公と、事件を解決する探偵役が登場します。 そして、一番最初に探偵役とワトソン役は犯人では有りえないことも告げられており、 無駄な邪推をせずに正当に推理を楽しめるようになっています。 にも関わらず・・・やられました。 図も多く散りばめてあり、推理する環境は十分だったんですが、 完敗を喫しました。 真相を知った時・・・ドッカーンですよ。頭の中が炸裂します。 顔の表情にもその状態が出てしまうでしょうね。 だから電車の中とか人の多いところで最後は読まない方がいいですね。 まだ未読の人は是非、謎ときに挑戦した方がいいです。読まないのはもったいないです。 内容もドロっとしたところが無いので、少年少女たちでも十分楽しめます。 超、オススメ。 | ||||
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| この作品は、本格ミステリが好きな読者なら、まず登場人物一覧と、事件の舞台となる建物の見取り図とを良く見た上で、本文に取り掛かるであろうという前提のもとに、書かれている。 そして、そういう読者を騙すための仕掛けがなされている。 かつてノベルス版で読んだ時、読了後にカバー裏の紹介文を読み返しつつ、 「とうとう、ここまで来てしまったか」 と思ったものだった。 それが理解できないと、推理小説ファンが何故、こんな単純なラストに驚くのかも、理解できないと思う。 その意味では、初心者向けではない。 「すれっからしのマニア向け」である。 | ||||
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| 結局のところ叙述トリックが好きかどうかという点に尽きると思います。もしくはなじめるかどうか。作品自体はすごく良い出来だと思いました。ただ私はどうもこの叙述トリックがなじめません。「やられた」と言うより「ルール違反じゃね?」と言う気持ちが強く釈然としないのです。私みたいな考えの初心者がこの作品を手に取りミステリーが嫌いになってしまないことを祈ります。 | ||||
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| ある記述によってすっかり騙されました(笑) この作品の肝は、探偵役が誰かということに尽きます。 それ以上はいえませんが。 | ||||
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| クローズドサークルものの 推理小説です。 変わってるのは それぞれの章の最初に作者の説明文が載っていること。 「この章では○○××なことが起こります。 これは偶然のことなので真相には関係ありません」 とかそういう風に。 読んでる時はこの作者正気か などと思ったのですが 真相で 見事に騙されました。 まさに本格推理小説的な 愉快で見事な騙しのトリックでした。 あくまでいい意味でのバカバカしさのある 良き本格推理小説作品だと思います。 | ||||
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| これは本当によく覚えてる作品。これを見破った嬉しさは僕のミステリ体験の上位に来るものだ。いやほんと・・・・・よく考えたから(笑)。 しかもなんか一人ブームが来てね、このトリックをもっと多層的に広げていって遊んでいたら、もうちょっとで斬新な色彩感覚がにじみ出す ところだったんだけど頭が痛くなってきたんでやめたわ。ちょうど体調を崩していた時期だったな。。だから、だから?暇だったんだね(笑)。 まさかのヴァン・ダインか(笑)。ああ、あれだよヴァン・ダインって人はね、もともとは美術評論家をやっていたんだけど、病気療養中の 2年間でおよそ2000冊の推理小説を読んでしまい、その後もうほとんど必然といっていい流れとして推理作家になって衝撃の傑作を次々と 発表していくことになる本格黄金時代(1920年代)の巨匠のことなんだ。 推理作家におもちゃは要らないって言ったのは誰だったか。有栖川だったか。でもほんとに金がかからないな。時間と場所も選ばずにね。 しかし四六時中、人間をいかに奇抜に殺すかなんて考えてるのは理解あるミステリマニア以外からみればただの危ない奴じゃないか(笑)。 で、何が言いたかったんだっけな。。そうだよこの超越したアイデアのことだよ。でも僕が思うに本当に凄いのは、この新しい切り口を 特異性を浮き彫りにする上での演出の焦点にしてないところ。すべてはよどみない流れのなかにある。一見肝心なところが竜頭蛇尾に なっているようでそれすら超越してるスケールの大きさ。。 よってただ驚けばいいゲーム性にならず読み応えがある。しかもその過程に存在したあらゆる場面における解剖学的知識も決して無味乾燥に 体系立てたものじゃないところが憎いんだろう。結局ユーモアもただの引き立て装置じゃない。この倉知クオリティー。。 気に入るか気に入らないかはまったくの別次元として、もっと本格推理小説のメカニズムについて知りたいという欲求を湧き起こさせてしまう その一種の奉仕精神あふれる非主観的な生産性にして、あくまでミステリにも温かみが必要というこだわりを貫いたのほほんとした読後。。 だからほんとこのジャンルが発展していくには倉知みたいな姿勢を持つことが不可欠なんだなあ。でもきっとそれはこのジャンルに限った事では ないんだよね。だのでこっからは僕がつくづく思ってる愚痴になるわけさ。どちらにも腹が立ってるんだよ。でもだからどちらも許せるんだよ。 でもそれは矛盾を折り合わせるなんて高等技術を駆使してるわけじゃなく、ただあたりまえの知恵として思うことなんだ。つまるところね、 政治家は優秀だけど国民は馬鹿、もしくは反対に政治家は馬鹿だけど国民は優秀なんてことが果たしてありえるだろうか。両者は等しくちゃんと 同じレベルだよ。あんまり一方的な感情だけでもってしてやいのやいの言っちゃうんだから。。そしてそんな一番単純な真理が一番のミステリー になってしまってる創造性と前進性のなさに驚嘆してしまってるんだよワトソン君!ってホームズ風に言ってみたかった今日この頃なんだよ。 でもあれだったな、ホームズは政治自体にあんまり興味がない人間だったな(笑)。 | ||||
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前評判が良いだけに自然とハードルが上がった状態で読みました。内容が意外と質素だと感じ、あまり腑に落ちないところも。もっと驚かせてほしかったです。でもスラスラと読めます。巧みなところもありますが、解決部でちょっと甘いと感じる所もありました。ということで★みっつで。 | ||||
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