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最後の女



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【この小説が収録されている参考書籍】
最後の女 (ハヤカワ・ミステリ文庫 2-3)

最後の女の評価: 3.17/5点 レビュー 6件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.17pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(4pt)

ライツヴィル

ライツヴィルの街が出てくる作品は、これで5作品目?でしょうか・・。 ライツヴィルと聞くだけで期待が大きくなりますね。 この作品も、中々面白かったです。 ライツヴィル物で1番とはいきませんでしたが、充分、読んでみる価値ありだと思いますよ。
最後の女 (ハヤカワ・ミステリ文庫 2-3)Amazon書評・レビュー:最後の女 (ハヤカワ・ミステリ文庫 2-3)より
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No.5:
(2pt)

なぜ、ライツヴィルなのか

謎解きのポイントは、ダイイングメッセージと盗まれた3つの品物。
本書が、生まれて初めて読む本格ミステリーだという人ならともかく、ある程度本格慣れした人なら、謎を解くことは難しくない。

しかし、謎解きが簡単以上に問題なのは、なぜ、ライツヴィルなのかだ。もちろん、読者を説得できるようには書かれているが、1970年を迎えたライツヴィルに昔日の面影はない。違う場所でもよかった気がする。
また、1940年代後半から1950年代のライツヴィルものには、時代の雰囲気が漂っていた。当然ながら、1970年前後のアメリカにも、それなりの時代の空気があるはずだが、残念ながら、本書には、そういったものも感じられない。
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No.4:
(4pt)

代表作

トリックと言うより、人間関係に重きを置いた、、、後期エラリークイーンの代表作
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No.3:
(3pt)

まるでお伽噺 日常の出来事や経験を現実世界へと理想化 赤裸々な幻想

美しく広い自然のなかにいるのに斬首台へ向かう気分になる1970年作なんだな。最後のライツヴィルもの。ふとニューヨークの空港において
ハーバード大学の旧友にして富豪のジョニー・Bと再会したエラリーと、その父親のリチャード・クイーン警視。二人が休暇の計画を練ってる
ことを知った彼がライツヴィルに所有している別荘へと招待してくれたんだ。それは安息の日々になるはずだったんだ、、
、、あとからジョニーもやってきたんだけど、何と元妻の三人も来ることに。。何でも遺言状の書き換えの相談らしいんだぜ、重苦しいよ。。
遺産相続問題、がみがみだよ。。当然彼はその夜・・・・・・事切れる(苦笑)。いいのか・・・・・いいのミステリーなんだから!(笑)。
さて、青息吐息。。もう一回さて、ジョニーは今際の力を振り絞って母屋からゲストハウスにいるエラリーに対して電話で奇妙きわまる
ダイイングメッセージを残したんだね。そしていざ犯行現場には事件に先立ちそれぞれの妻たちが盗まれたと主張していた装飾用のかつらと
ガウンと手袋が残され、撲殺に使われた見猿聞か猿言わ猿の彫像が転がっていたの。。ふむ。それにしても最後の真相がやるせない。。
サカナクションの「アイデンティティ」を聴くようなもどかしいやるせなさ。それが今回のヒント!とゆうより勘がよければもれなく一瞬で
犯人がわかるような新しい実験を試みてみたんだ。駄目じゃん(笑)。
それにしても最後の最後までの貪欲なアイデア力の凄さなんだな。地味だけど先駆的題材を扱ったもの。思想めいてるんだな。形というよりは。
でも実際のところアイデアが湯水のようにわき出る人間っているものだけど、往々にしてそれを金に結び付ける能力がなかったりするんだな。
だから第一義がそれになるある種の退屈さ。ここ20年の流れがそうだわな。形だけはめまぐるしく変わるんだけど、基本的に内部からはなにも
発展しない。欠如してるのは清廉潔白さ。しかし何もそれは本田宗一郎や松下幸之助みたいな独創的で孤高の一匹狼な出自による理想巻き込み型
というよりは、吉田松陰的な学んで学ばせてのそれなんだな。そもそも今の時代は幕末みたいな流れにいるんだから尚更だわなあ。
どちらがとゆうよりは逆さ絵のような情勢。それに左右されない根底からの転換点を。見ようとしない、聞こうとしない、言おうとしない、
その馴れ合いじゃれ合いから抜け出せないから進まない。目を、耳を、口を、盗まれてのっぺらぼう化しながらも夢みるありったけの装飾。
そのネット内でアバター課金する程度の個性。そんな空気のように遍在するものにいちいち階層的な感情をつけて楽しんでるリアルな幻想。
しかし逆さ絵で気づくなら、実は最終的な形はすでにそれ自身の中に持っていたりするものであって、例えばネットだとかリアルなんて言葉分け
をすること自体が絶望的に古いというぐらいに垣根を流動的にすればいいんだが、多機能で便利だね、その精神的非合理。疎外感がなくて便利
だね、その人間的不合理。ここで澱んで思考がストップしてるんだから。しかし便利便利ってのが物狂おしいほどの薫陶になるところがまた
面白いもんで、つまるところその時代の便利さで地べたに叩きのめされてるものが次の2〜30年後のもっとも新しい萌芽になりえることもまた
事実だし、皮肉なことにその萌芽が手にしているものもその便利なものだろう。しかし泳ぎ方が変容してる。もっと合理的に泳ぐさ。
時代が前へ前へってのはある意味幻想で、同じような周期で同じような本質の事が起きてたりする。表面への現れ方、使う道具が違うだけで。
不安が出てくる流れ。でもだから本気で考えるし、本気で想像する。少なくともその余地があるし、それをいかに合理的に埋めようかと思想
としてのアイデアを出し、どうせ出すなら独創的に。。しかしそれはまだ先の話で(笑)、いま叫んでるのは盗まれた目を、耳を、口を
取り戻せってことであり、それは流動的な交流ありきのものなんだから、ほら、学んで学ばせてでしょ?
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No.2:
(3pt)

home

homeというダイイングメッセージを主題に展開される話ま、ありきたりな解釈だとネヴィルズJRに酷評されてますけど本当にありきたりなうえちょっと頭が回ればすぐ解っちゃいますこれも、クイーンですけどね
最後の女 (ハヤカワ・ミステリ文庫 2-3)Amazon書評・レビュー:最後の女 (ハヤカワ・ミステリ文庫 2-3)より
4150701032
No.1:
(3pt)

home

homeというダイイングメッセージを主題に展開される話
ま、ありきたりな解釈だと
ネヴィルズJRに酷評されてますけど
本当にありきたりなうえ
ちょっと頭が回ればすぐ解っちゃいます
これも、クイーンですけどね
最後の女 (ハヤカワ・ミステリ文庫 2-3)Amazon書評・レビュー:最後の女 (ハヤカワ・ミステリ文庫 2-3)より
4150701032

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