■スポンサードリンク
白い僧院の殺人
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
白い僧院の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.30pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 21~23 2/2ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
周囲を降り積もった雪に囲まれた建物の死体、残されているのは発見者の足跡のみという典型的な密室物の古典です。 密室の謎から始まりながら、それだけで終わらせない作品の構成、ストーリー運びはさすがカーと言ったところでしょうか。 作者が意図的に隠蔽する事実、それとなく匂わせる(あるいはこっそりと文中に隠している)伏線、個々人の行動が錯綜し、謎が解けても次の謎が立ちふさがる。カーの作品では珍しいけれんの無い作品です。 作品が書かれた当時の"雪の密室"の"常識"を覆し、なおかつ、今作が作り出した新しい"常識"を知る私たちをも感嘆させる。 一つのトリック(思いつき)だけで作品を組み上げず、論理的にあり得る奇抜さを追求する。ミステリー古典でありながら、現代に通用する要素を多分に持った作品だといえます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
H・M卿登場の名作。ロンドンの対所ある邸<白い僧院>の別館、<王妃の鏡>で女優の死体が発見された。建物の周囲三十メートルについている足跡は死体の発見者のもののみで、犯人の足跡は影も形もないという怪事件。 通常、真相がわかれば失望し、ちょっとした思い付きでのみ解けるというのが不可能犯罪でそこが欠点なのですが、この作品はまったく論理的に解くことができます。伏線も随所に張られていて、プロット、トリック、心理的な推理、フェアプレイとすべて揃っています。 不可能犯罪が好きでない方、今まで読んだことがない方でも十分楽しめる一冊でしょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
有名な足跡の問題の作品雪で覆われたコテージの中女優の死体が発見される。死亡推定時間の前に雪は降り止んでいたのだから犯人の足跡は残っているはずなのに、現場には発見者の足跡しかなくしかも、発見者は絶対に犯人ではないという不可能犯罪を美しく解き明かした古典的作品白の情景に浮かび上がる足跡はイメージとして焼きつきます | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!