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メソポタミヤの殺人
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【この小説が収録されている参考書籍】
メソポタミヤの殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.12pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全39件 21~39 2/2ページ
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珍しく解決編の前に犯人やトリックが解りましたが、フェアに描かれている為でしょう(もしかしたら、潜在意識下でトリックを知っていたのかも?)。それにしても、良くできたミステリーで、一気に読めました。但し、20年で…という設定は、さすがに無理があると思う。そこまでマヌケな被害者とは思えない!面白かったが、そこだけは減点ですね。 | ||||
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犯人の候補が何人かいて、それぞれに犯人であると思われる点と、犯人ではないだろうと思われる点が見事にミックスされていて、読者にとっても推理する上で大変悩む作品だろう。 学者夫人の殺人トリックは実に秀逸。ポアロの推理の切れ味も冴えわたり、読み終えて充分な満足感があった | ||||
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犯人の候補が何人かいて、それぞれに犯人であると思われる点と、犯人ではないだろうと思われる点が見事にミックスされていて、読者にとっても推理する上で大変悩む作品だろう。学者夫人の殺人トリックは実に秀逸。ポアロの推理の切れ味も冴えわたり、読み終えて充分な満足感があった | ||||
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作者中近東ものには傑作が多いが、とくにポアロ中近東もの三部作(本書、「ナイルに死す」「死との約束」)が傑出している。そしてその中の最高傑作が本書。 以前、作者作品は「アクロイド殺し」と「そして誰もいなくなった」だけで充分みたいなことを別のレビューに記した覚えがあるが、もう1冊挙げるなら本書を選ぶ。つまりこれらが作者ベスト3ということになる。 本書はトリックがシンプルな分、驚愕度と納得性が高い。 私は論理の筋は通っているがゴテゴテと複雑な作品よりも、こういうシンプルな作品の方が好きだ。 | ||||
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作者中近東ものには傑作が多いが、とくにポアロ中近東もの三部作(本書、「ナイルに死す」「死との約束」)が傑出している。そしてその中の最高傑作が本書。 以前、作者作品は「アクロイド殺し」と「そして誰もいなくなった」だけで充分みたいなことを別のレビューに記した覚えがあるが、もう1冊挙げるなら本書を選ぶ。つまりこれらが作者ベスト3ということになる。 本書はトリックがシンプルな分、驚愕度と納得性が高い。 私は論理の筋は通っているがゴテゴテと複雑な作品よりも、こういうシンプルな作品の方が好きだ。 | ||||
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ポアロものですが、看護婦さんが語り手としてかかれています。 考古学のことはさっぱりわかりませんが、出てきた話題は、あちこちの博物館を訪問した際に、注意してみてみようと思いました。 中近東には1度しか行ったことがなく、博物館は行っていなかったのが悔やまれます。 なぜ、どのようには、最後までわかりませんでした。 推理小説としては楽しめました。 もう少し、考古学、メソポタミアのことが分かっていれば、より楽しめると思われます。 本書を読んでから、アガサクリスティ百科事典、アガサクリスティ99の謎 を読んだので、体験に基づいて書いているので描写が正確なのだという理由が分かりました。 | ||||
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ポアロものですが、看護婦さんが語り手としてかかれています。 考古学のことはさっぱりわかりませんが、出てきた話題は、あちこちの博物館を訪問した際に、注意してみてみようと思いました。 中近東には1度しか行ったことがなく、博物館は行っていなかったのが悔やまれます。 なぜ、どのようには、最後までわかりませんでした。 推理小説としては楽しめました。 もう少し、考古学、メソポタミアのことが分かっていれば、より楽しめると思われます。 本書を読んでから、アガサクリスティ百科事典、アガサクリスティ99の謎 を読んだので、体験に基づいて書いているので描写が正確なのだという理由が分かりました。 | ||||
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アガサクリスティものを全巻読もうと思って、新品を買っていたら、お金が持たないことに気が付いて、古本を買うようになりました。 本書は、新装版もでていますが、近所ではこちらの版が古本屋さんにありました。 ポアロものですが、看護婦さんが語り手としてかかれています。 さすがに、数十冊読んできたので、犯人の可能性がはじめのうちから数十%の確率でこの人ではないかと思って読み進んできました。 なぜ、どのようには、最後までわかりませんでしたので、推理小説としては楽しめました。 考古学のことはさっぱりわかりませんが、出てきた話題は、あちこちの博物館を訪問した際に、注意してみてみようと思いました。 中近東には1度しか行ったことがなく、博物館は行っていなかったのが悔やまれます。 | ||||
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クリスティーのポアロ作品の中でも、間違いなくベスト10に入る傑作です。ポアロ作品は、ポアロと一緒に調査しているふりをしてあまり尋問を受けていない人が犯人だった、というようなことが多い(?)ので、この作品もそうなので「この人かな?」と疑ってはいましたがずっと同じ場所にいた、という確実なアリバイがあったので途中から疑うのをやめました。しかし、トリックが分かったときにはなるほど、こういう方法だったのかとびっくりしました。やはりクリスティーは素晴らしい。ただ、水と塩酸を取り換えた時の状況も最後にポアロが詳しく説明してくれていたらもっと良かったです。 | ||||
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クリスティーのポアロ作品の中でも、間違いなくベスト10に入る傑作です。ポアロ作品は、ポアロと一緒に調査しているふりをしてあまり尋問を受けていない人が犯人だった、というようなことが多い(?)ので、この作品もそうなので「この人かな?」と疑ってはいましたがずっと同じ場所にいた、という確実なアリバイがあったので途中から疑うのをやめました。しかし、トリックが分かったときにはなるほど、こういう方法だったのかとびっくりしました。やはりクリスティーは素晴らしい。ただ、水と塩酸を取り換えた時の状況も最後にポアロが詳しく説明してくれていたらもっと良かったです。 | ||||
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いい作品だと思う。ポアロの嗅覚は推理力より勝っていて、少し神がかっているのが、推理小説としての話の展開として無理っぽいと思われる所もある。犯人は意外な人でした。しかし、そう考えられない理由はないわけで、犯行方法も案外無理でない。小説の中にある調査隊宿舎の間取り図から、どうやって犯行が行われたか全くそれまで理解できなかった。ポアロの想像力はすごかった。アガサクリスティの発想もスゴイと言えるのだろう。女とは「こういうもの」であるという様々な記述はアガサ自身の女性観をはっきりと表している。これ以降の作品の謎解きのヒントにもなる視点が散見できた。 | ||||
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いい作品だと思う。ポアロの嗅覚は推理力より勝っていて、少し神がかっているのが、推理小説としての話の展開として無理っぽいと思われる所もある。犯人は意外な人でした。しかし、そう考えられない理由はないわけで、犯行方法も案外無理でない。小説の中にある調査隊宿舎の間取り図から、どうやって犯行が行われたか全くそれまで理解できなかった。ポアロの想像力はすごかった。アガサクリスティの発想もスゴイと言えるのだろう。女とは「こういうもの」であるという様々な記述はアガサ自身の女性観をはっきりと表している。これ以降の作品の謎解きのヒントにもなる視点が散見できた。 | ||||
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うまく抄訳できている。 遺跡発掘現場という、意外な陸の孤島で一人、また一人殺される、不気味さが良くでていた。 しかし、ジュニア向けシリーズ第三作に、この作品を持ってくるセンスがわからない。 ミス・マープルだとか、前期のポワロ作品だとか、もっと適したものはあっただろう。 | ||||
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本書は、中期傑作群のど真ん中の1936年に執筆された作品で、翌年の『ナイルに死す』や翌々年『ポアロのクリスマス』というクリスティーらしからぬ大仕掛けのトリック作品の先駆けだけあって、単純でいて実に見事なトリックを用いた、作者のベスト10に数え上げられるべき作品である。 作者のそれまでの作品には、心理的トリックやプロットの妙により読者を錯誤に陥らせるものである物が多く、たとえば本書の2年前に執筆された『オリエント急行の殺人』は、その構想は独特で秀れてはいるものの、犯人は何もトリックを仕掛けておらず、だから私はこの作品について、本格推理作品としてはあまり高く評価していない。 その点本書では、犯人が真っ向からトリック勝負を仕掛けており、まさに本格推理作品であるという点が、従来作品と異なる。 なお本書は、読み比べてみればわかるが、2年後の『ポアロのクリスマス』と相似点が多い。 どちらも「密室的」状況であり(『ポアロのクリスマス』は実際に密室である)、またどちらもポアロが被害者そのものに事件の本質を求め、各容疑者たちの「犯行シミュレーション」を行っており、その上さらに決定的に似ていることがある...。 それはまるで本書が、実はさらなる傑作『ポアロのクリスマス』のための習作ではなかったのか、とさえ思わせる内容である。 | ||||
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本書は、中期傑作群のど真ん中の1936年に執筆された作品で、翌年の『ナイルに死す』や翌々年『ポアロのクリスマス』というクリスティーらしからぬ大仕掛けのトリック作品の先駆けだけあって、単純でいて実に見事なトリックを用いた、作者のベスト10に数え上げられるべき作品である。 作者のそれまでの作品には、心理的トリックやプロットの妙により読者を錯誤に陥らせるものである物が多く、たとえば本書の2年前に執筆された『オリエント急行の殺人』は、その構想は独特で秀れてはいるものの、犯人は何もトリックを仕掛けておらず、だから私はこの作品について、本格推理作品としてはあまり高く評価していない。 その点本書では、犯人が真っ向からトリック勝負を仕掛けており、まさに本格推理作品であるという点が、従来作品と異なる。 なお本書は、読み比べてみればわかるが、2年後の『ポアロのクリスマス』と相似点が多い。 どちらも「密室的」状況であり(『ポアロのクリスマス』は実際に密室である)、またどちらもポアロが被害者そのものに事件の本質を求め、各容疑者たちの「犯行シミュレーション」を行っており、その上さらに決定的に似ていることがある...。 それはまるで本書が、実はさらなる傑作『ポアロのクリスマス』のための習作ではなかったのか、とさえ思わせる内容である。 | ||||
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ミステリーの女王クリスティーの作品の中でもトップレベルの作品。 タイトルどおり、メソポタミヤの遺跡で起こった殺人をポアロが解決するというものです。 トリックや推理など、ミステリーの王道中の王道をいった感じですが、それがまたいいです。 また、さすが考古学者の妻!!ということで、遺跡や中東をとても魅力的に描いています。 | ||||
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ミステリーの女王クリスティーの作品の中でもトップレベルの作品。タイトルどおり、メソポタミヤの遺跡で起こった殺人をポアロが解決するというものです。トリックや推理など、ミステリーの王道中の王道をいった感じですが、それがまたいいです。また、さすが考古学者の妻!!ということで、遺跡や中東をとても魅力的に描いています。 | ||||
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プロットの質がとても良い。だから読んでいて飽きない。トリックの方もアガサ・クリスティらしい。 遺跡の発掘現場での殺人事件をポワロが解決していくのだが、本格ものらしい話の展開と印象的な登場人物が話を盛り上げる。遺跡の発掘に関する記述も細やかで楽しめる。 アガサ・クリスティの作品の中でも質の良いものと言える。 | ||||
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有名な話だが、クリスティーの二度目の夫で考古学者のマローワンの発掘作業についていくようになってから、彼女の作品の舞台には中東やエジプトも加わった。死んだはずの前夫からの手紙に怯える、発掘隊隊長夫人。やがて前夫の呪いか?彼女は殴殺死体で見つかる。トリック(犯行の手口も含む)に「なるほどー!」と思った。これまたパイオニアの辛さで、同じ手口はその後類似品は沢山出回ることになるのだが・・・人間は執念深いものである。砂の舞う砂漠でも、ジットリと人の悪意と殺意は湿ったままだ。この作品にもあるが、「探偵よりも先に犯人が誰かカンづいた人物も殺される」っていうのは、やりきれない。 | ||||
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