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点と線



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点と線の評価: 4.10/5点 レビュー 184件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.10pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全184件 181~184 10/10ページ
No.4:
(5pt)

複雑と単純

 ミステリーにはまるきっかけとなった本。謎は多く頭の中がこんがらがってくる。しかし、その複雑さはシンプルなトリックによって全てとけてしまう。物理学の本を読むかのようだ。ミステリーの最高峰。
点と線 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:点と線 (新潮文庫)より
4101109184
No.3:
(3pt)

今ごろの読む往年の名作小説

松本清張の傑作と言われている推理小説で、何度かテレビドラマか何か映像化されたのを見たことがありますが、其の原作小説は初めて読みました。いまから何十年も前に掛かれた推理小説で今読んでも、自動改札なんて当然なく北海道から青森へとつなぐ青函連絡船が存在していたり、若干時代錯誤的なところは感じましたがそれでも、際立って推理小説を嗜むのを邪魔するほど古いなと思う程度ではなかったです。ただ名作として散々映像化されたりしたのが頭に残っている影響からか、素のままで意外性を楽しむことは出来ないのは仕方ないとしてもやはり、今ごろ読んでしまったと言うなんともいえない寂寥感みたいなのは残りました。トリックはともかくとして犯人は読んだ当初から薄々読めてしまいました。トリックも時刻表のあれこれ数字が出てくると頭がこんがらがって破裂しそうになりましたが、大体テレビドラマと合わせてこんな時刻表や数字はさっぱり分かりませんがこんなトリックであろうことが途中で読んでいく内に分かってきました。散々語り尽くされている名作を今ごろ読んで本当に今ごろ読んでしまったと言う思いにホトホト打ちのめされました。でも原作小説はこんな感じであろうと言う印象をつかむことが出来ました。
点と線―長編推理小説 (カッパ・ノベルス (11-4))Amazon書評・レビュー:点と線―長編推理小説 (カッパ・ノベルス (11-4))より
4334030041
No.2:
(5pt)

ミステリー作品の本質を知ることのできる優れた小説である!

優れた作品は時代が変わろうとも優れている!この小説のすごいところは起承転結の起の部分ばかりを強調する最近の小説と違い、何気ない男女の無理心中の事件から始まり、汚職、人間関係、病気、女のプライド、刑事達の苦悩など、複雑な登場人物達の感情を中心に、人の先入観による盲点の恐ろしさなどを描いた心理描写がメインの作品である。娯楽としてのミステリー作品とは一味違う!
点と線 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:点と線 (新潮文庫)より
4101109184
No.1:
(3pt)

社会派サスペンスの元祖?しかし、、、

時刻表のトリックを用いたサスペンス小説。この作品の後、鉄道を用いたサスペンスが一つのジャンルとして定着してしまったため、今になって読むと陳腐な感を受ける。トリックも高等とは言えない点があり、驚きにも欠ける。同時代に読めば相当驚きだったことはよく分かるのであるが、さすが数十年後ともなると。。。サスペンスの先駆者的な作品ではあるが、時代の風雪に耐えたとは言い難い。
点と線 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:点と線 (新潮文庫)より
4101109184

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