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東京島



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【この小説が収録されている参考書籍】
東京島
東京島 (新潮文庫)

東京島の評価: 2.99/5点 レビュー 187件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.99pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全187件 141~160 8/10ページ
No.47:
(1pt)

下品の一言

文章はさすがというかスラスラ読めてグイグイ引きこまれます。
けど内容は・・・
どこかにある話を更に下品にまとめたという感じ。
主役の女性に全く感情移入できませんでした。
これは私が女性だからなのか?
なんとも後味の悪い結末でした。
もうこの人の本は買えない・・・
東京島 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:東京島 (新潮文庫)より
4101306362
No.46:
(3pt)

島民は、ここで自分の存在意味に答えをだそうとしているようだ

事前情報が何も無いまま読んだら・・・
うわー なんだこれー・・ これが桐野ワールド?!
読中はリアルに想像できる表現が多用されているので、まるで自分がこの無人島で
生活している錯覚に陥って、気分が悪くなることもある。
極限の中の生活は、やはり平和に生きているものからしたら刺激が強すぎる。
へびを食べたり、とかげを食べたり、、性的な表現、、
無人島で生きていても、生まれてしまう格差、争い、事件
強いのは、女?男?
武器になるのは、ナイフ?知恵?策略?
夢破れ、ヤンキー崩れ、親に捨てられ、仲間に捨てられ、女を捨てかけ、、
スポットがあたらないような人々が、何の数奇かここに集まり、共同体が生まれ。
島民は、今まで考えてもいなかった自分が生きる意味を、何もない熱帯の島で
どんなささいな理由でもいいから、もがき探しているように思えた。
清子は女を武器にし、裏切り、さらにしっぺがえしをくらい、今度は母体を武器にしたたかにチャンスを狙う。
変な能力を持ったものたちも、それが自分に与えられた道と信じ、進む。
読中は、うわ〜・・・・ ひく・・・  でしたし、
32人もいれば一部の人物名がちんぷんかんぷんで覚えきれない・・・でしたが、
読みきると、かなり印象に残る作品だと思いました。けっこうこれ大事かも。
(読んでもすぐ、どんな内容か忘れることが多い自分です・・)
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No.45:
(4pt)

リアルワールドが好きな方に!

作者の名前も性別も知りませんでしたが、面白くて一気に読みました。
他の方のレビューを見ていると、この作品と合わない方も多いようですね。しかし、とてもリアルなストーリーにぐいぐい引き込まれていきました。ホントに現実感のある話なんですよ、魅力ある主人公がいない?ストーリーがエログロ?いやいや、普通にはありえない設定に普通の人が置かれたらどうなるかを実験したらこうなりました、というような心地良い読後感があります。いい小説でした。
しかし、空想小説やテレビドラマが好きな方には合わないかも知れませんね。年齢、経験もある程度ある方にお勧めします。
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4101306362
No.44:
(3pt)

設定を生かし切れなかった感あり

 孤島に閉じこめられた31人の男と一人の女!しかも40過ぎで小太り。出だしは最高にスリリング。意地悪な設定はさすが桐野さん。だが、なんだか都合良くいろんな人が流れ着いちゃう。孤島の閉塞感に、作家自身で嫌気がさしちゃったのだろうか。ハプニングが多すぎて、とっちらかった小説になった。チキとチータの独白で強引に完結させた力業だけは、さすが。
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4101306362
No.43:
(2pt)

読後感が悪すぎ、

40女の私には
ちょっと、苦痛を感じる描写。
自分はもう女としての動物的価値がないと割り切った人じゃないと苦痛です
読めることは読めたけど、お金出して読んでも気持ちよくないなあ
登場人物がみんないやーな感じ、主人公も含めてね
救われない話
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4101306362
No.42:
(3pt)

微妙な作品

久しぶりに桐野夏生さんの小説を読みましたが、何人かのレビュアーの方が期待はずれだったといっているように、かなり微妙な作品ではあります。三十人余りの若い男性の中に、女性はただ一人、しかも46歳。彼女は年齢的にも微妙ですが、しかしある意味でこれは設定としては絶妙なのかもしれません。女性主人公がもっと若ければ、まったく別の物語になっていたでしょう。
登場するのがいずれも共感の持てない(持ちようがない)人物ばかり、しかも醜悪に醜悪に描かれています。そういう意味では徹底しています。まあ、無人島に流れ着いたのだから、清潔でいられるわけもないでしょうが。昨日(2009年1月5日)の朝日新聞に載っている福岡伸一さんとの対談で、桐野さんは「性的に追いかけられるのも怖いですが、女がいると秩序が乱れるから、と『異物』を抹殺しようとする男だけの社会の怖さ。それを書きたいと思いました」と語っています。
なるほど。しかし、女性はときによると男性をこのような醜い存在と見ているのかもしれないと思うと、逆に怖くなってしまいます。うーん、やっぱり微妙だ…
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4101306362
No.41:
(3pt)

無人島に中年女性が一人。

文明から切り離された無人島を設定におき、人間の身勝手さ、醜悪さを書いた作品。
遭難者は、大きく日本人グループと、中国人グループとにわかれているのだが、日本人はただなんとなく救助を待ち、その日を暮らすという受身な生き方をしている。
一方、中国人グループは、生活力・生命欲にあふれており、自分たちで積極的に行動する。
その対比は、面白かった。
頭でばかり考え、みなが右に同じじゃないと安心できない日本人が、気温や食べ物にさほど苦労しない無人島に遭難したら、いがいとこんな感じなのかもしれないなとは思いました。
けどなぁ・・。とにかく清子が好きになれません。身勝手すぎる・・・。
隆がかわいそうだ。(作者は精神の弱さが死をまねいたってかいてたけど)
ワタナベが、助けを呼ばないのはしょうがないにしても、清子はひどすぎるだろう。
身勝手だろうと、そういう人間が強いってテーマなんだろうか。後味悪いです。
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No.40:
(2pt)

すらすらと読めますが…

無人島に流れ着いた人々の中で、女が一人。そこから始まるさまざまな争い、葛藤、サバイバルな生活。
期待をこめて読み始めましたが、あまりにグロテスクで吐き気を催すこと数知れず。
まあ、実際にこうした状況に遭遇したら人間てこんなものなのかもしれないけれど、あまりに残酷で、自己中心的で、読後感はすっきりしません。
エログロ好きの方なら面白く読めるのかも。
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No.39:
(1pt)

ガッカリ・・・

物語に起承転結がなく間延びしていて、「次はどうなるのだろう」というページをめくる期待感がまったく持てなかった。帯を読んでドキドキ・ハラハラするようなサスペンス的な要素を期待して購入したが、全くの期待はずれでした。
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No.38:
(3pt)

たんなるエログロにならないのが桐野夏生の力量

桐野さんの作品だから読むけど正直、あらすじを読んだだけで気が滅入りました
「無人島で、数十人の男の中に女が一人」ですよ?いやでもエログロ系の話を想像しちゃいます。
さらに1ページ目でいきなり明らかになるのですが、この女っていうのが「46歳」なんです。
若い男たちがこの唯一の女をめぐって、サバイバル・・・・。
この設定、思いついてもなかなか書けるもんじゃない。
よっぽどうまくやらないとB級のエログロ小説にしかならないのに、そこはやっぱり桐野夏生!!
人間の欲、醜さ、非常事態で発狂していく様子が色濃く描かれ、
女性の図太さ、計算高さ、したたかさは憎たらしいくらいよく出ています。
女の汚い内面を描かせたらこの人ほどうまい作家はいません。
サバイバルよりも人間の人間らしい面がどんどん壊れていく過程に読み応えを感じました。
非常時もみんな仲良く協力しあって・・・なんてのは幻想。
「他人より自分」。これが現実なのかもしれない。
もし、自分がこの状況に置かれたら、彼らのようにはならないと私は言い切ることができません(>_<)やっぱりワタナベみたいなキャラクタ−は必須ですね(ニヤリ)
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4101306362
No.37:
(1pt)

やはり、流行っているとかで、選んではいけませんねぇ。。。

時間の無駄でした。まぁ、無駄にしても良いような時間を当てたので、後悔はありませんが。
日本の男に対する、拭いがたい絶望がただよっているなぁと、
思ってあげたいのではありますが、実際に読了後に湧いて出た感情と言いますか、読後感は、
男をなめるな
いや、なめるなら、上手になめろ
ろくな男に出会っていない、悲しくも可哀想な女性なのでしょうねぇ、この作者は。
この方の作品を初めて読みましたが、
今後、二度と手に取ることはありません。
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4101306362
No.36:
(2pt)

ちょっとこれはあまりにも・・・

桐野さんのファンなので、楽しみに読み始めたのですが、性描写とか、読んでて嫌ーな気持ちになって(桐野さんの作品は結構性描写があるけど、これまでそんなに嫌な感じは受けなかったのに)途中でやめたくなりました。
でももったいないし、何かがあるかもと、とりあえず最後まで読みましたが、結局作者が何を表現したかったのか全くわかりませんでした。とりとめがないって感じで・・。魅力のある人物もいなかったし。これまで、桐野さんの人間の心理描写には恐れ入ってて、物書く人って、すごいなあ・・・と感銘を受けていましたが、「魂萌え」あたりからあまりリアリティを感じられなくなりました。私は、「ロストワールド」がすごく印象に残ってて、読んだ時の衝撃は忘れられません。
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No.35:
(5pt)

長すぎなくっていいんじゃない。

ノーベル賞をとって四半世紀たつ「蠅の王」はいまだに読んでないけれど、こちらは出版広告をみたらすぐに読みたくなった。
1ページ目から引き込まれて、あっという間にラストへ。
「こうきたか」と思わずうなる意外な展開の中に「カーネルクリスピーサンド」などといった固有名詞がちりばめられて、いやあ、うまいですね。この設定だったらいくらでもだらだら書けそうなところを、この程度の分量におさめたところが「ザッツ・エンタテインメント」。
でも、「OUT」「グロテスク」のような重量級の桐野ワールドをお望みの向きには、ちょいと軽いかも。
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4101306362
No.34:
(3pt)

この作者の作品は初めて読みました。

率直に言うと、テーマがぶれていると感じました。作者がいったい何を描きたいのかがまるでまでわからない。男性性と女性性の対比が肝なのかと思ったけれど、それにしては主人公の思考回路に支離滅裂な部分が多くて一貫性があるとは言いがたいし・・・。
極限状態におかれた人々の心理や行動が次々に移り変わっていく様には説得力があっただけに、単なる冒険小説で終わってしまっている点が非常に残念です。また、作者が力尽きてしまったかのような投げやりなラストには思わず苦笑してしまいました。筆力はあるだけに残念です。
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No.33:
(5pt)

けいたんの評価

かなりおもしろかった、キャラクターのルックスや心理等こと詳細に描かれていて感情移入しやすかった設定環境や地形なども読んでいて容易に頭に入ってきた、著者の筆力の賜物だろうかとにかく最後まで飽きなく一気に読みすすんでしまった。
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No.32:
(1pt)

苦痛でした…

桐野さんの新作とのことですぐ購入し読みたかったところを(忙しい時期だったので)とりあえず図書館に予約、3ヶ月待ちでやっと手にしました。
期待に胸を膨らませ本を開きましたが、読み進められない・・・うう辛い。
私にとっては苦痛のほか何物でもない作品でした。
図書館への返却期限が近づき何とか最後まで読み切りましたが、時間の無駄をしてしまった感だけ残りました。
購入しなくてよかった。
こういう作品が好きな方もいらっしゃると思いますので、あくまで私の感想です。
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No.31:
(1pt)

下品

桐野の得意とする、いやらしい人物洞察が大好きな人には面白いのかもしれない。
むき出しにされる、人間の穢さ、というところなんでしょうが、下品すぎる。
漂流ものとしては、十五少年漂流記 (新潮文庫)のパロディーの蝿の王 (新潮文庫)に近い狙いなのかもしれないけれど、俗悪すぎて足下にも及ばず。
どうせ漂流を読むなら、
十五少年漂流記、蠅の王、漂流教室 1 (1) (ビッグコミックススペシャル)、さらに絵画だけれどストーリーもついている、ヘンリーダーガーのヘンリー・ダーガー 非現実の王国でを読むべし!
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No.30:
(3pt)

かなり期待したのですが・・・

 桐野氏の久々の新刊ということで、かなり、ものすごく期待したのですが・・・
 物語自体は悪くないと思います。しかしながら、いつもキレが感じられません。少し余興でもしようか?といった軽い気分で作ったような作品に感じます。
 次回作に期待します。
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No.29:
(2pt)

他に読む本がなければ・・・

『グロテスク』が面白かったのと、
谷〜何とか賞とか、期待しすぎた分・・・ちょっと・・・。
他に何も読む本が無いときに、手にとっては。
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4101306362
No.28:
(3pt)

ミステリーではない

無人島で次々と事件が起こって、最終的に隆とカスカベの死因も解き
明かされるのかと思って読み進んだが、
結局最初から最後まで清子を中心とした漂流者の無人島での生活記が描かれている。
全体のストーリーを楽しむというよりは、人間の欲望を包み隠さず表現された無
人島生活の日誌を楽しむといった印象。
誰一人住んでいない南の島での生活をときに憧れたりするものだが、
現実は何も知恵がないと過酷で退屈な生活になることが容易に想像できる。
なんかこの続きがありそうな感じもする。
東京島 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:東京島 (新潮文庫)より
4101306362

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