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東京島
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東京島の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.99pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全72件 1~20 1/4ページ
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期待して読んだのですが、読み終わるのに大変苦労しました。 既に映画化しており、その宣伝で実際にあった「アナタハン事件」をヒントに書かれた作品である事やキャストの紹介も見た後なので、読みながら俳優さんの顔をイメージしてしまった事が失敗だったのかも知れませんが、我慢しながら読めばこれから展開があるのか?と頑張った結末が、占い師・・・。 谷崎潤一郎賞受賞って、これで良かったの? 別々の短編作品として発表して、総合的な作品になっているというのは面白いと思いますが、内容的には私は読まなくても良かったと思ってしまいました。 | ||||
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桐野夏生さんの小説が好きでたくさん読んでいます。他に評価があまり高くない作品も私は好きだったりするのですが こちらはちょっと・・。面白い部分もあるのですが、やはり想像しにくい設定に唯一の女性主人公にも共感しにくく、登場人物も多くてギブアップ 途中で読むのを断念するのは珍しいです。 映画化されたとのことで、映像ならば面白いのではないかと思いました。 | ||||
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設定を聞いてドキドキ感を持って読んだのだが...。くだらなすぎて評価の対象にならず。考えさせるような内容は何もない。特にオチには唖然とした。 | ||||
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漂流ものにかなりはまってしまって、この本を手に取りました。 著者の作品は、他の作品も好きだったので、期待していましたが。 気持ち悪い。の一言でした。 本当に桐野夏生さんの作品なんでしょうか。裏切られた感が強くて、 がっかりしました。 点数はつけるレベルでしょうか。お勧めしません。 | ||||
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私は、そこまで本を読む人では無いのですが、1Q84のような面白さや感動を求めてこの本を読みました。 文学については良く分からないので、同じような人へのレビューと考えてください。 この点を求めて読むと、正直「つまらなかった」です。 風景がある程度では、イメージされるのですが、正直分からない事が多すぎです。 例えば、いかだ(?)の具体的なイメージも湧きませんでした。 もし、これが高等な技法だったとしも、素人の私にはつまらなくなるだけですから・・・ これらの点から、私と同じように面白い本を読みたいだけの人にはオススメできないです。 あと、オチも微妙です 以上が私のレビューです | ||||
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無人島でのサバイバル生活という設定は期待大だったが、見事にその期待を裏切ってくれた。 まず、登場人物の人間性。皆下品でお下劣。彼らに共感しろと言われても土台無理。 次に物語がつまらない。無人島といえばサバイバル。にも関わらず、ほのぼのとし過ぎ。 血なまぐさい争いなどを期待していた分、肩透かしを喰らってしまった。 | ||||
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設定を聞いておもしろそうだと手に取った人は多いと思います。 章ごとに雑誌に連載されていたようで、だんだん落とし所が見つからなくなってきたのでは? と思わざるを得ないようなオチの付け方に脱力しました。 まぁ、才能ある作家とはいえ、快心のホームランもあれば三振もあるでしょう。 これは三振でしょうね。 | ||||
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登場するどの人物にも感情移入できず。 表現も野卑で、全く心に響くものがない。 それどころか、性を含む描写に関しては気分が悪くなる。 桐野さんの代表作「OUT」なども別の意味で気分が悪くなる描写 は多々含まれていたが、それ以上のメッセージ性と 有無を言わさぬ迫力があった。 しかし、本作にはしそんなものは感じられない。 結末に至る展開も合点がいかない。 結末に関しては少々のサプライズ的なものも用意されていたが 気分の悪さを払拭するには遠く及ばない。 途中、何度もやめようかと思ったが、 桐野作品だから、と自分に言い聞かせて読み進めた。 しかし、読み終えて何も心に響かず 時間が勿体なかったという読後感だけが残った。 まあ、話題性のある本なので、 「つまらなかった」と話の種にすることはできる、 という意味で★2つ。 純粋に本の中身だけで言うならば★1つ。 残念な一冊。 | ||||
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なにかエンタメ度全開!のものが読みたいと思って手に取ったのだが、求めていたグルーヴや眩暈のするようなカタルシスは最後まで、ゼロ。 新婚旅行のクルーザーが難破し、夫の隆とともに無人島に流れ着いた清子。そこへ与那国での過酷なバイトから脱走しようとし、同じく遭難して漂着した男ども、さらには密入国ビジネスのトラブルから島に捨てられた中国人らもあいまって、計32人でのサバイバル生活が始まったのでした、、、 が、どうにもダラダラとして掴みどころがない描写が続く。島で唯一の「女」としてその性を武器に権力を確立する清子の視点が軸なのかと思いきや、その強さも狡さしたたかさもどれもが全く中途半端で「物語」の主人公としての魅力がまったく感じられない。暑い寒いダルい腹減った旨いもん食いたいけど基本動くのだりーし何もしたくな〜い、という人間として基本の生理/行動を書かれても、娯楽小説の興奮を求める向きにはただただ辛い。かといってそうした描写が、人間ちゅうイキモノの奥深いところをエグる汚さや暗部を晒し出す迫真性を持っているワケでもなく、この辺、作者の過去作の「エグさ」を知る身としては首を傾げたくなるところ。こうして序盤にして早くも失速するのだが、さらには続く章毎に主となる人物の視点が切り替わり、なおかつそれが揃いも揃って感情移入のし難い微妙なキャラクター設定/描写になっているせいで、とにかく眠い。もう途中でやめようかと思ったが、最後はいったいどうオチつけるのか!?という一点だけが気になって完読。結局は始めっから続く妙なダルさのままにランディングし肩透かしのまま終了する。舞台設定やタイトルから漠然と期待していた興奮を、見事に裏切られた。 | ||||
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元のお話を期待して読みました。ら、全くの創作だったらしく残念でした。 文章自体は読みにくくはなかったですが、ページの進みは悪かったです。 | ||||
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「アナタハン島」の事件があって、桐野さんの力があればもっと面白い、スリリングな小説が 書けたように思います。 日本人だけにして、もっと普通の人が追い詰められて 本性・狂気・欲望・本能が出てくる展開を 描けたのではないかと残念に思います。 中国人・フィリピン人が 余計だったのでは・・ | ||||
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無人島という設定も陳腐。まあ女一人だけでしかも美女じゃなく中年というところだけが目新しいだけで、 設定から言ってセックスしまくるのはだれが考えても予想通り。 谷崎潤一郎賞をもらったということだったので期待していたが、はっきり言って面白くない。 ビートたけしが絶賛したらしいが、やつの作る映画もやくざと暴力だけで国際的評価が高い理由がわからないのといっしょ。 二度と読む気が起きないつまらない本。 | ||||
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期待が大きかった分、裏切られた感が強い。 人物描写もちぐはぐで、 狂気に至る過程も至ってからの描写も矛盾だらけ。 バトルロワイヤル的であるが それ以上ではない。 オチも今一歩。 残念な作品である。 | ||||
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孤島に漂着した人々の群像劇。 多くの漂着者たちの中で、女は一人だけという設定は魅力的。 期待しながら読み始めたが、良くない。 落胆させられた。 掘り下げると面白くなるのではないかと思わせられるようなプロットが、素っ飛ばされるような感じで書き進められており、 登場人物の造形も、十分に書き込まれないうちにどんどん先へと行ってしまう印象を強く受けた。 あらゆる細部が書き込まれないまま、進んでいってしまうので、孤島での生活がどんなものであるのかもよく分からない。 ひとつ例に取れば、 >清子はどういう訳か、島で一番太っていた。困窮生活なのになぜ太るのか、自分でもよくわからない。 人が太るのには理由があるのではないか、ましてや孤島での生活なのだから……と首をかしげたくなる。 よくわからないのは、ひょっとすると、作者さん御自身なのではないですか、と突っ込みを入れたい気分になった。 失礼ながら、手抜き感の漂った作品であるように感じた。 | ||||
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2010.5映画化すんですか? あの本、駄作だよ〜 大体 主人公の女、木村多江ってありえないでしょ。。イメージとしては 汚い中年娼婦って感じ 誰ならしっくりくるのかな? 男子もキレイな子揃えてるし・・・う〜ん 原作と違う。 結構エログロで とても読めません最後まで。 最近多いな、小説を映画化・ドラマ化 っての。 優秀な脚本家がいないの? | ||||
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世界に入り込めず終わってしまった。昔「となり町戦争」を読んだ時に感じたのと一緒。合う人は合うのかもしれないが、設定勝負で、ダラダラ続く感は否めないなぁ…。 | ||||
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人の心に潜む闇・悪意を描いた小説は数多くあるが、これを徹底して描き切るところが桐野夏生と他の多くの作家の違いだ。さらに、桐野作品には、市民的な日常(生活)の中に市民的ではない非日常(生活)が重ね合わせて描かれている。このことが、桐野作品が小説的リアリティを持つ理由のひとつであり、そしてそのリアリティが凄味となり、「OUT」、「ダーク」、「柔らかな頬」、「グロテスク」など代表作が読者の心を捉えているのだと思う。ただ、このような読者を圧倒する小説を書き続けることが、作家に様々な困難を強いてしまうのは想像に難くない。そして(自分も含めた)読者も、まずは一読の段階でのインパクトを求めてしまいがちだ。一読の段階でまず圧倒され、そして冷静になってもう一度読み返す、私自身は、彼女の代表作とされる作品群をこのように読んできた。しかし、この「東京島」は最後まで圧倒されることがなかった。孤島で生活する人々の心理描写などは、さすが桐野夏生だと唸らされることもあった。しかし、同じ設定で描かれたほかの作家の作品(有名どころでいえば「蠅の王」「漂流教室」)と起こる出来事は違えども、反目と(打算を持った)和解、リーダーの登場と失脚等といった人間模様は同じだったのでインパクト不足の感は否めない。かといって、大方の人にとって、これが想像し得る孤島での生活で起きる「日常」なのだろうから、そこからはずれたことをを描けば「非日常の中の非日常」を描くことになりリアリティが失われるに違いない。結局のところ「日常の中の非日常」を描いてきた作家が「非日常(孤島生活)の中の日常」を描いたことに圧倒されなかった理由があると思う。また、前述の作品との違いをだそうとすればラストの展開になると思うが、彼女はそれを清子の妊娠・出産という行為を通じて示した。しかし、これは母性という視点はあっても変化球であり、最後はどうなったのか?という部分では従来の作品との大きな相違はない。さらに、最後の章でそれを「手記」という手法で描いている。「語り」かもしれないが、漢字の使い方を見ると手記という位置付けだと思われる。彼女は「手記(あるいはそれに準じた告白)」という手法を頻繁に用いるが、この作品においては必然性も感じられないし効果的でもない。著者には失礼だが、最後は投げ出したのか?とも感じ取れた。手記はある意味、著者の考えをストレートにその人物に語らせることのできる便利な手法だからだ。桐野作品では手記(あるいはそれに準じた手法)がよく用いられる。もっとも必然性がありかつ効果的だったのは「グロテスク」と「柔らかな頬」だったと思うが、この「東京島」にそれを感じることはできない。 | ||||
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無人島。男31人と女が1人。夫と一緒に漂流して流れ着いた島で、46歳の妻の身に何が起こるのか。登場人物の狂気も一貫性がなく、サバイバルものとしても現実味が薄い。ご都合主義がまかり通り、しらけた気分にさせられる。谷崎潤一郎受賞作。映画化もされたそうな。ほんとかいな。 | ||||
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映画化も決定している無人島物。日本のある無人島に流れ着いた、31人の男たちと1人の女。迎えがなかなか来ない状況を理解した彼らは、彼らなりの秩序でその島で暮らし、いつか助けが来ることを願っている。そんな中、唯一の女性である清子は貴重な存在として大事にされるが長い月日を経て老いていくことは隠せずにいる。だんだんと自分の女としての価値が下がっていくのを肌で感じた清子は自分の味方となる男性を探しつつ、自分だけは助かろうと脱出を試みるが…という話。全体の印象としては、うーん、話の詰めが浅い感じ。最後も、えー!これで終わり?という感が否めないし、追いつめられた環境の割には、なんだか全体的にひょうひょうとしている。もう少し切迫した感のあるラストがよかったなーと、いまいち納得できずの一作。設定はおもしろいので、映画で見たほうがリアルに感じられておもしろいかもしれないなと思いました。 | ||||
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話題となった理由は無人島に女性一人という設定がセンセーショナルにうつったからでしょうが、珍しい設定とはいえない。 描写も作家が書いたとは思えないほどチープ。 極限状態の人間の心理はうまく表現していたけど、それも今さら…という印象です。 | ||||
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