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ワイルド・ソウル



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ワイルド・ソウルの評価: 9.04/10点 レビュー 27件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点9.04pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全19件 1~19 1/1ページ
No.19:
(9pt)

ワイルド・ソウルの感想

完全に犯人側に感情移入しながら読んでいた
人物が魅力的

mick
M6JVTZ3L
No.18:
(10pt)

大好き

爽快感あり。全員にオススメです。

おっきん
JS9OG334
No.17:
(9pt)

一気に読めました

読みやすいです。決して暗くはないです。手軽に読めますのでお勧めします。

マッチマッチ
L6YVSIUN
No.16:
(10pt)

ワイルド・ソウルの感想

プロローグでは読むのをやめようかと思ったが、いざ読み始めるとぐいぐい引き込まれて止まらなかった!
これは本当に面白い作品でした!

conejo
ZYHEZN1P
No.15:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

最高峰のエンターテイメント


▼以下、ネタバレ感想

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翔んで真昼の団地妻
XNMDWF40
No.14:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

ワイルド・ソウルの感想

期待に違わない一冊。題材としては、歴史的に日本国に騙されてブラジルへ渡り虐げられた人々が、国を相手取り復讐する、という何とも言えず暗いテーマで長い間積読となっていたが、ラテンのノリがその重さ、暗さを払拭し、最初からテンポよく最後まで突っ切る、ただただ楽しめる一冊に仕上がっている。とはいえ、テーマになっている日本政府の政治、外交の酷さには今更ながらに辟易する。

とも
4ND5R58B
No.13:6人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

ワイルド・ソウルの感想

作中「アマゾン牢人」「棄民」という言葉で揶揄されるブラジル移民の悲劇、ずしりと重い歴史問題がまず提示されます。
そして、そこから生き延びた人間たちが日本に戻り国に復讐するという物語。
スケールの大きいクライムノベルです。
冒頭の100ページ余りの地獄絵図の描写は読むのに多少の苦痛を伴いますが、復讐者達に感情移入するには相当に効果的です。

ハードボイルドまたはバイオレンスとも言えなくはない。
確かに、その手の作品にありがちな暴力とセックスの描写もある。
ただ、ガチガチの・・・ではなく、復讐劇と言うには全編どこか軽く読みやすい。
派手にぶちかますのかと思いきや彼らのやり方はどこか紳士的。ここで更に読み手を味方につける。
読み終えて感じたのだが、この軽さが最後の爽快感を生んでいるのではないかと思った。

3人の実行犯。
それぞれが違った結末を迎えるというのも凝っている。
特筆すべきはケイと松尾のキャラクター。
負の境遇を共有し目指すところは同じでも、何もかもが正反対。
人間の人格は育ちの環境が形成するのだなと興味深く彼らの活躍を楽しんだ。
まぁ彼らと比べると日本の女子アナのなんと稚拙なこと。

梁山泊
MTNH2G0O
No.12:
(9pt)

これは…

時代、世界を超えての圧倒的スケール!
まさにワイルドな世界観。

J.M
5N544G8O
No.11:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

ワイルド・ソウルの感想

初めは取っつきにくい感じもあったけど、すぐに読む手が止まらなくなった。
考えさせられるテーマでありながら、テンポが良くて登場人物が凄く魅力的☆
エンディングも大満足!
絶対に読まなきゃ損!と自信を持って言える一冊!

りこっくま
OJP3HKGY
No.10:
(9pt)

ワイルド・ソウルの感想

上下巻だけど、一気に読めた

呑んだくれ
P3S7II56
No.9:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

ワイルド・ソウルの感想


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ゆうや
TEKGLDF9
No.8:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

評価どおりの素晴らしさ

このサイトで評価が高かったので読んで見た。皆さんが書いている通り、テーマもストーリーも素晴らしい!この作者の作品は、初めて読んだが、他も読みたくなった。

破天荒
DQYN0AH1
No.7:6人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

ワイルド・ソウルの感想

第一章で初めて知った棄民という日本の黒い歴史の衝撃事実。
この部分を読むだけでもこの小説を読む価値はあると思います。
メインストーリーとなる復讐劇の組み立ては文句なし、さらに登場人物の魅力は素晴らしいの一言に尽きます。
これだけの話をあのラストシーンで締める作者のセンスに脱帽です。
間もなくブラジルでワールドカップが開催されますが、
数多くいる現地の日系の人達はどのような目で日の丸を付けたチームを見ることになるのでしょう?
日本とブラジルの過去を知ってしまったからこそ、笑顔で見て欲しいと願わざるをえません。

歌舞伎蝶
LMC3R9P9
No.6:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

ワイルド・ソウルの感想

知らないことも罪だと思った。
棄民という言葉を初めて知った。

自分が住んでいるこの国を誇らしく思えるか。ナショナリズムとは違う、国を誇れる心。

ストーリー、設定ともに秀逸だ。
ラストのゆるーい感じも展開の対極に放り出されたようで良い。

塞翁
6AR0FFJN
No.5:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

著者の表現力にも脱帽

なによりまず、ブラジルに日系○世と呼ばれる移民の人々がいることは知っていたが、経緯を全く知らなかったので勉強になった。かなり衝撃的な内容だった。ミステリ好きで本を選んでるだけなのにこうやって知識が広がっていくのはなんとも嬉しい。
前半は重々しく苦しい生活をうかがうことができ、少々テンションが落ちつつ読み進めたが、後半は非常にテンポよくストーリーが進む。
上下巻という大作にもかかわらず、何度も読みたくなる魅力的な登場人物・ストーリ展開はさすが。

風の森
8BZ4CWPR
No.4:10人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

ワイルド・ソウルの感想

映画で云えばクライム・アクションと云ったところか。悲惨な棄民の様子が説得力ある描写で語られる、第一章のアマゾンでの暮らしと放浪の様子はページを捲る手が止まらない。「星の流れに」と云う歌があるが、まさに国家によって人生を狂わされた男たち。捨て犬のような生活から身を起こし、勝手の移民仲間の息子たちと日本政府に復讐を企てるストーリー。しかし、あくまでも政府と外務省に過去の過ちを認めさせる言質を取る事が目的であり、誰も傷つけず殺しもしない。綿密な作戦の実行と警察、マスコミとの攻防やニュース・キャスターとの絡みなどが波乱を呼ぶ展開で面白い。それぞれのキャラクターも魅力的に描かれていて入り込みやすい。首都高の疾走シーンなど中々読み応えがある。エピローグも物語の最後を締めくくるにはとても良いと思う。力のこもった作品で初めて読んだ作家だが、このサイトのレビューが読む後押しをしてくれた。その批評は的確だったと思う。読んで損のない一冊だ。

ニコラス刑事
25MT9OHA
No.3:5人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

魂震える作品

まさに読み手の魂揺さぶる作品。
棄民の実態を圧倒的描写で描いた第1章から引き込まれ、現代日本を舞台に復讐を仕掛けるクライマックスまで一気に読ませる。
登場人物・ストーリー・読後感、全てにおいて満点。ただ面白いだけでなく、色々考えさせられる、本当に読んでよかったと思える数少ない作品だと思う。

こじたん
87SP5RC5
No.2:8人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

ワイルド・ソウルの感想

すばらしかったの一語につきます。
戦後、高度経済成長時代にまさに突入しようとする時代に、こんなひどい話があったことを初めて知りました。前半のジャングルでの描写は悲惨としか言いようが無いもので、国を信じて地球の反対側へ渡ってきた衛藤の無念さがひしひしと伝わってきます。
その約30年後の復讐劇。共に極限の中で生き延びた2人の子どものその後の人生は、かなり対称的なものですが、終わりはなかなか爽やかで最高の気分で読了できました。

それにしても、国の対応ってどうなの?と思ってしまいます。
現在の原発の問題にしても、それによってさんざん甘い汁を吸ってきた役人が山盛りいるはずだと思うのですが、それにまっとうな対応をしているとは思えませんね。
世の中のことに無関心でいることは、それはそれで一つの罪なのではないかと思ってしまいました。
そして、ブラジル人の国民性・・・・少し日本人もわけてもらうべきかも・・・・。

たこやき
VQDQXTP1
No.1:9人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

ワイルド・ソウルの感想

まず第一章の「アマゾン牢人」が素晴らしい。どの位史実に沿っているのか分からないが、余りに厳しい描写に圧倒された。第二章以降の現在部分は、一転して痛快な活劇へと変貌する。前半に比べ若干軽いが、その分スピーディーでスリリング。登場人物は皆魅力的で、警察側の人物も含め誰かへの感情移入は必至。どの様な作戦が実行され、そして結末はどうなるのか?なんとなく不穏な伏線が気になるが、全員の幸せを祈り一気に終盤へ。なんか賛否両論有る様だが、自分としてはこのラストは大満足。
とにかく綿密な取材の上でよく練られたストーリー、キャラクターだと感じた。簡単に書き飛ばして出来る作品では無い。正に著者のソウルを感じた一世一代入魂の傑作。
こんなに面白い本を今まで素通りしていた事がすごく残念。未読の方に是非オススメしたいのは、もちろん休日の一気読みです。

なおひろ
R1UV05YV

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