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ワイルド・ソウル
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【この小説が収録されている参考書籍】
ワイルド・ソウルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.55pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全186件 1~20 1/10ページ
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祝・直木賞受賞!しかも三冠受賞の極上のエンターテインメントと謳ってあった帯紙に、またしても惑わされてしまった。読者の好みは千差万別、作家の作風も多種多様は百も承知。ただそれにしても、この内容で上・下巻2冊(約千ページ)は余りにも長過ぎて、下巻途中で読むのを止めようと思った。上巻第一章「アマゾン牢人」だけは興味深く読めた事が唯一の救いである。今現在、多くの日本人が知らない歴史的事実を暴露して見せたいという作者の熱意は分かるが、それを小説というフィクションの中に取り込んで、一つの物語を成立させようとした根拠がよく分からない。そもそも、読みてが知らなかった事実をフィクションとして描く必然性のある題材であったのか?という疑問が残る。これではノンフィクションで良かったのではないかと言われても仕方がないであろう。昔のブラジル移民政策に加担した元外務省職員三人を、富士山の麓に広がる自殺の名所「樹海」の真ん中に縛りつけるといったプロットは面白かったが、その後がいけない。犯人追跡調査と並行して元外務省職員三人の苦悩の場面があってもよかったような気がする。三人解放の報までたった一行も無かったのである。また、下巻に出てくる犯人役のケイが人差し指の指紋をヒーターで焼き切る場面があったが、流れが支離滅裂になっていたため理解に苦しんだ。最後に、これだけはいいたい。最終章(エピローグ)は最悪だということ。犯人ケイとNBS放送局の貴子の恋愛物語には辟易した。読んでいてこれは、一人の日本人女性の「ブラジル紀行文」ではないかと勘違いしてしまうほどの駄文である。 | ||||
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普通に面白かった。国家とは何かとか考えさせられた。 | ||||
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面白かった。ブラジル旅行の長いフライトで一気に読めた。 戦後日本が行ったブラジルへの杜撰な移住政策によって、二度と日本の土を踏むことなく土に還っていった日本人に対するレクイエム的な小説。 非業の死を遂げた両親や同胞に報いるための、日本政府に対する復讐劇は痛快さがあり、目の離せない展開だった。 | ||||
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小説の醍醐味がまさに味わえるような本。 行ったことのない場所に行ける、経験したことのないようなギリギリの極限状態を体験できる、あっと驚く展開にスリルを味わう、人前では言いにくいような超個人的な情事を覗き見る・・・ そんな、本の中でしか味わえない極上のエンターテイメントが、この本にはつまっている。 あらすじだけ読んでも、日経ブラジル移民だとか、アマゾンの奥地での暮らしだとか、 日本で清潔に暮らし平和ボケしている私には縁遠い話に思え、最初は興味を抱けず、いやいや読み始めた。 ところがどっこい、濃密な人間ドラマやそのスピード感あふれる展開に、読む手が止まらなくなった。 上下巻に分かれた圧倒的大作だが、3日かそこらで読み終えてしまった。 通勤の電車の中も、お風呂に入っても、寝る前も、続きが気になり読む手を止められない。 そんなに面白い本なのに、内容がドギツイから、おいそれと他人には薦められないようにも思う。 犯罪やエロの描写もあるから、青少年にとってはよくない本のようにも思う。 だけど、大人になっては極上のスリルが味わえる超エンターテイメント小説である。 出版から時間がたっているが、なかなかこれほどに面白い小説はない。 夢中で読み時間がたつのを忘れるような本だった。 | ||||
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コロンビア駐在の準備として読みました。 当時の移民と違い、今は衣食住が整っていることへの感謝、そしてスペイン語も古い辞書がひとつあれば、後はやる気次第で何とかなることがかかれており、非常に勇気づけられました。 | ||||
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150ページを過ぎてからはもう止まりません。 是非騙されたと思って読んで欲しいです。 | ||||
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大変きれいな状態で届きました。 | ||||
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一番好きな小説です!目まぐるしく変わっていく展開、憎めないメインキャラたち。大好きです! | ||||
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上巻は特に面白いです。著者や長期でブラジルに滞在しに行っただけあり、ブラジルのラテンの熱狂の渦に自分が入っているかのように感じられるリアリティが読んでいてありました。 ブラジル移民の歴史も知れるし、男女の恋愛もいれていて長編ですが、飽きさせないようになったして、物語としても面白いです。 下巻の説明くさい部分は少しダレる感じもありますが、最後はバッドエンドにしなかったとことを著者に拍手を送りたいです。 | ||||
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作者、渾身のピカレスクロマン! 豪華絢爛にして波瀾万丈! ま、読んでくだされ。 付記:2003年当時の首相は小泉さんです。 | ||||
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垣根涼介さんの最高傑作だと思います。 再読ですが、一気に読んでしまいました。 | ||||
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垣根涼介さんの最高傑作だと思います。 再読ですが、一気に読んでしまいました。 | ||||
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この度は御敏速に御丁寧に御対応して下さいまして、有り難う御座いました。 とても、気持ち良いお取引きが出来ました。 又、御機会の際には宜しく御願い致します。 | ||||
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この度は御敏速に御丁寧に御対応して下さいまして、有り難う御座いました。 とても、気持ち良いお取引きが出来ました。 又、御機会の際には宜しく御願い致します。 | ||||
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文章も遅滞なく一気に読め、筆力に感心させられます。ストーリーはシンプル且つスピード感に溢れてます | ||||
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ブラジル移民は、苦労しながらもパイオニアとして逞しく生きた方々だと思っていました。 本著作では、地獄の苦しみを味わった人たちが出てきます。本当なんでしょうか?と思いました。驚きました。 そのような史実があったとして、そこからこの作品を著した著者に感謝です。 おもいっきり楽しみました。 恋愛ドラマの部分は臭いと思います。 だけど、それもいいと思いました。 感謝、感謝です。 | ||||
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ブラジル移民は、苦労しながらもパイオニアとして逞しく生きた方々だと思っていました。 本著作では、地獄の苦しみを味わった人たちが出てきます。本当なんでしょうか?と思いました。驚きました。 そのような史実があったとして、そこからこの作品を著した著者に感謝です。 おもいっきり楽しみました。 恋愛ドラマの部分は臭いと思います。 だけど、それもいいと思いました。 感謝、感謝です。 | ||||
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とても面白かった。 登場した人物それぞれに物語があり、それがしっかりと描かれていたと思います。 個人的には、松尾のその後がどうなったのか少し気になるところです。 | ||||
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物語の進み方としてもわかりやすく理解しやすい内容かと思います。 芝公園と富士の樹海が今後どのような繋がりを見せていくのか等、下巻でどのような展開となるか期待され、話としても引き込まれていく内容。 こういったことからも個人的には◎。星五つ。 | ||||
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上下巻併せての感想だが、まず最初に鮮烈だったのはブラジル移民の過酷すぎる過去。戦後貧かった日本での生活から海外の新天地での夢を見て行った先での絶望的な仕打ち。必死に生き残った衛藤を待ち受ける残酷な運命。そして外務省他関係者へのリベンジ。 フィクションであるがこの話を以て筆者は読者に問題のあった過去を伝えることに成功しており、そしてそれを経験した人が抱えているかもしれない心の闇を読者に追体験させることが出来ている。こういう伝え方があったのか、と読みながら感銘を受けた。それに加えてそれぞれのキャラ・ストーリーがうまく回収されているところも見事で、おすすめの本である。 | ||||
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