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ワイルド・ソウル
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【この小説が収録されている参考書籍】
ワイルド・ソウルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全185件 61~80 4/10ページ
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移民の悲劇は何となく聞きかじってはいたが、その悲劇の罪深さをあらためて考えさせられた。ラストまで一気読みでした。 | ||||
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少しネタバレあり。 この先どうなるのだろうと気になって一気に読んじゃった。 面白い。 躍動感あふれる描写が上手いね。 一つ、松尾の捌いた薬でも多くの人間が悲惨なことになったであろう点について、自己保身のために棄民事業に関わった人間への復讐がこの話の根幹なわけで、そこは松尾自身が何らかのけじめをつけて欲しかったなぁ。 | ||||
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これは、太平洋戦争後の移民政策に端を発する物語。 当時の政策を暴くとか、悲惨な移民に涙とか、そういうものではなく、 シッカリとその辺を暴いてはいますが、痛快なサスペンスとして描か れているので暗くならずに読める。 | ||||
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戦後の食糧難の日本での移民政策は、実は棄民政策だった!母国に捨てられ、だまされ、アマゾンの原生林に破棄された日本移民の苦労・国家のモラルのなさ・巨大な悪の中では悪が悪ではなくただの保身として当然のようにまかりとっていたこと、想像力の欠如、、、重いテーマで社会風刺や国家の本質を問う内容で進んでいくのかと思えばそれだけではなく、きちんと娯楽小説になっているところがすばらしい。内容は上下巻もあり、時間軸も30年間以上あるのでずっしりとしていているけれども、各章の内容は長すぎず、過剰な内面の掘り下げもなく、テンポよく進んでいくので一気に読めてしまいます。 | ||||
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平凡な文章 退屈な描写 陳腐な善悪観 プロデューサーや警察官のセリフは読者が既に知ってることを繰り返す 貴子や松尾の独白は同じことを何度も何度も書く 読むというよりは眺めるだけでストーリーはわかる 読み終わるのに2時間だった | ||||
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膨大なリサーチと熟考を重ねたのだろう深さがありながら、愉快なストーリー展開。登場人物の個性が際立ちながら一人一人に人生を背負った厚みと説得力がある。1ページ目から最後まで隙が無い。一気に読める。後味も良い。 | ||||
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数百円、数千円、数万円。「モノの価値」とは、いくらかのお金を出して、それ以上のモノを得るか否か。そのモノの値打とは単純にその一点に尽きると思う。細かいことはさておき、単純に面白かった。引き込まれる世界のスケールがとにかく大きい。この本の背景にある、時間、場所、人、すべてにまんまと吸い込まれた。 次に、このような本に出逢えるのはいつのことだろう…。 | ||||
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戦後の外務省による移民政策などいうもの自体知らなかった 私にとっては、フィクションとはいえ似たような体験をした人たちが いたということに衝撃を受けた。 そして、今の日本では同じようなことは起きないかもしれないが、 国家というものの本質は変わっていないんだろうと思う。 税金を払っているから国が私たちに何かしてくれる。守ってくれる。などという考えは 今の平和な日本に住む我々の幻想にすぎないのだということに思い当たる。 それは、アフリカ諸国や、中東の国々を見ればわかることだろう。 上巻は、その棄民政策に翻弄された登場人物たちの半生を描いていく。 そして、下巻では舞台を東京に移し、日本政府への復讐劇が展開されていく。 復讐と言っても、あくまで目的は首相に過去の過ちを認めさせ、何も知らない 日本国民に事実を知ってもらうことであり、被害は最小限に留めようとしている ので、血なまぐさいバイオレンスな復讐劇を想像しないように。 警察の視点も描かれ、読者は犯人と警察の知恵比べにハラハラするような 場面もあり面白かったのだが、少なくない警察側の登場人物を登場させた 割にはあっさりと終ってしまったので、もっとそのへんの駆け引きがあっても よかったと思う。 また、南米の気質と日本人の気質がよく比較されていて、普段当たり前に していることに対して、日本人としての自分という再発見をさせてくれる。 犯人と関係をもち揺れ動く報道記者や、心理描写において、若干の荒さが 気になったが、最後の終わり方もすごくさわやかでよかった。 | ||||
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上巻の「ブラジル移民」のヒストリーに関する部分には引き込まれました。 もちろん、下巻もスピード感があって面白く読めました。 しかしながら、上巻と下巻では「別の小説」(もちろんストーリーはつながっていますが)とも感じるくらいのギャップを感じました。 もちろん、良い意味でもギャップですが・・・。 | ||||
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まさしく超一級のエンターテイメントです。 前半は北杜夫さんの「輝ける青き空の下で」を思い出すようなブラジル移民の話ですがどんどん話が ハードボイルドかつスリリングな展開になっていきます まだ下巻は読んでませんがどのような結末をむかえるのかワクワクが止まりません。 | ||||
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――だが、生活を潤すことはできる。不安をなくすことはできる。必要なものだ」 1961年神戸。 1万トンの新造移民船サンパウロ丸が、 神戸港を出向するところから物語が始まります。 そこから、移民としてブラジル(ジャングル)へ連れてこられた日本人の、 壮絶な生涯が始まります。 ルポを読んでいるかのような緻密で詳細な序章です。 物語は、1961年から43年後の現代がメインです。 現代では、43年前の過酷な移民生活を強いられた生き残りが、 アマゾンで培ったワイルド・ソウルを糧に、 さまざまな境遇の人たちを巻き込んで、 移民政策を実行した当時の日本や、 日本の政策へ復讐するという物語です。 特に、救いのない日本からのブラジル移民を描いている第一章は、 描かれている過酷なアマゾンでの生活から 『この本はいったいこの先どうなるんだ』という不安しかありませんでした。 しかし、本作は大藪春彦賞、吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞を受賞の 三冠受賞作とのことで期待して読みすすめました。 結果的に、期待は裏切られることはありませんでした。 400字詰めで原稿用意1314枚の単行本は、 2段組で520ページ強のとても濃厚な内容の一冊です。 最終版の心情吐露が説明的な部分がややくどく感じることもありましたが、 復讐劇に描かれている復讐手段はとても練られているし、 2ヶ月にわたるブラジル取材もストーリーへ存分に活かされている印象です。 私にとっては、気になった点は、 本の評価へ影響を与えるものではありませんでした。 本としての質は大変高いので万人にオススメしたいですが、 若干読者を選ぶように思うので、 僭越ながら星の数は一つ減らさせていただきました。 | ||||
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なんだかなぁ?出だしは壮大なスケールで始まったと思うんだけど、この手の物は食傷気味。同様にジェノサイド。残念。 | ||||
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読みやすく、最後まで飽きさせない。 日系移民の歴史について考えさせられた。 とにかく一読をおすすめします。 | ||||
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の方が好き。 歴史は感じたしおそらくは史実なのだろうが作品としてみるとヒネリがなかったか。 | ||||
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キャラは個性的で魅力的、ストーリーは一気に読ませる展開。 ここでの評価が高くてかったが非常にこの作者を気に入りました。 | ||||
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まだ上巻しか読んでませんが、続きが気になってしょうがない。 設定もあまり馴染みのない南米関連で、色々と勉強になる。 なにより、冒頭の戦後のアマゾンへの移住者の想像を絶する生活の描写が刺激的で強烈に惹きつけられる。 超オススメの小説です。 | ||||
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大変満足しております。 配送についても問題はありませんです。 本自体も問題無し | ||||
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過去の日本でこんなことがあったということを初めて知りました。そして登場人物それぞれの個性がとてもよく、一気に惹きつけられました。 | ||||
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夢中になって読ませて頂きました。上巻で気持ちを引き付けられ、この下巻で一気にストーリーが盛り上がり、復讐劇が加速していきます。 | ||||
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スケールの大きさに脱帽します。すごい大きな犯罪?なのに、この結末は…納得出来てしまうところがすごいと思いました | ||||
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