1930年、チェスタトンを会長とし、セイヤーズ、クリスティー、バークリーら錚々たる顔ぶれが集まり、探偵作家の親睦団体〈ディテクション・クラブ〉が発足した。

富豪の元に送られてくる脅迫状、身代金目当ての誘拐事件、密室で発見された女の死体。

人気俳優マークはある日、義理の息子の劇作家ケニーが書いた不条理劇の題名を知り動揺する。

大西洋を行く客船プロヴァンス号に無線が入った。「貴船にルパンあり。

二〇世紀前半にロンドンの大銀行の貸し金庫に預けられた謎の回想録。

生放送中のTV番組でコメディアンが謎の怪死を遂げる。

奇術師探偵マーリニ・シリーズ代表作が蘇る！　「〝首のない女〟がほしいの」とマーリニの店に奇術装置を求めに来た謎の女。

今なお読み継がれるシャーロック・ホームズ物語。

名作ミステリ「樽」の作者として知られるF・W・クロフツが、「四つの福音書」を基に描き出す20世紀の福音書。

助けを求める若い女性の叫び声に、帰宅途中の弁護士アンスティが駆けつけると、そこには男女が激しく組み合う姿が。

湖畔のキャンプ場に展開する恋愛模様…そして、殺人。

1911年の冬――霧深い森にそびえる山荘「レヴン・ロッジ」。

ジョニーとサムが殺しの容疑をかけられた!災難続きの二人の運命やいかに! おしゃべり時計をめぐる謎に迷探偵が挑む。

発見された死体と書き換えられた遺言書。遺された財産を巡る人間模様。

アーチー・グッドウィン、辞職す！　絶体絶命の美人依頼者の無実を信じ、迷探偵アーチーの捜査が始まる。

ロンドンのどこかに、霧の中から不意に現れ、そしてまた忽然と消えてしまう「あやかしの裏通り」があるという。

アモリー家に伝わる由緒ある屋敷、ローン・アベイ館。

ナイトクラブ〈グリーン・クカブラ〉の秘密と麻薬密売人の死。

1941年に刊行されたルーパート・ペニーの長編"Sealed Room Murder"を初邦訳。

平和な地方都市が孕む悪意と謎。

精神科の療養所で起こる連続殺人事件! 犯人は患者か、病院関係者か? 酔いどれ探偵ビル・クレイン初登場作。

不可解な死を遂げたクラヴァートン氏。

遺された一通の手紙と一冊の本。停泊中のクルーザーで起きる殺人事件。

ロンドンの寂れた商店街に佇む名家の屋敷。

ルパンはドイツ、フランス両国にまたがる国際的大陰謀にからまる怪奇とスリルにみちた事件の解明にのりだす。

弁護士、ロス市警の刑事、プロボクサー、映画女優…完全犯罪を企てる犯人とトリックを暴くコロンボの対決。

レニーヌ公爵と名のって、若く美しい婦人オルタンスの前に登場した怪盗ルパンは、彼女を8つの冒険へと誘う。

和やかな夕食会のさなか、同じ敷地で難件発生! 不可解な連続怪死事件に隠された驚愕の真実とは……。

〈クイーンの定員〉に選出された傑作短編。

夜更けの街を走る二輪馬車のなかで、身元不明の紳士が殺害された！　事件は予想をこえたドラマティックな展開を見せる…… 19世紀ミステリー界最大のベストセラー。

父レルヌ大公が自殺し、一人娘のコラは悲しみに沈んでいた。そんな彼女への遺書の中で大公は、こう記していた。

数あるクェンティンの作品から最も入手困難な中編二本立て!『そして誰もいなくなった』へと繋がる先行作とも噂される「八人の中の一人」そして「八人の招待客」は、ともに本格趣味の横溢する逸品!

ガス中毒で死んだ老人の死。事故に見せかけた自殺か、自殺に見せかけた他殺か、それとも……。

デティーグ男爵の娘クラリスを愛する青年ラウールは男爵と対立するカリオストロ伯爵夫人の危機を救ったことから莫大な宝石のありかをめぐる抗争に巻きこまれる。

ルパンはドイツ、フランス両国にまたがる怪奇とスリルにみちた事件の解明にのりだした。

ジョニーとサムの凸凹コンビが遺産相続?! 突然転がり込んできたおいしい話に飛びつく二人 はたして大金を手中に出来るのか! 懐かしのユーモア・ミステリ再び!

館で催されるカクテルパーティーで怪死を遂げる男。

1955年7月、パイ屋敷の家政婦の葬儀がしめやかにおこなわれた。

ルパンの赴くところ事件あり。怪盗の跳梁の前にはパリ警視庁の名警部ガニマールでさえ、手も足も出ないありさまだ。

夫を事故で喪ったアリスは、亡夫の書斎でミス・ラッシュという知らない女性の名が書かれた封筒を見つける。

かつて『新青年』誌上で日本の読者を魅了した英国二大作家の短編が、妹尾アキ夫の名訳で21世紀によみがえる。

数字を一つ思い浮かべろ。その奇妙な封書にはそう記されていた。

絵画・古美術品の収集家として知られている百万長者グルネイ=マルタンに、アルセーヌ=ルパンはそのおびただしいコレクションを盗むという予告の手紙を送りつけた。

日本推理作家協会名誉会員・川野京輔の知られざる傑作群がベールを脱ぐ! 入手困難な四冊の短編集に収録された全作品を一冊にまとめ、ボーナストラックとして単行本未収録のSFを三作収録。

レイモンドが放った一弾は、みごとに逃走せんとする賊を撃ち倒した。ところが重傷を負ったはずの賊が煙のごとく消え失せる。

入手困難のクリスティー原作本として半ば伝説化していた戯曲版『アクロイド殺し』。

殺されたのは誰だったのか?そして、どんな方法で殺害されたのか?真犯人が明らかにされた時、全ての伏線が繋がる。

イザベル・B・マイヤーズの第二長編"Give me Death"が原書刊行から84年の時を経て遂に邦訳!

退役軍人会の葬儀に集まった参列者の目前で突如倒れた老婆。死因は心臓発作だったが、背中から銃痕が発見された。

非業の死を遂げたロンドン警視庁の女性職員。その背後には警察内部の醜聞が隠されていた……。

侯爵邸の歌姫の死に興味をもったルパン。金髪の美女と鬼警部。

第二次大戦中に殺された男は何を見つけたのか?

SF・ミステリの鬼才フレドリック・ブラウンが放つ“エド・アンド・アム・ハンター”シリーズ最後の未訳作品がついに完訳!ある日突然、探偵の伯父が消息を絶った。

『黒死館殺人事件』で有名な博覧強記の名探偵・法水麟太郎。

「いっさい料金はいただきません」パリの真中に開業した奇妙なバーネット探偵社の主こそ、実はルパンにほかならない。

東京の千川上水沿いで連続する“通り魔”事件。いずれも若く太った女性が臀部を切りつけられ、被害者は数を増すばかり。