探偵小説の黄金時代



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    初公開日(参考)2018年10月
    分類

    長編小説

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    探偵小説の黄金時代

    2018年10月25日 探偵小説の黄金時代

    1930年、チェスタトンを会長とし、セイヤーズ、クリスティー、バークリーら錚々たる顔ぶれが集まり、探偵作家の親睦団体〈ディテクション・クラブ〉が発足した。 英国探偵小説黄金時代そのものと言っていい同クラブの歴史と作家たちの交流、フェアプレイの遵守を誓う入会儀式の詳細、リレー長篇出版などの活動、興味津々のゴシップまで、豊富なエピソードによって生き生きと描き出し、MWA賞(研究・評伝部門)を受賞した話題作。図版多数の一大人物図鑑。(「BOOK」データベースより)




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    No.2:
    (4pt)

    古き良き英国ミステリ界の内側を紹介

    1930年に発足した英国の探偵小説作家の団体である「ディテクション・クラブ」。作家の親睦団体であるが、頭蓋骨を使った独特の入会儀式などがあり、秘密結社的な感じも受ける。そんなクラブの設立から、戦中戦後を通したサロンの行動を紹介する。ゴシップなども多いが、当時の時代背景と作品との関連が解説されており、貴重な資料となっているし、当時の作品をこれから読むときの理解の助けにもなる。

    本書を読むきっかけは、その時代の作品が好きだから。本書を読んで気が付いたのは、アガサ・クリスティ以外の作品をほとんど読んでいないこと。好きだと思っていたのは、その時代のミステリではなくクリスティ作品だったという落ちだった。これをきっかけに他の作家の作品を読んでみようと思う。
    探偵小説の黄金時代Amazon書評・レビュー:探偵小説の黄金時代より
    4336063001
    No.1:
    (5pt)

    英国社会と探偵小説の歩みをリンクさせる知的興奮に満ちた一冊

    1930年に発足した親睦団体〈ディテクション・クラブ〉のメンバーの交流や人間模様、特にアントニー・バークリー、ドロシー・セイヤーズ、アガサ・クリスティーの三人を軸に、英国探偵小説の黄金時代の実相を生き生きと活写して、クラシック・ミステリのマニアにとっては堪えられない。
    個別の作品に対する新しい知見に乏しいのがやや難点だが、バークリーの作品さながらに複雑で奇矯な人間性、クリスティーの失踪事件の謎、セイヤーズが生涯隠匿した私生児出産など彼らが抱えた秘密や葛藤とその作品の成立過程を明らかにする内容は豊富な資料を元に落ち着いた筆致で叙述されているのでゴシップやスキャンダリズムに堕ちることなく好感を持って読み通せる。加えてクロフツやジョン・ロード、コール夫妻など作品や名は知られていても、その実像が明らかでない作家たちの人となりに触れられる列伝としての魅力も見逃せない。
    そして世間を騒がせた現実の犯罪事件、イギリスならではの階級制の問題、ファシズムの脅威と大戦の影、女権拡張や民主主義の発展など近代英国の歩みが、意識せざるとも探偵小説というジャンルに濃厚に反映され、リンクしていることを本書は教えてくれる。また、それを作品を通して体験することが緻密な知的遊戯の興趣とは別に英国ミステリを読む悦びであることを改めて実感させる一冊だ。
    探偵小説の黄金時代Amazon書評・レビュー:探偵小説の黄金時代より
    4336063001



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