アリバイ



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    初公開日(参考)1954年11月
    分類

    長編小説

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    アリバイ (海外ミステリ叢書《奇想天外の本棚》)

    2019年06月14日 アリバイ (海外ミステリ叢書《奇想天外の本棚》)

    入手困難のクリスティー原作本として半ば伝説化していた戯曲版『アクロイド殺し』。マイケル・モートンによる脚本は、原作に忠実ながらもドラマティックに演出が施され、ある仕掛けによってポアロファンをもうならせる。ミステリファン必携の一冊!(「BOOK」データベースより)




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    アリバイの総合評価:8.00/10点レビュー 2件。-ランク


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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.2:
    (4pt)

    好事家のためのレア本

    相当マニアックな本である。まさに「奇想天外の本棚」と銘打ったシリーズの第1弾を飾るにふさわしい。ということが本書の価値のすべてではないか。こんなレアな戯曲が今の時代に読める、ということに値打ちがあるのだと思う。

    ご存じ、ミステリ史に燦然と輝く『アクロイド殺し』を、1929年に戯曲化したものだ。当時ポアロを演じたのは、チャールズ・ロートン。映画『情婦』の弁護士役でおなじみの名優である。三幕劇で、1・2幕がアクロイド邸、3幕はポアロの書斎で物語が進行する。脚本を書いたマイケル・モートンは劇作家で、さすが本職だけにストーリーを舞台用にうまいことまとめるなあ…と感心しながら読んだ。

    が、うまいことまとめたところで、叙述トリックを完全に捨てた『アクロイド殺し』に意味あるの?  と思わないでもない。さらに言えば、もし僕がクリスティーなら、どうしても気に入らない点が2つある。1つはポアロをフランス人として処理しているらしいこと、そして2つ目は小説におけるキャロラインの変更である。おそらく自作を他人に委ねることを嫌ったクリスティーは、この後、自身で戯曲化(あるいは戯曲そのもの)を手がけるようになっていくのだろう。

    ちなみに、舞台劇なので「上手(かみて)」「下手(しもて)」などの舞台用語がしばしば登場する。訳者の山口氏によると、本来は俳優視点で書かれてる指示を、混乱を避けるために、観客視点に立って左右逆に書き換えた、という。しかし、これにちょこちょこケアレスミスがある。僕が気づいただけでも、上下・左右の間違いが5カ所はあった。

    と、いささか文句めいてしまったけれど、ミステリファンとしては十分楽しんだ。山口雅也さん、原書房さん、ありがとう。
    アリバイ (海外ミステリ叢書《奇想天外の本棚》)Amazon書評・レビュー:アリバイ (海外ミステリ叢書《奇想天外の本棚》)より
    4562056703
    No.1:
    (4pt)

    文庫化すらされていない戯曲

    唯一ハヤカワ文庫では
    リストにすら出なかった本です。
    そう、入手も困難な本になっています。

    その正体は
    誰もがその存在を知る
    賛否両論を巻き起こした作品の
    戯曲版となっています。

    そんなわけでこの本は
    あの要素が欠如しているために
    どうしても評価は下げざるを得ません。
    小説版ではそれが売りなのではありますが…

    その代わりこちらのバージョンでは
    意外性は未読の人は
    受けるに違いがありません。
    まさかが起きてしまう作品ですし
    トリックも凝ってはいますからね。
    ただし、目新しくはありませんよ。

    この本だけが文庫からもれてしまったのが
    不思議に思えてしまう作品です。
    忘れてしまったのかもしれません…
    アリバイ (1954年) (世界探偵小説全集)Amazon書評・レビュー:アリバイ (1954年) (世界探偵小説全集)より
    B000JB5MQ2



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