月光殺人事件
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なつかしい英国の雰囲気あり。スコットランドヤードから、青年刑事さん登場。お話そのものは素朴。けれどロープの結び方など、のちの世のアメリカ刑事ドラマにも使われています。結び方というなら、日本のテレビ刑事ドラマ「相棒」にもたしか靴紐の結び方で出てきますね。いまや時代は流れて科学捜査ですけれども刑事ものの基本があります。 時代のふんいきが出ていて、たとえば語り手の、戦争による喘息などそうですね また時代は女性の職業にもみてとれます。女性のわたしが読むと、秘書にしかなれない聡明な女性に応援したくなります。ほかにしたたかな女性も登場、女性陣のキャラはたっています。 1935年発行、ミステリの昔を知りたいとき、またはどこかのんびりした時代や捜査風景を眺めたいときに。そうそうラブロマンスもありますよ。そうですね、休みの日に高原の小屋ででも、ゆったり読みたい本ですかねえ。紅茶やケーキつきで。 あたしの好きなセリフは、20頁、「一つお訊きしてもいいですか、ブレイクニーさん、ビールという言葉を聞くと心がざわつきますか?」この青年刑事が探している「ロジェ類語辞典」って、みてみたいですねえ。さすがロイター通信出身作家、博学ヴァレンタイン・ウィリアムズって、いっしょに一杯やりたい書き手ですね。 | ||||
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