女探偵ドロテ
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別巻は、直接ルパンが登場しないものらしい。 翻訳、解説は長島良三。解説で、 「カリオストロ伯爵夫人」の4つの謎の一つ、 インロボールフェルチュナを「ドロテ」が解決する。 カリオストロ伯爵夫人で 7本の枝の燭台を解決し、 奇巌城で フランス諸王の富 三十棺桶島で、 ボヘミア諸王の敷石 をそれぞれ解決。 ルパンが直接手を出していないのは、このお話だけとのこと。 その意味で、ルパン物語の付録にするのに適している。 この話にラウールが脇役といて登場する。 ラウールがルパンの別名の話は多い。 ラウール ド リメジー 緑の目の令嬢 ラウール ダブナック パールイヴァ荘 ラウール 二つの微笑をもつ女 ラウール デンヌリ、ラウール ダベルニー カリオストロの復讐 ドロテの話がほかにないのが残念。 | ||||
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孤児たちを連れた女ルパンとでも云うべき綱渡りの女芸人が主人公の伝奇冒険ミステリ。 ルブランの好みらしく、陽気でハイテンションかつ頭脳明晰な女の子で、その行動力と勇気、頭脳で自分が巻き込まれた事件を解決して行く。ドロテに従う孤児たちも生き生きとしていて魅力的で、ルパンでもそうだったが、ルブランは子供たちを本当に魅力的に描く。「ルパン最後の恋」でルパンの助手的存在だった兄妹とドロテ達を組み合わせてみたい。などと想っていたら日本人の瀬名秀明氏がドロテとルパンが出会う話を三部作でいきなり発表された。 「カリオストロ伯爵夫人」に登場する四つの謎の一つが明かされる話でもあるので、ルパンものの番外編の様な扱いなのだが、この四つの謎は「カリオストロ伯爵夫人」をルブランが書いた際、そこに登場した伝奇的な謎に、「奇岩城」「三十棺桶島」で解かれた伝奇的な謎、それに本編の謎を加えたもので、おそらくルパン・サーガ的なものを構想して「カリオストロ伯爵夫人」を執筆した際に後にルパンが解いた伝奇的な謎を一つに纏める際、本作をルパンものの番外編にしようとしたのではなく、ルパンものに限定せずに集めただけだろう。 時代が時代だったせいか、ドロテは肉体的には男にはるかに劣る弱点があり、暴力には怯え、危難を乗り越えた後は疲労で気を失ってしまったりするが、今の時代ならどうだろうか。 | ||||
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この本に最初に出会ったのは私が中学3年生の時でした。 今まで読んだ探偵物の中で、一番ドキドキした思い出があります。とにかく主人公のドロテが知的で美しく本当に理想の女性像でした。「将来はこんなカッコいい女性になりたい!」と何度も感じた程です。 ドロテの堂々とした態度、ピンチの時も最善の策を冷静に練り続ける彼女の姿が未だ印象に強く残っています。 幅広い世代の方が楽しめる作品だと思います。 | ||||
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