迷宮構造をもつ文書館を備えた、中世北イタリアの僧院で「ヨハネの黙示録」に従った連続殺人事件が。

【北欧ミステリの最高峰 「ガラスの鍵」賞受賞作! 】 その手紙は、ビンに収められたまま何年間も海中にあり、引き揚げられてからもすっかり忘れ去られていた。

100年前から行方が知れなかったハガダーが発見された―連絡を受けた古書鑑定家のハンナは、すぐにサラエボに向かった。

十セントの古本の山から、数百ドルの値打ちの本を探しだす―そんな腕利きの“古本掘出し屋”が何者かに殺された。

殺人の動機は伝説のストラディヴァリウス? 高級ヴァイオリン売買の知られざる内情、贋作、緊迫のオークション。

書物シリーズ完結! 「この髪の銀にかけて、彼を破滅させる責務があるのです」 明かされる宿敵・書物偽造師(ミスター・クラウン)との因縁。

撲殺された美術品ディーラーの持ち物だった黄金製の箱に残されていたのは、パガニーニ宛の古い手紙だった。

運命の対決から3年―。

本好きの間では、骨董的価値の高い本を古書、そうでないセコハンのものを古本と呼び分けたりもしますが、本書では個人蔵書、貸本等も含め、新刊書店で売られている以外の書籍を“古書”と称しました。

ボストン郊外に越してきた版画家のヘンと夫のロイドは、隣の夫婦マシューとマイラの家に招待された。

村の名士アクロイド氏が短刀で刺殺されるという事件がもちあがった。そのまえにさる婦人が睡眠薬を飲みすぎて死んでいる。

古今東西、書物にまつわる小説は枚挙に遑がないが、近年は、古書を題材にした作品が注目されている。

ドイツのケルン大聖堂で行なわれていたミサの最中、修道服姿の侵入者たちが出席者と司祭を惨殺した。

かのウィリアム・シェイクスピアは果たして本物か―気弱な古書商ピーターが手にした本は、世界を揺るがす大論争に決着をつける奇書『パンドスト』初版本だった。

カサンドラに拉致されたサフィアは、霊廟で発見された手がかりをもとにウバールの場所を突き止める。

古書店主クリフは、恋人エリンの頼みで蔵書家射殺事件の調査を開始した。

1945年のバルセロナ。

高名な博物学者で牧師のサンダース師による世紀の大発見。

その女性はサマーハウスで首を吊っているのを発見された。

売春宿で殺されたサミット関係者の男。テロを警戒する政府はポーに捜査を命じる。

スーパーヒーローが独裁者から世界を救う!いとこ同士のジョー・カヴァリエとサミー・クレイは、『スーパーマン』の登場で黄金期を迎えたコミック業界で名をあげようと野心を抱き、究極のヒーロー“エスケーピスト”を生みだした。

R・バートンの稀覯本を入手して一躍時の人となった古本屋クリフを、それは私の書庫から盗まれた本だと主張する老婦人が訪れた。

ニューヨーク近郊で、コナン・ドイルなどの著名作家の書や書簡を変造する贋作師が殴打され、両手首を切断された状態で発見される。

シカゴの路上で父を殺された18歳のエドは、おじのアンブローズと共に父親殺しの犯人を追うと決めた。

高級住宅街で女性が殺害された。刑事マックスは、被害者の夫の刑事弁護士プルイットに疑いをかける。

ヴェネツィアの教会で、女性の死体が発見された。死体は司祭の祭服をまとい、腕には奇妙な模様のタトゥーがあった。

オーストラリアの田舎町で牧師が銃を乱射し、五人を殺して射殺された事件が発生した。

1952年、独裁政権下のバルセロナで上流階級の未亡人が絞殺された。

傷ついた犬のように、私は生まれた場所へと這い戻ってきた―ブルックリンの、幸福の物語。

露天の古書店が並ぶパリのセーヌ河岸。

1955年7月、パイ屋敷の家政婦の葬儀がしめやかにおこなわれた。

1967年末。

不毛な愛の果てに、永遠に続く情欲の地獄に堕ちた女性の絶望を描く表題作。

国家犯罪捜査局の元凄腕長官ヨハンソン。脳梗塞で倒れ、命は助かったものの麻痺が残る。

警察を辞めて古書店を営むクリフは、元同僚の依頼に愕然とした。

雨交じりの風が吹く、十月のレイキャヴィク。北の湿地にあるアパートで、老人の死体が発見された。

妻の誕生日祝いに用意したナイトクルーズは、女性の悲鳴と銃声で悪夢に転じた。

空港のバーで離陸までの時間をつぶしていたテッドは、見知らぬ美女リリーに出会う。

新年を迎えたシェトランド島。孤独な老人を夜に訪れた黒髪の少女は、四日後の朝、雪原で死んでいた。

大学生のジョーは、授業で身の回りの誰かの伝記を書くことになった。

どこへ行こうと、スケルトン探偵ことギデオン・オリヴァーを迎えるのは骨なのか。

ロサンゼルスに住む黒人青年アイゼイアは‶ＩＱ〟と呼ばれる探偵だ。

ミアンゲイト館でいったい何が起こったのだろう、かつては笑声に満ちていた貴族の館に?ソンムの会戦で帰らぬ人となった父。

時は19世紀と20世紀の変わり目、舞台はバルカン半島中央部に位置する架空の小国スキタイ=パンノニア=トランスバルカニア三重帝国。

1913年オーストラリアの港に、小さなトランクとともに取り残されていた少女ネル。トランクには、お伽噺の本が一冊。

主人公と同志たちの夢を陰で操り崩壊させた密偵Qとは何者なのか。『薔薇の名前』+『ダヴィンチコード』+〈007〉。

三冠受賞！ 「ガラスの鍵」賞、マルティン・ベック賞、ゴールデン・リボルバー賞 証拠捏造疑惑をかけられた刑事は、名誉をかけて事件の真実を探る。

ある馬主が死に、その右腕だった男に呼ばれた古書店主クリフ。

ケンブリッジの町への帰途にある巡礼一行。

田舎の獣医キム・ビョンスの裏の顔は、冷徹な殺人犯だった。

【好評『古書店主』に続く第2弾! 】 1795年パリ。一人の老人が手紙をしたためていた。

高級車の後部座席を事務所代わりにロサンジェルスを駆け巡り、細かく報酬を稼ぐ刑事弁護士ミッキー・ハラー。

わたしが勤める美術館に、フランスの画商がレンブラントの絵を寄贈するといってきた。

自らの葬儀の手配をした当日、資産家の婦人が絞殺される。

美術館爆破テロで母を亡くした少年・テオは、その時美術館から1枚の名画を持ち去った―レンブラントとフェルメールを結ぶ画家、ファブリティウスの「ごしきひわ」。