リオノーラの肖像



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    初公開日(参考)1992年12月
    分類

    長編小説

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    リオノーラの肖像 (文春文庫)

    1992年12月31日 リオノーラの肖像 (文春文庫)

    ミアンゲイト館でいったい何が起こったのだろう、かつては笑声に満ちていた貴族の館に?ソンムの会戦で帰らぬ人となった父。自分を生んだ直後に世を去った母。館の客人を見舞った殺人事件―。リオノーラ・ギャロウェイは生きる情熱を、館にたちこめる謎を解くことに捧げたのだが、ある日…。重厚なミステリー・ロマンの傑作。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

    リオノーラの肖像の総合評価:9.60/10点レビュー 10件。Cランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (6pt)

    読みにくい場面もありますが、なかなか重厚な小説です

    どこに視点を置いて読むか、そこにこの小説の面白さがあるのかも。ゆったりとした時間を楽しむには良い作品だと思います。
    割といい雰囲気で始まる小説で、私好みかな~と思ったのですが、ちょっと違ったみたいでした。
    いつも思うことですが、表紙が魅力的でなくガッカリでした。

    ももか
    3UKDKR1P
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.9:
    (5pt)

    繰り返し訪れたい物語

    数年ぶり4度目の再読が終わって、ページの端は茶色になり、新しいのを買おうかと調べたら絶版だし、kindle化もされておらず驚いた。
    犯人がわかっても、動機も話しの筋も覚えていても再読に値するミステリー小説があるとすれば、私にとってはまさに「リオノーラの肖像」こそがそれ。
    埋もれさすにはもったいない。
    英国のお屋敷を舞台にしたミステリーだけど「レベッカ」ほどゴシックではなく、複雑に絡まった過去を幾十にも重ねた語りで解いていくのでケイト・モートンの小説のファンにお勧めしたい。
    今回久しぶりの再読で昔はどぎつい悪女としか思えなかった登場人物が哀れに見えたのは自分が年を取ったせいか。彼女の少女時代は不幸だったのだろうなぁ・・・
    こうして別の感想を持てるのも再読の楽しみ。
    ミステリーの謎解きにカタルシスがあるのがこの小説の強みでしょう。
    長い小説です。じっくりお付き合いください。
    そして数年毎に再訪してください。
    と言うことで本がこれ以上ボロボロにならないうちに再版かkidle版作ってください・・・
    リオノーラの肖像 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:リオノーラの肖像 (文春文庫)より
    4167218097
    No.8:
    (5pt)

    syn

    すでに皆様がお書きになっている通りです。じっくりじわじわと真実に近づいていく面白さ・・
    ひとことで感想を言うならば・・・

    「そこまでどんでん返さなくても・・・!!!」
    リオノーラの肖像 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:リオノーラの肖像 (文春文庫)より
    4167218097
    No.7:
    (5pt)

    ゴシック・ロマンス風ミステリなど好みではないのに?

    ミステリの在庫を整理していてロバート・ゴダードの『リオノーラの肖像』を探しだしたので再読してみることにした。
     本書の奥付を見たら、1998年第7刷としてあり、評者が読んでから16年以上は時が過ぎたことになる。
     著者の作品では『千尋の闇』を読んだ記憶があるが内容までは忘れているし、どちらを先によんだかさえ定かではない。
     本書を読み始め、プロローグで70歳になったリオノーラが娘を連れソンムの戦闘で行方不明になった兵士の記念碑「チエブヴァル英国記念碑」を訪れるところで、めったに昔読んだ本のストーリーなど思い出さない評者なのに、なぜかこの物語がどのように先へ進むかを思い出してしまった。
     ページを繰るごとにデジャヴュを見るような感じで物語のすすむ少し先が分かるのだが、もどかしくもエンディングまで大筋では分かっているものの、デティールまでは思い出すこともなく読み進んでしまった。
     エピローグまで読み進み、記憶していたリオノーラの父親ジョン・ハロウズの意外な再登場も記憶していたから本当に不思議な本だと思ってしまった。
     訳者のあとがきに、「英国伝來のゴシック・ロマンス風の味わいを持っミステリであり、反戦思想が色濃くたちこめる作品である」と記述していたが、再読してみて本書がまさにそのような作品であるように感じてしまったおである。
     本書が605ページもの長編であり、おおよその粗筋をも記憶していながら最後まで読み終えさせてくれたのは、たぶんゴダードならではのプロット構成の巧さ故だろうと思いながら読み終えたのです。
    リオノーラの肖像 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:リオノーラの肖像 (文春文庫)より
    4167218097
    No.6:
    (5pt)

    始めからサクサク読める

    素晴らしく面白いです。
    まさに各々の登場人物の心理で話が進んでゆきます。
    最後の最後まで展開が読めない。
    割と厚めの文庫ですが、さくさくと読めます。
    醜い人の心や、人の欲望を映し出す場面も多々ありますが、それ以上に清く美しい人々の生き方が胸を打つ。
    読めばこの本があなたの宝になること間違いなしです
    リオノーラの肖像 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:リオノーラの肖像 (文春文庫)より
    4167218097
    No.5:
    (5pt)

    一流のストーリーテラー

    物語は、老境にさしかかったリオノーラが、娘に、自身の出生と両親の死にまつわる謎を、告解していくところから始まる。

    展開はかなり緩やかというか、どちらかというと、じれったい感じ。読み進めていくうちに謎が深まるばかりで、なかなか先にすすまない。が、この地味めの内容(失礼!)を、飽きさせないでもっていくゴダード。一流のストーリーテラーといわれる所以。

    人間ドラマとして秀逸なんだけど、リオノーラがすべての明らかにするラストは、あれっ!となるので、ミステリとしての読み応えもある。大戦時の英国の雰囲気も良いい。

    リオノーラの肖像 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:リオノーラの肖像 (文春文庫)より
    4167218097



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