闇に浮かぶ絵
※タグの編集はログイン後行えます
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
闇に浮かぶ絵の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
過去が明らかにされる→謎が少しづつ解明される...ではなく、更に複雑になってきます。 主要登場人物の筆頭が主人公ではなく、ただの謎の人物。ヒロインの冴えない夫がほぼ語り部(『』)で、 判官びいきではないですが感情移入してしまいます。頑張れトレン!! これから(下)にいきます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白いのは間違いない。1000ページくらいをスイスイ読めるんだから。ただね、裁判で母親が自分の子供じゃないって言ってんだからもう少し考慮してもいいんじゃないでしょうか。とにかく妙な裁判でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
感想は上下巻通したものです。 この本を読んだのは、2014年度の江戸川乱歩賞受賞作「闇に香る嘘」が、この 作品のパクりだという言う人がいたのがきっかけだった。 それはさておき、感想を述べると、ひと言で言うと「プロットが複雑すぎて疲れる」、 というところだろうか。いやいや、こういう複雑なプロットこそゴダードの醍醐味だ、 という人もいるかもしれない。文庫版の解説にも、「時系列などをメモしながら読むと 良い」みたいなことが書いてある。つまり、逆に言えば、それだけみっちりと読み込み、 流れを確認しながらでないと、頭が混乱する可能性が高い。特に、西暦の年号が何度も 出てくるのだが、そのあたりは、通常の読者であれば、あまり気にせず読み飛ばすので 記憶に残らないだろう。それ故、時系列が混乱し、リーダビリティーを損ねている。 その一方で、時間を掛けてもよいからじっくり読み、作者の意図したミスリードや、 その他の仕掛けを楽しみたい、という人にとっては最高の作品なのかもしれない。だが、 そういう人は、全読者の中では一部ではないだろうか。私自身も決してイージーリーダー ではないし、ライトすぎる小説は好まない人間だ。ミステリー作品は好きで良く読む方 だが、その私から見ても、自然に楽しめる作品ではなかった。よって☆3個とした。 したがって、一般の読者にはあまりお勧めしない。その反面、ゴダードのファンにとっ ては最高の作品でもあるのだろう。 なお、パクり疑惑については、出自の不明な兄が登場するという設定以外、似ていると ころは皆無だった。よって、単なる誹謗中傷か、あるいは無知な人が主張しているにすぎ ないのだと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ストーリーは、抜群に面白い。一見、『生きていた男』(元々は、映画作品で、ほぼ同じ内容のドラマが日本でも製作された。評者はドラマ版しか見ていない)に似た感じだが、全体は思いもよらない展開をしていく。 次々に明かされていく、ダヴェノール家の過去。それぞれの思惑もあって、事件はもつれていく。上下巻合わせて1000ページ近いが、飽くことなく読みとおせる。 評者が個人的にもっとも魅力を感じたのは、メラニー・ロシター。こういう女性には惹きつけられてしまう。 ただし、ヘニング・マンケルのヴァランダー警部シリーズのような、ある種のカタルシスはない。それもあって、著者の他の作品に手を伸ばすことには躊躇する。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ブームは去ったのだろうが、徹夜本。たしかに。最後の最後まで手を見せずに (うまく見せながら?)引っぱってゆく。 キャサリンの魅力。ただの傲慢な娘だったものが意志の女になってゆくところ。 ジェームズを認めないところ。ヒューゴーのしぐさも像としてよく目に浮かぶ。カ ラーのイギリス映画を見るようだ。みんな滅び去ってしまう。ノートンの裏に、要 するに企みがあるというのは巧い。なぜああも完璧だったかということに説得力が ある。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 10件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|