悠久の窓
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これは聖遺物・十字軍・テンプル騎士団等々に興味をもつよう仕向けた促進小説に違いない。さっそく塩野七生さんの「十字軍物語」を注文しました。そうそうイスタンブールでモーゼの杖を見ましたが、あれは本物だと信じることにします。 | ||||
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読み始めてしばらくたって、僕の頭の中にはこのレビューに投稿するタイトルがファンファーレつきで閃いたのですが(ゴダード・コード!)残念ながらそれは僕ひとりじゃなかったらしく、解説にしっかりと書かれていたりして‥ いまひとつ精彩を欠いた、ここ3,4作からすればゴダードの久々のヒットではないでしょうか?イギリスの古い農家から端を発し、中世からキリスト教の根底にまで至る秘密をめぐる、壮大な物語です。 ただ、僕には中世のそこらへんの知識と、その秘密がなぜこんな事件に発展するほどスゴイものなのかという基本的な知識に欠けるーという読者としての致命的な欠陥があって、歴史の部分にはのめりこめなかったーというもどかしさがあります。 それとゴダードの初期の作品に共通する、物語じたいや主人公たちから感じられたある種のロマンティシズム、切なさのようなものが感じられなかったという不満もあります。 でも次はどうなる?というページをめくる楽しみを久しぶりに感じることができました。ゴダードはこれでなくっちゃ、ね。よかったよかった。 | ||||
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自分の趣味で言ってしまえば、ゴダードは初期の5作品くらいまでが本当に面白い。 初めてゴダード作品に触れる人は発表年(邦訳ではなく、原著の)の順で読めば、ほぼ間違いなし。 ここ数年は人が変ったかのような凡作続きで、もう買うのやめようかなと思いながら、つい買っていました。期待と惰性が半々で。この「悠久の窓」もはっきり言って上巻は、いまひとつダルい。 肉親間の愛憎半ばする感情の描写と含蓄のあるセリフは相変わらず冴えていますが。 が、下巻の後半、物理的にも心理的にも主人公が動き始める辺りから、ストーリーは急展開します。 現代風サスペンスと歴史的ミステリーの絡ませ方がちょっと強引な気もしますし、最後の大オチには「そこまでやるか」とも思いますが、久しぶりにゴダード節を堪能しました。 十字軍あたりの西洋史や宗教に詳しい人なら、もっと楽しめると思います。小説としての面白さなら★5つなんですが、死人の数が無駄に多いという思いが拭えないので、1つマイナス。あくまでも個人的な好みですが。 | ||||
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