最期の喝采



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    初公開日(参考)2006年01月
    分類

    長編小説

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    最期の喝采 (講談社文庫)

    2006年01月13日 最期の喝采 (講談社文庫)

    落ち目の舞台俳優・トビーは地方巡業先で、離婚訴訟中の妻から助けを求められた。自室が見張られているというのだ。まだ未練が残る妻の身辺を探るうちにトビーが掴んだのは、多くの人命を犠牲にして繁栄した資産家一族の暗部だった。ストーリーテラーの本領発揮!巨匠が放つ最もスピーディーなサスペンス。 (「BOOK」データベースより)




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    No.8:
    (2pt)

    主人公が俳優ってだけで演劇とは関係なし。とても退屈。

    落ち目の舞台俳優・トビーは地方巡業先で、離婚訴訟中の妻から連絡を受ける。自宅を見張られているというのだ。だがストーカーの狙いは妻の婚約者だと判明する。
    最期の喝采 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:最期の喝采 (講談社文庫)より
    4062752905
    No.7:
    (4pt)

    歴史要素は少ないが読みやすいミステリー

    著者の作品にはまってしまい買い求めました。
    他の作品に比べると歴史の要素は少ないですが、そこまで長編でもなく読みやすかったです。

    ちょっと先が予測できてしまう部分もあったのですが、一定のクオリティを感じました。
    イギリス文化に興味ある人、演劇に興味ある人にもよいと思います。
    最期の喝采 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:最期の喝采 (講談社文庫)より
    4062752905
    No.6:
    (3pt)

    いつもの重厚さはないが、凝縮した物語の妙が堪能できる

    昔の出来事と今の事件の間にある隠された繋がりを、現在と過去を行き来しながら解き明かす重厚な歴史ミステリーを自家薬籠中のものとする著者にしては、これまでにない異色作。物語の舞台はイギリスのブライトンという街の中だけ。それも2002年12月のとある8日間という、極めて短い時間の出来事が時系列で描かれている。
    周到に練られたプロットのもと過去と現代が絡み合う物語が解き明かされ・・・といういつものゴダードの醍醐味や深みこそあまり感じられないが、その分凝縮されたストーリー展開の面白さが堪能できる作品ではある。
    最期の喝采 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:最期の喝采 (講談社文庫)より
    4062752905
    No.5:
    (4pt)

    巧みな語り口

    イギリスのリゾート地・ブライトンでの公演にやってきた全盛期を過ぎた役者トビー・フラッド。別居中で,現在は大金持ちの恋人との再婚を考えている妻ジェニーに頼まれたある事がきっかけとなって,芝居そっちのけでトラブルに巻き込まれていく・・・

     妻への未練たらたらで,仕事も思い通りいかないというゴダードファンにはお馴染みのダメ男が主人公ということで,最初は「またかよ」と思ったが,日記形式にテープに吹き込んだものを起こした12月第1週の8日間という趣向で,一体何が起こったのか,次に何が待ち構えているのかとグイグイ読者を物語に引き込んでいく著者の語り口は見事。

     ラストがやや甘く感じたものの,読んで損は無いと思う。
    最期の喝采 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:最期の喝采 (講談社文庫)より
    4062752905
    No.4:
    (3pt)

    ゴダードらしい“語り口”の妙

    英国が生んだ‘稀代の語り部’ロバート・ゴダードの16作目の作品で、本国では’04年に発表されたが、今のところ邦訳されている最新刊である。

    講談社『IN・POCKET』の「’06年文庫翻訳ミステリー・ベスト10」で、<読者が選んだ>部門と<作家が選んだ>部門で、共に第6位にランクインしている。

    落ち目の舞台俳優、トビー・フラッドが8日間にわたって日記がわりに吹き込んだテープからの書き起こし、という形式をとって、一人称で事件が語られていく。

    トビーは巡業先の地方都市ブライトンで、その街で帽子店を営む離婚訴訟中の妻から呼び出される。正体不明のある男に自分が見張られていて、その男はトビーと何らかの繋がりがあるらしいので、何者か探り出して、追い払って欲しいというのだ。その男、デリクとの接触は、トビーにとって思いもかけない運命の始まりだった。それまでの沈滞気味だった日々から一転して、次から次へと事件が連鎖する波乱に富んだ毎日が続き、彼はその渦中に巻き込まれて翻弄される羽目になる。

    本書は、お得意の歴史ミステリーではないが、ゴダードらしい特徴をしっかり備えている。

    ひとつ目は、往年の勢いが衰えて、いまひとつさえない中年の主人公。

    ふたつ目は、ある事件が次の事件を引き起こし、さらにその次も・・といった、幾重にも絡み合った謎。

    三つ目は、ひと癖もふた癖もある登場人物たち。

    そして、物語はトビーが、自らの危機とあるきっかけから、ことの真相を突き止めようと決心したとたん、悲劇的な終幕へと突き進むことになる。

    本書で読者は、改めてゴダードの、入念に緻密に組み立てられたプロットと、あざやかな語り口の妙を存分に味わうことができる。
    最期の喝采 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:最期の喝采 (講談社文庫)より
    4062752905



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