秘められた伝言



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初公開日(参考)2003年08月
分類

長編小説

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秘められた伝言〈上〉 (講談社文庫)

2003年08月31日 秘められた伝言〈上〉 (講談社文庫)

ランスは失踪した友人ループを捜していた。日本人・橋本にロンドンで接触したランスは、ループが一通の手紙から一九六三年英国の大列車強盗事件を調べていたと知る。事件には同年、ランスたちの故郷で起きた五人連続死の謎が時を経て蘇り、影を落としていた。ゴダードが日本を舞台に描く傑作長編ミステリー。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt

秘められた伝言の総合評価:6.33/10点レビュー 6件。Dランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

ムラを感じてしまうのは、なぜ?

ロバートゴダード氏の小説を初めて読んだのは「千尋の闇」でした。
これが面白くて、こんなに優秀な作家さんがいるんだ!っと驚いたことを今でも覚えています。
それから何冊か読んでみたのですが、「あれ?」と思うことが多くなり暫く遠ざかっていましたが、久しぶりに「秘められた伝言」で復活したのです。

途中でやめてしまおうかと思うぐらい駄作でした。
好みの方もいらっしゃるのでしょうが、私個人としては他人様にとてもお勧めできません。

最後の解説に「ゴダード氏の手腕は決して落ちてはいない」云々と書かれていましたが、この小説を読む限り果たしてそうなのか
それとも私の理解度が劣ってしまっているのか。
あと二冊用意しているので、そこのところを判断してみたいと思っています。

ももか
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.5:
(3pt)

どうした、ゴダード!

あのゴダ-ドの新作とあって、期待に胸躍らせて読み始めた。といっても『永遠に去りぬ』しか読んだことはないのだけれど、まあ虜になるのに何冊も読む必要はないのであって、あの一冊で私はすっかりまいってしまったのだ。ところが、期待が大きすぎたがゆえの反動もてつだってか、この『秘められた伝言』はとんでもない失敗作で、ほとんど駄作の域に達している。失業中の主人公が、失踪した友人をたずねてロンドンへ、そしてベルリン、東京、京都、サンフランシスコを経て再びロンドンへと移動する。行く先々で都合良く、友人の消息を少しずつ知る人物と出会い、やがて、すべての謎が1963年という年に集約していく。後に明かされるその謎も含め、だらだらとしたおしゃべりの中ですべての物語は進行する。ここにはストーリーはあるが、プロットがない。人物はいるが、生きた人間がいない。アイデアはあるが、読者を陶然とさせる語りがない。どうした、ゴダード!
秘められた伝言〈下〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:秘められた伝言〈下〉 (講談社文庫)より
4062738414
No.4:
(4pt)

悪くないんじゃないでしょうか?

ゴダードの日本語に訳されていて文庫で買える最新作。この本自体の評価もわかれているようですし、個人的には最近のゴダードの作品はやや期待はずれのものが多いと感じていますが、この作品に関してはタイトルのように「悪くはない」と感じました。初期のゴダード作品のように複雑ではあるが、最後まで読むと「なるほど」というプロットに乗っ取って書かれている、という感じではありませんが、過去が適度に絡まって、すっきり読めました。まあ、過去の出来事の大部分が1963年に関係していたので、途中からき着くところは見えましたけど(感のいい方ならおわかりかと思います)。
秘められた伝言〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:秘められた伝言〈上〉 (講談社文庫)より
4062738406
No.3:
(2pt)

ゴダードの大ファンですが、、、。

ゴダードの作品は必ず自分で購入するほど好きな作家なのですが、今回は初めて「図書館で借りれば良かった」と思った作品です。プロットは魅力あるのですが、ただ強引な感じをすごく受けましたし、日本に関しての描写も体裁を整えただけのように感じました。今まで出た作品は自分の中でレベルの差はあれそれなりに満足してきましたが、、。でも多分好きなものの弱みで次作も購入するでしょう!頑張れ、ゴダード!
秘められた伝言〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:秘められた伝言〈上〉 (講談社文庫)より
4062738406
No.2:
(3pt)

秘められた「才能」

うーむ。
ゴダードにはやはり現代ものは似合わない。僕たちに馴染み深い場所が舞台となっては、とくに。主人公ランスの、命の恩人で幼なじみの親友を救おうとする律儀で被虐的で騎士道精神あふれる活躍ぶりに、現代の日本ほど似合わない場所もないのではないだろうか。話は歴史的な事件をうまく紡ぎあわせたような、うまい案配に仕立てられてはいるものの、やはり不自然で説明不足で、没入できるというものではなかった。人が簡単に殺されすぎるし、結末も「えっ?」というほど呆気なかった。解説に「ローラーコースターのような‥」とあったが、なるほどローラーコースター的な作品には違いないが、以前の彼の作品では、僕はそのコースターに乗り込んでいたのだが、今回はそれを手すりの外から眺めているーという程度のものだった。ゴダードはこの作品のために来日し、取材をしたらしいが、外国人が日本を描くうえでの違和感はやはり、ある。でも主人公ランスを手助けする、義理と人情にあふれる日本人がヤクザだったり、サッポロビールが素晴らしいーというくだりには小さな拍手を贈ろうかな。
秘められた伝言〈下〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:秘められた伝言〈下〉 (講談社文庫)より
4062738414
No.1:
(5pt)

やっぱり、凄い!

著名な外国作家の日本を舞台にした作品は、「どうも、面白くない」と思っていた。しかし、この作家は違う。「さすがは、ゴダード!」と唸らせる。ヒッチコックが生きていたら、映画にして欲しいような作品です。
秘められた伝言〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:秘められた伝言〈上〉 (講談社文庫)より
4062738406



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