沈黙の果て



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初公開日(参考)2014年09月
分類

長編小説

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沈黙の果て〈上〉 (創元推理文庫)

2014年09月29日 沈黙の果て〈上〉 (創元推理文庫)

ヨークシャーの館で親密な休暇を過ごしていた三組の家族、だったが、ある明るい一日、中心的な女性と男性二人、そして子供が死体となって発見された。誰がなぜ? 異様な緊張感で複雑な人間ドラマが描き上げた傑作ミステリ! (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

沈黙の果ての総合評価:7.82/10点レビュー 11件。Bランク


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No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

もし事情が違っていたら

ドイツでは知らない者はいないという超人気作家の長編ミステリー。日本では5年ぶり、2作目の紹介である。
イギリス・ヨークシャーの寒村に建つ広大な屋敷では、休暇のたびに、夫同士が同級生という三組のドイツ人家族が一緒に過ごしていた。三人の夫を中心に信頼と友情に結ばれている九人のグループだったが、ある日、三人の大人と二人の子供が惨殺されるという悲劇に見舞われた。グループの残された四人は全員、アリバイが無かった。また、突然現れて、この屋敷の相続権を主張してきたみすぼらしい男の姿が、屋敷の周囲でたびたび目撃されていた。犯人はだれか、その動機は何なのか?
三組の家族はそれぞれ家族内の問題を抱えており、さらにグループ内の人間関係に隠されていた古くて陰鬱な問題が影を落としていた。また、屋敷の相続権を主張する男は恋人との間でトラブルが頻発していた。作者は、このいわば四組の人間関係ドラマを丁寧に、濃密に描き出し、人間心理の複雑さと不可解さ、強さと脆さを読者に突きつけてくる。謎解きの部分はさほど卓越したものではないが、人間ドラマの面白さは圧巻。「ドイツミステリの女王」の呼称はダテではない。
非アクション系ミステリーや心理ドラマの愛好者には、絶対のオススメだ。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.10:
(1pt)

どこがおもしろいのかな

上巻は面白かったです。文学として文章がけっこうおもしろかったのでそれに殺人事件なので期待しました。リカルダはかわいくなかったけど。
よくわからない点。なぜ三人はいつまでもくっつきあう友情があるみたいにくっついて行動したのか。理由はあるんだけどもそれってお互いの監視?お互いほっとけばよくないですか。なにかの小説で洞穴探検しててやっぱり一人を見捨ててほかの二人が助かってお互いに連絡とらなくなったけど連絡とったら殺されたみたいな(タイトルが出てこない)あったが今回は過去の見捨て事件のせいでもはやお互いリスペクトもない三人がくっつきまくるわけです。家族も巻き込んで。
その中でレオンにお金がなくなるんだけどもそれは別荘に来る前からのことなのに別荘に来てしばらくは娘たちに乗馬をやらせて中途で金がないからもう乗馬は終わりだ!とみんなにわからせる態度なわけでなにもアピールしなくてもというくらい芝居がかってて白けます。
ティムの文献というのも冗長でだらだらと何も面白くない観察日記でどこが文献かという以前によくこんなへたくそな文章を作家が書けたなという出来具合で(わざとつまらなくながながと書いた)作者の収入は書いたページに関係あるのかと疑いました。ページを使えば使うほど収入が上がるのかと。
イェシカとえふぇりんの医者との電話もながながと回りくどくて、電話でこう回りくどいいい方されたら空気キックがとまらないだろうと思いました。フィリップはどうでもいい若者だし、まあ別荘周りをうろうろする暇人が必要だったのかもしれない。じぇらるディンも一番のモデルと描写されるにしては暇人だし。
碌な人間はでてきません。イェシカだって、アレキサンダーみたいな勇気のない優柔不断の卑怯者と結婚するんだから決して賢明な女性とはいえない。動物病院の顧客をないがしろにする行動をとるわけだし。
あとあじもたいへん悪かったです。妊婦の腹をこれでもかっと全力でこぶしを叩き込む男。ドイツ人ってこわいなあ!とドイツひとまとめに恐ろしくなります。
読みやすいところもあったがうだうだしてる長ったらしいところもありスカッとする結末ではなく、そういえば最後に反抗的な継娘が会いに来ていつでもあなたの味方よみたいな気持ち悪いごっこがあって、気持ち悪かった。継娘なんて、父親であり夫である男が死んでたら関係なくないですか。
あ、そうか、全体的にウェットでべたべたした人間関係ってことかもしれません。誰と誰とでも。
やろうと思えば一度に5人こ ろせ るんだなあと思ったけどあまり信じてない。小説だから。
沈黙の果て〈下〉 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:沈黙の果て〈下〉 (創元推理文庫)より
4488211062
No.9:
(3pt)

『失踪者』に続きシャルロッテ・リンク2作目

冒頭で事件当日の死体発見の描写がありますが、そこからは過去に遡り、上巻の半分位まで事件発生以前の人間関係が延々と描かれます。
『失踪者』よりこちらを先に読んでいたら評価は変わったかもしれませんが、主人公の夫との不仲(もしくは疑心暗鬼な関係)、義理の子供との軋轢、夫以外の男性との微妙な恋愛?関係など、似たパターンで正直飽きた感が。主人公も所謂「賢くて、女性的魅力もあり、とても良い人」といったステレオタイプで個人的にはちょっと食傷気味。
主人公以外の人物は、打って変わって欠点の多い人物ばかり(余計に主人公の良い人ぶりが目立つ?)。そういう不快な人間関係が元凶で起こった殺人事件なので、他の方のレビューにもあった通りイヤミスになるんでしょうね。でも何処かワンパターン気味だったので★3つに。
沈黙の果て〈上〉 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:沈黙の果て〈上〉 (創元推理文庫)より
4488211054
No.8:
(3pt)

もっと殺人の説明に焦点を当てて欲しい

上巻にも書きましたが、主人公がステレオタイプで面白味に欠ける点などやや不満。それから、事件が起こった別荘内の家族とは別の、とあるカップル(男性側が事件と絡みます)のエピソードがやたら多くその部分がそんなに必要?そもそも、人気モデルという女性がなぜあんな甲斐性なしの中年男性(失礼!)に執着するのか、これって事件と直接関係するのか?と違和感。
それだったら、犯人が次々と別荘内の人々を襲っていく過程にもっと焦点を当てて欲しかった。誰かが殺される際に声を出したら他の人が気付くこともあるだろうし、それとも誰も声も一切出さず一撃で即死?さらっと説明されているけれど、実際に実行可能なのか(「背後から襲ったから可能だった」で終わり)、証拠品や現場状況の警察捜査も具体的に描かれず、腑に落ちないところも多かったです。
沈黙の果て〈下〉 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:沈黙の果て〈下〉 (創元推理文庫)より
4488211062
No.7:
(5pt)

海外女流ミステリー

とても読みやすく引き込まれて上下巻一気に読みました。面白かったです!次回作に期待しています。
沈黙の果て〈下〉 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:沈黙の果て〈下〉 (創元推理文庫)より
4488211062
No.6:
(5pt)

良作!

派手な展開も煽情的な場面も少ないし、淡々と語られる話しはゆっくり進むのだけれども、不思議と頁を次々と繰らされ、没頭してしまう良作。
湊かなえを好む人は、確実に気に入る筈。
沈黙の果て〈上〉 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:沈黙の果て〈上〉 (創元推理文庫)より
4488211054



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