姉妹の家
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登場人物の相関図が分かってくるにつれてますます面白くなりました。 | ||||
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1900年代初めの戦下時のイギリスで生きた女の物語を、手記という形で読み進めていくことになります。 長編なんですが、読んでいて飽きさせない文章力はさすがですね。 「沈黙の果て」が面白かったので読んでみたのですが、こちらは壮絶な時代の話が中心ですので もっと真剣に読んでしまいます。 それにしてもいろんなタイプの女性が出てきて面白いですね。 それでもやはりフランシスの芯の強さと気位の高さが、キリッと物語を引き締めていると思います。 他にもたくさん書いてらっしゃるみたいなんで、もっと翻訳してほしいです! | ||||
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期待して読んだ作品。 期待が大きかったのか。 雪に閉じ込められた家の中。秘密の日記。 魅力的なシチュエーションだっただけに、結末に唖然。 ヴィクトリアの失踪も何となく予想がついたし。 夫とのやり取りこそリアルだったものの、DV男と突然ベッドイン。 過去語りで泣くとか。 どうなってるんだ、その心境。 脅迫の材料もちょっとな~~。 ヒントになる書類を、かまど燃やすための焚き付けを探すために探ったときに見つけるんだけど 古新聞とかがないからって机の中あさりますか。 そもそも老人の家っていうのは、掃除をまめにしてても紙類が結構な量あると思うんですよね。 そういう細かい描写(行動の動機づけ)が納得いかない。 日記もいきなりのめりこむほど、魅力的ではありません。 たくさん著作があるらしいのに、どうしてこれを翻訳したのか、別な作品がよかったのではないでしょうか。 | ||||
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シャルロッテ・リンクといったら、ドイツでは知らない人がいない、超有名な売れっ子作家だ。その初の邦訳が出るというので、手に取った。期待にたがわず、一気に読み終えた。 激動の時代を生きた、ある姉妹の物語・・・なんて陳腐な言い方をしてしまったらもったいない。この本にはたくさんの女性が登場する。勝気な女性、かわいらしい女性。愛を貫く女性、理念に生きる女性、仕事が生きがいの女性。恋をする女性、結婚する女性、独身を貫く女性、離婚する女性。読者はきっと、女性たちのだれかに自分を重ねあわせられる。そして彼女らと人生を共にしてページをめくる。最後には、勇気をもらうだろう。 久しぶりに、読んでよかったと思える本に出会った。売れっ子なのだからド派手なストーリーなのかと思ったら、落ち着いた筆致。波乱の展開をみせる骨組みもしっかりしているし、弁護士夫妻の皮肉のきいた口げんかなど、細かい部分でもとても楽しめる。さすがと言うしかない。他の作品の邦訳もすぐに読んでみたい。 姉妹の家 (下) (集英社文庫) | ||||
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