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夜行観覧車
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夜行観覧車の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全239件 1~20 1/12ページ
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普段本を読むことはありませんが、優しい声で読み聴かせてくれるので心地良く物語の世界に引き込まれていきました。 10人以上の登場人物がいて沢山の会話があるのに、違和感なく感情移入することができた。 沢山の役を生きてきた安田君ですが、まだまだこんな才能があったなんて、感動してしまいました。 癖のあるおばさんや女子中学生、医師の父等の声を自然に使い分けていて素晴らしかったです。素敵な体験をありがとうございました。 色々な家庭があるけれど、自分の家族としっかり向き合おうと思いました。 | ||||
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ナレーターが男性なのですが、下手とは言わないまでも巧くはなく…。 なにより、序盤から女性キャラクターが多いのに、ナレーターは男性なので、違和感や混乱を生じます。 オーディオブックの場合、必ずしも集中して聴いているときばかりではないし、本と違って読み返しもできないので。 なにより男性ナレーターが変に感情を乗せて女性の台詞を喋ると違和感があります。いっそ淡々と読んで欲しい。 途中で聴く気がしなくなってしまいました。 小説のナレーターはせめて男女分けて欲しいです。 | ||||
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以前にドラマを観て忘れられない作品だったので 声だけの世界も楽しみたくて購入しました。ドラマとはまた違う原作を耳で聴きよりいっそう好きな作品になりました。安田さんの囁くような声や 気迫溢れる声が入り混じりあっという間に全部聴きました | ||||
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良幸役を演じられた安田章大さんが朗読とのことで、早速聴かせていただきました。 聴きやすい語り口で、良幸くんから聴いているようでした。もうドラマ放送から12年も経っているのですね。本を読むのも良いですが、画面から目を離して物語を聴けるのも良いものだなと思いました。 ドロドロしているけれど、すぐ側にありそうな人間模様が湊さんらしいですよね。結局誰もが幸せになる結末はないけど、まあ皆それなりに折り合いをつけて暮らしていくしかないんだなと、作品を読むたびに思います。 長いのでまだ全部は聴けていませんが、じっくり楽しみたいです。 | ||||
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安くんの声が最高です。繊細な心理描写があって、ストーリー自体もドラマより面白いので楽しんでいます。 | ||||
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自分にとっては湊かなえの2作目でした。語り手が誰なのか、、の導入があり、最初に読んだ「告白」よりも読みやすく感じました。内容は、母親が父親を殺害した真相を追っていくもの。登場人物が嫌なヤツばかりで不快です。彩花という人物に至っては、読者の不快指数を上げるためなのか、キャラ設定が現実離れしているように感じました。 終盤に、事件が起きた住宅に貼られたビラを剥がしに行くという場面がありますが、そうしないと最後のシーンにつながらないのか、、、話の展開が唐突でびっくりしました。父親を殺害したのは誰なのか、動機は何なのかが最後まで出てこないのでどうなるのかと期待していましたが、特に驚くような展開もなく、これで終わり?という感じでした。殺害の動機については、この家族と同じような環境で育っていれば共感できたのかもしれません。 | ||||
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読んでて気持ちいいかと言われるとそんなになんだけどなんか読んでしまう。 面白いっていうか、楽しい気持ちにはならないけど続きが気になってしょうがない感じ。 自己認識と他己認識の違いについて考えさせられた。 なんか住宅街の描写が生々しく感じた。 こんな人居そう、というか居るんだろうなぁって実感があった。 | ||||
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妻が夫を殺した、という事件が起こる前、起きた後が数件の家のそれぞれの人たち目線で書かれています 妻が誰かを庇っているんだろうなあ的な流れ?なんかどんでん返しがあるのかと思ったらそのまんまやないかーいで ラストは消化不良ですが、そこまでの登場人物の描写が読ませます 湊かなえ名物、各章で主人公となる人物が変わりその人目線で物語が進むやつ 登場人物Aの目線だとBは反抗期ってレベルじゃねーぞとなり、B目線だとAは嫌なやつになりC目線だとBがこう思われるのも仕方ないとなり、D目線だと…みたいな どの登場人物もわかるわかると思わせてからの違う人目線だと思ってたのと違うな、となる どちらかの話だけ信じたらダメなんだなあとという複雑な人物描写がものすごく面白いです 幕間に小島さと子目線のストーリーがありますが、この人だけは他人目線でも本人目線でもなんかイヤなやつです | ||||
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さと子が慎司に入れ知恵をして(誑かして)「悪者を退治して一件落着した」というオチに仕立て上げることで、ひばりヶ丘に平和を取り戻したというお話しなのかな。ゴミステーションに捨てられていたバスケ道具の事を慎司に教えたのも家庭内トラブルを引き起こす為に敢えて行ったのかも。ひばりヶ丘に不相応な高橋家と遠藤家。さと子はスパンコールのように目を光らせつつ蝶のようにヒラヒラと両家を行き来しながら監視をしていた。首尾よく異物を細胞内に取り込み無害化したさと子の生活はこの先も穏やかに続いていくのであった。ちゃんちゃん♪さと子は桶屋を繁盛させた風だったんですね。 | ||||
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湊かなえ作品の特徴である現在と過去を行き来して進められるストーリーはいつも通りです。無理をして高級住宅街に一戸建てを構えた一家とそのお隣に住む裕福な医師一家、そしてその高級住宅街を仕切るボスママとその太鼓持ちたちが繰り広げる人間ドラマがモチーフになっています。主人公一家が引っ越して3年ほど経ったある日裕福な医師一家で父が殺される事件が起こり、その真相究明を辿る過程でそれぞれの家族の過去と現在が入り混じり、家族の在り方あるいは家族とは何かを考えさせられる作品です。 ミステリーそのものの犯人探しという点ではシンプルかつ大方の予想通りの展開で話半ばで犯人は判明します。しかし、その犯人が殺人に至る動機や犯人の家族が目指す未来の方向性が事件の真相を複雑にしていくことになります。 週末に一気に読み切った感想です。すべての真相(闇の部分)が明らかになるわけでなくモヤっと感が残ります。そもそも夜行観覧車というタイトルとどう結びつくのかがわかりませんでした。同様のモヤっと感は湊かなえ作品に共通してあると感じるのは私だけでしょうか。 | ||||
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『夜行観覧車』は、家族愛をテーマにした物語です。家族愛と聞くと、単なる美辞麗句のように思えるかもしれませんが、この小説は湊かなえならではの深い魅力に満ちています。 こんな登場人物達の近くで暮らしていたら私もどうにかなってしまいそうです。 湊かなえらしい、複雑な人間関係がリアルに描かれており、登場人物たちの心情が交錯する様子が、私の心を打ちました。物語の中で彼らに近づけば、自分も彼らと同じように悩み、感じることができるかもしれません。 そして、本当に読み終えた後に感じる余韻を作るのが上手いこと、上手いこと。 登場人物達と一緒に前を向いていこうと思った矢先、お前はひばりヶ丘の住人じゃないだろと見えない団結力によって私は突き離されました。物語を傍観していた私に白い目を向けるようにして終わります。 私も所詮は部外者であるマー君なのか。 | ||||
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安定の良き物語 | ||||
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こんなに登場人物ほぼ全員にいらいらしながら読まなければいけない小説は初めてかもしれない… | ||||
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告白は衝撃的だったが、これは淡々と進んで何の衝撃もないまま終わってしまった。ストーリー全体がぼやっとしていて、読み終わったらすぐ忘れてしまうような感じだった。 とはいえ、とても読みやすく、興味が惹かれる題材はさすがです。 あと表紙のデザインが素敵。 | ||||
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主要な登場人物の嫌な面がよく描かれている。でも、それぞれ理解できるところもあり人間味に引き込まれる。 最後にはこの物語が終わってしまい、登場人物と別れる寂しさすら感じた。 湊かなえさん、上手いなあと思わされた作品。 | ||||
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結構イラッとする内容有ったけど、まぁこんなもんだと… トドの詰まり家庭内不和かな 。 | ||||
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高級住宅街に住む一般的に良く言われるようなエリート一家で起きた事件から描かれる話であり、 ・エリート一家である高橋家 ・普通の家庭である遠藤家 ・古くから住むおばさん 登場する人物はあまり良い人たちではないがだからこ、そのような人たちも実際にいるはずだ。 それぞれの視点から描かれているが、心情面をとてもよく表現していると思う。 人を殺す人と殺さない人の境界線とは何かなども色々と考えさせてくれる部分もあった。 でもページ数もそこまでなく結構サラサラと読み進められるストーリーである。 どのような家庭でも家族でも自分本位で物事を捉えがちなのではないだろうか。 所詮他人は他人であり、自分は自分である。 人にはそれぞれの悩みやコンプレックスを持っているのかもしれない。 たとえ優れた人、エリートと呼ばれる人であっても。 最後の方の終わり方は嫌いではない。どんでん返しのような結末ではない。 しかしながらタイトルの意味を考えさせられるかと思う。 「夜行観覧車」というタイトルの意味は皆さんの考え方により色々解釈があって良いと思う。 でも最後のおばさんの言葉である「長年暮らしてきたところでも、一周回って降りた時には、同じ景色が少し変わって見えるんじゃないかしら」という言葉は良いと思うし、筆者が言いたいところはここなのではないだろうか。 家族であっても色々とすれ違いや誤解、相手の気持ちや考えを理解できないことは多い。 でもやはり家族なのだと感じる。 だからこそ、観覧車のごとく一周回って見てみたらまた違った見方ができるのではないだろうか。 また、 観覧車のごとく1日というものは日々は何事もなかったかのように回っていくということも言っていそうだ。 夫婦間、子供であれば親の気持ち、親であれば子供の気持ちを相手の立場できちんと考えららているのだろうか。 また、「坂道病」と表現されているが「坂道を転がり落ちないように必死にバランスを保ちながら踏ん張っているうちに、自分自身が歪んでしまったのだ。歪んでいるのに気づかないから背中をトンと軽く押されただけで、バランスを崩して転がり落ちてしまう。」という部分。 自分自身はそのように思うことはほとんどないが、わからなくもない。 だからこそ家族がそういう状況にあるかどうかというのは家族がわかってあげるべきなのかもしれない。 なかなか賛否分かれるところもあるかもしれないが私としては読んでよかったと思います。 | ||||
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自分より不利・不幸な状況の人が近くにいることで、その人よりかはマシかと感じ安心して暮らすことができる。 私はこの作品からそんなメッセージを読み取り、自分の不甲斐なさを再実感しました。 しかしそれはネガティブなものだけではなく、そのような感情も社会を形成している一部であることを考えさせられました。 いい作品でした。 | ||||
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まだ、よんでませんが、綺麗な状態で、おくっていただきましました。作者のフアンです。 | ||||
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湊かなえの初期の作品なのかわからないが、なんともあまり面白くなかった。 要は当人同士にしか真実はわからない、ということかもしれないが、もう少し、各家庭の闇に踏み込んで、心理的な変化を描いてもらいたかった。 登場人物のどの人にも共感ができなかったのも面白いと思えなかった要素かもしれない。 ただ昭和後半、受験地獄みたいな時代あったな、と少し懐かしく思えた。 | ||||
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