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夜行観覧車



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【この小説が収録されている参考書籍】
夜行観覧車
夜行観覧車 (双葉文庫)

夜行観覧車の評価: 3.44/5点 レビュー 239件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.44pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全239件 21~40 2/12ページ
No.219:
(5pt)

夜に読むかどうか、それが問題だ

寝る前に読むのはおすすめしません。世界に入り込んで朝まで読んでしまいます。ただ、小説の世界観そのままを味わいたい方は夜に読むことをおすすめします♫
夜行観覧車Amazon書評・レビュー:夜行観覧車より
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No.218:
(3pt)

タイトルの意味がわからない

内容は良かったけど…ちょっとイヤミスなのかな??タイトルが夜行観覧車になった意味と観覧車を出してきた意味がいまいちわからない…
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No.217:
(4pt)

日常的に起こりうる生々しい内容にイヤミスをたっぷりトッピング

高級住宅地で起こる殺人事件。
生活レベルも高く、教養が高い人間が住むこの街で殺人が起こる…。

湊かなえワールドが全開の不幸度が高い作品です。
人間の化けの皮を剥いだような登場人物で溢れています。
その人物たちの”ヨゴレ”はどれも違う類の”ヨゴレ”なのがみどころ。
彼らが不協和音を起こしている世界観は、なんとも言い難い不快感です。

内容としては、実際にありえるだろうなという事件。
いや、世界を見渡せば毎日似たような事件が起きているでしょう。
それだけに、リアルな臨場感が伝わり寒気がしました。

生活レベルと現実のギャップ。
親の期待と子どもの意思のギャップ。
小さなズレはやがて大きな歪みを生み、キリキリと嫌な音を立てる、、、
そうなる前に、痛みを共有してバランスを取り持つのも、人間の役目だと感じました。
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No.216:
(4pt)

夜行観覧車は、「それまでとちがう視点」のメタファーなのかも

高級住宅地で起こる殺人事件。一見、何もかもうまくいっているように見えた家庭で起きた殺人事件を、その子どもたち、隣人の視点で描く。
被害者、加害者自身の視点はなく、常に「まわりからどう見えたか」。残された人が生きやすいように組み立てられたストーリーを報道させるラストは考えさせられるものがあった。実際何があったかなんて、結局誰にもわからない。
隣人のひとり、癇癪持ちと言われた娘にも彼女なりの言い分があったのに、それは周りへ正しく伝わっていなかったり……。誰からどう見えるか、というのはとても不確実なものなんだと思った。

おせっかいなおばさんが、もしかしたら世間の擬人化なのかもしれない。いずれ港にできるという観覧車は、「それまでとちがう視点」のメタファーか。眺める場所が変われば、景色も変わって見えるものだ。
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No.215:
(5pt)

希望が芽生えたことです。

とても良かったです!希望が見えないような状況、展開の末に希望が生まれてきたことに感銘を受けました。
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No.214:
(2pt)

力尽きたような最後

ネチネチクドクド故意に読者をいらつかせながら
それでも最後まで読ませるのがいつものスタイル。
強引な理由と展開、ご都合主義の終わり方もいつもどおり。

細かい伏線がちりばめられており、最後にそれらを
一致させる手法なので読者は注意深く読み進めると思う。

しかし、今回は疲れてしまったのか終わり方がいつもに増して尻つぼみすぎる。
高橋家長男の支配的性格の(少し精神的におかしい)女友達と
彼女が持ち出した携帯はそれきり登場しない。

高橋家殺人事件の直後、どこかの家で次男が親を刺殺したニュースが
あるが、それもそれきり。
どうもそれが高橋比奈子の親友の家で起こったようなニュアンスもあるのだが。
夜中に娘と息子しか家にいない。父不在、母は湯上りで出てこない。
深夜に子供たちが変な中年男と外出するのに、である。

近所の人が止めに入るほどの大乱闘(殺人に近い)をした母と娘があっけらかんと
お茶とケーキで日常に戻る。
ひねくれていると思うほど複雑な性格に書き始めた子供たちが
急に大人になる。意地わるそうな同級生が急に友情を持ち出す。

高橋家の子供たちが容疑者の母親をかばう嘘をつくが
拘留中の母親の方とどうやって口裏をあわせたか不明。
根性悪そのものの近所のオバサンが急に物分かりがよくなる。
夜行観覧車という意味ありげなタイトルは気を引くだけ?
手持ち金のない高橋三兄弟がどうやって一万円を返せたのだろう。

大きな風呂敷を広げたけれど、力尽きてしまって
適当に閉じた印象は否めない。
人の嫌な部分にフォーカスしていくようなスタイルを
開発したのはいいのだけれど、いつまでも側に置いておこう、
何度も読み返そうという気にはならない。
他の方も書かれているように新刊もすぐに古本屋に山積みの理由はそこにある。
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No.213:
(4pt)

静かなラスト

一気に読んでしまいました。これに限らず、湊かなえさんの作品は、最後までページを捲る手が止まりません。
語り手一人一人が魅力的。人間の嫌な部分が溢れていて、読んでいるこちらが思わず攻撃的な気持ちになってしまう。
おもしろい。
あっと驚くような派手な結末ではないけれど、それがかえってリアルで良いと思います。
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No.212:
(5pt)

お節介風な近所のおばさんが実は大事

2つの家庭の子どもたちの葛藤、殺人事件がなくとも成立するような丁寧な描かれ方
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No.211:
(4pt)

中々ハードな内容でした

高級住宅地に住む近隣のそれぞれの家族の葛藤をドロドロに描いた作品。

こうして家庭が崩壊していくのか、と疑似体験させていただきました。

小説なので殺人事件まで起きてしまいますけれど・・・

作者は登場人物の性格をよく使い分けて描かれておりますが、

主人公の一人である遠藤彩花と高橋家長男の彼女の性格は

何とかならなかったのか。

身近にいたら絶対お近づきにはなりたくないですねぇ。

あまりにも自己中心すぎますわ。
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No.210:
(5pt)

誰もが経験したことのある気持ちに共感

殺人事件にフォーカスが当たっていくのかと思いきや、家族のあり方を問いかけるように感じた。

同じ屋根の下に住みながら、少しの積み重ねが少しずつ感情や関係を歪めていく。登場人物たちの人間としての自分が可愛く、人のせいにするところに嫌悪感を抱きながらも、誰もが経験したことのある気持ちを思い出させくれた。登場人物の性格は異なるものの、その気持ちわかるという部分が多かった。

話の構成も面白く、一気に読んでしまった。
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No.209:
(2pt)

家族内の本当の事情は誰にもわからない

仲の良い、結束が強い家族ほど、外には言えない何かでつながっていたりする。
結局は、自分たち家族の都合の良いように考え行動する。それが家族の結束を強くしたりする。良くも悪くも。だから、外部の人の意見には程よく耳を傾け、必要であれば取り入れ、正しい判断を。

あとは、身の丈にあった幸せを。
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No.208:
(5pt)

別にありません。

気にいる又気に入らないは関係無いです。ただ読みたいと思って購入しました。
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No.207:
(4pt)

最低のクズ人間ばかり登場する、胸糞の悪くなる小説だが、面白い。

冒頭から湊かなえらしさ全開で、短時間で読み終えることができた。どんな読み手でも、ああ、コイツむかつくなあ、とか(一般的には逆の意味だが)感情移入出来るキャラが登場するはず。反対に自分に置き換えてみて感情移入出来るキャラもいるだろう。起こっているのは、やや浮世離れした高級住宅街での悲惨な事件なんだけど、生々しいリアリティが感じられて、自分の身には起こらないと言い切れる人は少ないのではなかろうか。
 あえて読み手の気分を逆撫でにするようなキャラ作りをしているので、当然読んでいて強い嫌悪を覚える話。「家族」について考えるために読んでも、得られるものはないだろう。でも作者はそれを十分理解して表現しているのであり、覚悟して読まねばならない。
 ハッキリ言って最低のクズ人間ばかり登場する、胸糞の悪くなる小説。だが、夜行観覧車の美しいイメージと、人が死にメチャクチャになった末に、これからも家族として生きて行こうと言うラストは救い。この芸風に耐えられる人なら、間違いなく面白いと太鼓判をおしておく。
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No.206:
(4pt)

面白かったですが。

バラバラになりそうなのに意外と(やむなく)つながっている遠藤家。
家族内からいきなり被害者と加害者が出て、その対応に追われる高橋家(の子供)。
2家族の解決に向けてのストーリはスリリングで、最後も(少し)希望が見える終わり方でよかったです。

ただ、これではお父さん(+登場しませんがお父さんのご両親と兄弟)が浮かばれないなあと感じました。
そちら側から調査しだしてしまう内容でも1冊できそうです。
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No.205:
(3pt)

途中まで読み応えはあるのだが

高級住宅地で、妻がエリート夫を殺害する事件が発生。その前後、次男が失踪し、母親が息子を庇っているのではとの疑問が投げかけられる。ご近所の家庭内暴力と絡んで、ひび割れた家族の物語が錯綜するという展開だ。

父親、母親、息子、娘。肉親であっても心がすれ違ってしまう様が、視点を変えて描かれていく。

どろどろな人間関係の表現は流石。脇役たちのいやらしさも読者の感情を逆なでするようで、とても読み応えのある作品となっている・・・途中はでは。

どうにも決着のつけ方がいただけない(このパターンが多いなぁ)。
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No.204:
(4pt)

ある日閑静な住宅街で起こった家庭内殺人事件

ある日閑静な住宅街で起こった家庭内殺人事件
その家族や近隣住民たちの物語。
湊かなえさんらしさがところどころに散りばめられていて、
まあまあ面白かった。
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No.203:
(2pt)

地域をディスるのはよくない!?

なんだか煙に巻かれたような小説だ。ミステリーなのか社会派的なあれか、はたまたトリッキーな仕掛け小説?
なんでも良いのだが、わざわざ実名のあるひばりが丘を舞台にするのはどうかと思うなぁ。
架空の設定なのかもしれないけど、知っている人には地域をディスられてるよう。
まぁそんなとこが気になるのも、ながながと読んだ割には、ちょっとひねりのないストーリーだったからかも。
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No.202:
(5pt)

イヤミス

中学受験に失敗した家庭の荒れ方や他人を見下すことで自分を保ち続けるような登場人物。なるほど、これがイヤミスというものなのかと妙な感心をした。ミステリー要素しては最初に考えていたものがそのまま答えだった。

他人の不幸を見なければ実感できない幸せなど、本当の幸せだと言えるのだろうか…
本当にその通り。湊かなえはこういう感情を文章にするのがとてもうまい。

2017.9.16 読了49冊目
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No.201:
(4pt)

複雑怪奇な人間模様

多角的な視点で描かれることで清濁が露わになる登場人物たち、
一筋縄ではいかない人間模様が面白くスラスラ読めるが、
肝心の真相がぼんやりとしており、スッキリしない結末が惜しい。
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No.200:
(4pt)

実態

目に見えないそれぞれの家庭の裏側が見える内容です。
隣の芝生は美しいということを思い知らされます。
あっという間に読み終えました。とても考えさせられます。
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