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夜行観覧車
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夜行観覧車の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.43pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全243件 201~220 11/13ページ
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| 「告白」と同じく、大変読みやすく構成も巧みで次へ次へと引っ張っていく展開も楽しめるのですが、 読後に手応えがありません。「告白」は出だしと最後の衝撃度と関係者の証言を一定間隔で繋いでいく 手法の斬新さが大ヒットの要因だと思います。 本作は残念ながらその路線を中途半端に継いでしまったように感じました。 前半の展開は登場人物の時間の交錯が事件の鍵となる真相を少しずつ浮き彫りにさせていくという、作者 ならではの筆致に引き込まれていきます。中盤から後半、ここで方向が変わります。いくつかのレビュー にも書かれていましたが、ここで一気に"告白的衝撃性”へいってしまえばおそらく評価が大きく違って いたのではないでしょうか。後半から終盤へはとても薄く感じます。 しかし、「告白」もそうでしたが、一冊の本を家族全員で共有できる本当に貴重な作品であることは 素晴らしいことであり、今後の活躍に期待したいと思います。 | ||||
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| この方の作品を読むのはこれで2作目ですが、この作品は期待が高かっただけに残念でした。 「湊かなえさんが好きな作家の書き口」と「自分の経験上の書き口」とかが入り混ざって進んでいくので、 文の書かれ方に、とても浮き沈みを感じました。 第3章については、綴る必要があったんだろうか・・・ と思うほどの中だるみ感。 そこに何か文学的な心象表現があれば、「間」として考えられましたが 表面的な風景描写でしかなく、それがただだらだらと続いていく・・・ 結末も非常に残念でなりませんでした 主人公や周辺の人たちの切迫した雰囲気もなかったですし 事件に対する登場人物たちの内面表現が、 いまひとつ、まとまりきれていないように感じました 冒頭の書き出しがよかったので、 あのままずっと最後までいっていれば傑作になったかもしれません | ||||
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| この方の作品を読むのはこれで2作目ですが、この作品は期待が高かっただけに残念でした。 「湊かなえさんが好きな作家の書き口」と「自分の経験上の書き口」とかが入り混ざって進んでいくので、 文の書かれ方に、とても浮き沈みを感じました。 第3章については、綴る必要があったんだろうか・・・ と思うほどの中だるみ感。 そこに何か文学的な心象表現があれば、「間」として考えられましたが 表面的な風景描写でしかなく、それがただだらだらと続いていく・・・ 結末も非常に残念でなりませんでした 主人公や周辺の人たちの切迫した雰囲気もなかったですし 事件に対する登場人物たちの内面表現が、 いまひとつ、まとまりきれていないように感じました 冒頭の書き出しがよかったので、 あのままずっと最後までいっていれば傑作になったかもしれません | ||||
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| 湊さんらしい、とてもミステリアスな内容でした。 私も家族がいますが、小説の中の家族を自分自身やじぶんたちの家族に置き換えて呼んでしまうことがありました。 悲しくなったこともありますが、その分たくさん楽しめました。 告白とはまた違った楽しみを感じることができました。 ありがとうございました。 | ||||
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| 湊さんらしい、とてもミステリアスな内容でした。 私も家族がいますが、小説の中の家族を自分自身やじぶんたちの家族に置き換えて呼んでしまうことがありました。 悲しくなったこともありますが、その分たくさん楽しめました。 告白とはまた違った楽しみを感じることができました。 ありがとうございました。 | ||||
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| 途中で結末の予想がついてしまうなど、『告白』のような意外性のある展開には 乏しい感があるものの、それでも一気に読ませてしまうのは、著者の、負の心情 描写の巧みさゆえだろう。 登場人物たちそれぞれが抱えているコンプレックスや甘え、ねたみ・そねみ。 「他人の不幸は蜜の味」とはよく言ったものだが、高級住宅街に住む登場人物 たちは、舌なめずりをしながらその蜜をなめ、反対に自家中毒に陥っているの だから世話はない。 文芸界の、マイナスオーラの女王の面目約如だ。 『告白』の後味の悪さがたまらない、という人には、やや希望も感じられる本 作のエンディングは不満を感じられるかもしれないが、そこにいたるプロセス は十分にダークだし、(ネタバレになるから多くは書かないが)最後に子供た ちが出す結論は圧巻だと思う。 いつまでも続く残暑にやり場のない怒りと不快さを感じる夜、本書を読めばさ らに自分の闇も深まりそうだ(笑)。 | ||||
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| 途中で結末の予想がついてしまうなど、『告白』のような意外性のある展開には 乏しい感があるものの、それでも一気に読ませてしまうのは、著者の、負の心情 描写の巧みさゆえだろう。 登場人物たちそれぞれが抱えているコンプレックスや甘え、ねたみ・そねみ。 「他人の不幸は蜜の味」とはよく言ったものだが、高級住宅街に住む登場人物 たちは、舌なめずりをしながらその蜜をなめ、反対に自家中毒に陥っているの だから世話はない。 文芸界の、マイナスオーラの女王の面目約如だ。 『告白』の後味の悪さがたまらない、という人には、やや希望も感じられる本 作のエンディングは不満を感じられるかもしれないが、そこにいたるプロセス は十分にダークだし、(ネタバレになるから多くは書かないが)最後に子供た ちが出す結論は圧巻だと思う。 いつまでも続く残暑にやり場のない怒りと不快さを感じる夜、本書を読めばさ らに自分の闇も深まりそうだ(笑)。 | ||||
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| たとえ文庫がすぐ出たとしても買ってまで読み直したくない。 だって気持ち悪い。正直な感想です。 続きが気になって読み進めましたが、どこからどこまでも不気味だらけです。 なにかに執着してもしくは確執して不細工な性格になったキャラクタしか存在しない。 その集まりが「家族」という括りになってますが。 家族という繋がりを不気味一貫の形で示して欲しくないですねえ。いえ、なかったです。 「ともに居なくてはいけない家族」の在り方ではないですもん。このお話は。 それでも居なくちゃ生活できないからこの先も居るのだろうな、という具合で。 親に刃向かう娘。親の言いなりになる息子。 怒鳴り声に耐え続けた親。 すべてがストレスとなって事件が起きた。 それが原因でばらけていくのか、もしくは良くなっていくのかと思えば全然そうじゃない。 なんだか、今までの延長戦が始まっていくらしい。 「告白」は不気味でもスカッとした読後感でした。 「夜行観覧車」は不気味一貫でした。このひと言に尽きます。 | ||||
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| たとえ文庫がすぐ出たとしても買ってまで読み直したくない。 だって気持ち悪い。正直な感想です。 続きが気になって読み進めましたが、どこからどこまでも不気味だらけです。 なにかに執着してもしくは確執して不細工な性格になったキャラクタしか存在しない。 その集まりが「家族」という括りになってますが。 家族という繋がりを不気味一貫の形で示して欲しくないですねえ。いえ、なかったです。 「ともに居なくてはいけない家族」の在り方ではないですもん。このお話は。 それでも居なくちゃ生活できないからこの先も居るのだろうな、という具合で。 親に刃向かう娘。親の言いなりになる息子。 怒鳴り声に耐え続けた親。 すべてがストレスとなって事件が起きた。 それが原因でばらけていくのか、もしくは良くなっていくのかと思えば全然そうじゃない。 なんだか、今までの延長戦が始まっていくらしい。 「告白」は不気味でもスカッとした読後感でした。 「夜行観覧車」は不気味一貫でした。このひと言に尽きます。 | ||||
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| 告白ほどの衝撃ではないですが、秀作の感じです。どうなるのかという、一気に読ませるパワーはさすがです。同じくらいの娘がいるので、身につまされました。 | ||||
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| 告白ほどの衝撃ではないですが、秀作の感じです。どうなるのかという、一気に読ませるパワーはさすがです。同じくらいの娘がいるので、身につまされました。 | ||||
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| 高台にある高級住宅街で起こったエリート医師殺害事件。 母親が加害者、父親が被害者となり、微妙な立場に追いやられる子供たち、近隣住民の反応、親族の本音など、立場の違う人々の事件にまつわる心理が生々しく語られる。私が住む地域の高台にも高級住宅街がある。 我が家は、坂の中腹にあり、高級住宅地の土地の半分・庭無しの3階建住宅である。偶然にも、似通った設定に苦笑した。 特に家族の描写が、リアルに感じたのは、事件が起こった家の前に住む、遠藤家。高級住宅地の庭付き一戸建ての夢がかない、幸せ絶頂のはずの主婦・真弓は、中学受験に失敗し地元中学に馴染めない娘の家庭内暴力に苦しめらる。娘と母の間には計り知れない深い溝が存在する。 また、住宅街を取仕切る、あつかましい程お節介な金持ち主婦・さと子。とても好感が持てないこのさと子が、後半、意外な役割を果たす。現代の抱える、核家族の心理的閉塞感、そこから発生する痛ましい事件、また、地域住民と関わり…など、現代の抱える家族の問題が浮き彫りにされています。 また、作者が、教師経験があることからか、中学生同士のドライで憎たらしい会話がリアルです。 | ||||
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| 高台にある高級住宅街で起こったエリート医師殺害事件。 母親が加害者、父親が被害者となり、微妙な立場に追いやられる子供たち、近隣住民の反応、親族の本音など、立場の違う人々の事件にまつわる心理が生々しく語られる。私が住む地域の高台にも高級住宅街がある。 我が家は、坂の中腹にあり、高級住宅地の土地の半分・庭無しの3階建住宅である。偶然にも、似通った設定に苦笑した。 特に家族の描写が、リアルに感じたのは、事件が起こった家の前に住む、遠藤家。高級住宅地の庭付き一戸建ての夢がかない、幸せ絶頂のはずの主婦・真弓は、中学受験に失敗し地元中学に馴染めない娘の家庭内暴力に苦しめらる。娘と母の間には計り知れない深い溝が存在する。 また、住宅街を取仕切る、あつかましい程お節介な金持ち主婦・さと子。とても好感が持てないこのさと子が、後半、意外な役割を果たす。現代の抱える、核家族の心理的閉塞感、そこから発生する痛ましい事件、また、地域住民と関わり…など、現代の抱える家族の問題が浮き彫りにされています。 また、作者が、教師経験があることからか、中学生同士のドライで憎たらしい会話がリアルです。 | ||||
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| 時間を忘れて一気に最後まで読み進めてしまう一冊。 人物描写が自然で、真綿で首を絞めるようなドロドロとした無間地獄も身近に感じられました。 自分も気づかずこういう世界で生きているんだなぁ、なんて考させられます。 登場人物に説教したい気持ちになったり、その人物に自分と共通した部分を見出したり。 この心地よい不快感(?)が、湊作品の魅力だと思います。 結末には賛否あるようですが、僕はいつもと変わらず力強い(今回はちょっと色が違うだけで)よい物だと感じました。 購入して良かったです。 | ||||
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| 時間を忘れて一気に最後まで読み進めてしまう一冊。 人物描写が自然で、真綿で首を絞めるようなドロドロとした無間地獄も身近に感じられました。 自分も気づかずこういう世界で生きているんだなぁ、なんて考させられます。 登場人物に説教したい気持ちになったり、その人物に自分と共通した部分を見出したり。 この心地よい不快感(?)が、湊作品の魅力だと思います。 結末には賛否あるようですが、僕はいつもと変わらず力強い(今回はちょっと色が違うだけで)よい物だと感じました。 購入して良かったです。 | ||||
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| テーマも結論も古臭く(が、永遠の主題ではある)カビだらけではあるが かなえタン得意の独り語りで押し切った感じ。 相変わらず10代少女のドロドロしたの書くのが巧すぎて娘を育てる身としては鬱になるわ! 「告白」から思ってたんだけど、本人がちゃんと意識して「ブラック・コメディ」な部分を書いてるんだとしたらやっぱり天才だと思います。 終盤の「そっちにダッシュかよ!」のシーンでは思わず爆笑しました。 少しずつ新しい文体を模索しているところだと感じたし、多作な人ですのでこのままどんどん行っちゃってほしい! | ||||
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|---|---|---|---|---|
| ますます湊さんのことが好きになりました。 作品はより深みを増し、ぐいぐい作品世界に引き込まれていきます。 今回の作品は、三人称で、家族がテーマで、最後も一味違う魅力がありました。 いや。 なんといっても、人物が秀逸。 小説の登場人物というのは「善」か「悪」、「味方」か「敵」というように二極化してしまいがちですが、一人の人間の「善」も「悪」も描くことによって、一人ひとりに奥行きを持たせていると思いました。また、それが、作品全体に深みも持たせていて、立体感がある。分かりずらいかな……。え〜っと、一人の人からでも、多角的に事件を見ることができるような気がしました。 一番気に入ったのはラストです。「気に入った」という表現は少し違うかも知れません。 ただ、読んだ後、クラリと眩暈がしました。 まるで、私も、あの坂の途中で、バランスを失ってしまったかのような感覚に陥りました。 それとも、観覧車のハコの中で、ゆらゆらと揺られている不安定感……といいましょうか。 そんな気分になりました。 私は「ハッピーエンドでは無い」と思いましたが、それは、読んだ人、それぞれの感覚で違ってしまうものかも知れません。 なんとも、複雑な終わり方でした。 私には、家族というハコを降りられなかった人々の暗い運命を感じました。うぅ。上手くいえないのですが、「暗転」したように感じた……といえばいいのでしょうか……;; 最後に。 オビで松たかこさんが、「家々に灯るあかり、それは希望そのものだ」といっていますが、私は、この話の中に希望を見つけることはできなかったです。 暗闇に灯る家々の明かりは、むしろ、心細さと、人を寄せ付けない冷たさを感じました。 これも、人それぞれかも知れませんね; | ||||
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| ますます湊さんのことが好きになりました。 作品はより深みを増し、ぐいぐい作品世界に引き込まれていきます。 今回の作品は、三人称で、家族がテーマで、最後も一味違う魅力がありました。 いや。 なんといっても、人物が秀逸。 小説の登場人物というのは「善」か「悪」、「味方」か「敵」というように二極化してしまいがちですが、一人の人間の「善」も「悪」も描くことによって、一人ひとりに奥行きを持たせていると思いました。また、それが、作品全体に深みも持たせていて、立体感がある。分かりずらいかな……。え〜っと、一人の人からでも、多角的に事件を見ることができるような気がしました。 一番気に入ったのはラストです。「気に入った」という表現は少し違うかも知れません。 ただ、読んだ後、クラリと眩暈がしました。 まるで、私も、あの坂の途中で、バランスを失ってしまったかのような感覚に陥りました。 それとも、観覧車のハコの中で、ゆらゆらと揺られている不安定感……といいましょうか。 そんな気分になりました。 私は「ハッピーエンドでは無い」と思いましたが、それは、読んだ人、それぞれの感覚で違ってしまうものかも知れません。 なんとも、複雑な終わり方でした。 私には、家族というハコを降りられなかった人々の暗い運命を感じました。うぅ。上手くいえないのですが、「暗転」したように感じた……といえばいいのでしょうか……;; 最後に。 オビで松たかこさんが、「家々に灯るあかり、それは希望そのものだ」といっていますが、私は、この話の中に希望を見つけることはできなかったです。 暗闇に灯る家々の明かりは、むしろ、心細さと、人を寄せ付けない冷たさを感じました。 これも、人それぞれかも知れませんね; | ||||
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| 「事実は小説より奇なり」という言葉がありますが、現実に超えられてしまった小説のひとつにこの小説もなるのでしょう。 残念ながら、小説を超える現実への作者なりの解釈、解説に過ぎないように思います。 それであれば、現実の事件に対するドキュメンタリーを読んだ方が衝撃的ですし、より闇に迫れるでしょう。 かと言って、作り物の世界として、物語のおもしろさで読ませるには、一歩も二歩も物足りない感じがしました。 女性の感情のひだの描写にはうまさを感じるところはありますが、特別な感じはしません。 「告白」以来、作品を量産されていますが、なぜ?という気もします。 | ||||
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