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夜行観覧車
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夜行観覧車の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全239件 181~200 10/12ページ
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この三つの「家族」の行動。自分は全くリアリティを感じませんでした。「人間、こんな単純じゃないだろう」と思うか「追い詰められた人間てこんなもんかもしれない」と感じるか。評価はわかれると思いますが、自分は前者。筆が早い著者ですが、「告白」の第一章を超えられないまま来ているような気がします。凝ったプロット、すっと入る文章は好きなのでこれからも読み続けますが、そろそろ「おっ」と思わせる作品を期待したいです。 | ||||
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この三つの「家族」の行動。 自分は全くリアリティを感じませんでした。 「人間、こんな単純じゃないだろう」と思うか 「追い詰められた人間てこんなもんかもしれない」と感じるか。 評価はわかれると思いますが、自分は前者。 筆が早い著者ですが、「告白」の第一章を超えられないまま来ているような気がします。 凝ったプロット、すっと入る文章は好きなのでこれからも読み続けますが、そろそろ「おっ」と思わせる作品を期待したいです。 | ||||
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やっと図書館から届きました…(^_^;)その日のうちに読み切ってしまいました!湊さんの作品は「告白」以来でしたが、引き込ませる力は相変わらず素晴らしいですね。今回も一気に読んでしまいました!今回も読み終わってグッタリでしたが…。子育てガンバロ… | ||||
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やっと図書館から届きました…(^_^;) その日のうちに読み切ってしまいました! 湊さんの作品は「告白」以来でしたが、引き込ませる力は相変わらず素晴らしいですね。 今回も一気に読んでしまいました! 今回も読み終わってグッタリでしたが…。 子育てガンバロ… | ||||
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湊かなえの『告白』は、読み終えてあまりの結末に呆然としてしまった。あの後味の悪さ、うかうかと全部読んでしまった自分が許せないような気さえする。 それでも『告白』はいやでも読ませてしまうという、話の上手さがあった。けれども、『夜行観覧車』にはそれもない。特に結末が中途半端である。あるのは「これで終わらせるの?」という怒りにも似た思いだけ。 二つの家族が交互に描かれ、その間に第三者の小島さと子の語り(電話の会話であるけれど、ほとんど独り言である)が挟まるというこの構成は面白い。だが、はっきり言って作者自身がこの構成に寄りかかっているというか、この構成を思いついたことで満足してしまっているかのようである。 事件が起こった家の前に住む遠藤家のほうは、まだ家族が描かれている。また、その隣家の金持ちの暇人小島さと子の描き方もうまいと思った。 問題は、当の高橋家の家族が描かれていないことである。真実が明らかになったところで、さてどうするのか?この先を描くのが小説ではないのかと思う。こんな結末では、この家族はまた何か別の問題を引き起こしてしまうのではないだろうか。もちろん、小説の中で解決しろというのではないが、家族の再生に向けての手がかりを示してほしい。それとも、「こんな家族だから問題が起こったのですよ。これからも何があるかわかりませんよ」と言いたいのだろうか? 湊かなえは、何のために小説を書いているのか?ますますわからなくなってしまった。 | ||||
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湊かなえの『告白』は、読み終えてあまりの結末に呆然としてしまった。 あの後味の悪さ、うかうかと全部読んでしまった自分が許せないような気さえする。 それでも『告白』はいやでも読ませてしまうという、話の上手さがあった。 けれども、『夜行観覧車』にはそれもない。特に結末が中途半端である。 あるのは「これで終わらせるの?」という怒りにも似た思いだけ。 二つの家族が交互に描かれ、 その間に第三者の小島さと子の語り(電話の会話であるけれど、ほとんど独り言である)が挟まるというこの構成は面白い。 だが、はっきり言って作者自身がこの構成に寄りかかっているというか、 この構成を思いついたことで満足してしまっているかのようである。 事件が起こった家の前に住む遠藤家のほうは、まだ家族が描かれている。 また、その隣家の金持ちの暇人小島さと子の描き方もうまいと思った。 問題は、当の高橋家の家族が描かれていないことである。 真実が明らかになったところで、さてどうするのか? この先を描くのが小説ではないのかと思う。 こんな結末では、この家族はまた何か別の問題を引き起こしてしまうのではないだろうか。 もちろん、小説の中で解決しろというのではないが、 家族の再生に向けての手がかりを示してほしい。 それとも、「こんな家族だから問題が起こったのですよ。 これからも何があるかわかりませんよ」 と言いたいのだろうか? 湊かなえは、何のために小説を書いているのか? ますますわからなくなってしまった。 | ||||
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この作品と同じ作者の湊かなえさんの「告白」を先に読んだこともあり、過度な期待をして読むと期待はずれだったように感じます。「告白」のような衝撃や緊迫感、疲労感といったものはこの作品においてはほとんどなく、ありふれた日常に現代社会で問題となっている出来事を加え、ストーリーが展開されていくため独創性もなく、登場人物の心理描写も普通といった印象を受けました。楽しくは読めましたが、わざわざハードカバーで買うほどでもないような気がします。文庫が出るまで待ったほうが良いと思いました。 | ||||
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この作品と同じ作者の湊かなえさんの「告白」を先に読んだこともあり、過度な期待をして読むと 期待はずれだったように感じます。 「告白」のような衝撃や緊迫感、疲労感といったものはこの作品においてはほとんどなく、 ありふれた日常に現代社会で問題となっている出来事を加え、ストーリーが展開されていくため 独創性もなく、登場人物の心理描写も普通といった印象を受けました。 楽しくは読めましたが、わざわざハードカバーで買うほどでもないような気がします。 文庫が出るまで待ったほうが良いと思いました。 | ||||
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「告白」のハードカバーを何年か前に読み、とても面白くて凄い人だと思ったので 続けて「少女」や「贖罪」も図書館で借りて読んでみました。 どれも面白かったと記憶しています。 新刊という事で、図書館で予約してから半年以上待って手にしました。 期待が高まりすぎた事もあったかもしれませんが、がっかりでした。 文章は確かに上手だと思いますが(作家さんに対して失礼な言い方ですが) 何て言うのか…雑な印象を持ちました。 終わり方も納得出来ず、はずれの映画を見終わった後の 「この先は自分で考えろ」というの…?と呆然とする感じに似ています。 「告白」の話が、とても丁寧な作りに思えたので、非常に残念です。 ベストセラー作家として、今の時期ひっぱりだこなのかもしれません。 注目されているうちに沢山本を出しましょうという事なのかもしれません。 しかし、つまらない本を沢山読むよりも、面白い本を1冊読みたいのが読者だと思います。 図書館で借りた「告白」は、文庫本になっていたので子供達の為に買いました。 この「夜行観覧車」は面白いと思えなかったし文庫本になっても買うつもりは、ないです。 ついでに「告白」ですが、もう随分前に読んだので私の感想も 変わっているかと思いレビューはしていません。 買った文庫本をもう一度読んだら、レビューをしたいと思います。 | ||||
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「告白」のハードカバーを何年か前に読み、とても面白くて凄い人だと思ったので 続けて「少女」や「贖罪」も図書館で借りて読んでみました。 どれも面白かったと記憶しています。 新刊という事で、図書館で予約してから半年以上待って手にしました。 期待が高まりすぎた事もあったかもしれませんが、がっかりでした。 文章は確かに上手だと思いますが(作家さんに対して失礼な言い方ですが) 何て言うのか…雑な印象を持ちました。 終わり方も納得出来ず、はずれの映画を見終わった後の 「この先は自分で考えろ」というの…?と呆然とする感じに似ています。 「告白」の話が、とても丁寧な作りに思えたので、非常に残念です。 ベストセラー作家として、今の時期ひっぱりだこなのかもしれません。 注目されているうちに沢山本を出しましょうという事なのかもしれません。 しかし、つまらない本を沢山読むよりも、面白い本を1冊読みたいのが読者だと思います。 図書館で借りた「告白」は、文庫本になっていたので子供達の為に買いました。 この「夜行観覧車」は面白いと思えなかったし文庫本になっても買うつもりは、ないです。 ついでに「告白」ですが、もう随分前に読んだので私の感想も 変わっているかと思いレビューはしていません。 買った文庫本をもう一度読んだら、レビューをしたいと思います。 | ||||
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家族・夫婦・子育て・子離れ・受験・見栄張り・エゴ。 ずいぶんテンコ盛りで、毒々しく詰め込んだ、 湊氏お得意の独白。 根底に、家族という人の集まり(あえてこう言う!)の デフォルトのあやふやさをうまく表現している。 極論でなく、現実の家族を営んでいる我々にも、 一つ間違えれば起こりうるのは確か。 家族の中で、唯一血のつながらない、 夫婦のみが、お互いを尊重し、助け合い、 優しさを惜しみなく注ぐことの重要性が テーマなのでは、とも感じた。 そうすることで、子供は、人を信頼することの 崇高さや、帰る場所があるんだという安心感 が生まれ、また、自分が家族を構成する立場に なったときに、我が子への愛情を適度に注ぐ ことができる大人へと成長していく。 我々、親の立場を真摯に受け止め、不器用ながらも 真剣に、家族の存在価値を再認識し、子供だけでなく、 配偶者への愛を大切にしていかねばなるまい。 「許す、なんて、親やきょうだいで使う言葉じゃないよ、きっと。 どんな感情を持っていても、家族であり続けなきゃいけないんだから。」 兄の科白が印象に残った。 | ||||
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家族・夫婦・子育て・子離れ・受験・見栄張り・エゴ。 ずいぶんテンコ盛りで、毒々しく詰め込んだ、 湊氏お得意の独白。 根底に、家族という人の集まり(あえてこう言う!)の デフォルトのあやふやさをうまく表現している。 極論でなく、現実の家族を営んでいる我々にも、 一つ間違えれば起こりうるのは確か。 家族の中で、唯一血のつながらない、 夫婦のみが、お互いを尊重し、助け合い、 優しさを惜しみなく注ぐことの重要性が テーマなのでは、とも感じた。 そうすることで、子供は、人を信頼することの 崇高さや、帰る場所があるんだという安心感 が生まれ、また、自分が家族を構成する立場に なったときに、我が子への愛情を適度に注ぐ ことができる大人へと成長していく。 我々、親の立場を真摯に受け止め、不器用ながらも 真剣に、家族の存在価値を再認識し、子供だけでなく、 配偶者への愛を大切にしていかねばなるまい。 「許す、なんて、親やきょうだいで使う言葉じゃないよ、きっと。 どんな感情を持っていても、家族であり続けなきゃいけないんだから。」 兄の科白が印象に残った。 | ||||
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センセーショナルな事件から始まる本書。 少しずつその外堀を埋めていくという展開は、 出世作「告白」と似ているように思え、 一瞬、またかと思ってしまいました。 ただ、殺人事件の加害者であり、被害者でもある高橋家の、 三人の子どもたちの描き方がとても丁寧で、 素敵な兄弟だなと思えたので、評価が上がったと言えます。 対する遠藤家にはイライラさせられることばかりで、 うまく高橋家と比較させていたところが、 この本の面白さに繋がったと思います。 どうしてもスッキリしないのが、ラストでしょうか。 キレイにまとまったというか、まとめたというか。 先が気になって一気に読んだ割には、 最後はぼんやりとした印象でしたので、 この評価となりました。 | ||||
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センセーショナルな事件から始まる本書。 少しずつその外堀を埋めていくという展開は、 出世作「告白」と似ているように思え、 一瞬、またかと思ってしまいました。 ただ、殺人事件の加害者であり、被害者でもある高橋家の、 三人の子どもたちの描き方がとても丁寧で、 素敵な兄弟だなと思えたので、評価が上がったと言えます。 対する遠藤家にはイライラさせられることばかりで、 うまく高橋家と比較させていたところが、 この本の面白さに繋がったと思います。 どうしてもスッキリしないのが、ラストでしょうか。 キレイにまとまったというか、まとめたというか。 先が気になって一気に読んだ割には、 最後はぼんやりとした印象でしたので、 この評価となりました。 | ||||
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ある高級住宅街に住む向かい同士の遠藤家と高橋家。遠藤家は中学受験に失敗した娘が癇癪を起こし、大声でわめき散らす日々が続き、いつ何が起きても不思議ではない。ところが、事件が起きたのは向かいの高橋家だった。 事件が遠藤家、高橋家、そして高級住宅街に長く住む小島さと子の三人称で展開され、様々な視点で殺人事件やその他の問題が描かれており最後まで楽しめた。 特に、高級住宅街に住む思春期の子どもたちの傲慢で自分勝手な態度がリアルで現実にあってもおかしくない話だと思えたし、近所で事件が起きたときの住民の態度や世間の冷たさなどもうまく描かれていたと思う。 | ||||
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「告白」と同じく、大変読みやすく構成も巧みで次へ次へと引っ張っていく展開も楽しめるのですが、 読後に手応えがありません。「告白」は出だしと最後の衝撃度と関係者の証言を一定間隔で繋いでいく 手法の斬新さが大ヒットの要因だと思います。 本作は残念ながらその路線を中途半端に継いでしまったように感じました。 前半の展開は登場人物の時間の交錯が事件の鍵となる真相を少しずつ浮き彫りにさせていくという、作者 ならではの筆致に引き込まれていきます。中盤から後半、ここで方向が変わります。いくつかのレビュー にも書かれていましたが、ここで一気に"告白的衝撃性”へいってしまえばおそらく評価が大きく違って いたのではないでしょうか。後半から終盤へはとても薄く感じます。 しかし、「告白」もそうでしたが、一冊の本を家族全員で共有できる本当に貴重な作品であることは 素晴らしいことであり、今後の活躍に期待したいと思います。 | ||||
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この方の作品を読むのはこれで2作目ですが、この作品は期待が高かっただけに残念でした。 「湊かなえさんが好きな作家の書き口」と「自分の経験上の書き口」とかが入り混ざって進んでいくので、 文の書かれ方に、とても浮き沈みを感じました。 第3章については、綴る必要があったんだろうか・・・ と思うほどの中だるみ感。 そこに何か文学的な心象表現があれば、「間」として考えられましたが 表面的な風景描写でしかなく、それがただだらだらと続いていく・・・ 結末も非常に残念でなりませんでした 主人公や周辺の人たちの切迫した雰囲気もなかったですし 事件に対する登場人物たちの内面表現が、 いまひとつ、まとまりきれていないように感じました 冒頭の書き出しがよかったので、 あのままずっと最後までいっていれば傑作になったかもしれません | ||||
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この方の作品を読むのはこれで2作目ですが、この作品は期待が高かっただけに残念でした。 「湊かなえさんが好きな作家の書き口」と「自分の経験上の書き口」とかが入り混ざって進んでいくので、 文の書かれ方に、とても浮き沈みを感じました。 第3章については、綴る必要があったんだろうか・・・ と思うほどの中だるみ感。 そこに何か文学的な心象表現があれば、「間」として考えられましたが 表面的な風景描写でしかなく、それがただだらだらと続いていく・・・ 結末も非常に残念でなりませんでした 主人公や周辺の人たちの切迫した雰囲気もなかったですし 事件に対する登場人物たちの内面表現が、 いまひとつ、まとまりきれていないように感じました 冒頭の書き出しがよかったので、 あのままずっと最後までいっていれば傑作になったかもしれません | ||||
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湊さんらしい、とてもミステリアスな内容でした。 私も家族がいますが、小説の中の家族を自分自身やじぶんたちの家族に置き換えて呼んでしまうことがありました。 悲しくなったこともありますが、その分たくさん楽しめました。 告白とはまた違った楽しみを感じることができました。 ありがとうございました。 | ||||
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湊さんらしい、とてもミステリアスな内容でした。 私も家族がいますが、小説の中の家族を自分自身やじぶんたちの家族に置き換えて呼んでしまうことがありました。 悲しくなったこともありますが、その分たくさん楽しめました。 告白とはまた違った楽しみを感じることができました。 ありがとうございました。 | ||||
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