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夜行観覧車



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【この小説が収録されている参考書籍】
夜行観覧車
夜行観覧車 (双葉文庫)

夜行観覧車の評価: 3.43/5点 レビュー 243件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.43pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全243件 181~200 10/13ページ
No.63:
(4pt)

やりすぎ感が湊かなえの面白さ

この人の小説はいつもいつも嫌なキャラクターが出てくる。いや、「いい人」はまったく出てこないと言ってもいい。ひねくれていて、嫉妬深くて、物事を斜めからしか見れなくて、幼くて、すぐ人のせいにして…そんな登場人物ばかり。この小説ではそれが最も顕著に表れているのが綾花。途中からはもう、この綾花にどうにか一泡吹かせてやりたいと、それを期待しながら読んでしまう。湊かなえはこういった読ませ方がとてもうまい、途中でやめられないくらい引き込む。読後感は決して良くない、すっきりしない終わり方も特徴だ。でも、それがエンターテイメントとしてちゃんと成立してるし立派な個性になり得ているところがすごい。この嫌な人たちはいったいどうなってしまうのだろう、と思いながら読んできちんと制裁を与えられる、それも予想もしないやり方で。物語の最後で彼らは成長してはいるけど、やっぱり根本的には駄目な人間のままなのだ。きれい事で終わらせない、それもこの人の特徴だと思う。とにかく一気に読んでしまえる、はずれのない作家だと思う。
夜行観覧車Amazon書評・レビュー:夜行観覧車より
4575236942
No.62:
(4pt)

やりすぎ感が湊かなえの面白さ

この人の小説はいつもいつも嫌なキャラクターが出てくる。
いや、「いい人」はまったく出てこないと言ってもいい。
ひねくれていて、嫉妬深くて、物事を斜めからしか見れなくて、幼くて、すぐ人のせいにして…
そんな登場人物ばかり。
この小説ではそれが最も顕著に表れているのが綾花。
途中からはもう、この綾花にどうにか一泡吹かせてやりたいと、それを期待しながら読んでしまう。

湊かなえはこういった読ませ方がとてもうまい、途中でやめられないくらい引き込む。
読後感は決して良くない、すっきりしない終わり方も特徴だ。
でも、それがエンターテイメントとしてちゃんと成立してるし
立派な個性になり得ているところがすごい。
この嫌な人たちはいったいどうなってしまうのだろう、と思いながら読んで
きちんと制裁を与えられる、それも予想もしないやり方で。
物語の最後で彼らは成長してはいるけど、やっぱり根本的には駄目な人間のままなのだ。
きれい事で終わらせない、それもこの人の特徴だと思う。
とにかく一気に読んでしまえる、はずれのない作家だと思う。
夜行観覧車 (双葉文庫)Amazon書評・レビュー:夜行観覧車 (双葉文庫)より
4575515523
No.61:
(4pt)

うまくなったなあ、と思います

彼女の作品は、たいして魅力を感じないまま、ベストセラーだから、ということで、図書館で借りては全読しています。この作品にして、うまくなったなあ、と感じました。「告白」で感じたどうしようもない反吐を吐くような暗さ、が無いのも救われた。ただ、数人の人が書いてらっしゃいますが「ラスト」がこれで良かったの?というのはある。被害者(加害者)の子供たちの内面の葛藤をもう少し描いても良かったのではないか。母親とのやりとりを聞いてみたかったな。いや、そういうものを全てすっ飛ばして、結論だけ見せるのが、彼女なりのビックリか・・・面白い作品だと思います。
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No.60:
(4pt)

うまくなったなあ、と思います

彼女の作品は、たいして魅力を感じないまま、ベストセラーだから、ということで、図書館で借りては全読しています。この作品にして、うまくなったなあ、と感じました。「告白」で感じたどうしようもない反吐を吐くような暗さ、が無いのも救われた。ただ、数人の人が書いてらっしゃいますが「ラスト」がこれで良かったの?というのはある。被害者(加害者)の子供たちの内面の葛藤をもう少し描いても良かったのではないか。母親とのやりとりを聞いてみたかったな。いや、そういうものを全てすっ飛ばして、結論だけ見せるのが、彼女なりのビックリか・・・面白い作品だと思います。
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No.59:
(1pt)

辛口になりますが、、、。

−以下、不快にさせたらごめんなさい。湊かなえさんの評価が高いことは知っていますが、こんなので高評価って、と思いました。ひたすら暗いし、救いもあるんだかないんだか。なんか、いろいろなコトやモノをけなし、コピペでスクラップして作品を書いているような感じがして好感が持てません。むしろ、不快です。読み返したいとも思わない。よく言われている、作者ならではのリアリティも微妙です。たしかに、「実際ありそうだな、こういう嫌がらせ」っていう箇所だけはなんだかリアルでしたが。文章自体は下手とは思いません。でかい文字で作った拙すぎるケータイ小説の一部作品よりはずっと読みがいがあると思います。けど、行間も含め、なんだか嫌なんです。正直、作者は家庭内の状況も、ご近所さん同士でも穏やかで心地良い環境で育ったから、こういう風に悩み多き家庭環境やご近所付き合いを書けるではないか、とも思ってしまいました。実際そうではないかもしれませんが、多少いびつな家庭環境や近所の面々に囲まれて育った人間ならば、こういう描写はまずしないと思うし、たやすく題材にしたりもしないと思います。それと、作者に対して、デリカシーねぇな、こいつ、だとか、ググるの大好きで、名ばかりニュース番組やワイドショーも大好きそう、、、って途中から読みながら何度も思いました。きっと、今だけの小説家で終わっちゃいそう、、、そんな気もしてなりません。それと、これが好きな作品と言えるひとはきっと、いろいろな意味で幸せものなんだろうな、とも思いました。そんなわけで、持っている事自体が苦痛で、古本屋に買い取ってもらおうかと検討中です。ー以上です、ご清聴ありがとうございました。
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No.58:
(3pt)

最後まで読ませるけれど

この三つの「家族」の行動。自分は全くリアリティを感じませんでした。「人間、こんな単純じゃないだろう」と思うか「追い詰められた人間てこんなもんかもしれない」と感じるか。評価はわかれると思いますが、自分は前者。筆が早い著者ですが、「告白」の第一章を超えられないまま来ているような気がします。凝ったプロット、すっと入る文章は好きなのでこれからも読み続けますが、そろそろ「おっ」と思わせる作品を期待したいです。
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No.57:
(3pt)

最後まで読ませるけれど

この三つの「家族」の行動。

自分は全くリアリティを感じませんでした。

「人間、こんな単純じゃないだろう」と思うか

「追い詰められた人間てこんなもんかもしれない」と感じるか。

評価はわかれると思いますが、自分は前者。

筆が早い著者ですが、「告白」の第一章を超えられないまま来ているような気がします。

凝ったプロット、すっと入る文章は好きなのでこれからも読み続けますが、そろそろ「おっ」と思わせる作品を期待したいです。
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No.56:
(4pt)

一気に読みました

やっと図書館から届きました…(^_^;)その日のうちに読み切ってしまいました!湊さんの作品は「告白」以来でしたが、引き込ませる力は相変わらず素晴らしいですね。今回も一気に読んでしまいました!今回も読み終わってグッタリでしたが…。子育てガンバロ…
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No.55:
(4pt)

一気に読みました

やっと図書館から届きました…(^_^;)

その日のうちに読み切ってしまいました!
湊さんの作品は「告白」以来でしたが、引き込ませる力は相変わらず素晴らしいですね。
今回も一気に読んでしまいました!
今回も読み終わってグッタリでしたが…。
子育てガンバロ…
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No.54:
(2pt)

構成の妙に寄りかかりすぎ

湊かなえの『告白』は、読み終えてあまりの結末に呆然としてしまった。あの後味の悪さ、うかうかと全部読んでしまった自分が許せないような気さえする。 それでも『告白』はいやでも読ませてしまうという、話の上手さがあった。けれども、『夜行観覧車』にはそれもない。特に結末が中途半端である。あるのは「これで終わらせるの?」という怒りにも似た思いだけ。 二つの家族が交互に描かれ、その間に第三者の小島さと子の語り(電話の会話であるけれど、ほとんど独り言である)が挟まるというこの構成は面白い。だが、はっきり言って作者自身がこの構成に寄りかかっているというか、この構成を思いついたことで満足してしまっているかのようである。 事件が起こった家の前に住む遠藤家のほうは、まだ家族が描かれている。また、その隣家の金持ちの暇人小島さと子の描き方もうまいと思った。 問題は、当の高橋家の家族が描かれていないことである。真実が明らかになったところで、さてどうするのか?この先を描くのが小説ではないのかと思う。こんな結末では、この家族はまた何か別の問題を引き起こしてしまうのではないだろうか。もちろん、小説の中で解決しろというのではないが、家族の再生に向けての手がかりを示してほしい。それとも、「こんな家族だから問題が起こったのですよ。これからも何があるかわかりませんよ」と言いたいのだろうか?  湊かなえは、何のために小説を書いているのか?ますますわからなくなってしまった。 
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No.53:
(2pt)

構成の妙に寄りかかりすぎ

湊かなえの『告白』は、読み終えてあまりの結末に呆然としてしまった。
あの後味の悪さ、うかうかと全部読んでしまった自分が許せないような気さえする。

 それでも『告白』はいやでも読ませてしまうという、話の上手さがあった。
けれども、『夜行観覧車』にはそれもない。特に結末が中途半端である。
あるのは「これで終わらせるの?」という怒りにも似た思いだけ。

 二つの家族が交互に描かれ、
その間に第三者の小島さと子の語り(電話の会話であるけれど、ほとんど独り言である)が挟まるというこの構成は面白い。
だが、はっきり言って作者自身がこの構成に寄りかかっているというか、
この構成を思いついたことで満足してしまっているかのようである。

 事件が起こった家の前に住む遠藤家のほうは、まだ家族が描かれている。
また、その隣家の金持ちの暇人小島さと子の描き方もうまいと思った。

 問題は、当の高橋家の家族が描かれていないことである。
真実が明らかになったところで、さてどうするのか?
この先を描くのが小説ではないのかと思う。
こんな結末では、この家族はまた何か別の問題を引き起こしてしまうのではないだろうか。
もちろん、小説の中で解決しろというのではないが、
家族の再生に向けての手がかりを示してほしい。
それとも、「こんな家族だから問題が起こったのですよ。
これからも何があるかわかりませんよ」
と言いたいのだろうか?

 湊かなえは、何のために小説を書いているのか?
ますますわからなくなってしまった。


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No.52:
(2pt)

文庫になるまで待つべき!

この作品と同じ作者の湊かなえさんの「告白」を先に読んだこともあり、過度な期待をして読むと期待はずれだったように感じます。「告白」のような衝撃や緊迫感、疲労感といったものはこの作品においてはほとんどなく、ありふれた日常に現代社会で問題となっている出来事を加え、ストーリーが展開されていくため独創性もなく、登場人物の心理描写も普通といった印象を受けました。楽しくは読めましたが、わざわざハードカバーで買うほどでもないような気がします。文庫が出るまで待ったほうが良いと思いました。
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No.51:
(2pt)

文庫になるまで待つべき!

この作品と同じ作者の湊かなえさんの「告白」を先に読んだこともあり、過度な期待をして読むと
期待はずれだったように感じます。

「告白」のような衝撃や緊迫感、疲労感といったものはこの作品においてはほとんどなく、
ありふれた日常に現代社会で問題となっている出来事を加え、ストーリーが展開されていくため
独創性もなく、登場人物の心理描写も普通といった印象を受けました。

楽しくは読めましたが、わざわざハードカバーで買うほどでもないような気がします。
文庫が出るまで待ったほうが良いと思いました。
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No.50:
(2pt)

期待はずれでした

「告白」のハードカバーを何年か前に読み、とても面白くて凄い人だと思ったので
続けて「少女」や「贖罪」も図書館で借りて読んでみました。
どれも面白かったと記憶しています。
新刊という事で、図書館で予約してから半年以上待って手にしました。
期待が高まりすぎた事もあったかもしれませんが、がっかりでした。
文章は確かに上手だと思いますが(作家さんに対して失礼な言い方ですが)
何て言うのか…雑な印象を持ちました。
終わり方も納得出来ず、はずれの映画を見終わった後の
「この先は自分で考えろ」というの…?と呆然とする感じに似ています。
「告白」の話が、とても丁寧な作りに思えたので、非常に残念です。
ベストセラー作家として、今の時期ひっぱりだこなのかもしれません。
注目されているうちに沢山本を出しましょうという事なのかもしれません。
しかし、つまらない本を沢山読むよりも、面白い本を1冊読みたいのが読者だと思います。
図書館で借りた「告白」は、文庫本になっていたので子供達の為に買いました。
この「夜行観覧車」は面白いと思えなかったし文庫本になっても買うつもりは、ないです。
ついでに「告白」ですが、もう随分前に読んだので私の感想も
変わっているかと思いレビューはしていません。
買った文庫本をもう一度読んだら、レビューをしたいと思います。
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No.49:
(2pt)

期待はずれでした

「告白」のハードカバーを何年か前に読み、とても面白くて凄い人だと思ったので
続けて「少女」や「贖罪」も図書館で借りて読んでみました。
どれも面白かったと記憶しています。

新刊という事で、図書館で予約してから半年以上待って手にしました。
期待が高まりすぎた事もあったかもしれませんが、がっかりでした。

文章は確かに上手だと思いますが(作家さんに対して失礼な言い方ですが)
何て言うのか…雑な印象を持ちました。
終わり方も納得出来ず、はずれの映画を見終わった後の
「この先は自分で考えろ」というの…?と呆然とする感じに似ています。

「告白」の話が、とても丁寧な作りに思えたので、非常に残念です。
ベストセラー作家として、今の時期ひっぱりだこなのかもしれません。
注目されているうちに沢山本を出しましょうという事なのかもしれません。
しかし、つまらない本を沢山読むよりも、面白い本を1冊読みたいのが読者だと思います。

図書館で借りた「告白」は、文庫本になっていたので子供達の為に買いました。
この「夜行観覧車」は面白いと思えなかったし文庫本になっても買うつもりは、ないです。

ついでに「告白」ですが、もう随分前に読んだので私の感想も
変わっているかと思いレビューはしていません。
買った文庫本をもう一度読んだら、レビューをしたいと思います。
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No.48:
(4pt)

現実離れ・・・してない!

家族・夫婦・子育て・子離れ・受験・見栄張り・エゴ。
ずいぶんテンコ盛りで、毒々しく詰め込んだ、
湊氏お得意の独白。
根底に、家族という人の集まり(あえてこう言う!)の
デフォルトのあやふやさをうまく表現している。
極論でなく、現実の家族を営んでいる我々にも、
一つ間違えれば起こりうるのは確か。
家族の中で、唯一血のつながらない、
夫婦のみが、お互いを尊重し、助け合い、
優しさを惜しみなく注ぐことの重要性が
テーマなのでは、とも感じた。
そうすることで、子供は、人を信頼することの
崇高さや、帰る場所があるんだという安心感
が生まれ、また、自分が家族を構成する立場に
なったときに、我が子への愛情を適度に注ぐ
ことができる大人へと成長していく。
我々、親の立場を真摯に受け止め、不器用ながらも
真剣に、家族の存在価値を再認識し、子供だけでなく、
配偶者への愛を大切にしていかねばなるまい。
「許す、なんて、親やきょうだいで使う言葉じゃないよ、きっと。
どんな感情を持っていても、家族であり続けなきゃいけないんだから。」
兄の科白が印象に残った。
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No.47:
(4pt)

現実離れ・・・してない!

家族・夫婦・子育て・子離れ・受験・見栄張り・エゴ。

ずいぶんテンコ盛りで、毒々しく詰め込んだ、
湊氏お得意の独白。

根底に、家族という人の集まり(あえてこう言う!)の
デフォルトのあやふやさをうまく表現している。

極論でなく、現実の家族を営んでいる我々にも、
一つ間違えれば起こりうるのは確か。

家族の中で、唯一血のつながらない、
夫婦のみが、お互いを尊重し、助け合い、
優しさを惜しみなく注ぐことの重要性が
テーマなのでは、とも感じた。

そうすることで、子供は、人を信頼することの
崇高さや、帰る場所があるんだという安心感
が生まれ、また、自分が家族を構成する立場に
なったときに、我が子への愛情を適度に注ぐ
ことができる大人へと成長していく。

我々、親の立場を真摯に受け止め、不器用ながらも
真剣に、家族の存在価値を再認識し、子供だけでなく、
配偶者への愛を大切にしていかねばなるまい。

「許す、なんて、親やきょうだいで使う言葉じゃないよ、きっと。
どんな感情を持っていても、家族であり続けなきゃいけないんだから。」

兄の科白が印象に残った。
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No.46:
(4pt)

親子で始まり親子で終わる物語

センセーショナルな事件から始まる本書。
少しずつその外堀を埋めていくという展開は、
出世作「告白」と似ているように思え、
一瞬、またかと思ってしまいました。
ただ、殺人事件の加害者であり、被害者でもある高橋家の、
三人の子どもたちの描き方がとても丁寧で、
素敵な兄弟だなと思えたので、評価が上がったと言えます。
対する遠藤家にはイライラさせられることばかりで、
うまく高橋家と比較させていたところが、
この本の面白さに繋がったと思います。
どうしてもスッキリしないのが、ラストでしょうか。
キレイにまとまったというか、まとめたというか。
先が気になって一気に読んだ割には、
最後はぼんやりとした印象でしたので、
この評価となりました。
夜行観覧車Amazon書評・レビュー:夜行観覧車より
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No.45:
(4pt)

親子で始まり親子で終わる物語

センセーショナルな事件から始まる本書。
少しずつその外堀を埋めていくという展開は、
出世作「告白」と似ているように思え、
一瞬、またかと思ってしまいました。

ただ、殺人事件の加害者であり、被害者でもある高橋家の、
三人の子どもたちの描き方がとても丁寧で、
素敵な兄弟だなと思えたので、評価が上がったと言えます。
対する遠藤家にはイライラさせられることばかりで、
うまく高橋家と比較させていたところが、
この本の面白さに繋がったと思います。

どうしてもスッキリしないのが、ラストでしょうか。
キレイにまとまったというか、まとめたというか。
先が気になって一気に読んだ割には、
最後はぼんやりとした印象でしたので、
この評価となりました。
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No.44:
(4pt)

近所で事件が起きたときの住民の態度や世間の冷たさなどもうまく描かれていた

ある高級住宅街に住む向かい同士の遠藤家と高橋家。遠藤家は中学受験に失敗した娘が癇癪を起こし、大声でわめき散らす日々が続き、いつ何が起きても不思議ではない。ところが、事件が起きたのは向かいの高橋家だった。
事件が遠藤家、高橋家、そして高級住宅街に長く住む小島さと子の三人称で展開され、様々な視点で殺人事件やその他の問題が描かれており最後まで楽しめた。
特に、高級住宅街に住む思春期の子どもたちの傲慢で自分勝手な態度がリアルで現実にあってもおかしくない話だと思えたし、近所で事件が起きたときの住民の態度や世間の冷たさなどもうまく描かれていたと思う。
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