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(短編集)
御手洗潔のメロディ
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御手洗潔のメロディの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.95pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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キャラクターを愛するためのライトノベルのように感じてしまった。 | ||||
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島田荘司の本は初めて読んだが、御手洗潔の推理は無理難題で天才しか解けない感ありありではあそうですかというところ。でもまあ読んでしまう。文章は上手いかも。短編が4っつだが、そのうち2つはミステリーではない。御手洗潔に関するこぼれ話という感じで、ちょっと肩透かしかな。 | ||||
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この本には、4話収録されていますが、そのうち2話はミステリじゃありません。 2話のミステリは、充分面白いのですが、「ミステリが読みたい」と思って買った人は、がっかりするかもしれません。 | ||||
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「IgE」と「ボストン幽霊絵画事件」では、御手洗潔の"超人的推理"を味わうことができる。「SIVAD SELIM」と「さらば遠い輝き」はミステリーではなくて、御手洗と石岡に関するエピソード話。 「IgE」 有名声楽家のところに現れた謎の美女、彼女の引っ越しをはじめとする謎の行動、レストランSでの度重なる小児用男子便器の盗難、公園の樹木損壊事件など。一見何のつながりもないような事件を結び付けて推理を組み立て、これから起こることを予言する御手洗潔。ここまで飛躍的な推理だと、"超人的推理"と言わざるをえない。 御手洗は推理の裏付け調査をしているが、その内容が種明かしまで明かされないので、読者には到底推理不可能であり、ただただ、御手洗の"超人的推理"にはひれ伏すしかない。相当の力技だが、ここまできれいにまとめ上げると賞賛に値する。最後に、タイトルの「IgE」の話を持ち出して、文化人類学のテーマに切り込んでいる点も興味深い。 「SIVAD SELIM」 外国人身障者のためのコンサートで挨拶をする羽目になった石岡の狼狽ぶりが印象的。自分も上がり症なので、身につまされた。御手洗の来訪者の謎、コンサートの最後の出来事などのサプライズも盛り込まれている。作者の音楽観が垣間見える作品。 「ボストン幽霊絵画事件」 御手洗がアメリカ留学中に学生新聞に掲載されていた奇妙な銃撃事件を聞き、飛躍的な推理を紡ぎ出すことで、芸術家失踪事件の真相を暴き出す話。推理の積み重ねによって、意外な事実に突き当たるという点で、「九マイルは遠すぎる」を連想した。銃撃の意図、消防士の証言、被害者の思惑とは裏腹の皮肉な結末など、面白い真相ではあるが、御手洗の推理には無理があると言わざるをえない。 「さらば遠い輝き」 ハリウッドのトップ女優のレオナとジャーナリストのハインリッヒのサンタモニカでの印象的な再会を描く中で、御手洗と石岡の過去の関係が示される。愛情の本当の意味、レオナの涙の理由など、考えさせられる内容だった。 | ||||
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推理小説としては並。御手洗さんに会えて嬉しい、という感覚でなら楽しめる。・・・なんて言いながら、それなりに楽しんで読みましたけど。 | ||||
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御手洗潔のファンとしては、やはり常人には理解しがたい鋭い謎解きを期待してしまうので、ちょっと物足りない気がしました。(4話中2話はミステリーではないので。)「ボストン幽霊絵画事件」は、彼がアメリカに留学中の頃の事件ですが、これはさすがです。自動車修理工場の看板が何ものかに銃でうたれた。けが人も出なかったし、場所柄そういった”いたずら”が起きてもしょうがないと思われたため警察も動かなかった。しかし御手洗潔はそこから思いもかけない殺人事件を嗅ぎ出して解決に導いてしまうのです。並の思考力ではとても思い付かない結末。しかし、全体を通して読むとどうしても物足りない感じがしてしまうので星3つです。 | ||||
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