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(短編集)
御手洗潔のメロディ
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御手洗潔のメロディの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.95pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全20件 1~20 1/1ページ
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短編なので読みやすいが、絶賛するような話は無かった。 ファミレスの便器が壊される話は良かった。 ただ御手洗が人を使いすぎだと思った。 | ||||
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キャラクターを愛するためのライトノベルのように感じてしまった。 | ||||
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島田荘司の本は初めて読んだが、御手洗潔の推理は無理難題で天才しか解けない感ありありではあそうですかというところ。でもまあ読んでしまう。文章は上手いかも。短編が4っつだが、そのうち2つはミステリーではない。御手洗潔に関するこぼれ話という感じで、ちょっと肩透かしかな。 | ||||
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島田荘司さんの御手洗シリーズははまります! ネットなどで出てますが、シリーズを絶対に順番に読むことを強くお勧めします。面白さ3倍増間違いなし! | ||||
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この本には、4話収録されていますが、そのうち2話はミステリじゃありません。 2話のミステリは、充分面白いのですが、「ミステリが読みたい」と思って買った人は、がっかりするかもしれません。 | ||||
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推理小説としては、とにかく「IgE」に尽きます。 この作品、謎解きも設定も強引で、作中の情報だけで読者が推理するのが難しい。 しかし、プロット(トリック)の面白さがずば抜けている! 「ウミガメのスープ」(ゲームマスターへの口頭の質問によって謎解きをすすめるミステリー)のシナリオとして、友人に先に作品を読んでもらい、その友人に質問しながら推理をすすめる、というのが理想の楽しみ方か。 | ||||
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「IgE」と「ボストン幽霊絵画事件」では、御手洗潔の"超人的推理"を味わうことができる。「SIVAD SELIM」と「さらば遠い輝き」はミステリーではなくて、御手洗と石岡に関するエピソード話。 「IgE」 有名声楽家のところに現れた謎の美女、彼女の引っ越しをはじめとする謎の行動、レストランSでの度重なる小児用男子便器の盗難、公園の樹木損壊事件など。一見何のつながりもないような事件を結び付けて推理を組み立て、これから起こることを予言する御手洗潔。ここまで飛躍的な推理だと、"超人的推理"と言わざるをえない。 御手洗は推理の裏付け調査をしているが、その内容が種明かしまで明かされないので、読者には到底推理不可能であり、ただただ、御手洗の"超人的推理"にはひれ伏すしかない。相当の力技だが、ここまできれいにまとめ上げると賞賛に値する。最後に、タイトルの「IgE」の話を持ち出して、文化人類学のテーマに切り込んでいる点も興味深い。 「SIVAD SELIM」 外国人身障者のためのコンサートで挨拶をする羽目になった石岡の狼狽ぶりが印象的。自分も上がり症なので、身につまされた。御手洗の来訪者の謎、コンサートの最後の出来事などのサプライズも盛り込まれている。作者の音楽観が垣間見える作品。 「ボストン幽霊絵画事件」 御手洗がアメリカ留学中に学生新聞に掲載されていた奇妙な銃撃事件を聞き、飛躍的な推理を紡ぎ出すことで、芸術家失踪事件の真相を暴き出す話。推理の積み重ねによって、意外な事実に突き当たるという点で、「九マイルは遠すぎる」を連想した。銃撃の意図、消防士の証言、被害者の思惑とは裏腹の皮肉な結末など、面白い真相ではあるが、御手洗の推理には無理があると言わざるをえない。 「さらば遠い輝き」 ハリウッドのトップ女優のレオナとジャーナリストのハインリッヒのサンタモニカでの印象的な再会を描く中で、御手洗と石岡の過去の関係が示される。愛情の本当の意味、レオナの涙の理由など、考えさせられる内容だった。 | ||||
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御手洗短編シリーズの3作目である。 今回は4編収録で本格推理なのは2編だけ。 後の2編は御手洗のいきなサプライズ趣向エピソードとレオナのエピソードとなっている。 これらは全く本格ミステリーではない。 御手洗ファンならば粋なエピソード満載で楽しめるが、このシリーズを初めて読む人には本格ミステリーが2編しかないので、あまりお勧めはしない。 最後のレオナのエピソードなど初心者にはさっぱりだろう。 というわけでファン向けのサービス本的な趣向の強い作品である。 | ||||
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期待通り! バラエティに富んだ内容に満足しました。 島田先生の文章自体が好きなんです。周りに、登場人物に愛情があって読んだ後気持ちいい。 | ||||
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短編四つ中ミステリは二つだけで、後の二つはファン向けの軽い話 IgEは往年の御手洗シリーズのようでノリもよく面白みがあるが、 ボントン〜はちょろっと会話して探索するだけで終わるのでそこまで面白くもない それなりにシリーズの雰囲気を楽しめるのでファンなら☆4、そうでないなら☆3レベルの 内容だろう | ||||
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本作品集は、比較的ネタが早めに分かってしまうものが多い。 「ボストン〜」などは、出てきた瞬間にバレバレだし。 その点だけは、本作品集の残念なところである。 しかし、そこは豪腕島田である。 ネタがバレバレでも、さすがに読ませる。 「IgE」なんか、タイトルからして理科系にはバレバレなのだが、花粉症の身にはこのラストは実に怖い。 この怖さを感じさせる、というのが、著者の筆力である。 著者は、どうしても長編作家というイメージがある。 確かに、大作、たとえば「暗闇坂〜」や「水晶〜」などは、確かに面白いし、破綻も少ない。 しかし、著者の持ち味、特に御手洗ものがホームズを踏襲している、という事実から考えると、その本質は短編にこそあるのではないだろうか。 大作の、驚天動地の物理トリックは、確かにインパクトがあるし、見栄えも良い。 しかし、短編の完成度、謎の提出とその解決の鮮やかさ、そして何よりロジックの纏まりというのは、著者のどの短編を読んでいても感じる。 本書も、そんな著者の短編が楽しめる、良い短編集である。 そして、著者のストーリーテラーぶりは、短編でも変わらない。 | ||||
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IgE、SIVAD SELIM、ボストン幽霊絵画事件、さらば遠い輝き の4作が収録された短編集。 IgEは、ファミレスの便器が何度も壊されるといったひょんな謎が、 予測もつかない事件に発展しますが、御手洗は殺人を未遂でとど めます。やはり御手洗の頭脳が光っています。ボストンは御手洗の ハーヴァード時代の謎解き。 2作目4作目はミステリーではありません。2作目も楽しめましたが 音楽マニアはもっと楽しめるお話でしょう。4作目は御手洗マニア 向け。筆者は時に、音楽マニア的なものなど、マニアックなものを 書いてますね。色々好きですが、やはりミステリーものが一番好き ですね。 | ||||
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推理小説としては並。御手洗さんに会えて嬉しい、という感覚でなら楽しめる。・・・なんて言いながら、それなりに楽しんで読みましたけど。 | ||||
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~御手洗シリーズの短編集。『lgE』、『SIVAD SELIM』、『ボストン幽霊絵画事件』、『さらば遠い輝き』の4編を収録。うち2番目と4番目は謎解きではない(念のため)。何といっても『SIVAD SELIM』が光っている。見事なプロットに思わず唸らずにいられない『lgE』、『ボストン幽霊絵画事件』もいいのだが、『SIVAD SELIM』の素敵さは圧倒的だ。~~読んでいて御手洗シリーズに魅かれる人というのは以下の資質を持っている人だと気がついた(●^o^●)。1.まずジャズ好きで特にマイルス・ディビスのアルバムを年代順に並べて、一緒にやっているミュージシャンの特徴とその後に精通している。~~2.ビードルズを10代に聴いた世代で同じくアルバムを年代順に並べるとともに、その曲順・歌詞を今でも空で言える。3. 56の短編と4つの長編があるシャーロック・ホームズ・シリーズを読破済みであるとともに、グラナダTVのジェレミー・ブレッド主演本シリーズをDVDで手に入れている。~~上記の資質を持っている人は『御手洗病』にかかりやすいと断言したい。かくゆう僕もその一人だ。未だこの短編を知らずにいる上記の資質を持っている人々に勧めたい一冊だ。~ | ||||
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短編集で、四つの話が入っていますが個人的には一話目がとても面白かったです!トリックの鮮やかさもさながら御手洗潔のお茶目な一面にも、思わず吹き出してしまいます。また、御手洗がハーバード大学のころの事件などもあります。この一冊で、御手洗の新たな面がたくさん発見できます。買ってみる価値ありですよ! | ||||
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御手洗潔のファンとしては、やはり常人には理解しがたい鋭い謎解きを期待してしまうので、ちょっと物足りない気がしました。(4話中2話はミステリーではないので。)「ボストン幽霊絵画事件」は、彼がアメリカに留学中の頃の事件ですが、これはさすがです。自動車修理工場の看板が何ものかに銃でうたれた。けが人も出なかったし、場所柄そういった”いたずら”が起きてもしょうがないと思われたため警察も動かなかった。しかし御手洗潔はそこから思いもかけない殺人事件を嗅ぎ出して解決に導いてしまうのです。並の思考力ではとても思い付かない結末。しかし、全体を通して読むとどうしても物足りない感じがしてしまうので星3つです。 | ||||
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御手洗潔の短編集。「ボストン幽霊絵画事件」「lgE」のミステリーはもちろん面白いし、レオナの一途な気持ちが切ない「さらば遠い輝き」もいい。しかし、音楽も好きな人には、なんと言っても「SIVAD SELIM」がたまらない。ミステリーでもなく悲恋ものでもないが、音楽好きの方はその結末に感動し涙してしまうでしょう。 | ||||
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御手洗潔もの4作が収録された短編集。あいもかわらず「便器が何度も壊される」といったような、ちょっとヘンな謎から、絶妙な美技・強引な力技を使って予測もつかないような解決を導き出す御手洗潔、さすがです。後から考えてみると、この人以外が書いたなら「何だ、それは!」と怒りたくなるような突拍子もない話なのですが、今まで作者が作り上げてきた御手洗潔のイメージのおかげで、妙に納得、おもしろいミステリ、すごいミステリを読んだな、という気分にさせられます。4作のうち2作はミステリではないのですが、これがなかなかおもしろい。作者はミステリというよりも、小説がウマイんだな。とはいっても、御手洗潔の力技に魅了されている自分としては、やっぱりミステリが読みたかったです!!。ちょっと物足りなく感じました。 | ||||
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御手洗潔は長編よりもこういった短編の方が、ストーリーも解り易く、簡潔にまとまっていて面白いです。各も物語の前半は、あまりにも事件とかけ離れているが、じつは重大な事件の始まりである。こんなパターンの本を書ける人があまりいない近頃。。。すごく貴重です。 | ||||
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島田荘司氏の作品は、後輩に「占星術殺人事件」を借りて以来病みつきになっているが、御手洗潔が単なる謎解き探偵ではないことを改めて認識させられる一品。列車で読む私を見て、涙を浮かべたり背中に走る電流にも似た感覚に顔色を変化させるその姿は、他の乗客からはさぞかし奇異に映ったことだろう。 | ||||
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