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ガダラの豚
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ガダラの豚の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全179件 21~40 2/9ページ
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第三部は、再び日本に舞台を移しての最終決戦だ。 ここまで呪術に実効性はあるか?という問題に対して、民俗学的なスタンスを取っていた。 共通する文化の集団では有効である。さもなければ、巧みなトリックがある。 ところが三部に入ってからはそういう大人の解釈はかなぐり捨てて、魔人VS一般人の殺戮戦が繰り広げられる。 クライマックスのテレビ局決戦は凄まじい。香港映画と望月三起也のいいとこ取りのようなゴージャスさ。 最終章でアカデミックな時代風俗小説がアクション娯楽作に変貌する。 賛否あるだろうが、私は「面白いは正義」という考えなので、満足した。決着のつけ方が痛快だ。 | ||||
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(Ⅰ~Ⅲ巻を通してのレビューです) アル中、ヤク中、超能力者、サイコセラピスト、呪術師などなどが入り乱れ、てんやわんや。スプラッター嫌いの人は避けましょう。人間とは何か、文明とは何か、を考えさせる(かもしれない)本格小説。 | ||||
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主人公は民族学を研究している大学教授! 新興宗教、アフリカの民族、そしてアマゾンへの冒険… これらの非日常の世界に大学教授が巻き込まれていきます。 大学教授の巻き込まれていく事件を通じて家族の絆を考えさせられる作品。 TRICK感と言えばどんな雰囲気かは分かると思います。 TRICKが好きな人は読んで損はしないと思いますよ。 | ||||
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登場人物のセリフや行動がたまに安っぽい映画やドラマの演技っぽくなり、 くさく感じるのがどうにも苦手でしたが、ストーリーや展開、情報量のすさまじさで最後まで読めました。 三巻まで読み終えてみると、個人的には一巻に全てが集約されていて、 一巻のできが一番良かったように思えます。 通してみれば三巻だけ特別おかしいということはなく、一巻からすでにめちゃくちゃな格闘があったり、 二巻でもヘリで機関銃ぶっぱなしたり、死者が多数出たりとずっと同じスタンスだと感じました。 場面や人物が違うだけで一巻から三巻まで同じ展開の繰り返しのように思えます。 終わり方はそれぞれの好みによりますが、三巻の解決に至るまでの手法とスピード感はとてもよかったです。 | ||||
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怒濤の冒険小説である。著者は躁鬱病を患っていた、と別の著作で明らかにしていえる。躁状態で一気に書かれたのであろう。二巻はアフリカでの冒険を描いている。面白い! | ||||
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怒濤の冒険小説である。著者は躁鬱病を患っていた、と別の著作で明らかにしている。躁状態で一気に書かれたのであろう。三巻は東京での大団円を描いている。著者の最高傑作だと思う。 | ||||
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怒濤の冒険小説である。著者は躁鬱病を患っていた、と別の著作で明らかにしていえる。躁状態で一気に書かれたのであろう。一巻はカルト宗教との戦いを描いている。主人公は情けない男だが、良くあっていると思った。 | ||||
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どの登場人物も全て魅力的で、どんどん話に引き込まれました。あっという間に読んでしまった。ストーリーの展開が気になって先に進みたい気持ちと、まだまだ読んでいたい気持ちが出てくる面白い小説でした。人間の判断がいかに曖昧なものか、生きる強さとはどういうことなのか、気づかされる事も多かったです。 | ||||
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一巻のほうが目新しさがあり手が込んでいておもしろかったです。 アフリカ編となる二巻は改行が多く難しい言葉もないのでスラスラ読めます。 アフリカの雰囲気は多少あるのですが、地の文による描写が少なめで会話がメインに進みます。 伏線となるセリフや意味ありげな描写をあからさまなほどわかりやすくしてくれています。 所々エンタメのノリが強すぎて映画のセリフっぽくなっていたり、 リアリティに欠ける芝居っぽいシーンなどが挟まれ、少し歯応えが足りない印象でした。 一巻と二巻は場面は違うだけで、構成やドタバタはあまり変わらない気がしました。 三巻でもっと弾けてくれるのを期待します。 | ||||
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訳のムアンギ、テレビクルーたち。6人もの犠牲者を出して大生部は娘を取り戻した。「バナナのキジーツ」の志織を奪いに呪術師バキリは東京に来ている。番組関係者の回りでは次々奇怪な事件が起こる。司会者嬢の惨殺、清川の変死。元・プロデューサーの馬飼は大生部一家と大呪術師バキリが対決する生番組を企画した。光と影、呪いと祈り。テレビ局の迷路でくりひろげられる世紀末スペクタクル大団円。日本推理作家協会賞受賞作。 | ||||
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第3部はやや息切れという印象。 2部までは膨大な資料を元に、緻密な構成で呪術、超能力といった 一般的にはオカルトと呼ばれる世界を鮮やかに、軽快に、楽しませてくれる。 登場人物を上手く使って、肯定もせず、否定もせず、絶妙なバランスで 展開されるストーリーに引き込まれ、かつ、納得させられる。 3部は詰めが甘く、構成も陳腐で、一介の娯楽小説のクオリティ。 2部までの流れを考慮するなら、登場人物の連続する死について ラストでバキリのトリックを明かすべきであるし、隆心の死についても 不可解で、結末として全くの期待外れ。 呪術、超能力、シャーマニズムといった科学では説明できない世界を どう解釈するのかについては個々人の立場にも委ねられ、 肯定派、否定派、それぞれの言い分があり、水掛け論が続き、 結論は永遠に出ることはないでしょう。 しかし、不可思議とも思える、その世界を経験せざる得ない人生を送った者にとっては、 それはまさしくこの世の真理の一部であり、当然のように、否応なく肯定するのです。 | ||||
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第3部はやや息切れという印象。 2部までは膨大な資料を元に、緻密な構成で呪術、超能力といった 一般的にはオカルトと呼ばれる世界を鮮やかに、軽快に、楽しませてくれる。 登場人物を上手く使って、肯定もせず、否定もせず、絶妙なバランスで 展開されるストーリーに引き込まれ、かつ、納得させられる。 3部は詰めが甘く、構成も陳腐で、一介の娯楽小説のクオリティ。 2部までの流れを考慮するなら、登場人物の連続する死について ラストでバキリのトリックを明かすべきであるし、隆心の死についても 不可解で、結末として全くの期待外れ。 呪術、超能力、シャーマニズムといった科学では説明できない世界を どう解釈するのかについては個々人の立場にも委ねられ、 肯定派、否定派、それぞれの言い分があり、水掛け論が続き、 結論は永遠に出ることはないでしょう。 しかし、不可思議とも思える、その世界を経験せざる得ない人生を送った者にとっては、 それはまさしくこの世の真理の一部であり、当然のように、否応なく肯定するのです。 | ||||
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第3部はやや息切れという印象。 2部までは膨大な資料を元に、緻密な構成で呪術、超能力といった 一般的にはオカルトと呼ばれる世界を鮮やかに、軽快に、楽しませてくれる。 登場人物を上手く使って、肯定もせず、否定もせず、絶妙なバランスで 展開されるストーリーに引き込まれ、かつ、納得させられる。 3部は詰めが甘く、構成も陳腐で、一介の娯楽小説のクオリティ。 2部までの流れを考慮するなら、登場人物の連続する死について ラストでバキリのトリックを明かすべきであるし、隆心の死についても 不可解で、結末として全くの期待外れ。 呪術、超能力、シャーマニズムといった科学では説明できない世界を どう解釈するのかについては個々人の立場にも委ねられ、 肯定派、否定派、それぞれの言い分があり、水掛け論が続き、 結論は永遠に出ることはないでしょう。 しかし、不可思議とも思える、その世界を経験せざる得ない人生を送った者にとっては、 それはまさしくこの世の真理の一部であり、当然のように肯定するのです。 | ||||
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今夜、すべてのバーで、に比べるとエンタメ色がかなり強めのドタバタ系の小説でした。 個人的には、すべてのバーでのほうが文学性もエンタメ性もはるかに優れていると思います。 筒井康隆さんが大傑作と言うほどなので、もっとぶっ飛んだ内容かとも期待していたのですが、 一巻は新興宗教やヤクザくらいの大人しいもので少々拍子抜けしました。 二巻から呪術を求めてのアフリカ大陸編になるようなので何が起こるやら楽しみです。 誰にでも読める平易で柔らかな文章でユーモアに溢れた非常に読みやすい文体でした。 | ||||
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前、後編があると気が付かず購入してしまいました、もう1冊買う気にわなりません、残念だが。 | ||||
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ずっと前から読みたかった故中島らも氏の「ガダラの豚」(全三巻) 中島らも氏といえばやっぱり朝日新聞に連載されていた「明るい悩み相談室」です。 本当にいい加減で、「え??こんな返答、天下の朝日新聞が掲載していいの?」と言う内容で衝撃を受けたのをよく覚えています。 自分の氏のイメージは天才ゆえに世の中に適応できず斜に構えた人・・・。 アル中と躁鬱で52歳で夭逝した一種伝説の方です。 で、この小説は?というと、所謂「徹夜小説」と言われるだけあって本当に面白いです。ぐいぐい読み進めるし、一旦読み始めると先の展開が気になってしょうがなくなります。 が!?、氏のキャラ同様、真面目なんだか不真面目なんだかさっぱり判らなくなる部分が所々でてきます(笑)。恐らく、1巻は相当に真面目に、2巻はちょっと惰性で、3巻は相当におふざけしました、という感じでお書きになったんではないか?と自分は考えています。 映画化したら間違いなく面白いと思います。勿論、日本映画じゃなく、ハリウッド映画に仕立てたら結構凄いサスペンスSFの大作になるのは間違いないと思うのですが・・・(笑) | ||||
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日曜日に読み始めたら朝5時まで読んでしまった 得体の知れないものより人間が怖い、でもそれはそれとして得体の知れないものも怖い 序盤の奇術師がサーカス小屋から出たら神様になってしまうという話、中盤の社会正義としての呪い・言葉による命のやりとり、終盤の虚々実々の呪術大戦と話がだんだん陰湿でダークな方向へと膨らみつつも、伏線に隠れてたデウス・エクス・マキナが圧倒的に明瞭に決着つけるのがカタルシスあっていい | ||||
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レビューの評判が良すぎて期待しすぎたのかも。 読みやすいけど、なるほどなぁ、という感じ。 | ||||
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お酒が入った状態で読むと。。。 後に残り過ぎて。 それはそれで、楽しいかも(。•ᴗ•。)♡ | ||||
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途中、なんだかとんでもない方向へ行きかけましたが、一件落着で終わってホッとしました。 寝不足がようやく終われます。 | ||||
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