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砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない
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【この小説が収録されている参考書籍】
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけないの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.30pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全172件 1~20 1/9ページ
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一度読んでみてください。後悔はしないと思います。考えさせられる作品でした。 | ||||
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物語の設定の部分に現実的な事と空想的な事が入り混じってるので最後まで読まないと彼女の言ってる話がどちらに転んでも不思議じゃないアンバランスな感じと同時に襲って来る無力感に苛まれながらも抗おうとする姿勢が最高で最後まで目が離せません | ||||
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少し重くて……あまり好きでは無いストーリーでした。 | ||||
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中学の朝読書の時間に読む本がなくて適当に取った本です。 読み始めると面白くて授業中も読むのが辞められなく、 1日で読み終えました。 その頃からもう6年経ち色々な小説を読みましたがこの本だけは忘れられません。 | ||||
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どんな本?と聞かれたら……… 是非読んでみて……と答えたい本です。 解説に辻原登さんが書かれている通り 「読み終わって、強いはり裂けそうなほどの悲しみと、同時に浄化(カタルシス)を体験」します。 残酷で切なくやりきれない事件が最初に提示される形で始まります。 父が事故で亡くなり、優秀で美しい兄は引きこもり中、生活保護で生活するなか兄が通販でお金を使ってしまう……そんな主人公のあたしの置かれた境遇も一般的には辛いのだけれど……。 後に親友となる海野藻屑の境遇は筆舌に尽くし難いもの。 イケメン俳優の娘である、素晴らしく美しい海野藻屑、転校してすぐから不思議かつ攻撃的な言動や行動でクラスから浮くことになるのですが……、 藻屑が虐待を受けながらも父親を慕っていることをあたしは程なく知り……その後殺されバラバラにされた犬の死体を発見したあたりから2人の心が通じあったような。 また藻屑がお父さんの虐待により股関節に障害が残っていることは友人たちも読者も物語後半で知ることになります。 救いは…… まず文章のうつくしさ。 うざいくらい熱い担任の先生がほんとに熱くて良い人だったこと。 藻屑が行方不明になり、妹のあたしと探しに行ったのをきっかけに兄が引きこもりから脱したこと。(浮世離れした美しい兄が普通の男の子に) | ||||
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著者のあとがきにもある通り 「じつは、依頼があって書いた原稿ではありませんでした。ある日ふと物語が生まれて、どうしても書きたくなりました」 ほんとそんな感じのする作品でした。 勢いを持って書かれているからか、読むこちら側にも勢いがつく感じがしました。 | ||||
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高校生の娘はストーリーに病むと言っていましたが母は好きでした。文章自体がきちんとしている印象。 | ||||
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数年前に読んだけど、また読みたくなって書い直した。 文章の世界に取り込まれる感覚が堪らない。 | ||||
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表紙に惹かれて買いましたが、中身もとても面白かったです。どんどん先が気になって読み進めていったので、2時間くらいで読み終わりました。 | ||||
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2000年代序盤のラノベなんですよね?めちゃくちゃ面白い。話は暗くて読み終わった後に凹むんですが、独特の表現というか世界観に引き込まれました。セカイ系の香りがどことなくあって、懐かしい気持ちにさせられました。 | ||||
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タイトル通りで、本編が始まる前に盛大なネタバレをくらいます。 最後はどうなるのだろうかと読み進める物語ではなく、なぜこの終わりにつながるのかという過程を見ていく物語で、自分はあまりこの手の小説を読んだことがなかったのですが面白い手法でした。 そしてメインヒロインの名前が「海野藻屑」ととんでもない名前をしており、その子が転校してくるところから物語がスタートするのですが、まあ癖のある自己紹介で「涼宮ハルヒの憂鬱」を知っていれば少し懐かしい感覚を覚えるかもしれません。 物語のネタバレはできませんが少し気になった部分が、言葉の使い方、言い回しのせいか、世界観になれるまでの最初の50ページほどは少し読みづらい、読み疲れるような感覚を覚えました。その後は最後まで一気に読んでしまえる内容だったので総評としてはおすすめですが、人は選ぶかもしれません。 まあwikiの関連項目に・児童虐待・ストックホルム症候群・共依存・被虐待児症候群とあるようにさっぱりした物語ではないため万人に勧められるものではありませんが… | ||||
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儚く、ふわふわしたまさに砂糖菓子のような小説です。 | ||||
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暗い暗い物語だけど美しい 未成年の無力さとそれでも必死に抗う強さを感じた | ||||
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短めなのですぐに読めます。 | ||||
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中学は一番不安定な時期 死ぬな! | ||||
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さぞ塩辛い涙であろう、スーパーマンにはなれなかった 今も大切な「安心」成分は足りない。慢性的に足りない | ||||
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テスト | ||||
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ある女性タレントが薦めていて本書を5年ほど前に買ったものの、読みそびれていたこの小説を、今回初めて読みました。 結論から言うと薦めていたタレントさんが言っていた通りに、軽い言い方になりますがとても面白い本でした。もっと早く読めばよかったです。 内容をごく単純化して言ってしまえば、経済的に貧しい部類に入る母子家庭で、引き籠りの兄の面倒をみることと、料理などの家事も押しつけらているヤングケアラーと言っても良いなぎさと、まったく娘に愛情を持たない父親に日常的に暴力を振るわれて、左耳の聴力をなくし歩行も不自由になり、障害者手帳まで持つ藻屑という二人の中二の少女の話です。 細かい作品の紹介は省略しますが、一点作品を読み終えてどうしても腑に落ちないというか引っかかったままの気分なのが、なぎさが世話をして可愛がっていた中学校のうさぎを、何匹も殺した犯人が誰なのか、最後まではっきり書いてないことです。 この点はネット上でもいろいろな意見があるようですが、私は状況から考えれば、99%犯人は藻屑と考えざるを得ないと思います。 花名島という男子生徒が犯人と考えるには、花名島はなぎさに対して特別な感情を持っていなかったなど動機が薄いし、そもそも鈍感な花名島は彼のことを好きだったなぎさの気持ちなどおそらく気付いてもおらず、彼の誕生日にセットしてあったうさぎ小屋のカギの番号を知らなかったと思います。 さらに決定的なのが、どう考えても花名島にはそれを入れるタイミングがなかった、藻屑の鞄にうさぎの頭が入っていた(うさぎの耳と記述)事実です。 私を含めて多くの読者が、主人公の一人である藻屑がそんなことをしたとは信じたくなかったのではないかと思うし、ましてや藻屑が事件の犯行を花名島のせいにして濡れ衣を着せたことが、藻屑がそんな性悪な少女だとは思いたくない気持ちでもやもやするのです。 もし藻屑が犯人でないのなら、作者はうさぎ事件の真犯人を書いたはずなので、おそらく犯人をはっきりと書かなかったことが、取りも直さず藻屑が犯人である何よりの証拠であるのかなという気がします。 もしこのうさぎ事件がなければ、この作品を読んだ私たちは、藻屑は変わった少女で時々嘘を付いたりはするけれど、親に虐待されていても純粋な気持ちをもった可愛い少女として信じることもできたのではないかと思います。 では作者はどうして藻屑を、このように暗い闇を抱えた少女として描いたのでしょうか? 作者がどこまでシリアスに表現するつもりがあったのかはよくわかりませんが、親に虐待されたりすることが、無抵抗で親の庇護がなければ生きられない子供にとって、どれほど重く生易しいものでないということを、表現したかったのかもしれません。 | ||||
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田舎で過ごした日々が 脳裏に蘇るようでした。 少女たちは自分の世界を正当化するのに、 生きるのに必死だった。 どうしようもなく綺麗で無力な世界に 惹かれました。 | ||||
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この本を初めて読んだのが2021年10月で、SNSでタイトルと面白かったという、本の内容に触れない感想を見かけて購入。 表紙カバーが白身魚先生のカバーバージョンを買いました。 この表紙絵が本当に綺麗。 以下、最後の方ちょっとだけネタバレかもしれないので、未読の方は読まないでください 予備知識一切なく読み始め、数時間でするすると読み切ってしまいました。 冒頭にこのお話の着地点が書かれているので、そこに至る過程を知りたい、という気持ちで読み進めるわけですが、最初、"あたし"という一人称で、うわぁ…悪い意味でラノベっぽい…と若干引いたのですが、キャラクターの心理描写がとてもリアルに感じられて、するすると最後まで読み切ってしまいました。 話の構成要素は、流石に10年以上前の出版物、ということもあって、今ではいろんな媒体で使われていて使い古された印象があるネタだな、という感想ではありますが、それをつまらないと感じさせない、丁寧な心理描写で、とても面白かったです。 読後、とても悲しい終わり方のはずなのに、なぜか清涼感がある、不思議な読後感がありました。 | ||||
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