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砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない
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【この小説が収録されている参考書籍】
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけないの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.30pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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少し重くて……あまり好きでは無いストーリーでした。 | ||||
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一人は一人親が故の金銭環境が悪く、一人は家庭内暴力。類友ともいえるがそこに愛があるのかないのかで状況は大きく変わる。 子供になにか背負わせずに自然に子供をやらせてあげられるだけの環境を整えてあげることは重要だなぁと思う。中学生くらいには諦めではなく期待や希望を持って生きていってほしいものだ。 友人の薦めで読みましたが、 アラサーの私にはラノベ感や単純な展開、共依存症等は既視感もあり余韻などは残らない。 薄く感じました。 | ||||
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女性作家特有のキャラクターや話し方が気になってしまう… | ||||
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最後まで読みましたが、虐待を受けた人間・子供をネタにして楽しんでるようにしか感じられませんでした。 あの落ちがリアルという意見もありますが、それにしては残虐な描写が多いです。 小説家の多くは不幸な境遇の人間をヲチして楽しむ、珍獣・変人観察する異常者が多いと感じますが、 この作者にも強く感じました。 | ||||
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なぜこの作品が根強く人気なのか理解ができません。 主人公や周りの人間の行動や言動には、とてつもなく中二臭が漂っています。 自称人魚、実弾、ばらばら死体、血、痣、鉈、虐待、暴力などなど臭い要素があまりにも多すぎます。 主人公たちと同年代の読者なら楽しめるのかもしれませんが、大人には難しいかと思います。 そして残虐シーンの数々は気持ちが悪かったです。 飼い犬がばらばら死体にされて積み上げられていたり、うさぎ小屋のうさぎたちが殺されている描写など、何ら意味のない動物虐待の描写は、創作物とはいえ胸が苦しくなります。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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「私の男」は好きだったけど、 これは、あまり好きではないです。 露骨な表現はないけれど、 残虐さが残って・・・。 | ||||
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ちょっとだけネタバレ含む。注意。 「良質ラノベ」という触れ込みで、各所で大絶賛されていたので興味があって読んでみました。でも所詮ラノベでしょ、と思ってたら、違った。 文章うまいし構成はっきりしてるし舞台装置も曖昧じゃないし、何より主人公の「13歳の視点」がぶれておらず、しかも結構リアリティがあったので、おお、いい感じで期待を裏切られた、とうれしくなった。 最初にオチが提示されるタイプの話だったので、それをふまえた大オチがどうなるのだろうかと、わくわくしながら読んだ。 そしたら大オチがしょぼすぎてズコーッ! と画太郎先生みたいにずっこけてしまった。何にもひねりがない。「少女コミック」にでも載ってそうな漫画の如きエンドだった。「希望を持って生きていこう!」みたいな。 なんなんだ期待させといてまったく! という感じでした。 | ||||
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この作品に関して、自分には良いか悪いかでは判断する事が出来ない。 ただ、好きじゃない。 かなり非現実で中学生が『惰眠を貪る』や『微睡む』なんて言葉を会話で使うかよ!と白けてしまった。 桜庭一樹の作品は構成は好きだけれども、会話がいつも白けてしまう。 | ||||
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”私の男”から、”少女七竈と七人の可愛そうな大人”へ、そしてこの本。 という順番で読みました。 よりライトノベルへ向かう方向となった為、 エキセントリックなキャラクタの立ち居振る舞いに、ちょっと違和感ありましたが、 桜庭さんが描く、美少女、美少年、相対する普通の人、地方都市、親子愛、 というモチーフは顕在。というか、元々お得意だったのね。 鳥取の片田舎の中学校に、東京から美少女で芸能人の娘、藻屑が転校してくる。 美し過ぎて完全に浮いてしまう存在の藻屑は、 唯一感心を示してこないクラスメイト、なぎさに興味を持つ。 主人公であるなぎさは、現実的で確実な力を持つ『お金』つまり実弾が欲しい。 藻屑はその実弾を持っているのに、砂糖菓子の弾のような、夢想的で妄想的な言動ばかり。。 しかし、藻屑の抱える家族問題が、甘ったるい物語を一気にシメていきます。 登場人物は、ライトノベルっぽく、変人とそれに振り回される主人公という感じで、ベタ。 しかしライトノベルという枠の中でも、 作家特有の残酷な描写や、ねじ曲がっているけど濃く強い愛が、 平然と、唐突に放り込まれています。 このアンバランスな内容でも、すんなりと読ませるテンポは、なんなんでしょう。 藻屑が血の繋がる父に求めた愛情は、結局得られません。 この矛盾に自らが壊ずに耐える為の武装が、砂糖菓子だった。 それを知った、なぎさは大人になることを決心します。 少女の成長物語ですが、とても悲しい物語。 とはいえ、私の男なんかと比べると、訴求力はやっぱり落ちるので星2つ。 とにかく後の作品と繋がる、プロローグのような本でした。 | ||||
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有名な作家らしいので、ざっと少し抜かして読んでみた。 この作者の文章が好みでなく、 男が描く女の子に違和感を感じる。 最後は切ない終わり方だけど、 この手の話は良くある話なので、 普通かな。 | ||||
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ある日、主人公とその兄は必死に山を登っていた。見つけたくない“あるもの”を見つけてしまうために。生き残るために必要な弾丸を手に入れること。そしてその弾丸を手に入れるために犠牲となるもの…。砂糖菓子でできた弾丸では、世界と対峙することは不可能なのでしょう。 「こんな人生は全部、嘘だって。嘘だから、平気だって」 | ||||
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こういう雰囲気が好きな読者はいるだろう。 こういう筋書きもアリだろう。それを否定する気はない。 だが私は、ヘンに夢見がちな登場人物らがそれぞれに自慰に耽り続ける様がたまらなく気持ち悪かった。 中学生である主人公も、ニートの兄も、海野親子も、同級生の少年も、皆気持ち悪い。 おのおのが好き勝手に振る舞い、精神的自慰以外に興味を示していないように見えた。 登場人物らの言動が中途半端にリアリティを欠いているのが、上のように感じた所以だと思う。 リアリティがないならないで構わないのだが、リアリティのなさが面白みを持つところ迄は行っていないのだ。 とりあえず色々なネタを混ぜこぜにしてみました、といった印象の話だが、如何せん浅い。 児童虐待ネタも引き篭もりネタも掘り下げが浅い。ミステリ臭さも中途半端。 バカ丁寧に書かれた思春期の内心の揺らぎと、取って付けたような軽い残酷描写の落差も気になった。 最後のタナボタ的な収束も安っぽかった。 "実弾"および"砂糖菓子の弾丸"という比喩には感心したが、良かったのはそこだけ。 | ||||
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人物の描写の仕方が甘い上、現実味がない。 内容の薄いアニメーションを見させられているようです。 好き嫌いがはっきり分かれることでしょう。 | ||||
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少女のバラバラ死体という衝撃的な冒頭から唐突な結末まで徹底して主人公の視線でのみ物語が進行し、 登場人物の奇行や文中の謎めいた描写についてほとんどが説明されないまま終わってしまう。 キャラクターの魅力と「きっと最後になにかある」という期待感に押されて夢中で読み進めてしまったわけだが …最後まで読んでも全くすっきりしない、最悪だ。 藻屑の死の予告のような台詞はなんだったのかとか 雅愛の詩は物語に関係あるのかとか 藻屑の家に寄ったとき、父親の声は聞こえてきませんねとか 発見者A子て誰、友彦じゃないの?とか…。 なんだったんだ!? いくらなんでも雑すぎじゃないかと思う。 何らかの妄想に従って行動していたのか、ただの偶然なのか、 バラバラ殺人の直接描写はだめだとしても犯人の心情くらいは教えて欲しい。 たとえどんなにくだらなくても、少女が殺されてしまう話でなければこんな不快感は抱かなかっただろう。 実は物語の裏で得体の知れないなにかが蠢いていて全く別の真相があるのではないか、 と勘ぐってしまう。いや、まだ期待している。 | ||||
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