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水魑の如き沈むもの
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水魑の如き沈むものの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.71pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全28件 21~28 2/2ページ
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三津田先生の傑作シリーズの新刊。 今回も凄いです。 | ||||
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三津田先生の傑作シリーズの新刊。 今回も凄いです。 | ||||
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刀城言耶シリーズは全て読んで来ましたが、今回もこれまでの作品に負けず劣らず面白かったです。 三津田作品らしく以前の作品とリンクするキャラが登場したりします。尺的にはシリーズ最長だと思います。毎度ながら最後の方で推理が二転三転するのが定番化しちゃってるので結末の衝撃度は回を重ねる毎に希薄になりつつあるのは仕方ないですね…。 個人的に祖父江偲は性格的に可愛くて好きなので、事件に深く巻き込まれない程度にこれからも登場させて欲しいです。 あと阿武隈川烏もキャラ的に面白くて好きなので事件を混乱させかき乱して欲しいですね。 次回作も期待大です◎ | ||||
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刀城言耶シリーズは全て読んで来ましたが、今回もこれまでの作品に負けず劣らず面白かったです。三津田作品らしく以前の作品とリンクするキャラが登場したりします。尺的にはシリーズ最長だと思います。毎度ながら最後の方で推理が二転三転するのが定番化しちゃってるので結末の衝撃度は回を重ねる毎に希薄になりつつあるのは仕方ないですね…。個人的に祖父江偲は性格的に可愛くて好きなので、事件に深く巻き込まれない程度にこれからも登場させて欲しいです。あと阿武隈川烏もキャラ的に面白くて好きなので事件を混乱させかき乱して欲しいですね。次回作も期待大です◎ | ||||
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雨乞いの儀式の最中、衆人環視の密室状況の湖で、 儀式を執り行っていた〈神男〉が何者かに殺害される。 その後も、儀式を主宰する神社の宮司たちが次々と殺され……。 衆人環視の密室状況下での殺人という不可能犯罪の真相はシンプルかつ明快。なぜ、 わざわざ儀式の際に殺すのかという問いにも、必然性のある答えが用意されています。 また、事件後にある人物が思わず漏らした「まさか××まで、水魑様の生贄に……」 という台詞にトリプル・ミーニングを仕掛けることで、真相の伏線を張ると同時に、儀式 の異形性を浮き彫りにしているのも秀逸です。 言耶は、事件全体を推理する際、犯人の条件を七つ上げ、それをもとに消去法で犯人を 特定しようとしますが、後から事実誤認が判明したり、データの追加があったりするので、 いつも通り、事件の構図は二転三転とめまぐるしく変っていきます。 その上、編集者の祖父江偲が視点人物となった章で彼女が遭遇する怪異には、結末に 至っても合理的解決がなされず、謎が投げ出されたままの状態で物語の幕が閉じます。 本作の登場人物のなかには『厭魅の如き憑くもの』に登場した一族の血縁者と思しき人物 がいるので、もしかすると“神と神との相剋”というホラーの文脈で、本作のカタストロフィは 読み解けるのかもしれません。 | ||||
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雨乞いの儀式の最中、衆人環視の密室状況の湖で、 儀式を執り行っていた〈神男〉が何者かに殺害される。 その後も、儀式を主宰する神社の宮司たちが次々と殺され……。 衆人環視の密室状況下での殺人という不可能犯罪の真相はシンプルかつ明快。なぜ、 わざわざ儀式の際に殺すのかという問いにも、必然性のある答えが用意されています。 また、事件後にある人物が思わず漏らした「まさか××まで、水魑様の生贄に……」 という台詞にトリプル・ミーニングを仕掛けることで、真相の伏線を張ると同時に、儀式 の異形性を浮き彫りにしているのも秀逸です。 言耶は、事件全体を推理する際、犯人の条件を七つ上げ、それをもとに消去法で犯人を 特定しようとしますが、後から事実誤認が判明したり、データの追加があったりするので、 いつも通り、事件の構図は二転三転とめまぐるしく変っていきます。 その上、編集者の祖父江偲が視点人物となった章で彼女が遭遇する怪異には、結末に 至っても合理的解決がなされず、謎が投げ出されたままの状態で物語の幕が閉じます。 本作の登場人物のなかには『厭魅の如き憑くもの』に登場した一族の血縁者と思しき人物 がいるので、もしかすると“神と神との相剋”というホラーの文脈で、本作のカタストロフィは 読み解けるのかもしれません。 | ||||
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レビューではネタバレできないのが辛い所ですが、思ったことだけでも。 このシリーズの中で一貫して魅力となっているのは、怪異とミステリーの絶妙な融合だったはずです。それらは単体で見れば本作でも充分に発揮されています。天井裏からの予言、湖での殺人など…。 ただし今回はそれらが互いに乖離してしまってる印象をうけました。 ただじゃあ面白くないのかと言われればそんなことはなく、「厭魅」での衝撃的な結末、「凶鳥」での壮大な一発トリックを経て、「首無」で最高潮を迎え、その続編「山魔」でも強烈な幕引きで期待に応え、そして「水魑」でもそれら作品の愛読者を裏切らない出来映えとなっています。 ぜひとも、いままで読んできた方は手にとって見て下さい。 あと、〜け。という喋り方そんなに怖くないと思うんだけどなあ。 | ||||
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レビューではネタバレできないのが辛い所ですが、思ったことだけでも。このシリーズの中で一貫して魅力となっているのは、怪異とミステリーの絶妙な融合だったはずです。それらは単体で見れば本作でも充分に発揮されています。天井裏からの予言、湖での殺人など…。ただし今回はそれらが互いに乖離してしまってる印象をうけました。ただじゃあ面白くないのかと言われればそんなことはなく、「厭魅」での衝撃的な結末、「凶鳥」での壮大な一発トリックを経て、「首無」で最高潮を迎え、その続編「山魔」でも強烈な幕引きで期待に応え、そして「水魑」でもそれら作品の愛読者を裏切らない出来映えとなっています。ぜひとも、いままで読んできた方は手にとって見て下さい。あと、〜け。という喋り方そんなに怖くないと思うんだけどなあ。 | ||||
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