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新世界より
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【この小説が収録されている参考書籍】
新世界よりの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全506件 161~180 9/26ページ
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やっと読み終えたが、上巻よりは読みやすかった。 だが、はっきり言ってここまで時間をかけて読む価値はないだろう。 やはり主人公が好きになれないし、人間のあまりの身勝手さに後半から化けネズミ側を応援したくなる。 途中で、覚や早紀が自分の命を犠牲にしてまで悪鬼と戦いたくないうんぬんのことを鬼狼丸に言っているシーンがあったが、ここで主人公らに怒りを覚えるどころか呆れてしまう。 いったいここまで来るのに何人もの仲間が命を捨てて二人を守ってきたのか、土壇場になって命が惜しいからなどと通用するのか、鬼狼丸のことばが正論過ぎて、化けネズミ側に惚れてしまう。 しかも、数々の命を踏み台にして手に入れたサイコ兵器も、覚を殺したくないという主人公のエゴによって燃やしてしまう始末である。 これには鬼狼丸も本気でキレていいと思うが、こんなことも鬼狼丸は次の策を考えましょうといって前向きに捉えるのである。もはや主人公を鬼狼丸にすべきでは? 挙げ句のはてには、最後の作戦では鬼狼丸にもっとも危険な役回りを与えるだ。 それに笑って引き受けてくれる鬼狼丸はまさに人類の救世主であった。 主人公はほとんど何もしてないどころか、足手まといになるだけである。最後の作戦を思い付いただけで、ほとんど役になっていない。 結末ではスクィーラのいっていたことが最も共感できるし、この世界に生きる人間は本当に好きになれなかった。 最初から最後まで物語に登場する人間に嫌悪感しか抱かなかった。 なお、上巻のレビューは上巻に書いているので、よければそちらも参考にされたい。 | ||||
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ストーリーとしては面白いかったですが、話しの運びにかなり無理をしているように思いました。 たとえば、特定の能力が、ある場面では使えて、別のシーンでは使えない、など。 突っ込みどころが多く、ストーリーに完全にのめり込むことができませんでした。 | ||||
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ファンタジーとしても読みごたえあり、社会問題(差別など)についても考えさせられる。 主人公が間抜けなので若い方が読むとイライラするかもしれませんが、脇を固めるキャラも個性豊かで感情移入して読めると思います。 漫画も読みましたが… 先に小説を読んで漫画を読むと漫画に抵抗感を感じるかと思います。 (私は最初に漫画で途中まで読む機会があり、作者が好きなので小説を買って一気に読みました。その後、漫画も最後まで読みましたが…小説を読んだ後に読んでしまうと目が点でした。バケネズミの絵はアニメより漫画が醜くて好みです。) アニメは小説に近いとのことで見て見たいと思ったのですが、小説の余韻に浸ってしまい… 見る気力が湧きませんでした。 しかし、1ー2話見てみると、小説では描ききれないキャラの表情が見れてそれは面白いと思いました。 個人的には小説を基盤に入って頂きたい。 とても、面白かった。 | ||||
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1000年後の世界を鮮明に違和感なく描き出しており、また念動力という超能力が蔓延している世界観の中で 人々の社会生活の規範とそれに伴って発生する壮絶な事件の展開が惹きつけられる内容。 世界観がすんなり入ってくるのは、描写の細かさとそれを裏付けている理論や学説、歴史をさらりと文中に織り込んでいるところだと思う。例えばカッコウの托卵習性、量子力学の観察者視点、元寇時の神風発生理由、などの著者の博識もさることながら、そこから発展させて1000年後ではこうなった、と描かれると妙にリアルであり納得してしまう。 欲を言えば、良心の呵責などの心理的、精神的観点からも発展させるともっと面白い展開もあり得たのでは、と夢想する。 人からエゴが消えない限り、いくら超能力が備わっても作り出す世界は、やはり奴隷制度や劣等種の排除であり、それに対する革命というこれまでの歴史の繰り返しを続けなくてはならないのか、と考えさせられる。 | ||||
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ハマりました。 読み終わった後、喪失感というか、もの悲しい気持ちになります。 それほど感情移入したということでしょう。 村上春樹さんのノルウェーの森以来です。 アニメも見たくなりました。 | ||||
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本の分厚さに戸惑って埃を被せること一年。 なんとはなしにページをめくったらあれよあれよと、仕事があるのに二日かけて徹夜で読んでしまった。 (本を読むのが遅いのもあるのだが。) 世の中には、まだこんなにも面白い物語があるという事実が嬉しい。 三十過ぎの私でも、没頭できる世界が本の中にはあるんだ。 | ||||
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SFやファンタジーに必要な物として 特に序盤は 心地よさの中にある不自然さというか不気味さ をいかに表現するかという部分が土壌として必要と考えてます。 読んでいく中で、我々の現実から小説の世界へ意識を移す中でどうしても不気味さが出てきます。 その不気味さの質がとても高いです、だからこそ、とっつきにくい単語の群や想像が必要となる描写もスッと入ってきますし、想像した物が矛盾なくそのストーリーを動かしてくれるんじゃないかなと思います。 稚拙すぎる文章で分からないニュアンスもありますが、興味の湧いた方は是非読んでみてはいかがでしょう。 読書が苦手な方は手始めにアニメを見てから全体的なイメージを付けて読むとかなり楽しめると思いますよ! | ||||
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この人の作品は、なんだかすごいです 私の稚拙な頭では理屈をこねて説明する事が困難であり、それが本当に残念でありません とてつもない重力を持った作品を生み出す物書きさんですね 読み終わった後の胸が締め付けられて苦しくてたまらない感じ、パッピーエンドでもバッドエンドでもない終わらせ方は彼にしか成せないのではないでしょうか… 『新世界より』の世界の中に飛び込みたい たとえそこに底のない絶望があると知っていようとも そんな気持ちにさせてくれます 傑作!! | ||||
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めっちゃ面白いです!止まりません!設定も素晴らしく、世界観に引き込まれます!ちなみに読むのは4回目ですが飽きません! | ||||
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未来SF。 ハリポタより面白いと思う。 ナウシカとハリポタを合わせた感じっていうところでしょうか…。 | ||||
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今更ながら読んだ。アニメーションになってるのは知ってたが未見。 日本が過去もどりをしたような因習的世界観を暗澹たる未来として描いてるが、目新しさは特に感じない。またほとんどの設定を図書館(疑似)に喋らせるストーリーテリングが面白いかと言われれば、つまらない。 SF作品は好きだから、この程度の設定説明が別段読みにくいとは思わなかったがこれが賞を獲得してると言われれば作者のネームバリューが関与してるんじゃないかと思ってしまう。 上巻だけの感想だから、中下巻を読めばまた 違うのかもしれないが当分いいかな。 | ||||
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いくつかの事件と,それに関わる違和感を抱えつつ成人した主人公. そして超能力者たちの町は大きな破綻を迎える. 悪鬼,業魔という不吉な伝承,バケネズミとの関わりなど, いくつかの伏線が最後の結末に向かって収束するストーリーはなかなかダイナミックな盛り上がりがある.. これだけの独特の世界観を構築して,それを破綻させるからには, 説得力が必要だが,それもまずまずうまくいっている. 少々長すぎると感じさせる作品であるが,これだけ独特の世界観に読者をなじませるためには, これくらいイベントの積み重ねが必要なのかもしれない. ただ,「この時は思いもしなかった」的な記述が多いため,結末の意外性が減じられている. 単純な話,筆者の回想という形式であるため,どんなカタストロフィックな展開であろうと ちゃんと生き残ることが見えてしまうのである. もう少し真相を隠したほうがよいように思う. | ||||
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現代から1000年後の世界. 人類は超能力を持つ者だけが生き残り,文化も生態系も一変していた. 1000年後という触れ込みで始まる物語だが, なんだかノスタルジックな生活の描写で違和感を感じる. 思わせぶりな語り手の記述や登場人物の言動から, 我々の生きている現代とのつながりを隔絶させる何かをあったことを連想させる. その「何か」が少しずつ明かされるのが,この物語のテーマの一つである. 上巻では,超能力をベースとした教育体制の解説と, その中で起きたイベントから,この奇妙な世界に何か問題を抱えていることを察することができる. ストーリーを追うだけでない真相への関心が,読み進める駆動力となる. ただ,その隠し方と見せ方がちょっと洗練されていない印象. 気味の悪い生物の表現も少々画一的で,筆力は相変わらず物足りない. | ||||
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完璧な新品みたいで、帯とかもちゃんとはいてる、本当にとってもいい買い物でした | ||||
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貴志祐介さんの作品で読んだのは大体好きなのでわくわくしすぎました。いまいち想像出来なくて読み進むことに苦戦しました。けれど、面白いところやサクサク読めるところもたくさんあります。 | ||||
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正直いろんな意味で怖い興味深い小説の最高峰です。絶対ネタバレや書評などの知識を見ずに読了して欲しいですね。私の中では最高の衝撃的・夢中になる読書体験の一つとなりました。著者の作品でも最高の作品と言っても過言ではないでしょう。 | ||||
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評判がよかったので楽しみに読んだのに面白くなかったです。先が読めたし文章もへた。若い子なら喜ぶかもしれませんね。もっと勉強してほしいです。 | ||||
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このストーリーの中で最も重要な事件が起こり、伏線を解消しながらエンディングまで一気に向かう。 未来世界のリアルな描写は想像を掻き立て、ラストシーンでは、作者のこめたメッセージに考えさせられる。 個人的に、作者がどんな問題意識からこの作品を書いたのかに興味がある。読後にそれが余りはっきり残らない。 エンターテイメントととしては読む価値ありだが、それ以上ではない | ||||
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どんな本でも大体はそうですが、読み始めは何だろこれ?という感じですが、読めば読むほど先の展開が気になりどんどん引き込まれていきます。 のんびりというか、空いた時間にでも読むつもりが一気に読んでしまいました。 クリムゾンの迷宮、黒い家、天使の囀り、 青の炎、この四作品が特に好きで、それぞれ読んでいてハラハラしたり、何とも言えない恐怖というか圧迫感というか…あと青の炎なんかだと悲しくなったり…昔シドニーシェルダンにハマったことがありましたが、貴志さんの作品は…ほんと個人的にですが…それ以上です。 新世界より…また読み直してみたくなってきました。 | ||||
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主人に頼まれて購入しました。 安く購入出来て喜んでいます。 状態がとてもきれいでした。 | ||||
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