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新世界より
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【この小説が収録されている参考書籍】
新世界よりの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全506件 301~320 16/26ページ
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新世界よりの中巻です。スケールの大きな、けれど狭い閉じた世界(町内近辺のみ)などという ※しかもその空間の中で起こる事は、数千の生き物の生死まで絡む矛盾を、皮肉なのか当然なのかという絶妙なバランスで、矛盾に感じさせない、ほどよいSF感で描かれていました。もちろん町内に住む人々が現代だって町内だけでも(この物語は現在から千年も先の事、という設定なのですが)何千という人々が関わり生活しているのですが。そのようなことに、ターゲット?である読者(中、高生かな)に向けて情報提示して他者への責任や、自分個人がより良く生きることで社会全体の益に繋がる事などに関心をもち、人間以外の生物にも愛情を持って接してほしいという願いが含まれているように受取れました。上記のような、世界観で伝えたい事をちりばめながら、かなり宗教的な色あいが濃い話へ、展開が進んでいきます。(現在から千年後なのにあくまで、昭和の田舎暮らし模様のような世界観で) 異性への性の抑圧が、逆に性への関心に(本来の動物としての性の必要性)とは違う形をとることや、その弊害 益 容認 などが含まれてしまうといった内容など(子供を持つ親ならどちらが正しいか判断が難しいでしょうが?) 日本の社会での汎用的な道徳観念的適用性に対しての性(私は本当にそれが大事であると思いますが) や 宗教観 モラル 優劣の決め方などを、千年たったとしても、人は悩みそして、解決のために、ひた向きに良い方向へ進めたいと悩み成長する過程を描いている中巻の内容でした。(ざっくりなあらすじですが) この巻では、印象的なのは、Kという人物の行動に対しての描写部分ですね。作者は、このことで何を伝えたいのでしょうか?人には誰しも心の闇があり、闇を他人に見せないで生きる事が出来る人生を、生きれたらと願いつつも、破壊願望や自己顕示欲は止められない場合もある。 それを止める人、起こす人はどうそのような距離感で相手に向き合えば良いのか。といった問いを読者に考えて欲しかったのかな。文章自体はとても大げさでダイナミックな展開では、ありますが。 個人対個人であれば、ある意味で数は、関係ないですからね。(お互い1人の人間である以上) この部分は読んで頂いたら書いてある意味が分かっていただけると思います。 小さくてもちゃんと生きている 大きくてもちゃんと生きている 大きさや数ではないんですよね。個人の感情の流れというものは※ いよいよ最終巻 下巻 へ続きます。 | ||||
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新世界より。下巻 ※ やっと読み終えました。長かったです(全3巻なので)作者が読者に伝えたい事の一番大きな点がおそらく描かれてあるだろう最終巻、そんな感じでした。(ユーチューブ動画で拝見した動画でも作者の先生が執筆前からラストは、決めていたと仰られていたこともあり) 個人としては上 中 下 の中では上巻が一番好きでしたが、展開の最後は確かに発想が推理小説にも似た面白さがありました。(もちろんお伝えできませんが) 人の上に人を作らず 人の下に人を作らず ※ですが、人が出来る事や能力差は埋めれない場合もあります。しかし、そのようなことが埋めれても埋められなくても、何かから与えられる幸せは、個人の気の持ちようで変わりますからね。) (たくさんの人が幸せに生きていければいいなと思っても、人類以外までの規模で考えれば絵空事に過ぎませんし。) 生命を得て 生命を存続させ 命を感じているから、またほかの命を大事に思う 正しいと思うことも、角度が変われば全てが変わる。その繰り返しであることに気が付いていても、一時の感情で人生を台無しにしたり、輝かせたり。 興味深いラストでした。 若者や、そのほかの方に作者はいろいろな角度で物事を、見て悩んだときは、 一度立ち止まり考えてから回答を出してほしいと心から伝えたかったのではないでしょうか? 最後に、私にとってはですが※ ※「その想い、有難うございました。確かに受け取りました」 ※ と、いう感じです。 レビューお役に立てれば幸いです。 | ||||
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長い長い物語の始まり。この作者の作品は、天使の囀りのみ読んでいました。この作品は、この作者の文章の巧みさに惹かれ購入しました。 今回の作品は、先ほど紹介した作品よりすーごく万人にお勧めしやすいエンターテイメントです。何となく昔、ゲームで感じた世界観に似ていたのですが (傷痕)という作品だった記憶がありますが、ゲームといえど本格ホラーミステリーでとても面白い作品でしたが※ 類似性を、指摘したかったのでは ないのですが、あくまで感想を、一言。 良い環境で子供を育てるという親や文化の願い 理想と現実 くじ引きのような生き物の生のあり方にどのように迫ればすべてではないにしろ、より多くの生き物が共存出来、納得出来るかを、作者は作者の頭で世界構築して、キャラクターを、動かして実験をしながら描いたように思われます。 音楽家の、ドボルザーク 新世界より 家路の詩の 回想の場面はとても印象的でした。 自身の幼いころ、この曲を、聴きながら家路についた記憶が蘇り、今思えば、沢山の人たちが、今日の技(わざ)※やるべきこと※をやり終えて思い思いの今日を過ごし家路についていたんだと、ふと思い郷愁とともに、町内から流れるスピーカーの放送を思い出しました。 最後に※ 上巻の始まりが個人的にとても好きですね。ポップさと、文芸な感じのマッチングの巧さが素晴らしい※ 続きは、中へレビュー 続く | ||||
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スクィーラの最後の叫び 早紀の真実を知った処刑されたスクィーラへの優しさ 胸が詰まる小説です。 | ||||
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入り込むまでちょっと時間かかる。 でも2巻3巻に向けての期待高まる感じ! | ||||
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悪の教典から入り、黒い家、新世界よりと読み進めています。悪の…は今ひとつでしたが、レビューで評判のいい作品は期待通りですね。 | ||||
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中編まで読了。次の展開がどうなっていくのか想像もつかず、ページをめくるのがホントに楽しいと思わせてくれる。 | ||||
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読み応えはあるけど、終始、一本調子といった印象。 「結局、同じことの繰り返しなのか?」と納得のいかない終わり方だった。 グロテスクな描写は、とても細かく書かれているのでイメージしやすい。 | ||||
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退屈すぎる もっと読み進めると本論になってくるのかもしれないが とてもそこまでいけないくらい退屈 | ||||
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予備知識なかったのですが、最高のSFでした。Naked Mole Ratsをフィーチャーした初めての小説! | ||||
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好き嫌いが分かれる作品かと思います。評価は自分の好みで点けさせてもらいました。初めて著者の作品を読んだのですが、文章のつづり方や読後感にあまり好感が持てなかったのが上の評価の理由です。SFやファンタジーの中でも、どきどきわくわくの要素が少なく、現代社会に近い閉塞感をずっと感じなければいけないのが辛かったです。描写もグロ、エロ、残虐な部分が多いです。キャラもあまり好きになれませんでした。 | ||||
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貴志祐介『新世界より』は超能力が使える千年後の関東地方を舞台としたSFホラー小説である。アニメ化もされている。主人公は自然豊かな集落「神栖66町」に住む少女・渡辺早季である。 千年後の世界では機械文明は崩壊し、人々は牧歌的な生活を送っていた。人間社会は呪力と呼ばれる超能力で支えられていた。ユートピア的な世界であったが、実はディストピアであった。 超能力が使えたらいいと思う人は多いだろう。現在判明している物理法則だけを絶対視する人間は味気ない(林田力「科学信奉者への反感」PJニュース2010年11月13日)。『新世界より』は超能力が使えるようになった場合の問題点を明らかにする。超能力は人間の意識によって物理法則に影響を与える。超能力が使えるならば人間の深層意識が世界に影響を及ぼすことも考えられる。その怖さを『新世界より』は描いている。 | ||||
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アニメから興味を持ち、高評価得ている小説だったので期待して読んでました。 上巻と中巻までは、特に気にすることもなく読んでいたと思います。設定も細かくてよく出来ているとは思っていました。 ただ、下巻に入るとあれだけ疑いや不満を持っていた自分達の住んでいる神栖66町にいつの間にか溶け込んでしまっている。 上巻と中巻にあった神栖66町に対する恐怖や異常さを感じている場面が見られず、今までのことは何だったんだろうと思ってしまいました。 早季もいずれ自分達も町を出ていくみたいなことも言っていましたし……。 それから、また話が進むとバケネズミ達との決戦をすることになるわけですが、これでまだバケネズミ達がはっきりとした悪だったら 特に疑問を抱くことはなかったのですけど、バケネズミの正体がスクィーラの口から聞かされた時には萎えてしまいました。 結局、早季達がしてきたことって何だったんだろう? という気持ちが強まりましたから。 最後も何も解決しないまま終わった感が否めず、中途半端な終わり方で……こんな終わりでよかったのかな? という気持ちでした。 早季達がしてきたことは大して意味がなかったんだなぁ、という印象が強いですね……。 | ||||
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アニメの先がみたくて買った。 原作とアニメは今のところほぼ忠実だった。 この先はどうなるかわからないけど。 | ||||
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貴志さんの小説らしくない1冊でした。貴志さんの本来の小説を多く出して欲しい。 | ||||
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あっという間だった。 この辺りまでが今のところちょうどアニメになっている。 | ||||
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衝撃的だった。 だけど、面白かった。 考えさせられるものがある。 | ||||
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サイバーパンクオカルトホラーサイエンスフィクションアクションアドベンチャー。ジャンル分けに困るほどに色々な要素を盛り込んだ一作。上巻の冒頭部分では読むのに手こずり時間を要したが、中、下巻に入ってからは流れるようなストーリー展開に引き込まれて時間が経つのを忘れるくらい。倫理や描写の残酷性が他のレビューにもある通り結構なものだが、気分が悪くなるというほどのものではないです。エヴァンゲリオン世代なら許容範囲内です。あと、この下巻に関して一番カッコ良くてキャラが立ってたのは「奇狼丸」です。間違いない! 一つだけ気に入らないというほどのものではないが、少し抵抗を覚えたのは結末の一部分。覚が妙法農場で「ある生き物」を飼育することになるのだが、大人の世界に啓蒙せざるを得なかったのか・・・という脱力感が少々ある。良く言えば、覚達が「清濁を併せて飲み干せる大人に成長した」ということでしょうか。 | ||||
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アニメを先に見ていたこともあってか、ベースの知識に肉付けしていく容量でドンドン読み進められた。 | ||||
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形的には超能力バトルのSFもの、なんですが、それは人間の業をあぶり出す舞台装置。 序盤からずっと薄い恐怖感を感じながら読んでいました。 中盤を過ぎてヒントが出そろってくるとカラクリが予想されますが、 それがまた、まさかこうじゃないだろうな・・・という感じで怖い。 主人公はクズで、最後を除いて不甲斐ないので大冒険なわりにワクワクドキドキという感じはしませんが、 この主人公の特徴まで含めて演出かなと思います。 | ||||
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