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新世界より



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新世界よりの評価: 3.97/5点 レビュー 506件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.97pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全506件 281~300 15/26ページ
No.226:
(5pt)

思わず涙

アニメから知り さっそく購入し読み始めました。面白くて一気読みです。気になって夜眠れない!最後の展開があまりにも辛く思わず涙しました。ここ数年の読んだ本の数々の中でぶっちぎりの面白さです。ぐんぐん引き込まれいきます
新世界より(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新世界より(下) (講談社文庫)より
4062768550
No.225:
(4pt)

負の系譜

繁栄の裏側は相当の犠牲を伴う。
そういう観点が語られる中身。
それにしても子どもに様々な決断と犠牲を強いるのは日本の作品の主流なのだろうか?
成長と悲しみの物語と考えるしか無いのだろうかと振り返ってしまう。
新世界より(中) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新世界より(中) (講談社文庫)より
4062768542
No.224:
(4pt)

23対

結末は見事というか、こう終わるんだなという感じです。
そこに至るまで引っ張る筆致もかなりなものですが、表現はいささか以上に厳しかった。
著者の作品を初めて読んだので、詳しくは分からない部分もありますが、こういう新世界はやりきれないなと感じました。
新世界より(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新世界より(上) (講談社文庫)より
4062768534
No.223:
(3pt)

面白いけど、話はありきたり

空想の未来を描いた小説。現代文明は無くなり、「呪力」と呼ばれる超能力を使う人類が存在する世界。
物語は主人公の女性の回顧録という形で進行していく。上巻は主人公の幼少期から知っては行けない世界の裏側に触れてしまい、災難に巻き込まれて行くまでを描いている。
物語は静かに、淡々と進んで行く印象を受ける。読み始めると、あっという間に読み切ってしまえるが、それは話に引き込まれるというタイプのものでもない。面白いが、「すぐに続きが気になる」と言えるほどの力がない。
この手の未来を描いた話は、それほど珍しい訳でもなく、意外に展開が想像できそうなのが要因か。今後の話の展開に期待したい。
新世界より(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新世界より(上) (講談社文庫)より
4062768534
No.222:
(4pt)

この巻ではじめて物語の趣旨がわかる

上、中巻と思い出話が続いており、どのような結末になるかわからなかったが、
のこ最終巻ですべてがわかるようになる。
新世界より(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新世界より(下) (講談社文庫)より
4062768550
No.221:
(5pt)

一気に読みました!!

アニメを見ていて続きが気になり購入しました。
勢いであっというまに読み切ってしまいました。
最後の最後までドキドキの展開です。
神秘的な世界も楽しめます!
買って後悔しないストーリーです!!
新世界より(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新世界より(上) (講談社文庫)より
4062768534
No.220:
(5pt)

ファンタジーだけど、現実

人間はどんな世界においても私たちと変わらない矛盾とエゴを抱えそのことに無意識であるということが、独特の世界観で描くことでより際立ったと思います。
この矛盾は私だけが感じているものなのだろうか?と考えながら読み進めていましたが、最後の最後で思いっきり暴いてくださり、清々しく、終盤は何度も読み返してしまいました。
単なるエンターテイメントでなく、私たちの世界のこととして受け止めたいと私は思います。
新世界より(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新世界より(下) (講談社文庫)より
4062768550
No.219:
(5pt)

一気に読みきった

おもしろい。新世界だけに、難しい言葉があって私にはイメージできない部分もあるが、どんな結末になるのか気になってどんどん読んでしまう。
新世界より(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新世界より(下) (講談社文庫)より
4062768550
No.218:
(5pt)

いいと思います

本作品は、前半が世界観の描写、後半は冒険とアクションを中心に構成されます。そのため前半が退屈だと言う意見が目立ちますが、後半に劣らず前半も面白いと思います。主人公たちの子供時代から徐々に明かされる村の構造と未知の生態系、そして社会の闇。まさに「新世界」の輪郭が浮かび上がってくるようで引き込まれ、それでいてどこか懐かしい雰囲気もあります。現在の世界が成立するまでに人類がたどってきた歴史や奇怪な生物の描写は人によっては冗長だと思うかもしれませんが、舞台の世界に入り込むのに必要ですし、個人的にはそれ自体が非常に興味深く面白いものだと感じました。
後半も展開が早く楽しめるので、文句なしにお薦めです。
新世界より(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新世界より(上) (講談社文庫)より
4062768534
No.217:
(5pt)

傑作。

実によく出来ていると思う。 この作品で注目すべきはなんといってもバケネズミ。 バケネズミと神様の関係がなんともうまい。 本当に哀しい話だった。
新世界より(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新世界より(下) (講談社文庫)より
4062768550
No.216:
(5pt)

最後の一行に尽きる

もうとにかく読み始めたら止まりません。
上中と来て、この下巻では一気にきます。
最後の最後、何気無い一行とも言えますが、何故か鳥肌が立つ一行。

ジャンルを超えて本読みが好きな人には自信をもってオススメできます。
新世界より(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新世界より(下) (講談社文庫)より
4062768550
No.215:
(5pt)

予想外(いい意味で)

私は貴志祐介さんの作品が好きで、これまで数多く読んできました。
ホラー小説はもちろんですが、「青の炎」のラストにも衝撃を受けたものです。
読み終わった後は、しばらく立ち上がることができませんでした。

その貴志祐介さんがSFものを書いた、と聞いた時は、正直、あまり興味はありませんでした。
1000年後?超能力?
何か違うような・・・
しかもアニメやコミックにもなり、かなり萌え化されてもいます。
だから最初はあまり期待していませんでした。

しかし、一度読みだしたらもう止まりません。
本当にページをめくる手が止まらないのです。
この「新世界」のせいで、何も手につかなくなってしまいました。
読み終わるまでは、何もできないのです。

結局徹夜して、一気に最後まで読んでしまいました。
こんなに小説に夢中になったのは久しぶりです。

私と同じように、読もうかどうか迷っている人は多いと思います。
でも、ぜひ読んでください。
絶対に後悔しませんから。

この作者はものすごい才能を持っている。
あらためて思い知らされました。
新世界より(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新世界より(上) (講談社文庫)より
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No.214:
(5pt)

アニメから

アニメから入った口だが、アニメを通り越して読了してしまった。原作の方が良いというよりは、共に素晴らしいできなので、あわせて楽しむのがオススメです。
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4062768550
No.213:
(5pt)

一気読み

世界観が掴めると一気に引き込まれます。そこに至るまではSFものを読んでいることを意識しないと集中がとぎれます。
新世界より(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新世界より(上) (講談社文庫)より
4062768534
No.212:
(5pt)

本の状態が最高

人気の本がリーズナブルな値段で手に入ってとてもうれしいです。
新世界より(中) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新世界より(中) (講談社文庫)より
4062768542
No.211:
(5pt)

同じく最高

「中」と同じく大変良かったです。
次もぜひ注文したいと思います
新世界より(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新世界より(下) (講談社文庫)より
4062768550
No.210:
(4pt)

ディストピア

貴志祐介『新世界より』は超能力が使える千年後の関東地方を舞台としたSFホラー小説である。アニメ化もされている。主人公は自然豊かな集落「神栖66町」に住む少女・渡辺早季である。

千年後の世界では機械文明は崩壊し、人々は牧歌的な生活を送っていた。人間社会は呪力と呼ばれる超能力で支えられていた。ユートピア的な世界であったが、実はディストピアであった。

超能力が使えたらいいと思う人は多いだろう。現在判明している物理法則だけを絶対視する人間は味気ない(林田力「科学信奉者への反感」PJニュース2010年11月13日)。『新世界より』は超能力が使えるようになった場合の問題点を明らかにする。超能力は人間の意識によって物理法則に影響を与える。超能力が使えるならば人間の深層意識が世界に影響を及ぼすことも考えられる。その怖さを『新世界より』は描いている。

世界観設定には舌を巻くが、感情移入しにくい点は主人公が体制側の人間になることである。社会の維持安定のために不安分子を排除することは管理統制社会そのものである。主人公の親友に大人達の欺瞞を明白に語らせている。この展開では主人公が体制を破壊する側に立つことが自然であるが、そうなっていない。

体制の中から体制を変えていくという試みを全否定するつもりはない。妄想的な革命家よりも余程真面目に社会を考えている。しかし、『新世界より』では主人公は指導的立場に立つことを期待された存在であり、大人が敷いたレールの上を走っているだけとも受け取れる。

最大の違和感は虐げられ、搾取されてきた生物への無理解である。それはイジメ自殺生徒の気持ちを理解しない加害生徒や教師、教育委員会、北本イジメ裁判の裁判官と同じである。虐げられ、搾取された生物が叛旗を翻すことは自然なこととして想像できる。それに共鳴してこそヒーローである。物語世界では奴隷が奴隷であることは当然の価値観であるとしても、そのドグマの異常性への反発が皆無ではないにしても非常に乏しい主人公には感情移入しにくい。
新世界より(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新世界より(下) (講談社文庫)より
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No.209:
(3pt)

どうなんだ!

※レビューとしては失格だが若干のネタバレを含むことをお断りしておきたい。

著者の作品を読んだのは初めてで、書店で見かけるものの苗字の読み方も知らないような有様であった。
私自身はSFは割と好きなほうで、好みの具合はSF>ミステリーである。
「平凡に流れる日常の裏にある、グロテスクな真実」や「セカイの秘密」系の話が好きだ。

そんな私の感想を一言で言うと、「読ませるけどちょっと強引かなぁ…」である。
正直に言うと徹夜して読んだが、だからこそ少々の荒さに目を瞑れた部分はある。

もう一歩踏み込んで総括すると、設定や世界観はよく考えてあるものの、
ストーリーの流れ、つまり主人公たちの足跡はちょっとやっつけ仕事なんでないの、と言いたい。

世界観は本当に面白いし興味深い。SF好きで、この世界が嫌いな人はいないだろうというくらい。
ただ、SF枠の読者としては「暗黒時代の栄枯盛衰」や「国立国会図書館つくば館」や
「倫理規定」や「東京」などおいしいキーワードがチラチラ見えるのにもう終わりですか!
匂いだけかがせといて!と言いたくなるところが盛りだくさんなのである。

ジュブナイルの視点で見てみても、あんだけヤンチャしたあとの
落とし前がどうつけられたのか、具体的描写はなしですか、とか、
説明のためだけにもうその子退場させるんですか、とか
説明のためだけにねーちゃん(以下略)などツッコミ所満載である。

推測(邪推に近い)にすぎないが、著者は世界観がありきで、
それを生かしきれる主人公を最後まで描けなかったのではないかと思う。
世界観も生かしたいけれども、走り始めたキャラクター達の呼吸をねじまげるのも
ポリシーに反する、みたいな。
様々なテーマが千々に乱れて収束しないのも、それなら納得がいく。

私個人の納得感は脇に置くとしても、他の方も書いているようにもったいない。
いっそ主人公を変えつつシリーズ化して、この興味深い世界を様々な角度から
切り取っていけばよかったのでは、と大きなお世話まで考える始末である。
それくらい、たった(敢えて書こう)1500ページで使い捨てるには惜しい新世界だった。

この世界をもっと知りたい、見たい、それだけで読ませる逸品。
新世界より(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新世界より(上) (講談社文庫)より
4062768534
No.208:
(4pt)

現代文明から…

私にもこの物語を読み終えた後ものすごい空虚感に襲われた。上は皆さんが書かれているよう世界観、描写が多かった それこそ文字だけで想像するのは苦辛したが…。 中、下ときて私が一番印象に残ったシーンは 野狐丸…スクィーラとの会話、裁判だ。早季達は何故人間に対し「あんなこと」をしたのかと聞いた後の野狐丸はかすかに笑ったと お前達とは何も変わらない人間だ、呪力があるか無いかの違い それなのに奴隷まがい常に死と隣あわせな日々 そんな意味が込められてた気がする。 この本は人間の本当の醜さがバケネズミと人間を通して描かれている。あまりに大きな力を持ちすぎて力無き者を無惨な生き物に変え優位な立場を守ったりと。バケネズミにとって悪鬼は人間のような気がする。結局、早季今までと変わらず悪鬼を出さないための社会が作られていくのだろう。そしてらこの作品を通して伝えたいものは命があるもの皆同じ価値で平等であるということだ。 改めて命の重みと価値を教わった。 私達もこれからの未来、変わるものがあるのだろうか、あの通過儀礼の炎ように…。
新世界より(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新世界より(下) (講談社文庫)より
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No.207:
(4pt)

もう一人の主人公

この作者の小説は初めてであったが、『新世界より』は噂に違わぬSFホラーの傑作であるといえるでしょう。

緩急つけたスピード感や特異な世界観もさることながら、なにより人間の性悪説に徹してえがかれていることに好感がもてた。

書きすぎると、ネタバレに直結してしまうので控えたいのだが、最期のオチも含めバケネズミのスクィーラ、彼こそが本作の中で最も人間的な生き物のような気がした。

個人的には彼がこの物語のもう一人の主人公では・・・、

なんて思っているのですが、いかがでしょうか。
新世界より(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新世界より(下) (講談社文庫)より
4062768550

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