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新世界より
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【この小説が収録されている参考書籍】
新世界よりの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全506件 101~120 6/26ページ
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下等動物とされているバケネズミがどちらかというと人間に近い思考をしていると思います。根本的に制御しきれない力を持ってしまったこの世界の人間は結局は衰退して消えてしまうのかなぁといった感じもありますが、何より人間を出し抜くほどの知能を持ったバケネズミとの和解の徴候が一切なかったあたり、最後にあの世界の覇権を握る生物はバケネズミだと思います。 | ||||
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私個人の評価です。人の好みにケチを付けるつもりはありません・・・・・が、高評価に驚いています。 いくら何でもこれは酷すぎる よくこんな作品が出版出来ましたね 贅肉でブヨブヨの文体。 全く感情移入出来ない主人公。脈絡のない、えげつない性描写 感動?嘘でしょ 古本屋で100円で買ったのがせめてもの救いです。 読了後こんなに腹がたった作品はかつてありませんでした。 ゴミ箱に捨てた本もこれが初めてです。 | ||||
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上中下、ともに以前読んだことがありましたが、今回もまた新鮮な気持ちで読むことができました。やっぱりおもしろい。未知の生物や現象を扱っているため。想像力がかきたてられました。ぜひ多くの方に読んでいただきたいです。 | ||||
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貴志祐介さんの作り込まれた世界観にのめり込むようにして読んでしまいました。 sf初心者でも読みやすい作品だと思います。 まず迷ったら読んでみてください。 全体にハマりますから(笑) | ||||
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アイデアは良しとしても 筆の力が全く追いついていない。 作者は自分でこの作品を通して読んだことがあるのかな? 「背中に悪寒が走った」だの「何かで頭を殴られたような」だのの幼稚な表現が本当にしつこく何回も出てくる。 こんな酷い小説にはめったに出会えるもんじゃない。見事ワースト1位獲得だ | ||||
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数年前に図書館で読んで感動した。その後もときおりふとこの本のことを思い出すことが度々あったので購入した。 私はSFが好きなのでかなりの作品を読んできたが、この本はこれまでで1,2を争うレベルで優れていると断言する。 「新世界より」ほど細部まで練られている作品はそうそうない。 話の大筋はもちろんのこと、狂気、異様さを引き立てるための小道具たちの存在感。 作者の広範囲に及ぶ知識の広さによって成せる技だろう。 「性描写があったので途中で読むのをやめた。残念だ。」 というレビューを見つけたが、それはこの作品を構成する設定のごくごく一部であって、それを理由に読まないのはあまりにも勿体ない。 この作品は物語が進むにつれ加速度的に面白くなる。 どうか毛嫌いせず最後まで読んで見てほしい。 | ||||
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超未来冒険小説。面白く読めた。 アニメ版もあるけど、原作では相当気持ち悪い生き物として描かれているクリーチャー類がアニメでは割りとマイルドなデザインになっているし、原作推しで。 性描写もノーカットだしな!! | ||||
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(少しネタバレあり) なんだろう、世界観に取り込まれている証拠なのかもしれないが、 とにかく主人公に対して腹立たしい気持ちが沸いてくる。 自分が蒔いた最悪の種を、周囲を滅茶苦茶にしながら、自分だけ生き延びるという話。 端的に言えば「主人公が実験的に保護された異端な存在だったから色々起こった」という話なのだから、 まあ仕方ないのだろうけど、私はこの世界の他の人間に感情移入してしまい、 主人公のことを抹消したくなるぐらい憎かった。 私はこの主人公が大嫌いでしょうがないのに、主人公の一人称で話が進んでいく。 上・中・下すべて読んだが、気持ちが悪い体験だった。 えっちなしーんだけがすくいだった。 | ||||
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Very good read recommend it 1000 | ||||
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全巻読後のレビューです。 元々貴志祐介さんの本がすきで色々読んでいたのですが、貴志祐介の作品でアニメ化できるものってどんなんよ…って読む気になれず買っていませんでした。 昔アニメがリアルタイムでしていた頃も、見よう見ようと思いつつ気付いたら終わってました。 ですが最近何か長編を読みたい気分になり、それ程ヘヴィーな内容じゃないやつでもいいや、と思い読み始めることになりました。 ところが読み始めると、めちゃくちゃハマってしまいました… (ちゃんと内容ヘヴィーでした) 上巻読んでる途中でアニメも気になり、調べるとキャラデザがとても良い… 早速dアニメストア登録してしまい、本を読み、読んだところまでアニメをみるという進め方(?)で全巻読みました。 初見読後から1ヶ月は経ちましたが、今だに本とアニメを何度も見返してます。 アニメは、原作の色々な詳細とかキャラの細かい心理描写はすっ飛ばされてますが、キャラの顔が良いのでもうそれだけで満足でした。 読んで良かった…! | ||||
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どこかの新聞で、平成を振り返って読むべき一冊に入っていたので、今更ながら読んで見る。おとぎ話っぽい設定かとおもいきや、未来の世界のはなしであり、そのギャップと、なぜそういった昔のおとぎ話っぽい生活をしないといけないのか、徐々に制約条件が明らかになっていく。 世界観が素晴らしいという言葉がこれほどぴったり来るストリーはないのではないか。 素直に感動し、神様とバケネズミの背景設定には震撼した。 ひさしぶりに上中下3巻を一気読みして、そのあとアニメも全部見てしまった。 おもろい。 | ||||
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率直に面白い。読みやすく、世界観に引き込まれて気が付くと3冊読破。 アニメの原作に向いていると思ったら、既にテレ朝系で放映済みなのね~おすすめです。 | ||||
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貴志祐介さんの小説が大好きで色々読みましたが、こちらはまだ読んでいなかったので手に取りました。 SFモノは好きですが、こちらはあまりにも造語が多すぎて意味も難しく(私の理解力が足りないだけかもしれないですが…)、話の内容が頭に入ってきません。 第二章から面白くなってきたので読み進めましたが、途中で性的描写が出てきた辺りで気持ちが完全に萎えてしまい、読むのを止めました。 時間を無駄にしてしまった気分です。 | ||||
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前に買ったものですが、この度3週目読破しました。 上巻の学園生活部分は、人によっては退屈に思うかも知れませんが、後半にいくにつれて読む手が止まらなくなります。 何回も読んでるのに、です。 アニメや漫画にもなっていますが、そちらはこの作品を充分に表現できているとは思えません。小説が1番です。 余談ですが、この作品には、現実には存在しない生き物が多数でてきます。そのため、姿形は読者それぞれのイメージに委ねられます。どうしてもイメージつかないときや、自分のイメージが合っているかの答え合わせとして、アニメ公式サイトのキャラクター一覧表は良かったかな、と思いました。 | ||||
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上中下と読んできましたが、1週間で読み終えました。 続きが気になり、本を読むのが止められなかったです。 表現の方法など語彙が多彩で、それが物語の雰囲気を作りだしているのだなと思います。 面白いです。同じ作者の別の作品も読みたくなりました。次は青の炎あたりを読んでみます。 | ||||
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上巻の途中から面白くなってきます。 世界ルールがわかるまでがゆっくり過ぎかも知れません。読んで良かったです。 | ||||
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貴志祐介といえば、メディア化されている[悪の教典]が有名ですが、書店員としてのおすすめは断然こちらになります。実際著者が作品制作に掛けた年月を考えても、こちらの方が力が入っているといえるのではないかと思います。上中下の3冊というのはとっつきにくさを感じるかもしれませんが、この物語はSF設定の上でのエンターテインメント小説で、あれよあれよとページが進んでいきます。一度読み始めてしまえば、「この前上巻を読み終わった」と思ったらすぐに全部読み終わってしまっていることだと思います。下巻のあとがきにもありますが、貴志祐介さんはこの作品をSF初心者でも楽しめるようにという考えを持って制作していますので、ここからSFを始めてみようという方にもおすすめです。 | ||||
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貴志祐介の傑作SF小説。 最初はよく分からなかったけど、途中からすさまじく引き込まれました。 あまりの面白さに徹夜し、次の日の仕事も休んでしまった記憶があります。日本史に残るレベルの素晴らしい小説だと思います。 | ||||
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遠い未来、呪力を手に入れた人類の徹底的に管理された社会。文庫上中下巻の大作。 人間同士の殺し合いを避けるため設けられた愧死機構(呪力で同胞を攻撃すると自らの命を失う)、我々が現代において「統合失調症」と呼ぶ病は、呪力を使える人間が無意識下で外界に呪力を放出してしまった結果起こる事象である、とするなど物語設定はよくできている。 しかしクライマックスを飾るバケネズミの正体(と言っても、勘の良い読者であれば序盤でほぼ分かっていたのでは。)は安易でありがちだし、バケネズミと悪鬼との戦争も愧死機構に終始しており、そんなに固執するほどナイスアイデアでもないよ、、と下巻は挫折しかけた。戦争シーンはもっと少なくしても良かったのでは・・ 主人公の早季は、人と比べて特に秀でた才能がある訳ではなく密かに劣等感を持っているという女学生。しかし実は街一番の実力者に「心の強さ」を見出されており後継者として目されているという人物である。しかしその「心の強さ」とやらの描写に立体感、説得力がなく、「あぁ作者はこういうタイプの具体的な誰か(ご自分のお子様とか?)を想定して、自信をつけさせるために主人公をこのような設定にしたのだろうか」と邪推してしまうほどであった。 ・・目の付け所は良かっただけに少々残念な読後感。 | ||||
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この作品が他の異世界ファンタジーと一線を画している要因の一つとして、世界観が挙げられます。ページを繰っていると、入念に作り込まれた作品世界が、臭いや空気まで伴って、まるで本当に存在しているかのように迫ってくるのです。これは幼少期の視点から描かれているということが大きいと思います。水路でごみ漁りをするバケネズミに出くわすシーン一つとっても、昔このような経験をしたことがある、という奇妙な郷愁を駆り立てられるのです。 また、禁忌に触れてしまった子供たちがバケネズミの戦争に巻き込まれていく「夏闇」の章では、幼い頃に友達と探検に出かけて、迷子になってしまった時のような心細さをひしひしと感じます。この作品は、日本人が共通して持っている幼少期のおぼろげな感覚に訴えかけるような何か、を孕んでいるのだと思います。 似た「感じ」を持っている作品として、筒井康隆のいくつかの短編作品があります。「家」や「遠い座敷」などの作品です。これらの作品にも日本人の心象風景を呼び覚ますような懐かしさが漂っていますが、「新世界より」との最大の違いは、登場人物たちが実際に外の世界に飛び出していく、というところにあるのだと思います。子供たちが機転を利かせて虎口を脱していく一連のシーンには、初めて親の手を離れて、ひとり世界に放り出されたかのような寄る辺なさと、それでも何とか生き抜いていこうという強い意志を感じます。 ここまで褒めてばかりいるのですが、勿論駄目な点も数多くあります。上巻で積み上げてきたものを打っ棄って、単純なエンターテイメントに徹してしまった下巻の展開は残念だと言わざるを得ません。明かされた真相も、魅力的な世界観をちっぽけな枠の中に閉じ込めるようなものです。登場人物たちにも全く感情移入できませんでした。 ただ、それでも私がこの作品を好きなのは、ひとえに著者の熱量を感じるからです。貴志祐介という人は、相当な読書好き、それも冒険小説好きなのではないでしょうか。「新世界より」には、隅から隅まで、読者を楽しませてやろうという貴志祐介の思いが沁み込んでいます。こんなにも読んでいて楽しい本は他にありません。是非、読んで頂きたいです。 | ||||
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