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新世界より
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【この小説が収録されている参考書籍】
新世界よりの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全506件 121~140 7/26ページ
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早紀が人間の中でもどれだけ異常かという問題についてはもうすでに上巻、下巻で語られているが下巻になると更に色が濃くなる。 私たちは自分が何者であるのかを知らない、そこにある秩序だった社会がそこにあって存在が許されて仲間がいる。自身の存在が肯定されている空間があれば疑問にはならないはずだ。 しかし、知らぬうちに我々は社会という大きな盾の中で傲慢に醜く太ってしまったのかもしれない。 それでももうこの日常を過ごすことしかできない、それでもやはりここが我々の世界なのだ。 そんな小さな世界の中で、外に対する恐怖だけが文字通り襲ってくる様子は十二分に描かれていて我々の世界にも実在する動物や植物を使用することによってリアリティのフィルターが常にかかっている、これは本当に素晴らしい点であり昨今のライトノベルやお粗末なSF小説には真似できない。デストピアという単語で世界に蓋をすることのできない視野を持っている。 想像力は未来を変える | ||||
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遥か未来の世界…現在よりも進化した人類の暮らす新世界においても、人間の愚かさは何ら変わらないということに、この作品の意味を感じる。 全体的な内容は面白かった。だが、納得できない部分も多くあり(悪鬼がどうしてバケネズミと行動を共にしているかなど。大勢の人間がいて、誰もそこに疑問を抱かなかったのか…)。 多少、回りくどいくだりも多かったが、最後まで読ませる内容はさすがです。 | ||||
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スミマセン。評判が良いようなので最後まで読みましたが、全く面白くありませんでした。 登場人物に愛着が沸かず、感情移入できません。世界観が独特過ぎてハラハラドキドキしません。ただひたすら、延々と状況説明や無駄なエピソードの書き込みが続き、途中で苦痛すら感じ始めてしまいました・・・。長すぎて登場人物の名前も途中で忘れてしまいます。なので死んでも悲しくなれないし薄っぺらく感じます。 登場人物の子供時代の性描写は正直要らないと思います。不快感しか覚えずリアリティーかまるでありません。それがなければもう少し楽しめたかも知れないくらいです。 このストーリーなら3分の1くらいの長さで終わって欲しかったてす。 好きな人には申し訳ないですが、ここ最近読んだ本の中で一番面白くなかったです。 | ||||
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貴志祐介のファンとして、はじめてのハイファンタジーということで、ISOLAやクリムゾンのローファンタジーは大好きでしたので、どんな出来だろうかと楽しみに読みました。 思いきった世界観・舞台設定ですがすぐに引き込まれ、最後まで一気に楽しく読めました。スリリングな展開が続くためどんどんページをめくりたくなりました。 読書が苦手な方でも本作なら面白いと思ってもらえると思います。これを読んだら、次は「クリムゾンの迷宮」、「天使の囀り」と読んでいってみてはいかがでしょうか。 | ||||
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上・中・下巻全て読みました! 貴志祐介さんの作品はコレがはじめてでしたが、読んでよかった、そう思える傑作でした。ストーリーもさることながら、そこから伝えられる様々なメッセージもとても考えさせられる、素人目の私にもわかるほど最高のエンターテインメントだと思います。 この作品は鬱展開だと評価されることが多いようですが、それだけの理由で読むのをやめてしまうのはあまりに惜しすぎます。最後まで読んではじめて得られる何かがあると思います。それは千差万別だと思いますが、間違いなく糧となるはずです。そして、2度、3度と読み直して、色々と考えをめぐらしたいと思わしてくれる作品です。 また、アニメの方も何話か拝見させてもらいました。再現度が本当にすごいです。小説が苦手な人はコチラから入るといいかもしれません。文章だけでは感じきれない緊迫感や、ゾッとするホラー感が表現されていますがこれはやはりアニメだからこそできることだろうなと思います。あくまで私見ですが、アニメも原作に負けず劣らず傑作です。 いずれにせよ、この作品は『最後まで味わうこと』が本当に大切な作品だと感じます。 長文失礼しましたm(_ _)m | ||||
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最初の方がなかなか話しが進まないので退屈だけど、真ん中過ぎから急に面白くなりました。 何回も読むのを止めよう思ったけど我慢して読む価値ある思います。 | ||||
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レビューの評価が高いので読んでみました。しかし私には合いませんでした。 上中下で1500ページを超える大作ながら、主人公が逃げているシーンが殆どです。 早季と覚は常に絶体絶命ですが、上巻の冒頭で生き残ることが分かっているのでハラハラしません。無駄に長いだけです。 2巻にまとめられていれば星3つくらい行きましたかね。 独特の世界のために独特な設定が多いですが、呪力と共に重要テーマである「愧死機構」の設定が都合良すぎなのが気になりました。 あと、語り部である早季が守のことを友達と思ってないせいか、話が長いわりに重要人物である守のことがよく分かりません。 「すべて催眠術のせい!」らしいですが、瞬、覚、真里亜以外の人間がとても薄いです。(真里亜もちょっと薄い) | ||||
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少年少女向け,大人も楽しめるSF小説。著者がイメージした壮大な「もう一つの社会」に酔い痴れ,そのディティールの精妙さに感心し,時折,「あ,これは示唆に富む」などと勝手に想像力を走らせるのが,この本の正しい味わい方だ。 「人物の描き方が極めて単純,子供向けだ。」とか,「エンターテイメント小説なんだから,何か役に立つ知識を織り込んでくれよ,カヤノスヅクリの詳しい描写なんかじゃなくて,」などの不満を感じたが,この本の趣旨からして,そのような要求はお門違いだろう。 それにしても,「〇〇〇〇〇の人権はどうなったんだ!」(ネタバレに配慮しました。)という大きな後味の悪さを残しておいて,主人公の爽やかな満足感を以って終わるのは,どうゆうわけか。それが続編への布石なのかもと考えたら,最後まで読んだことをちょっと後悔した。 | ||||
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娘のリクエストで購入しました!何度も読み返しているようで、購入して良かったです! | ||||
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娘のリクエストで購入しました!何度も読み返しているようで、購入してくる正解でした! | ||||
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娘のリクエストで購入しました!何度も読み返しているようで、購入して良かったです! | ||||
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アニメをすべて視聴し、非常に面白かったので小説も買いました。 私は暗くて重たい作品が大好きで、アニメが非常に良かったため原作を読んでみたのですが、素晴らしいです。今まで読んできたどの小説よりも面白かったです。小説を読んでいて泣いたのは初めてです。 昔の小説ですが、是非一度読んでみてほしいです。 | ||||
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下巻まで読了しての感想です。 ほぼ無限の力を手にした人類を描いている。世界観が細部までよく練られていて、特に人間の業ともいえる、内面をえぐるようなストーリーに痺れました。 主人公の手記として、一人称で語られていますが、それがさらに緊迫感を増しています。伏線の回収も良く、いちいち納得。ジャンルとしては破滅後の世界を描く近未来SFといったところ。 後半からは怒濤の展開で読むのが止まらなくなり、寝るのも惜しんで一気に読み終わりました。こんな本は久しぶりです。 | ||||
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何年振りかに寝る間を惜しんで一気に読んだ。 上巻はなかなか世界観が理解できず読むのがしんどくなるところもあったが、四人での旅あたりからは、もはやノン・ストップ。面白さと怖さが混ざりながら、とにかく先が読みたくて我慢できなくなった。 ぜひ続編を、ぜひ外伝を。この世界にまた引き込まれたいです。 | ||||
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1番好きな小説。読んでない人が羨ましいと思えるほど。 新世界より最高 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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クリムゾンの迷宮から2冊めの貴志祐介でしたがこれは 合いませんでした。クリムゾンで一番評価した、緊張感の 持続が長編になったことで必然的に薄まってしまったのが 一番痛いです。 貴志祐介なので流石に要所での盛り上げは上手いですが 肝心のファンタジー設定も安っぽく、会話も全然おもしろく 無いので読み進めるモチベーションが上がりませんでした。 クリムゾンの迷宮では登場人物の平均年齢が高くやりとりが 面白かったのですが、本作は子どもたちが主人公なので 会話や思考が非常に浅いです。当然心理戦もごく浅いものが 多いのでつまらないです。 駒合戦があまりにも退屈でも我慢して踏みとどまりましたが やはりそこから大して面白くなりませんでした。うまくない 手記形式も興をそがれます。読み進んでいるうちに、嫌いな 同性愛描写が出てきたところでいいきっかけだと思い 投げました。また女性向け要素ですか。 | ||||
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期待して見たアニメだったんですが構成というか、小説原作をアニメにしているのにあまりに説明不足でもったいなかったので、原作で補完しようと思って読みました。 アニメの音や情景を覚えている状態で読んだので濃厚なアニメ映画を見たような気分になりました。 文章も読みやすく没入感のあまりラストまで一気読みして、すぐ読み返すほどでした。 世界観のしっかりしたファンタジー最高です。 個人的に青の炎がイマイチだったのでどうかなあ〜と思っていましたが、よかったです。 | ||||
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もともとアニメを見ていたのですが、おそらくカットされてる部分が多そうだな~と思い、原作が読みたくなりました。 やはり小説のほうが事細かに描かれていて、おもしろかったです。 | ||||
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いやあ、面白かった。構想もストーリー展開も文章力も秀逸で、グイグイ引き込まれた。 自分も小説の中で体験しているかのようにさえ感じた。ここまで引き込まれた読書体験は記憶にないくらいだ。 今まで割と昔の小説読んで来たが、今の作家にも凄い方がいらっしゃる。勉強量や想像力に敬意を評したい。 呪力における攻撃抑制や愧死機構というのが、最後に平和をもたらした。 バケネズミは見かけが醜く、人間に反旗を翻したとはいえ、呪力であそこまで無残に殺戮するのは身の毛がよだつ。 と同時に大量殺戮の場面で微かな快さを感じる自分もいる。人間の本能の恐ろしい部分を垣間見た気がした。 バケネズミは元々は人間だったというのは、予想はついていたが、人間とは 常に何かを見下そうとする生き物なのかもしれない。見下す対象に対しての軽々しい気持ちが悲劇を招いた。 皆、それぞれ自分や同族を守ろうと必死なのだ。 登場人物では奇狼丸が印象に残った。折り目をつけた彼の言葉、 「生きている限り戦い続けるのが、生き物としての本分なのです。」(p462) 中学生の娘にも読ませたいが、所々にある無意味な性描写が邪魔である。 | ||||
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