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飛鳥のガラスの靴
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飛鳥のガラスの靴の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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結果だけ言ってしまうと全然おもしろくなかったのだ。 「飛鳥」の謎って、そんなの普通間違えないだろ・・・。 それに謎が解けてくきっかけも、証言者が 「すみません、実は嘘ついてました・・・」 って自白かよっ(怒)。 せめて吉敷が「これこれこういう理由であなたは嘘をついてる」っていう、嘘を 見破るためのロジックでもあれば、多少は推理小説になってたと思うんだが・・・。 もう途中でたるくてたるくてどうでもよかったです。 | ||||
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吉敷刑事ものであるが、謎が単一に絞られていて、しかも読者には分かり易いものなのでミステリ的な興味が薄い(両方とも有名でしょう)。そもそも吉敷刑事が飛鳥には湖がない事を知らなかったという設定が不自然である。もっとも古代の大和の大部分は水面下にあったのだが。 むしろ、興味を惹くのはこの謎と同じような経験を作者がしているのではないかと言う点である。その時の怨念を本作で晴らしたかったという風に取れる。ミステリの中に私怨を持ち込んではいけませんね。 | ||||
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吉敷シリーズなんだけど、なんだかクソつまんなかったです。 思うんですけど、作者はこのあたり、もう吉敷シリーズ続ける意欲なかったかも? 「奇想天を動かす」をピークに、以降の吉敷のはクソ化していってる。 逆に,御手洗のは、大作がつづくようになった。 御手洗が、やっぱり島田は思いいれが深いだろうから、もう吉敷はお陀仏ってことなんでしょう だって、この出来ですよ!? はじめ通子と電話で痴話げんかしてそれっきり。 のちに泥酔して、ばあさんに世話されて迫られて焦ってという下らんデダシ! そして、メインの謎の「飛鳥」ですよ〜〜 こんな、アホなネタとは思ってみませんでした! やる気なさ杉!だって、タイトルにも「飛鳥のガラス〜」ってついてるんだよ! なのにそれかよ!! これは、まぎれもなくクソです。なんか半端にページも多いし、アホくさ | ||||
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小説中、登場人物の独白・思考の形を借りて「島田荘司が社会や人間・日本人について語るエッセイのようなもの」が頻繁に挿入される。この傾向は以前から吉敷ものではみられたが、この作品ではさすがにやりすぎ。「小説内にそういうエッセンスを埋め込む」という範疇を完全にはみ出し、小説のメインストーリー部分から完全に浮いているため、小説とエッセイが交互に続いているような印象すらある。おそらく、作者が日頃思っていたり常々言いたいと思っていた意見を、湧き出るままに書き綴ったのだと思われるが、それがまったく抑制できていないため、小説部分を浸食して、奇形的な作品になっている。小説内に自分の意見をちりばめること事態はおかしなことではないが、この作品では作者の「語りたい」気持がまったくコントロールされることなく漏れだして作品全体のバランスを崩している。もっと意識して抑制するか、さもなくば、小説とは別にエッセイ等で言いたいことを存分に語るべき。島田荘司の作品の中では下位の出来。 | ||||
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