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夜のピクニック



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【この小説が収録されている参考書籍】
夜のピクニック
夜のピクニック (新潮文庫)

夜のピクニックの評価: 3.97/5点 レビュー 573件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.97pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全573件 521~540 27/29ページ
No.53:
(4pt)

一緒に歩く千夜一夜物語

はじめの3分の1くらいは登場人物が次から次へと出てくるので、誰が誰だか良く分からずそのつど確認しながらゆっくりと読み進みました。半分を過ぎた辺りからテンポが良くなり、気がつくと私も彼等と一緒に歩いていました。たった一日の出来事がこんな風な物語になるなんて、千夜一夜物語のようでもありました。ただ一つ少年が出てくる場面は幽霊やこの世にありえないものとして登場させた方がかえってリアリティが出るように私は感じました。この物語を今ではなくもっと早く読むことができたら、私の人生はどのように変わっていたのだろう・・・・と青春時代をほんとうに懐かしく思い出させてくれました。
夜のピクニックAmazon書評・レビュー:夜のピクニックより
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No.52:
(5pt)

あなたも「歩行祭」に参加してみませんか?

或る高校での全校行事「歩行祭」の1日を描いた、ペパーミントのように爽やかな清涼感あふるる青春小説の傑作です。「歩行祭」。その名の通り80キロもの道のりを1日かけて延々ひたすら歩く行事。1時間ごとに笛が鳴ると10分の小休憩、道端にドデン。靴と靴下を脱いで足を乾かし疲労を少しでも回復させます。お昼と夕食の大休憩が1時間。それ以外は午前2時の仮眠時間までぶっ通しで歩く。仮眠時間は2時間。残り20キロを5時間以内に走破するという型破りなスケジュールです。どうですか? あなたも参加してみたくなりましたか? ささやかだけれど重大な賭けをした少女。秘密の手紙を送った少女。或る犯人探しをする少女。そしていろいろな思いに揺れる男の子たち。気がつくと彼らと一緒に歩いている自分を発見しました。
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No.51:
(5pt)

歩くということ・・・。

私の高校にもありました。その名も「ロングハイキング」。私たちは早朝から1日がかりで40キロだったので夜は経験できませんでしたが、ただひたすら「歩く」というその単純な行為の中から、いろんなことが見えてくる。そんなずいぶん昔を思い出しながら、いつしか文中の「ピクニック」に自分も参加しているような感じでした。夜がもたらす、特別な雰囲気。そんな中にかけがえのない友達、訳ありの融と貴子。学校では、メールではできない話ができる、そんな「夜のピクニック」が早く終ってほしいような、このままずっと歩き続けたいような気持ちになる高校生の彼らがすごく羨ましく感じた1冊でした。
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No.50:
(5pt)

万人の郷愁を誘う

このお話は「歩行祭」という、アサ8時から翌朝8時までひたすら歩き続けるという学校行事のお話。こんなの聞いただけでうんざりしちゃいそうだけど、高校生活3年目ともなるとやはりこの行事に対する思い入れは相当なもの。そんなあたりもなんかくすぐったい青春物語って感じを受ける。何かをすることはすごく大変だったりつらかったりする。しないでただのんびり過ごしたほうが楽だけど、苦しさの先にある達成感や一体感は何物にも変えがたいもの。「みんなで長い距離を歩く、ただそれだけなのにどうしてこんなにワクワクするんだろう。」というまさにその台詞どおり。それにしても恩田さんの書く高校生はなんて素敵なんだろう。この青春時代の揺れ動く思い・悩みを見事なまでに描いてる感性が素晴らしい。感受性豊かでそれゆえに悩む高校生達、ちょっと大人びているけれどやっぱりまだまだ子供な高校生達。「ノスタルジーの魔術師が贈る、永遠普遍の青春小説。」と書かれてる帯の言葉はまさにこの本を、そして恩田さんの作品を表すにふさわしい言葉だ。若い人だけではなく幅広い年齢層に向けた青春小説といえよう。
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No.49:
(4pt)

青春だなぁ♪

とっても読みやすく、面白い本でした。一晩かけて全校生徒で80kmもの距離を歩くなんて・・何て行事だ!!(しかも修学旅行の代わり)と思い、さらに実際に行っている学校があるのを知ってとても驚きました。80kmを歩くってどんな感じだろう・・私には想像もつきませんが、主人公の貴子や融、その友達が感じたり話したり悩んだりしている事(恋だったり友情だったり)はあるあるって感じで高校時代を思い出しました。私は特にこの二人の親友がとっても好きでした。すごい行事だと思いましたが、この経験をした人はきっと一生忘れられない思い出になるだろうと、うらやましくなりました。
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No.48:
(4pt)

インテリな少女漫画的世界?

舞台となる北高は、おそらく県下有数の進学校なのだろう。国立大学理系を頂点に、双璧といわれる超難関私立大学から、はたまたスタンフォード大学までが登場する。うわっ、どんなインテリの集団やねん。これが、私の第一印象だった。ふ~ん、インテリはやっぱ違うな~、高校生の会話に大人の私が一つ一つ感心する。共学ってこんな会話をするんだぁ?いちいち私が反応する。しかし、読み進めるうちに、それらの感心が1つの疑念にぶち当たる。あれ?こういう空気、どこかで触れた気がするなぁ。女の子に都合よく流れるストーリー。。。う~ん。あっ!そうだ!そうじゃないか。これは少女漫画の世界。女の子を嬉泣きさせる世界だ。そう、気付くと、途端に顔がにやけてきた。それからは「ニヤニヤ」しながら頁をめくる。う~ん、大人には可愛らしすぎるが、それでもテンポ良く進むストーリーには好感が持てる。娘には薦めてみようか。10代の人たちには、ぜひに読んで欲しい、素敵な1冊であることは間違いない。
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No.47:
(3pt)

きらめくような高校時代♪

高校時代。人生の中でひときわ煌く時代だ。しかし、煌いていることを知るのは、過ぎ去ってしまってからかもしれない。彼らは、ただ黙々と歩く。つらいとか、苦しいとか、もうそんなことすら考えられなくなるくらい疲れていても、ひたすら歩く。たどり着く先に待っているのは、一回り大きく成長した自分自身だ。ゴールすることの満足感、達成感。そういうことが、彼らをより大きくする。みんな人生という階段をひとつ上るのだ。貴子と融の関係も、きっとうまくゆくだろう。ゴールしたときの彼らの歓声が聞こえるような気がした。
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No.46:
(5pt)

あなたにとってのピクニックは?

とある高校のイベントで夜を徹して80キロを歩く、、ただそれだけ。全体としての物語はスタートからゴールまでの工程が描かれているに過ぎない。にもかかわらず、こんなにも読後感は心地よい。さすがは全国の書店が選ぶ本屋大賞に選ばれるだけはある。「夜のピクニック」 なんてセンスのない題名だろうと思った。ピクニックって。。。今時、幼稚園児でも買わない絵本の題名に出てきそうだ。でもこの小説を読み進める中で改めて「夜のピクニック」という題名を反芻した時、以前とは違った感覚が沸いてきた。一見僕たちのような大人には使い古された、恥ずかしさすら伴う言葉。でも、どこかやさしさとと温かさを持った懐かしい言葉。夜のピクニックなんて、なんていとおしい題名なんだろう。いつかそんな感覚が頭を離れなくなっていた。そうそう、僕たちにも同じように高校時代はあった。別に周りの人間からしたらどうってことはないことなのだが、自分にとってはすごく印象に残っている出来事。高校や大学時代の自分だけの特別な出来事って誰でも持ってるはず。物語中の融や貴子にとってはまさにこの「夜行祭」こそがそうだった。けど僕たちは日々をせわしなく生活する中で、やがて過去の感傷に浸ることなどなくなってしまう。ひたすら前進あるのみ。。。この小説はそんな僕らにやさしく語りかけてくれるようだ。そして、いつの間にか自身が物語の主人公の高校生として長い一日の「夜行祭」に参加していた。とにかくすごく心が温まる小説だった。本を読むだけでこんなにも幸せな気持ちになれるなんて、ほんと小説ってすばらい。
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No.45:
(5pt)

人生に「あらずじ」はないよ

本当に久しぶりに「青春小説(ウハ!)」を堪能しました。一応「ミステリー作家」に分類されるであろう恩田さんの小説なのに、ここには最後に解かれるべき思わせぶりな謎はありません。もっとも、貴子のかけとか、杏奈のおまじないとか、ちょっとした謎はちりばめられていて、確かにそれは小説を読み進める重要な動機にはなっているのですが、恩田さんは早い段階でそれらに対してそっけなく謎解きを提示してしまいます。そういうふうに読んでほしいんじゃないんだとでも言うように。この小説は、学校行事に参加した高校生の一団がまる一日ただただ歩き続けるという話です。ふつうの青春時代がそうであるように、そこには劇的な事件は起こりません。そして、一日が過ぎた時、確かに一日分だけ変わった自分をそこに見つけるのです。その期間に融と貴子に起こったことは、劇的な出来事だった、あるいはほとんど「奇跡」と呼ぶべき事態だったと言うこともできるでしょう。しかしその奇跡には何の無理もありません。時間をかけて容器に溜まっていった水が自然とあふれるように、成長するタケノコがある日地面から顔を出すように、それは確かに彼らの「一日分」の成長なのだと、従って青春を過ごす誰にでも起こりうることなのだと、私たちは感じます。そして、かなり幸せな気分になります。小説全編を覆う善意と誠実さも自然に感じます。これは、登場人物たちを善意と誠実さがあふれる世界に置いてやりたい(たとえ小説を読んでいる間だけでも!)と願う点で、恩田さんと我々読者が共犯関係にあるということなのかもしれません。そして、それは青春小説という枠組みだからこそ実現できたことなのでしょう。
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No.44:
(5pt)

こんなのしたかったな

息子の高校にも夜間歩行があり、何を見て、感じながら歩いているのだろうと、考えながら読んでいました。(自分の高校生の時も思い合わせて)大人になると集団で何か一つの事をただ黙々とすることって少ないんだよね。ただ歩いているだけなのに、それぞれの高校生達のいろんな思いが交錯していてまさしく青春だなと思って読み終えました。息子にはさり気なく読ませようと思ってます。
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No.43:
(4pt)

ぼんやりと薄もやがかかったような

綺麗な文章だったと思います。ストーリーも良いと言えば良いのですが、何となく全体的に薄もやがかかったような、詩のような小説でした。なかなか書けないタイプの文章だと思います。
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No.42:
(5pt)

まさか…とは思ったが

図書館でたまたま借りたこの本、読めば読むほど自分の高校時代に重なってしかたがなかった。重なるのも無理はない、調べてみるとなんと自分の高校がモデルになっていた。80キロの道のりを歩くということ、体験したことのない人は想像もつかないだろう。今となってはよい思い出なのだが、歩いている最中は本の中の人物たちと全く同じ気持ちだった。できることならあの頃に戻りたい、そう思えて仕方がない本だった。
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No.41:
(5pt)

高校時代が懐かしい

甲田貴子や西脇融たちが通う高校には、一晩中歩き続ける”歩行祭”がある。貴子と融の関係はただの同級生というわけではなく、ある事情から共犯めいた雰囲気と緊張感が漂っているのだが、高校最後の歩行祭を通してその関係に変化が生じる・・・。私自身の高校生活を振り返ると、もったいないことをしたと思いました。貴子を避けていた融がずっとそうだったように、その時にしか感じられないことを無意識におろそかにしていた気がします。成人してから10年以上経った今の自分は嫌いじゃないけど、もっとあの頃を大事にできていたらよかったとこの本を読んで強く思いました。貴子と融をとりまく友人達がまた、みんな個性的で魅力的で読んでいてとても楽しかったです。読後感がすっきりでとても好きな本のひとつになりました。
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No.40:
(3pt)

凡庸

一昼夜ぶっ通しでひたすら歩き続ける--ただそれだけの装置で300ページ超の長さを持たせることができるのか? そんな興味と「本屋大賞受賞」ということで手に取りました。
で、
作者への公平を期すために言えば、前者については問題ありませんでした。非日常の環境の中で味わう気持ちの高ぶりと気負い、焦りなど、主人公たちの思いに、高校時代の”青い”なりに真っ直ぐな心情、感情がよみがえってくる気がして淡々と読み進められ、中だるみもないではないですが、ちゃんと最後までたどり着けました。今の現役高校生からの「爽やかすぎる」「オヤジくさいノスタルジー」という意見もあるようですが、今の高校生だけが高校生活を語る資格を持つわけではありません。現役高校生が語る2005年の高校生活も、かつての高校生が語るノスタルジックな高校生活も、どちらも当事者にとってはリアルなのですから、それはそれでいいでしょう。
問題は、それだけの分量を読んで、読後感として何も残らないということ(なぜ本屋大賞?)。クライマックスを主人公2人(融と貴子)の間のわだかまりの解決に絞った割には、それによるカタルシスがさほど感じられないことです。2人を取り巻く友人たちの描きこみもいま1つのように感じられます。2人だけでなく、登場人物それぞれが小さな問題を抱えながら歩き続け、そして各々らしい決着をつけていく。そんな小さな解決を集積した群像劇にすれば良かったのでは?
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No.39:
(4pt)

一日に凝縮された青春

といえばいいのでしょうか。この高校のモデルは、私の地元の学校(水戸一高)ですが、この話を読んで、歩行祭に参加したい気分に駆られました。作品中に出てくる謎の少年のように。題名にも書きましたが、幾分長い間であっても青春は一瞬のように感じられるものです。この小説は、一昼夜の、人生から見れば一瞬の青春を描いた作品です。いろんなドラマや伏線が、この一日に打ち上げ花火のように、さまざまな色を見せます。もちろん、いい作品だとは思います。ただ、中学、高校、せめて大学生が読むのに適している気はします。ある程度年をとった人間は、ノスタルジックな気分に浸る部分もあれば、若干青臭さを感じてしまうところもかもしれません。だから、本屋大賞という、本の読者としてつわもの達である、書店の店員さんたちが、この本を選んだというのは、個人的にはやや違和感は感じます。 
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No.38:
(3pt)

結末が最初から予想できて

本屋大賞だそうで。でもたぶんこういう結末になるだろうと予想がつき、にもかかわらず長い道のりを、こっちもじりじりさせられながら読む感じでした。しかい夜間歩行の描き方は、面白いですね。時間の進行と共に変わる景色、体の変化。そして歩行自体の設定の面白さ、前半がクラス全部で歩き、後半が自由歩行で気のあった者同士で組み、しかもゴールを競うこと。単に歩き続けるより、よっほどドキドキ感があるだろうと思わせます。勝ち負けから誰と走るかといった不安。アメリカ映画でよくある、高校生の卒業の際のダンスパーティに誰とパートーナーになるかといった期待と不安まで思い出しました。
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No.37:
(5pt)

同じ歩幅で歩きたい

読んでいる間、彼らと一緒に私も歩行祭を歩いていた。ともにハラハラしながら、ともにビクビクしながら、ともに驚き、ともに喜んだ。ブログやウェブ日記を書いている方は、ぜひその日読んだ内容を日記に記して頂きたい。歩行祭は何よりもその過程が楽しいからだ。同じ歩幅で読んでいる人がきっといる。同じ景色を眺め、同じ場面で感情を揺さぶれている仲間に出会えたら、それはそれは素敵な歩行祭になるだろう。
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No.36:
(4pt)

忘れていた何かを思い出させるそんな本です。

誰でも記憶がある中学、高校の頃の好奇心、臆病、胸が痛むそんな数々の思い出を思い出させてくれる本です。とにかく癒されました。昔の若き頃にタイムトリップしたそんな感じの読後感でした。
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4103971053
No.35:
(3pt)

毒が無さ杉

本屋大賞ということで読みました。確かにいい話です。癒されます。昔に戻れます。しかし、大人になって汚れてしまった私には、別世界の話としか思えませんでした。ある意味、”悲しい”
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4103971053
No.34:
(5pt)

いい本です

話しの内容は、ある高校の行事でまる1日をかけて歩き続ける歩行祭というものがあり、その歩行祭の話しである。途中で殺人事件が起こるわけでもなく、ただ高校生がそれぞれの想いを胸に秘め歩き続ける...その17、18歳男女の心の葛藤を鮮やかにえがききった名作である。登場人物がそれぞれ魅力的だし、自分自身の高校生活を思い出し懐かしい気分にひたりました。現在はサラリーマンで結婚し2児の父親としてこの本に出会えてよかったです。
夜のピクニックAmazon書評・レビュー:夜のピクニックより
4103971053

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