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ドミノ



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【この小説が収録されている参考書籍】
ドミノ (文芸シリーズ)
ドミノ (角川文庫)

ドミノの評価: 3.91/5点 レビュー 139件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.91pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全139件 121~139 7/7ページ
No.19:
(4pt)

とにかく笑える!

笑える。ドタバタ劇も、ここまで徹底して描き込まれると、読んでいて爽快だ。まさにドミノ倒し。次から次へと予期せぬことが起きてくる。そこに巻き込まれた人たちは右往左往するばかり。登場人物は大勢いるが、どの人も個性豊かにしっかりと描かれていて、より深くこの作品を楽しむことができる。さて、行き着く先はどこなのか?最後まで目が離せない。ラストは・・・えっ!ここで終わり?それはないでしょう・・。
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No.18:
(4pt)

何か 読みたいけど 何かない? という時に 

 何かちょっと読みたいんだよね、でもそう本格は疲れそう、真剣に考えるというのもちょっと…。そんな時にドミノ倒しは おすすめですね。 ひとつのドミノが倒れる。それが最初に一気に沢山のドミノが倒れはじめます。そしてそれがからみあい、からみあい。時々、リプレイして「おお、こうきてたのか」と確認するのがまた楽しい。 軽く、そして、東京駅の地図みながら、読み進む。ひゅーと読めます。
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No.17:
(4pt)

ちょっと路線が違うけど

 最初にページをめくって驚くのは、なんといっても登場人物の多さでしょう。普通は、脇役は別として話の核となる人物の数は一桁。それがこんなにいたんじゃ、名前を覚えるだけでも大変!だから、新しい人がでてくるたんびに巻頭の人物紹介を見返して・・・という具合に読みすすめました。 しばらく読んで、ようやく『ドミノ』というタイトルと巻頭の東京駅の地図の意味が分かりました。はっは~ん、そういう趣向なのか。なんとなく今まで読んだ恩田作品とはちょっとカラーが違う感じがします。が、さすがですね、これだけの登場人物の多さでも、しっかりとキャラクターが描けている。だから、飽きることはない。 ただ、小説というより脚本のようなものとして楽しんだ方がいいのかなあと思いました。それぞれの場面はリアリティーがあっておもしろく、東京駅を知っているだけに簡単に思い描くことが出来ます。だから、いい演出家や監督がいたら、ドタバタコメディー風に映像化したら、さぞかしおもしろいだろうなあ、なんて思いました。
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No.16:
(3pt)

ドタバタドタバタ…

「ドミノ」は「東京駅ドタバタ劇」である。この本の内容はこの一言に尽きます。東京駅に偶然集った老若男女たちが織り成すこのドタバタ劇は、オチが全然想像つきません。始めこそ誰が誰なんだか登場人物の把握が大変でしたが、慣れてしまえば一気に読み薦められます。1つの章が短いので、電車を待っている間とかちょっとした時間を使っても読めます。でも、意外にハマッてしまうと章の区切りがついても次の章次の章とどんどん読んでしまいます。20人以上もの登場人物の誰もが主人公であり、誰もが主役でないストーリーは、恩田さんならではです。ちょっとしたオチではありますが、登場人物のペットであり、作中唯一出てくる動物のダリオをず~~と犬か猫だと思って読んでいた私にとって、ダリオの正体が分かったときはちょっと電車でにやけてしまいました。
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No.15:
(5pt)

最高のエンターテイメント

ラヴェルの名曲「ボレロ」をBGMとして、ぜひ映像化してほしい。
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No.14:
(3pt)

お手軽エンタテイメント

 東京駅周辺を舞台にしたドタバタ喜劇。特に主人公はいない。中心事件に向かって、それぞれのキャラクターが起こす事件でのあわてぶりを楽しむ小説だ。通勤電車の中やちょっとした暇つぶしに読むには、うってつけの軽さ。 小間切れの場面が集積された作品だけに、長い読書時間が取れないときにはちょうどいい。 ミュージカルの子役候補の二人の少女の交流が、ホッとする部分。軽~い気持ちで読み飛ばそう!
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No.13:
(4pt)

ジョーズ

読んでる間中、映画「ジョーズ」のテーマソングが頭の中を流れっぱなしでした。例えるなら、ホラー映画の主人公がテレビを見てるその後ろを殺人鬼が通ってくのを見てるような気分。本の最初にある登場人物からの一言コメントがその人の性格を如実に表しているので、あまりの登場人物の多さに戸惑っても大丈夫。むしろ登場人物に翻弄されながら読むのが楽しいかも。スピード感・緊張感がある本を読みたい人におすすめ。
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No.12:
(3pt)

よくあるドタバタコメディー

『ねじの回転』で初めて恩田陸を知り、以来何冊か本を買ってみた。着目するモチーフにはいつも感心するものの、物語のエンディングにすっきりしないものを感じてきたが…本書では「エンディングがいまいち…」という不満は感じない。というのも他の恩田陸作品のように「ストーリー」ではなく、「ハプニング」を積み重ねて提示するエンタテイメント作品だからだ。なんとなく宗田理の小説を彷彿させるだろうか。さすがに多くの著作を持つ人だけに、最後まで一気に読ませる力は持っているように思う。尚、解説は米原万里。「な、な、何なんだ、これは!!」から始まる解説で『ドミノ』の小説形式の「新しさ」を評価しているが、その解説は全く当たっていないように思う。先に解説を読んで、「新しいジャンル」を期待して読む人は失望することになるだろう。
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No.11:
(5pt)

おもしろいいい

展開の早さと笑いのネタ満載に脱帽。東京駅に行きたくなること必至。現場再確認でまた含み笑い。
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No.10:
(3pt)

スピード感

この本のポイントはスピード感ただそれだけだ。何も関係なさそうなものが、あっというまに集積して最後にはドタバタ劇になっていく。まさにドミノのように。集積していく様子は、どこか宮部みゆき的で彼女のファンならきっと楽しめるだろう。しかし私はこういう本を読むと、どうしても「どうせ後でいろいろ情報が入ってつながっていくんだろ?」と思ってしまい、素直に楽しめない。この本はまさにそれで、しかもこの場合犯人を捜索しているわけでなく、ただ、それ"だけ"なのだ。そのため、確かに読んでいる最中は爽快な気分で読み飛ばすことができるが、読んだ後、なにも心に残らないといえる。いままでの恩田陸作品に全くなかった要素なので、彼女の多才さを見せつけらた、という意味でここは3つ星にしておく。
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No.9:
(5pt)

誰もが読みやすいと感じる作品

バラバラのパーツで出来た物語を組み合わせ、摺り合わせ、縫い合わせ、縁って、手繰ってひとつに紡いでいった物語。全ての人が東京駅に集まり、「え、何が起こったの?」状態。「2つの紙袋が入れ違った」たったそれだけのことからこんな大きなことになるなんて誰が想像したでしょうか。ミステリーでもホラーでもファンタジーでもないけれど、ドキドキは間違いなし。気持ちのいい読了感を味わえました。
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No.8:
(5pt)

まず冒頭の登場人物表をじっくり眺めてから

この膨大な登場人物がいったいどのように一つの話のなかで関わっていくのかを、まず想像してみてください。おそらく、名前と顔を一致させるのさえ困難でしょう。それから読み進みます。ひとりひとり浮かびあがってくるような生き生きとした軽妙な描写に感心しつつ読み進んでいるうちに全ての登場人物が頭のなかに叩きこまれてしまいます!(嗚呼、こんな受験勉強の参考書があったらいいのに!)その登場人物たちが作中で起こす些細な出来事(これがどう結びついていくのか、もうさっぱり見えないのですが)がガツガツと結びあわさって、一本の流れになってしまったときの爽快さときたら! なんつーかすげー気持ち良かったです。個人的にはOLが無事におやつを持ちかえれるかどうかにハラハラしてしまいました。なので、最後の大団円にも大満足。とても楽しめました。
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No.7:
(4pt)

ジェットコースター小説

巻頭の登場人物紹介を見て、あまりの人数の多さに、ストーリーについていけるかどうか不安を感じたが、案の定非常に助けられた。そして、生保営業の世界にいたことのある私としては、冒頭から、あまりのリアルさにぐいぐい引き込まれてしまった。奇しくも時は7月。セールスレディー時代をまざまざと思い出させられ苦々しくさえなった。締切日に書類を無理無理間に合わせようとするチームワーク・執念・手段を選ばない様etcは、業界を知らない人から見れば笑い話かもしれないけど、決して大げさじゃない!!今まで読んだ、著者の小説とはかなり違う路線だったが、正直言って、こんなにすいすい読めた(読み切れた)小説は今まで無かったと言っても過言ではない。
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No.6:
(3pt)

痛快なキャラとテンポをお楽しみあれ!

 その日、東京駅周辺には関東生命八重洲支社社員、宅配ピザ屋、ミュージカル「エミー」のオーディションを受ける子供たち、推理研、俳句のオフ会をする老人、別れ話をするはずの恋人、映画監督に巫女さんガイド、そしてテロリストグループが集っていたのである。人間というコマが周到に並べ終えられた時、彼らを突き崩す一撃とは。そして、全てのコマが自分の役割を成し遂げた時、あらわれる絵はどんなものなのだろうか…。 「登場人物より一言」という巻頭のイラスト入り紹介ページに、な、なんと27人+1匹(?)もの人物が紹介されているので、記憶力の怪しい私はこの物語についてゆけるのだろうか…と不安になったが、読み始めればそれは杞憂とわかった。はっきり特徴の書き分けられたキャラクターが、生き生きと縦横無尽に活躍するので飽きずに自然と覚えてしまうのだ。ラストはアッサリしていたが、ドミノのコマが倒れていく過程は痛快で面白かった。
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No.5:
(4pt)

小さな事件がやがて…

 契約受付最終日であるその日、関東生命八重洲支社では、社員揃って最後の大口契約の到着をひたすら待ちわびていた。同じ頃、子どもミュージカルのオーディション会場では、子役とその親の間で火花が散っていた。ミステリ研のメンバーは次期幹事長選出に忙しく、俳句仲間とのオフ会のため上京した老人は、東京駅構内ですでに迷い途方にくれていた。 7月下旬のとある一日、東京駅とその周辺を舞台に、一見関係なく思える人々や出来事が別の事件へと繋がってゆく・・・。まるでドミノ倒しのように、日常生活にありがちな出来事は、加速するに従いどんどん規模のデカイ事件へと発展していくのだ――! 著者初のコメディ小説という点でも注目作。
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No.4:
(3pt)

力技!

ほかの作品に比べると、軽すぎる!と思わずに入られませんが、しかし、とにかく楽しんでおもしろがって書いているなあと、、、そうは言いながら、これだけのものを仕上げるのは大変だったろうなあ、、、と、その力技に感服。実験的でおもしろいとは思ったけど。勇気あるなあ。
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No.3:
(2pt)

たしかにドミノではあるのですが。

たしかに、あちこちのいろんな人の生活が、ドミノのように倒れて(?)というか、からみあって、オムニバスのように統合されていくというのは、まあ、よくできているんだろうなあ、とは思わせるものの。あんまり、深くないって言うのか、人間関係も東京駅に居合わせた人々・・・というだけで、からみあうわけでもなく、軽いエンターテイメント物という感じ。コメディといってしまえば、それで終わりなのかもしれないが。。。期待していたものとは違ったので、ん~という感じだったけれど、とにかく軽く読みたい!暇つぶし!といった人にはいいのかも。特に、読後感が残るものではない。
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No.2:
(3pt)

上品なドタバタ

「ニューヨークでは誰もが何かを探している」という文章で始まるドナルドEウエストレイクの傑作コメディ「踊る黄金像」の東京版であった。こうしたスラップスティックコメディは日本では貴重です。下痢、動物、爆弾、などドタバタの定番アイテムが次々出てくるのが楽しい。ただ、ドタバタなのだからもっと下品でも良かったかと思う。
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No.1:
(4pt)

東京駅で迷ってしまう人のために

あなたがもし東京駅に行く度に迷い、思い通りの出口に出ることができず、待ち合わせに遅れ、信用をなくし、JRを恨み、E電はどこへ行ったのだとストレスを溜め込んでいるのなら、この本を読まなくてはいけません。かく言う私も、大きなスーツケースを抱え成田エクスプレスを降り、タクシー乗り場に行こうと焦ったばかりに、結局はすべてを階段で行かねばならなくなった者です。(聞けばいいのに)最終章へとドミノが倒れていく様は目に見えるようです。体面を慮る方は公共の場でお読みにならないよう御忠告申し上げます。
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