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ドミノ



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【この小説が収録されている参考書籍】
ドミノ (文芸シリーズ)
ドミノ (角川文庫)

ドミノの評価: 8.29/10点 レビュー 7件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.29pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全7件 1~7 1/1ページ
No.7:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ドミノの感想

20人を超える登場人物が東京の一区画で連鎖的に事件?を繰り返し、やがて一つの終末に収束していく・・。ドミノというタイトルがこれ以上ないくらいにピッタシ、ミステリというよりかはパニックコメディですが恩田氏の作品の中でもとても楽しい良作です。

りーり
9EDFH0HC
No.6:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

一気読み

登場人物が28人もいて、普通なら『これは誰だったかな』と読み返してしまいそうだが、本書は全くそんな事はなく一人一人のエピソードが印象的で読みやすい。それが読んでいて不思議だった。登場人物が多い話は苦手な自分でも混乱せず読めたのでそういった人にもオススメできる本。

ShlnyA
3NRHLQUO
No.5:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

なんだこの読みやすさは

まだ本を読み始めて数か月しかたっていない私でしたが、
この本の読みやすさには驚きました。
正直登場人物とか多いと覚えきれなくて大変なんですが、
この本に至っては全員に感情移入してしまい、一人一人の
場面で自分が主人公になっているかのように錯覚させられました。
最後の最後までページをめくる手が止まらず、1日で読んでしまいました。
作者の筆力に脱帽です。

マビノギオン
ETOPY8N1
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ドミノの感想

読む前から期待していたとおり、最初、点だったものが徐々に線となっていく構成であった。
登場人物もみな上手く個性づけされており、読んでいて全く不満を感じなかった

mick
M6JVTZ3L
No.3:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ドミノの感想

舞台は東京駅。保険の契約ノルマで奮闘する人、俳句仲間のオフ会、男女のもつれ、オーディンションを受ける子役、爆弾犯、etc...
総勢28キャラが交差する物語。

サウンドノベルゲームの『街』『428』が好きなのですが、これに似た小説が読みたいと探した所、見つけたのが本書の『ドミノ』でした。ゲームを知っているなら同じ雰囲気を楽しめます。

本書の凄い所は、28もの登場キャラがいるのに混乱がない事です。
ゲームのように音や写真・イラストはなく、文章だけで書き分けて混乱させないのは凄いです。そして、それぞれのキャラ達は自身の物語が存在し、それぞれの主人公なのです。個々のストーリーを楽しみ、東京の舞台でそれぞれが交差し、あれがここで影響して、あの人の行動がこっちで影響して。。。という楽しさが最高でした。

サウンドノベルゲームの場合、プレイヤーが物語に介入して失敗すればバッドエンドが起きますので、誰かが死んじゃったり、悲惨な結末が起きる刺激がありますが、小説による偶像劇の場合はエンディングに向けて1本道を進むので、刺激的なアクセントが付け辛い難しさがあると思っていました。が、本書は爆弾事件や保険契約処理のノルマなど、タイムリミット系のハラハラ内容を複数設置することで、飽きさせない作りにしている点で成功しています。

悲惨な事件や複雑な仕掛けはなくて、サラッとしていますが、気軽に楽しみ充実できる良い作品でした。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
No.2:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ドミノの感想

冒頭の「登場人物より一言」(27人+1匹)にはいきなり仰け反りました。
ドミノ牌は28枚1組と55枚1組の2種類あるみたいで、そこから来ているのでしょうね。
自分を含め、登場人物の多い作品は苦手という方は多いと思います。
如何に読み手を混乱させず、しっかりキャラ立てしつつも描き分けた上で、ストーリーに惹きつけたままでいられるか。
頁数的に言うと、どちらかというと短い方に分類される作品ですし、非常に難しいのでは・・・と半信半疑で読み出したのですが、全く無問題でしたね。


▼以下、ネタバレ感想

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梁山泊
MTNH2G0O
No.1:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

タイトルに脱帽

登場人物のキャラクターが立ち、とくに女性たちの内情は、ユーモラスに書かれ思わず笑ってしまいます。

27人と1匹のシーンが次々に展開され、その加速度が印象的な作品。


「なんかドミノみたいだなぁ」と思ったとき、それが本のタイトルであることに気づき、一人脱帽。


加速度を感じたい方は一読してみては如何ですか?

















him
DB7V98SB

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