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ドミノ
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ドミノの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.91pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全139件 101~120 6/7ページ
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丸の内側ですが東京駅近くで働き、毎日利用している私にとっては、とても馴染みがあり、とても愛着のある東京駅が舞台なので、 『このシーンはこの辺りかな』、『今、歩いている場所はこのシーンの場所だ』、と頭の中で確認できる楽しみがありました。 登場人物紹介を読み、その人数の多さに最初は圧倒されました。 登場人物全てを理解しながら無事に読み切ることができるかな、と心配しましたが、 そのような心配はいつの間にか消えていました。 作品の冒頭にある「人生における偶然は、必然である」というフレーズは、この作品を物語っています。 ただひとつの共通点である「東京駅」以外は何もつながりがありそうもない登場人物28名(27人と1匹ですが)が、 それぞれに様々なところから、ほんの少しの偶然からつながり始め、様々な方向からそれぞれがクライマックスへと向かっていく。 ストーリーが進むにつれ、読むスピードもだんだん加速。スピード感たっぷりのストーリーでした。 小説の最後を読むと、「まだまだこれから別のストーリーが展開されるでしょう。でもその展開は読者の方々が作ってください」、というおまけ付きの作品だと思いました。 東京駅をよく利用される方も、東京駅周辺で働いている方も、そうでない方にも、おすすめの作品です。 | ||||
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この本の特筆すべき点は主人公がいないところですかね。なので視点が目まぐるしく変わるので少し混乱してしまうかもしれません。しかしそれを乗りこえればたくさんの人間の心情、物語・人々が繋がり巡っていく面白さをみいだせることがでできます。 恩田作品にはめずらしく後味がいいのでメランコリック(憂鬱)になりません。 | ||||
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東京駅を舞台にしたドタバタコメディ。やたらと多い登場人物が次々に絡み合い、最後は一つに収束していく。 なにしろ展開がとてつもなく速い。全く飽きることなく、最後まで突っ走った作品。でてくるキャラクターはそのどれもが個性的で生き生きしている。登場人物全てが主人公だと感じた。私自身東京駅はよく知らないが、まるでそのドタバタの光景が目に浮かぶようで、最後の最後まで楽しく読めた。ただ特に得るものはないので、手軽に楽しいコメディ的ミステリーを読みたい人にお勧めだと思う。 | ||||
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面白かった。 一気に読めます。 登場人物が27人と1匹と多いけど、こんがらがったりすることはないです。 特に誰かに共感したりということはないけど、 「この先はどうなるの?」 とページをめくる手は止まりません。 「どらやの黒い紙袋」がどんどんと入れ替わって、それを探す人、入れ替わったことに気が付かない人。 登場人物が交差して、最後はほぼ全ての人が東京駅丸の内側に集合。 舞台は東京駅メイン。 東京駅をちゃんと知ってる人が読んだら状況がわかりやすいかな。 最初に登場人物の名前と一言があるので、読み終った後に読むと、その一言が的確に表してることがわかる。 何かが残るわけじゃないけど、読んでる時間は楽しめます。 | ||||
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最初の登場人物紹介で28人とあったので 理解できるか不安だったけど 戻り読みする事なくどんどん惹きこまれ 一気に最後まで読んでしまいました。 幾つかのストーリーが交差していくんだけど どのストーリーも面白くてどうなるんだろう?と ワクワクしました! 面白かったです♪ | ||||
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サクサク読めます。気負いせずに読書したいとき向き。保険会社の〆から子役オーディション、俳句サークルのオフ会などなど恩田調のキャラクターが錯綜するストーリーがそれぞれのレールで進行しつつ駅に集結。大団円を迎えます。装丁もいいし、人物紹介のコメントイラストもぐっときます。これらは文庫版では拝めません。ただ、文庫には解説に米原万里。 | ||||
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とにかくおもしろかったです。次が気になってどんどんよんでしまいます。初めは登場人物が多すぎるのでは??と思いましたが、読んでいるうちに、前に戻ったりする必要もなく理解できました。 心に残るものは何もないというかんじですが、エンターテイメントとしておすすめです。コメディ好きの私は大満足でした。 | ||||
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恩田さんならではの世界とは違うものの、これはこれで素晴らしい。軽いと言えば軽いだろうけど、展開の大きさと面白さに完全に引き込まれた。ただ、これは何日もかけて読んだら全く繋らなくなると思うので、忙しくてあまり読む時間がとれないなって時にチョコチョコ刻んで読んではダメ。一日二日で一気に読むことをオススメする。 | ||||
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読後に「真実は小説よりも奇なり」という言葉が浮かびました。これも小説だし実際なかなかない話ではあるけど、私たちの日常って自分たちはなかなか気づけないだけで実はこういう様々なタイミングが絡まりあって成り立ってるよな〜、と感じました。 実に淡々と話が展開され、全体としてもスッキリまとまっているかと思います。 ただ、私としては恩田さんのあの独特の不思議な雰囲気を期待していたところがあったので、いささかあっさりすぎたよーな感は否めません。 | ||||
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はっきり言って登場人物が多い。最後は「こいつ誰?」というような感じになっていた。しかしおもしろい。きれいにまとまっており、スピード感のある展開には好感が持てます。伊坂幸太郎の『ラッシュライフ』が好きな方は読んで見て下さい。 | ||||
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タイトルにひかれてほとんど衝動買いで読み始めたんですが、これが面白くてw 些細な出来事が繋がって、やがて大事件へと発展していくスピーディーな展開が読み手を飽きさせません。 終わり方は他の方同様、「ええっ!?」って感じでしたが、読んで損はないはず。 ストーリーが細かくわかれているので、ちょっとした合間に少しずつ読み進めるのもアリでしょう。 (記憶力が要求されそうですが・・・) 今現在、自分の中で映画化してほしい小説NO1です。 PS・玲菜ちゃんのお母さんは酷い人だったなぁ・・・ | ||||
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気軽に読めるスラップスティックコメディ。 本の裏に「コメディ」と書いてあったため、構えずに読んでいたのが功を奏したのか、それなりに楽しめた。大笑いはしなかったけれど、クスリと笑える箇所は随所に。 ありえない人物が居たり、起こりえない事象もあったりしたけれど、そこら辺はもう目を瞑ってしまって構わないと思う。 スピード感もあって非常に読みやすい。 27人+1匹と、とにかく登場人物が多くて最初は登場人物紹介を見返すことを要されたけれど、序盤を過ぎればすんなりと読めた。それぞれの人物像がしっかり確立されているせいだと思う。そこら辺には素直に作者の力を認めたい。 物語の方は、一度始まったらとまらない、まさにドミノ。けど、ドミノの見せ方をもう少し工夫して欲しかったというか、やはりコメディの限界というか、読後に心に残るものは無かったのがちょっと残念。 | ||||
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表紙の雰囲気に惹かれて手にとりました。 27人と1匹の主人公をここまで描ききった恩田さんのすごさに驚きました! たくさんの主人公の視点に飛ぶのでキャラを覚えるのが少し大変なところや感情描写があまりないキャラがいたりするものありますが、全部がまさにドミノ倒しのように繋がっていくすっきり感が◎ この話は主人公を何人かにしぼっても作品になるだろうけど、しぼらずに全員を平等に見ていくからこそ徐々に繋がっていく一体感がより一層強く感じられるんだろうな。 作品というより作者に感動! | ||||
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これだけの登場人物を出しておいてすっきりまとめる荒技は、ある意味で本格推理を超える超絶技巧かも。大笑いしながら、目眩く大混乱にどっぷりつかる快感を楽しみましょう。 ちなみに米原万里の解説には、ひどい勘違いによる(というか、とばし読みによる?)ミスリーディング(P381の後ろから2行目)があるので、本編読了後に読んだ方がよろしいかと。 | ||||
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まずは、冒頭に掲載の東京駅の地図を頭に入れましょう。そして、登場人物の紹介のところをよーく読み、それぞれのキャラのイメージをつかみましょう。いいですか、用意できましたか?ではスタート! 冒頭で繰り広げられる登場人物それぞれの視点からの物語。キャラはみんな個性的で印象に残ります。やがて、彼らは偶然に引き寄せられて東京駅に集結。ドタバタな事件のスタートです! 息をつかせぬノンストップアクション。次々と人物の視点を切り替えつつ、フルスピードでお話を進めつつも、読者を混乱させない描写力はさすが。「こち亀」のようなギャグアニメの映像が頭の中に浮かんできます。 普通に考えると「ありえねー!」という展開の数々ですが、ジェットコースターのような本作ではなんでもありでしょう。 最後まで一気に駆け抜ける爽快感。そしてエンディングロールの直前に残された最後のおまけ。映像的な効果を100%発揮した本作は、小説というよりも映画のような読後感です。 なにも考えずにスッキリしたいとき、おすすめ。 | ||||
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多くの登場人物、それぞれの人生・エピソード。それらをうまく書き分けているのは作者の力量でしょう。しかも、登場人物同士が出会ってもそれぞれの個性を殺さずに、より強めていい伽羅に仕立て上げている。一度読んでみて、ドミノというタイトルにも納得できる。作中にはドミノ(ドミノ倒しや、ゲームでのドミノ)は全く出てこない。では、なぜドミノなのか・・・これは是非とも読んでドミノというタイトルを実感してもらいたい。昨今、若者の小説離れが叫ばれているが、この作品を小説離れ卒業の第一歩として、若い人たちにも勧めたい。 | ||||
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楽しかった!それぞれのストーリーが一本に繋がったとき、すごく気分がよかったです。もう、ハチャメチャ(笑)。 | ||||
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たくさんの登場人物が出てくるのに一人一人の個性が輝いていて誰が誰だったっけ?なんて思わずにというよりそんな暇なくどんどんどんどんお話が進んでいく。とっても楽しかった。ある意味すっとする。 | ||||
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「夜のピクニック」が気に入ったので、他の恩田さんの作品を読んでみたいと思い、購入しましたが、全然違うのに驚きました。 年齢、性別、職業全てばらばらの27人(ドミノの駒)が、東京駅近辺を舞台に繰り広げるコメディーです。最後にドミノ倒しのように一つに繋がる面白さは、秀逸です。難しく考えることなく、一気に読めちゃいます。 話し変わりますがドミノってどんなゲーム? | ||||
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感想を一言で述べるなら「楽しかった~」という感じ。総勢20人を超える人々が登場し、それぞれが少しずつ絡み合って行く。ドミノ倒しがそうであるように、他人のちょっとした行動が他の人の行動に影響を与える。そして、ストーリーそのものが加速度的に大きくなっていく。そんな過程が凄く楽しい。ある意味では現実離れした話、とも言えるのだけれども、この抜群のスピード感を背景にしたドタバタ劇で、ジェットコースターなどから降りた直後のようなそんな爽快感が残った。もう1回言う。楽しかった~~~!!!! | ||||
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